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Fターム[4K033SA03]の内容

電磁鋼板の製造 (7,545) | 熱処理 (402) | 焼鈍 (396) | 仕上焼鈍 (172)

Fターム[4K033SA03]に分類される特許

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【課題】コイルの全幅、全長にわたり欠陥のない均一で密着性に優れたフォルステライト質絶縁被膜を有し、かつ磁気特性およびベンド特性にも優れた方向性電磁鋼板を、低コストで提供する。
【解決手段】インヒビターレス法により一方向性電磁鋼板を製造するに際し、成分として特にSb:0.035〜0.30%,Mn:{0.04+Sb(%)}%以上 0.50%以下を含有させ、脱炭・一次再結晶焼鈍工程において、鋼板表面にファイヤライトとシリカの組成比が赤外反射の吸光度比(Af/As)で0.1以上 1.0未満であるサブスケールを形成し、焼鈍分離剤中に、マグネシア:100質量部に対して、Ti化合物をTi換算で0.3〜8質量部含有させ、二次再結晶焼鈍の昇温過程において、800℃以上 900℃以下の滞留時間を40時間以上 150時間以下とし、さらに二次再結晶焼鈍後の純化焼鈍を1125℃以上の温度で行うと共に、昇温・冷却過程を含めて1100℃以上の温度域の雰囲気を、アルゴン単体、窒素単体あるいはアルゴンと窒素の混合雰囲気とする。 (もっと読む)


【課題】被膜密着性が良好で、色調の変化や点欠陥の発生がない、被膜特性に優れた方向性電磁鋼板を安定して得る。
【解決手段】Si:2〜4mass%を含有する鋼スラブを、熱間圧延し、熱延板焼鈍後、最終冷間圧延を施し、ついで一次再結晶焼鈍後、鋼板表面にMgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布してから、最終仕上焼鈍を行う一連の工程よりなる方向性電磁鋼板の製造方法において、
焼鈍分離剤の物性を、焼鈍分離剤を塗布した鋼板と無塗布の鋼板を5mm隔てて最終仕上焼鈍を施したときの表面蛍光X線Mg強度比A(A=I(無塗布)/I(塗布))で評価し、その値が0.5≦A≦1.5の範囲を満足する焼鈍分離剤を用いる。 (もっと読む)


【課題】磁束密度に優れた無方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】無方向性電磁鋼板を製造するに当たり、仕上焼鈍前の冷間圧延の一部または全ての工程を、鋼板を2枚以上積層した重ね圧延により行うものとし、その際、圧延温度:200℃以上、圧下率:30%以上の条件で重ね圧延を行う。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、TiCをインヒビターとする方向性電磁鋼板の製造方法において、二次再結晶後のインヒビター除去を効率よく行うことを目的とする。
【解決手段】 仕上焼鈍として実施する高温箱焼鈍に先立って、鋼板表面にTi,Nb,Hf,Ta,V,Zrの1種または2種以上を合計で80%以下含むFe、Mn、Cr、NiまたはCo合金、またはTi,Nb,Hf,Ta,V,Zrの1種または2種以上の酸化物、窒化物、硫化物を塗布することで、インヒビター成分であるCを二次再結晶後鋼板から吸い上げ、地鉄との界面が平滑な皮膜化して、良好な鉄損特性を実現する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、TiCをインヒビターとする方向性電磁鋼板を製造する場合に懸念された、純化工程を省力化し、被膜性状および密着性良好でかつ磁気特性に優れた方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、Siを2.0〜4.5%、Tiを0.001〜0.015%および、C,N,SおよびOをそれぞれ0.005%以下含み、残部が実質的にFeおよび不可避不純物からなる鋼板であって、その表面に、チタン酸化物とケイ酸マグネシウムの混合物を含む一次皮膜を有し、チタン酸化物の前記皮膜量に占める割合が重量比で10〜90%であり、鋼板の磁束密度B8が1.88T以上であることを特徴とする皮膜密着性の極めて優れた方向性電磁鋼板及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】 インヒビターとして金属間化合物を使用し二次再結晶を起こさせることで、通常の方向性電磁鋼板または無方向性電磁鋼板と同等以上のすぐれた磁気特性を備えた電磁鋼板を安定して製造することを目的とする。
【解決手段】 C:0.0800%以下、P:0.30%以下、S:0.020%以下、N:0.0400%以下、および金属間化合物形成元素の1種または2種以上を含有し、Fe:70%以上および残部不可避的不純物を含有する鋼スラブを、熱間圧延し、次いで必要に応じて熱延板焼鈍を施したのち、1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施し、次いで再結晶焼鈍後、焼鈍分離剤を適用しもしくは適用することなしに仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、仕上げ焼鈍工程において二次再結晶が起きる前後で鋼中に存在する金属間化合物をインヒビターとして用い、二次再結晶の進行を制御する電磁鋼板の製造方法。金属間化合物は冷間圧延後、二次再結晶が起きる前の熱処理工程により形成する。 (もっと読む)


