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Fターム[4K033SA03]の内容

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Fターム[4K033SA03]に分類される特許

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【課題】 仕上げ焼鈍後の冷却過程における方向性電磁鋼板の酸化による変色を抑制し、被膜外観の良好な方向性電磁鋼板を安定して製造するための手段を提供すること。
【解決手段】 方向性電磁鋼板の仕上げ焼鈍を行う工程において、仕上げ焼鈍後の鋼板の冷却をすくなくとも700℃までは水素0.001〜100体積%を含む雰囲気中で行い、600℃以下では0.001〜3体積%の水素を含み、残部を不活性ガスである雰囲気とする冷却を実施する。 (もっと読む)


【課題】 AlNをインヒビターとして用いる方向性電磁鋼板の製造において発生する欠損型皮膜欠陥を防止する。
【解決手段】 AlNをインヒビターに用いる方向性電磁鋼板の仕上げ焼鈍の昇温に際し、仕上げ焼鈍コイルの全てのコイル端部において、仕上げ焼鈍コイル端部が接触する雰囲気の酸素ポテンシャルPH20 /PH2を、コイル端部の温度が600℃以上650℃以下の温度域で0.1以上とし、かつコイル端部の温度が900℃以上の温度域で0.5以下とすることを特徴とする、皮膜欠陥の無い方向性電磁鋼板の製造方法。
【効果】 仕上げ焼鈍において、欠損型皮膜欠陥と密着不良型皮膜欠陥が発生する条件を、コイル全長にわたって回避できる。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン化物を添加したマグネシアを焼鈍分離剤として使用する場合に、仕上焼鈍の際に懸念される微細な表面欠陥の発生を効果的に防止して、鉄損の増大を招くことのない、フォルステライト被膜のない方向性電磁鋼板の製造方法を得る。
【解決手段】マグネシア:100 重量部に対してハロゲン化物をハロゲン元素換算で 0.1〜10重量部添加したマグネシアを主体とする焼鈍分離剤の水スラリーを、一次再結晶焼鈍後の鋼板に塗布し、ついで仕上焼鈍を行ってフォルステライト被膜のない方向性電磁鋼板を製造するに際し、上記焼鈍分離剤の水スラリーを鋼板に塗布してから、30秒以内に鋼板を270〜400℃の温度域に加熱して乾燥する。 (もっと読む)


【課題】方向性電磁鋼板にクロムを含まない被膜を適用した場合にあっても、クロム含有被膜を形成した鋼板と同レベルの高い吸湿性と低い鉄損を実現するクロムレス被膜付き方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に、セラミック質の下地膜を介して、クロムを含まないリン酸塩系の張力付与被膜を有する方向性電磁鋼板において、該下地膜における酸素目付け量を鋼板両面当たり2.0g/m2以上3.5g/m2以下とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、冷間圧延性に優れ、降伏強度が高く高周波での鉄損の低い無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】 本発明は、質量%で、C:0.03%以下、Si:1%以上3.5%以下、Mn:3%以下、P:0.2%以下、Al:0.1%以上1.5%以下、Ni:0.05%以上3%以下、およびCu:1%超4%以下を含有し、残部が実質的にFeおよび不純物からなり、A=[Ni]+0.5[Mn]+0.5[Cu]+100[C]−([Al]+0.5[Si]+[P])(ここで、[X]は成分Xの含有量(質量%)を示す。)で規定される成分パラメータAが0.8以上3以下、降伏強度が600MPa以上、鉄損W10/400が30W/kg以下、板厚が0.1mm以上0.35mm以下であることを特徴とする無方向性電磁鋼板を提供することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】 従来に比し磁束密度が高くかつ鉄損が低い無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.01〜0.2%、Si:3%以下、Mn:0.05〜3.0%、Al:1%以下およびN:0.005%以下を含み、かつP,SおよびSeを、次式、
P+100×S+300×Se≦0.5
を満たす範囲に抑制し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる鋼材を、熱間圧延し、熱延板焼鈍後、最終板厚まで圧延し、ついで脱炭焼鈍および仕上焼鈍を施す一連の工程によって無方向性電磁鋼板を製造するに際し、熱延板焼鈍をAc3点以上の温度域で行う。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、めっきに代替する安価な防錆機能を軟磁性鋼板に具備せしめる方法を提供することを目的とする。さらには、軟磁性鋼板の打抜き性をも改善することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、質量%で、C:0.01%以下、Si:0.05%以上3.0%以下、Mn:0.5%以下、S:0.01%以下、酸可溶Al:0.0005%以上2.0%以下、P:0.1%以下、N:0.005%以下を含有し、残部が実質的にFeおよび不純物からなることを特徴とする低温酸化被膜形成処理用軟磁性鋼板を提供することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、冷間圧延性に優れ、降伏強度が高く高周波での鉄損の低い無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】 本発明は、質量%で、C:0.005%以上0.05%以下、Si:0.5%以上3%以下、Mn:1%以下、P:0.2%以下、S:0.03%以下、Al:0.2%以上3%以下、V:0.01%以上1.5%以下、およびCu:1%超4%以下を含有し、残部が実質的にFeおよび不純物からなり、降伏強度が500MPa以上であり、かつ、鉄損W10/400が30W/kg以下であることを特徴とする無方向性電磁鋼板を提供することにより、上記目的を達成する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、高速回転するモータの回転子として必要な優れた機械特性と磁気特性とを兼備し、さらにカシメ性および表面性状にも優れる無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提供することを主目的とする。
【解決手段】 本発明は、上記目的を達成するために、質量%で、C:0.04%以下、Si:1.0%以上3.5%以下、Mn:0.1%以上2.5%以下、Al:0.2%以上2.5%以下、Si+Al:2.0%以上5.0%以下、P:0.2%以下、S:0.03%以下、N:0.005%以下を含有し、Nb、Ti、ZrおよびVからなる群から選択される少なくとも1種の元素を、下記式(1)を満足する範囲で含有し、残部が実質的にFeおよび不純物からなり、再結晶部分の面積比率が25%未満、伸びが2%以上であることを特徴とする回転子用無方向性電磁鋼板を提供する。
0<Nb/93+Zr/91+Ti/48+V/51−(C/12+N/14)<5×10−3・・・(1)
(ここで、式(1)中、Nb、Zr、Ti、V、CおよびNはそれぞれの元素の含有量(質量%)を示す。) (もっと読む)


