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Fターム[4K037EA14]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) | Mg (406)

Fターム[4K037EA14]に分類される特許

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【課題】鋼板表層部の粒界酸化を極力抑制することによって、酸洗性に優れたものとすると共に、表面性状が良好となる高Si含有鋼板、およびそのような高Si含有鋼板を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】本発明方法は、化学成分組成を適切に制御した高Si熱延鋼板を熱間圧延する際に、巻取り温度を550℃以上、750℃未満として巻取った後、雰囲気中水蒸気濃度をb(体積%:但し、10≦b≦40)、比([Si]/[Mn])の値をa、巻取り温度をT(℃)としたときに、下記(1)式の関係を満たす雰囲気中で500℃以下まで冷却する。
(0.075×T−38)×(−1.5a+3.75)2/(2.45)2
10+1.92×106×exp{−15462/(T+273)}×
(0.1566b+0.506)×600.5/3.6 …(1) (もっと読む)


【課題】析出強化フェライトとベイナイトの混合組織を用いて穴拡げ性と局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼に、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.20%以下を含有させ、鋼組織をフェライト相とベイナイト相からなるものとし、熱延後の冷却を制御して、フェライト相の40%以上の領域における相間界面析出の析出面の面間隔が20nm以上60nm以下として、TiやNbの炭窒化物を相間界面析出によりフェライト相中に析出させて、フェライトを析出硬化する。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れた高強度複相組織ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.20%,Si:0.10〜2.0%,Mn:0.20〜2.0%,P:0.040%以下,S:0.010%以下,Cr:15.0〜18.0%,Ni:0.5〜4.0%,Sn:0.05〜0.50、N:0.010〜0.10%を含み、下記(a)式で定義される値γp が60〜95の範囲にあり、残部が実質的にFeの組成をもち、フェライトおよびオーステナイト二相域に加熱された後の冷却過程でオーステナイト相がマルテンサイト変態することによって生成したフェライトおよびマルテンサイトの複相組織を有することを特徴とするビッカース硬さが200HV以上の複相組織ステンレス鋼鋼板および鋼帯、その製造方法。
γp =420C+470N+23Ni+7Mn+9Cu−11.5Cr−11.5Si−12Mo−7Sn−49Ti−47Nb−52Al+189・・・式(a) (もっと読む)


【課題】析出強化フェライトを主体とし残留オーステナイトを含む混合組織を用いて伸びと局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼に、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.20%以下を含有させ、鋼組織を、30%以上のフェライト相を主体とし、3%以上の残留オーステナイト含む鋼組織からなるものとし、熱延後の冷却を制御して、フェライト相の40%以上の領域における相間界面析出の析出面の面間隔が20nm以上60nm以下として、TiやNbの炭窒化物を相間界面析出によりフェライト相中に析出させて、フェライトを析出硬化する。 (もっと読む)


【課題】析出強化フェライトとマルテンサイトの混合組織を用いて疲労特性と局部延性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼に、Nb:0.01〜0.10%、Ti:0.01〜0.20%以下を含有させ、鋼組織をフェライト相とマルテンサイト相からなるものとし、熱延後の冷却を制御して、フェライト相の40%以上の領域における相間界面析出の析出面の面間隔が20nm以上60nm以下として、TiやNbの炭窒化物を相間界面析出によりフェライト相中に析出させて、フェライトを析出硬化する。 (もっと読む)


【課題】強度・伸びバランスおよび曲げ加工性の両方に優れた引張強度が1100MPa以上の超高強度鋼板、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の金属組織が、マルテンサイトと、ベイニティックフェライトおよびポリゴナルフェライトの軟質相とを有し、前記マルテンサイトは50面積%以上、前記ベイニティックフェライトは15面積%以上、前記ポリゴナルフェライトは5面積%以下(0面積%を含む)であり、前記軟質相の円相当直径を測定したとき、その変動係数(標準偏差/平均値)が1.0以下であり、引張強度が1100MPa以上である超高強度鋼板。 (もっと読む)


【課題】穴拡げ性と延性に優れた高強度鋼板、および、この高強度鋼板の素材となる鋳片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)質量%で、C:0.02-0.30%、Si:0.01-1.5%、Mn:0.5%-2.0%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.005-0.3%、Ti:0.01-0.25%、N:0.0005-0.003%、O:0.008%以下、Bi:0.0001-0.01%およびMg0.0001-0.01%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、Mn偏析指数が1.0-2.2であり、Ti窒化物の全個数に対する、直径5μmを超えるTi窒化物の個数の割合が0.002であり、限界穴拡げ率が100-200であることを特徴とする高強度鋼板。(2)溶鋼中に浸漬させた浸漬ランス内に、BiおよびMgを含有する金属ワイヤーを挿入することにより金属蒸気を発生させ、キャリアーガスとともに前記溶鋼中に供給する連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】アレスト特性に優れた極低温用厚鋼板を低コストで提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.12%、Si:0.01〜0.3%、Mn:0.4〜2.0%、P:0.05%以下、S:0.008%以下、Ni:5.0超〜10.0%未満、Al:0.002〜0.05%、N:0.005%以下を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、板厚(1/4)t位置での残留γ量が3.0体積%以上であり、かつ2000倍の倍率でEBSP法により観察した15°以上の大角粒界で囲まれる組織単位の円相当粒径の平均値が板厚(1/4)t位置で5.5μm以下であることを特徴とするアレスト特性に優れた極低温用厚鋼板およびその製造方法。この厚鋼板は、さらに、Cu、Cr、Mo、V、B、Nb、Ti、Ca、MgおよびREMのうちの1種又は2種以上を含有してもよい。 (もっと読む)