【課題】強度が高く高周波での鉄損の低い無方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02%以下、Si:1.6%以上3%以下、Mn:1%以下、P:0.2%以下、S:0.03%以下、Al:0.1%以上3%以下、Ni:2%以下およびCu:1%超3%以下を含有し、残部が実質的にFeおよび不純物からなる冷間圧延鋼板に、2MPa以上6MPa以下の張力を付加した状態で900℃以上1100℃以下の温度で仕上げ焼鈍を施す仕上げ焼鈍工程を有することを特徴とする時効熱処理用無方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】コイルの全幅、全長にわたり欠陥のない均一で密着性に優れたフォルステライト質絶縁被膜を有し、かつ磁気特性にも優れた方向性電磁鋼板を、低コストで製造する。
【解決手段】インヒビターレス法により一方向性電磁鋼板を製造するに際し、成分として特にSb:0.03〜0.30%,Mn:{0.04+Sb(%)}%以上 0.50%以下を含有させ、熱間圧延時の仕上げ圧延入側温度を 940℃以上にすると共に、仕上げ圧延出側温度を800℃以上 900℃以下とし、焼鈍分離剤中に、マグネシア:100重量部に対して、Ti化合物をTi換算で0.3〜8.0 重量部含有させ、さらに二次再結晶焼鈍の昇温過程において、800℃以上 900℃以下の温度域における滞留時間を40時間以上 150時間以下とする。 (もっと読む)


【課題】コイルの全幅、全長にわたり欠陥のない均一で密着性に優れたフォルステライト質絶縁被膜を有し、かつ磁気特性にも優れた方向性電磁鋼板を、低コストで製造する。
【解決手段】インヒビターレス法により一方向性電磁鋼板を製造するに際し、成分として特にSb:0.03〜0.30%,Mn:{0.04+Sb(%)}%以上 0.50%以下を含有させ、脱炭焼鈍後の鋼板表層の酸素目付け量を片面当たり0.5g/m2以上 0.8 g/m2以下とし、かつ脱炭焼鈍板酸化物の抽出分析によるファイヤライト/シリカ比を0.03以上 0.15以下とし、 焼鈍分離剤中に、マグネシア:100重量部に対して、Ti化合物をTi換算で0.3〜8.0 重量部含有させ、さらに二次再結晶焼鈍の昇温過程において、800℃以上 900℃以下の滞留時間を40時間以上 150時間以下とする。 (もっと読む)


【課題】Crを含有する方向性電磁鋼板の製造において問題となる、最終仕上焼鈍後コイル端部での密着を防止する。
【解決手段】質量%で、Si:2.5〜4.5%、Cr:0.01〜0.50%及びインヒビター形成元素を含有する冷間圧延板コイルを、該コイルの軸を直立させた向きに載置して、1100℃以上かつ3時間以上の純化処理を含む最終仕上焼鈍を施すに際し、該最終仕上焼鈍の900℃以上の温度域における雰囲気の露点を20℃以下、かつ900℃以上の温度域における昇温速度を15℃/h以下とし、さらに前記最終仕上焼鈍後のコイルにおける、長手方向の少なくとも1箇所において、板幅方向端部より1mm以上の二次再結晶していない領域を存在せしめる。 (もっと読む)