高珪素方向性電気鋼板の製造方法を提供する。
本発明は、鋼スラブを再加熱し熱間圧延して熱延鋼板を形成し、該熱延鋼板を焼鈍して得た焼鈍鋼板を冷間圧延してその厚さを調整し、得られた冷延鋼板を脱炭焼鈍して、得られた脱炭焼鈍鋼板を2次再結晶させるために仕上げ焼鈍する工程から成る方向性電気鋼板の製造工程において、さらに、
上記脱炭焼鈍鋼板の表面に、MgO粉末100重量部;及び、上記MgO粉末基準で、その粒度が-325meshであるSi焼成粉末を25〜70重量%含有したFe-Si系化合物焼成粉末 0.5〜120重量部を含んで組成された浸珪粉末塗布剤をスラリー状態で塗布後乾燥させ、該乾燥された脱炭焼鈍鋼板を通常の条件により仕上げ焼鈍する工程を含むことを特徴とする高珪素方向性電気鋼板の製造方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】 脱炭焼鈍における脱炭性を良好に実施しつつ磁気特性の良好な表面平滑度の高い鏡面方向性電磁鋼板を製造する手段を提示する。
【解決手段】 質量%で、Si:2.0〜4.0%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.01%以下、Mn:0.3%以下、S:0.05%以下、残部が実質的にFe及び不可避的不純物からなる珪素鋼熱延鋼板を、一回もしくは中間焼鈍を挟む二回以上の冷間圧延により最終板厚とし、次いで脱炭焼鈍を行った後、該鋼板を積層する際、板間の焼鈍分離剤中の主体成分としてアルミナを用いることにより、仕上げ焼鈍後に表面を鏡面にする鏡面方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍工程を前段と後段に分離し、前段及び後段の酸化度(PH2O/PH2)P1,P2を以下の範囲で行うことを特徴とする、鉄損の良好な鏡面方向性電磁鋼板の製造方法。0.05≦P1≦0.2、2≦P1−0.03 (もっと読む)


【課題】 処理剤の表面接触角を低下と処理剤の鋼板への反応の均一化と塗布性の向上を得、高速ラインにおいて極めて優れた被膜性能を有する均一被膜を得る。これにより、薄塗り被膜での外観、耐食性、溶接性等を有する無方向性電磁鋼板の製造が可能となる。
【解決手段】 絶縁被膜剤溶液の表面接触角が35度以下であることを特徴とする塗れ性の優れる絶縁被膜剤。その固形分として第一リン酸Mg:100質量部に対し、第一リン酸Al:5.2〜100質量部、Cr化合物をCrO3として7.2〜36.0質量部、界面活性剤を0.07〜1.74質量部、或いはさらに硼酸0.7〜11.6質量部とからなる無方向性電磁鋼板用絶縁被膜剤。 (もっと読む)


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