【課題】温間加工性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.2%、Si:0.5%以下、Mn:2%以下、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.07%以下、N:0.01%以下を含み、さらに、Ti、Nb、V、Mo、W、Bのうちから選ばれた1種または2種以上を含有する組成を有する鋼素材に、オーステナイト単相温度域に加熱したのち、仕上圧延終了温度:860℃以上とする熱間圧延を施し、巻取温度:400℃以上600℃未満で巻き取る熱延工程と、650〜750℃の温度域で熱処理を施す熱処理工程とを、順次施す。これにより、試験温度:400℃以上で、局部伸びが均一伸びより大きい引張特性と、試験温度:400℃未満で、均一伸びが、全伸びに対する比率で40%以上である引張特性とを兼備し、さらに、実質的にフェライト相単相のマトリックスと該マトリックス中に大きさが10nm未満の合金炭化物がバリアント選択のない状態で分散析出した組織を有する、温間加工性に優れた鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】延性及び穴拡げ性に優れた合金化溶融亜鉛めっき高強度鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.05〜0.30%,Si:0.5〜2.0%,Mn:1.7〜3.0%,P:0.02%以下,S:0.01%以下,Al:0.005〜1.0%,N:0.001〜0.05%を含み,残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼片を,巻取り温度520℃以下として熱間圧延し,酸洗,冷延後,730〜800℃にて焼鈍し,さらに600℃以上から450℃以下まで20℃/秒以上で冷却して,350〜450℃の範囲で120秒以上保持し,冷却,酸洗した後,鋼板の表面層を0.1μm以上研削除去し,Niをプレめっきし,20℃/秒以上の昇温速度で430〜480℃まで加熱後,亜鉛めっき浴中で亜鉛めっきして,470〜560℃で10〜40秒の合金化加熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】工具等へのめっきの凝着を低減すると共に、外観性状が良好で、且つ、めっき密着性を向上させた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】素地鋼板を加熱炉で加熱して素地鋼板の表面に酸化層を形成する第一の工程(a)、前記酸化層を形成した素地鋼板を還元炉で加熱して前記酸化層を還元する第二の工程(b)、溶融亜鉛めっきを施した後、合金化する第三の工程(e)、をこの順で含み、前記第一の工程は、前記加熱炉内の酸素量を0.3体積%以下、水蒸気量を10〜30体積%に制御した雰囲気下にて、前記素地鋼板を45〜120秒で750〜850℃の温度まで加熱するものであり、且つ、前記第一の工程は、7.5〜28℃/秒の昇温速度(X)で450〜600℃の温度まで加熱する加熱前段工程と、0.30X〜0.80Xの昇温速度でさらに750〜850℃の温度まで加熱する加熱後段工程と、を含むめっき鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 プレス成形時に生じるイヤリングが小さくかつ表面欠陥の少ないプレス成形用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板の提供。
【解決手段】 圧延方向に対して0°方向と90°方向の0.2%耐力の差が20MPa未満、圧延方向と90°方向の鋼板表面の粗さRzが0.5〜4μmであり、かつ、イヤリング率が2%未満であることを特徴とし、質量%で、C:0.01〜0.04%、Si:1.0%以下、Mn:4.0〜6.0%、Ni:1.0〜2.0%、Cr:20.0〜22.0%、Cu:〜1.0%、Al:0.01〜0.06%、N:0.15〜0.25%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするイヤリングの小さいプレス成形用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】伸び、伸びフランジ性、溶接性を兼備した高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.25%、Si+Al:合計で0.5〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%未満、S:0.005%以下、N:0.01%以下、V:0.10〜0.50%、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、面積率で、焼戻しマルテンサイトおよび/または焼戻しベイナイトからなる軟質母相を20〜60%、残留γおよびマルテンサイトからなる硬質第2相を5〜20%含み、残部がベイナイト、ベイニティックフェライト、および、オートテンパされたマルテンサイトの少なくとも1種からなる組織であって、前記残留γを単独では面積率で1%以上含む組織を有し、前記硬質第2相の平均粒径が円相当直径で1.5μm以下であり、前記軟質母相中に存在する炭化物のうち、円相当直径8〜15nmの炭化物の体積率が50%以上であり、かつ、円相当直径50nm以上の炭化物が該軟質母相1μm2当たり3個以下である高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】残留オーステナイト鋼において、高強度を確保しつつ伸びと穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】特定の鋼組成をもち、金属組織はフェライトまたはベイナイトまたは焼戻しマルテンサイトを主体とし、残留オーステナイト相を3%以上、20%以下含む鋼板において、このオーステナイト粒がフェライト相、ベイナイト相、マルテンサイト相と接する相界面において、オーステナイト中の平均C濃度が0.6%以上,1.2%以下であり、オーステナイト粒の中心C濃度Cgcとオーステナイト粒の粒界の濃度Cgbが式(1)を満たす範囲にあるオーステナイト粒が50%以上あることを特徴とする伸びと穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板。
Cgb/Cgc > 1.3 (1) (もっと読む)