【課題】板厚が薄い方向性電磁鋼板コイルを最終仕上焼鈍する場合に生じるコイル内巻鋼板の中央部空間側への倒れ込みやバックリングの発生を抑制可能な方向性電磁鋼板の最終仕上焼鈍用冶具を提供する。
【解決手段】方向性電磁鋼板を素材にしたコイル4を、ボックス焼鈍炉内の台上にコイル軸を鉛直に載置し、最終仕上焼鈍する際に用いる冶具である。具体的には、前記コイル軸を鉛直に載置したコイルの中央部空間に挿入される帯状の金属製リング1と、該金属製リングをコイルの上端側に懸架する懸架部材2とを備えている。なお、前記懸架部材2は、前記金属製リングに連接した環状のフランジ、半環状のつば、又は該金属製リングとは別体の吊り具のいずれでも良い。 (もっと読む)


【課題】本発明は、圧延方向の磁気特性を飛躍的に向上させた無方向性電磁鋼板をコストと生産性に優れた方法で提供する。
【解決手段】質量%で、Si:2.0%以下、Mn:3.0%以下、Al:1.0%以上3.0%以下、さらに必要に応じSn、Sb、Cu、Ni、Cr、P、REM、Ca、Mgを合計で0.002%以上0.5%以下、残部Fe及び不可避不純物からなり、歪取焼鈍後の圧延方向について、磁束密度B50Lと飽和磁束密度Bsの比(B50L/Bs)が0.85以上、鉄損W15/50Lが2.0W/kg以下であることを特徴とする、圧延方向の磁気特性が良好な無方向性電磁鋼板。その製造方法は、熱延板焼鈍を800℃以上1100℃以下で30秒以上、仕上焼鈍後の結晶粒径を50μm以下とし、圧下率3%以上10%以下のスキンパスを施した後、歪取焼鈍を行なう。さらに冷延圧下率は60%以上75%以下が望ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、仕上げ焼鈍時に生じる鋼板の「縦じわ」を従来より抑制可能な方向性電磁鋼板の焼鈍方法及び方向性電磁鋼板のバッチ焼鈍用インナーカバーを提供することを目的としている。
【解決手段】コイル状に巻いた方向性電磁鋼板を、該コイルの軸を鉛直にしてバッチ焼鈍炉内に装入、載置し、インナーカバーで覆って加熱する方向性電磁鋼板の焼鈍方法を改善した。その内容は、加熱された前記コイルの温度分布が均一になるように、前記インナーカバーの側壁側から前記コイルの外周面側へ向けての輻射伝熱を、インナーカバーの内壁面に断熱板を内張りしてできるだけ抑制することである。 (もっと読む)


【課題】金属ストリップの連続焼鈍ラインにおいて、炉内での原料ガスの滞留を抑制し、金属ストリップの表面に効率的に均一な薄膜を被覆することができる金属ストリップ表面への薄膜被覆方法を提供する。
【解決手段】反応炉内に原料ガス吹付ノズルを設置した連続CVD処理炉を用い、該反応炉内に金属ストリップを連続的に通板して、その表面に薄膜を被覆するに際し、該原料ガス吹付ノズルに供給するガスの平均密度をρ(N)[g/m3]、炉内に供給する雰囲気ガスの平均密度をρ(A)[g/m3]および雰囲気ガスの流速をv(A)[m/s]とした時、これらについて次式(1)
|Log[ρ(N)/ρ(A)]|≦(0.25×v(A)−0.01)1/2 ・・・ (1)
の関係式を満足させる。 (もっと読む)


【課題】金属塩化物を原料とするCVD法により、長尺の鋼板ストリップに対してセラミクス被膜を成膜した場合であっても、成膜後に鋼板に反りが生じることのない、鋼板形状に優れたセラミクス被膜付き方向性電磁鋼板ストリップを得る。
【解決手段】原料である金属塩化物をその沸点または昇華点を超える温度に加熱して実質的に単体ガスの状態としたのち、反応ガスと混合して、または反応ガスとは別個に、反応炉内に導入する。 (もっと読む)


【課題】磁気特性が優れた方向性電磁鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.040%以下、Si:0.05〜6.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.5%以下、S:0.055%以下、P:0.25%以下、N:0.040%以下、必要に応じてCuまたはNbを含む鋼片を熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において圧下による累積歪(対数歪)Hと各パス出側温度T(℃)および、最終パスを除く圧延パスにおいては圧延後次の圧延パス開始までの時間t(秒)または最終パスの場合は最終パス圧延後水冷開始までの時間t(秒)を特定の関係式を満足するように行い、熱延板に未再結晶組織を残存させ、この圧延組織を残存させたまま冷間圧延を行った後、再結晶焼鈍を行うことで、特に一次再結晶鋼板の表層部において、{411}<148>方位の集積強度を顕著に高める。 (もっと読む)