【課題】TRIP鋼板の特徴である優れた延性を損なうことなく、引張強度が1180MPa以上の超高強度域において、耐水素脆化性が著しく高められた超高強度薄鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の超高強度鋼板は、C:0.10〜0.25%、Si:1.0〜3.0%、Mn:1.0〜3.5%、P:0.010%以下、S:0.002%以下、または0.004%以上0.01%以下、Al:1.5%以下、Cr:0.003〜2.0%、残部:鉄及び不可避不純物であり、Mn量を[Mn]、S量を[S]としたとき、[Mn]×1000[S]が2.2以下、または12.5以上25以下を満足すると共に、全組織に対する面積率で、残留オーステナイトを1%以上含有し、前記残留オーステナイト結晶粒は、平均軸比(長軸/短軸)が5以上、平均短軸長さが1μm以下、前記留オーステナイト結晶粒間の最隣接距離が1μm以下を満足し、且つ、引張強度が1180MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】850℃超の高温でも高い耐熱性を有するフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.015%以下、N:0.020%以下、Si:0.10超〜0.40%、Mn:0.10〜1.00%、Cr:16.5〜25.0%、Nb:0.30〜0.80%、Mo:1.00〜4.00%、Ti:0.05〜0.50%、B:0.0003〜0.0030%、Cu:1.0〜2.5%を含有し、鋼中のNbを主相とした炭窒化物のうち、粒子径が0.2μm以下のものが個数比率で95%以上である組織を有する耐熱性に優れたフェライト系ステンレス鋼板である。これにより、850℃超における熱疲労強度を顕著に向上することができる。最終焼鈍時温度から750℃までの冷却速度が7℃/sec以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 プレス成形性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板およびその製造方法の提供。
【解決手段】 質量%で、C:0.10%以下、Si:2.0%以下、Mn:4.0%以下、P:0.050%以下、S:0.010%以下、Cr:17〜25%、Ni:0.60〜5.0%、N:0.010〜0.15%、Al:0.01〜0.2%を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、歪0.05〜0.1間のn値が0.2未満、歪0.15以上0.3以下のn値が0.25以上であり、かつ、フェライト相率が40%以上80%以下、最終製品における表面粗さRzが0.5以上3.0μm未満であることを特徴とするプレス成形性に優れたフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】鋼板表層部に形成される粒界酸化層の深さを極力低減することによって、酸洗性に優れたものとすると共に、表面性状が良好となる高Si含有鋼板、およびそのような高Si含有鋼板を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】化学成分組成を適切に制御した高Si熱延鋼板において、鋼板表面に形成された表層スケールとして、Fe23が1体積%以下、Fe34が70体積%以上で厚さ5〜15μmの外方酸化層、およびFe2SiO4からなる内方酸化層を有し、且つ内方酸化層と鋼板の界面において、Cr,Na,Al,Ti,WおよびCoよりなる群から選ばれる1種以上の元素の合計含有量が、素地鋼板の含有量の2倍以上であると共に、鋼板表層部の粒界酸化層の深さが10μm以下である。 (もっと読む)


【課題】板厚4mmにおける−50℃のシャルピー衝撃値が100J/cm以上であることを特徴とする靱性に優れた高耐食性フェライト系ステンレス冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.020%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、P:0.06%以下、S:0.01%以下、Cr:18.0〜24.0%、Mo:0.3%以下、Ti:0.015%以下、Al:0.20〜0.40%、N:0.020%以下、さらに10×(C+N)≦Nb≦0.40%、かつ、成分含有量が下記式(A)を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする靱性に優れた高耐食性フェライト系ステンレス冷延鋼板。Ti×N≦8.0×10−5 ・・・・(A) (もっと読む)


【課題】伸びと伸びフランジ性のバランスを改善した、より成形性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】成分組成が、質量%で、C:0.05〜0.30%、Si:3.0%以下、Mn:0.1〜5.0%、P:0.1%以下、S:0.010%以下、Al:0.001〜0.10%、V:0.10〜0.50%、残部:主として鉄からなり、組織が面積率で、α:10〜80%、残留γ+M:5%未満、残部:硬質第2相からなり、α粒径が2μm以下であり、かつ、αと界面を接する硬質第2相中に存在する0.1μm以上のθ粒子は3個/μm2以下であり、α中のV含有析出物のうち、8nm以上20nm未満の粒子が、V含有析出物の全数に対して、個数ベースで60%以上を占め、かつ、αおよび硬質第2相中のV含有析出物のうち、20nm以上の粒子が、1μm2当たり3個以下である冷延鋼板。 (もっと読む)


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