【課題】 磁気特性の板面内平均が高く板面内異方性が極めて小さくかつモーター占積率の高い無方向性電磁鋼板およびその製造方法を提案する。
【解決手段】 質量%で、C:0.040%以下、Si:0.05〜3.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.5%以下、S:0.055%以下、P:0.25%以下、N:0.040%以下、Cu:0.2〜8.0%、Nb:0.1〜4.0%を含む鋼片を、熱間圧延において950℃以下の温度域での圧延を行い、熱延板に未再結晶組織を残存させ、この圧延組織を残存させたまま冷間圧延を行った後、再結晶焼鈍を行うことで、特に鋼板の表層部において、<411>//ND方位の集積強度の板面内の方位分布について極大値が4個以上、または<100>//ND方位の集積強度の板面内の方位分布について極大値が8個以上生成させる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、不純物元素であるTiを極度に低減したり、製造の途中工程で長時間焼鈍を施すことなく、歪取焼鈍後の鉄損改善を実現する。
【解決手段】 質量%で、C:0.0010%以上0.010%以下、Si:3.5%以下、Al:0.2%以上3.0%以下、Mn:3.0%以下、Ni:3.0%以下、Ti:0.0015%以上0.010%以下、S:0.0030%以下、N:0.0030%以下、必要に応じてSnおよび/またはSbを合計として0.01%以上0.20%以下、Cuを0.01%以上0.50%以下を含有し、残部Fe及び不可避不純物からなり、Si,Al,Mn,Niが質量%でSi+2×Al−Mn−Ni≦2.0%を満たし、歪取焼鈍前の平均結晶粒径が40μm以下、歪取焼鈍後の板厚貫通粒が面積率で全体の20%以上である無方向性電磁鋼板。その製造方法は、熱延の仕上温度を850℃以上、巻取温度を650℃未満あるいは熱延板焼鈍を850℃以上1150℃以下で30秒以上で650℃までの冷却速度を15℃/sec以上とし、仕上焼鈍の昇温速度15℃/sec以上、均熱時間を60秒以下、歪取焼鈍を700℃以上900℃以下で10分以上を行なう。 (もっと読む)


【課題】インヒビターを含有させずに二次再結晶を生じさせて方向性電磁鋼板とする場合に、安定して二次再結晶を発現させることにより、ばらつきのない優れた磁気特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020〜0.080%、Si:2.0〜8.0%、Mn:0.005〜3.0%を含み、sol.Alを0.0120%未満、S, Seをそれぞれ0.0040%未満、Nを0.0060%未満に低減し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になるスラブを素材として、方向性電磁鋼板を製造するに際し、
スラブ加熱において、スラブの表面温度が850〜1100℃間の昇温速度を 100〜450℃/hとして1100℃まで加熱し、ついで1100〜1250℃の間で10〜120分間の均熱処理を施し、均熱直後、α相とγ相の2相からなるスラブを炉から抽出して熱間圧延を開始する。 (もっと読む)


【課題】 粒成長前の集合組織を制御することで、粒成長後の磁気特性が優れたセミプロセス電磁鋼板を製造する。
【解決手段】 C:0.040%以下、Si:0.05〜6.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.5%以下、S:0.055%以下、P:0.25%以下、N:0.040%以下、必要に応じてCu:0.2〜8.0%、Nb:0.1〜4.0%を含む鋼片を熱間圧延におけるF℃以下の温度域での圧延において圧下による累積歪(対数歪)Hと各パス出側温度T(℃)および、最終パスを除く圧延パスにおいては圧延後次の圧延パス開始までの時間t(秒)または最終パスの場合は最終パス圧延後水冷開始までの時間t(秒)の関係が特定の式を満足するように行い、熱延板に未再結晶組織を残存させたまま冷間圧延を行った後、再結晶焼鈍を行うことで、特に鋼板の表層部において、{411}<148>方位の集積強度を顕著に高める。 (もっと読む)


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