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Fターム[4K037EA35]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) | Zr (337)

Fターム[4K037EA35]に分類される特許

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【課題】長期間にわたって接触抵抗を低く保ち、起動停止の回数が増大しても優れた導電性を維持できる耐久性に優れた固体高分子形燃料電池、およびそのセパレータとして使用するのに好適なオーステナイト系ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】C:0.03質量%以下,Si:3質量%以下,Mn:3質量%以下,Cr:16〜30質量%,Ni:8〜40質量%およびN:0.4質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ各元素の含有量を用いてQ=[Cr]+[Si]+[Ti]+[V]+1.5([Zr]+[Nb]+[Mo])+0.5[W]−0.1([Ni]+[Mn])−20([C]+[N])で算出されるQ値が18を超える組成と、表面に露出したσ相の面積率が1%以上である組織と、を有するセパレータ用ステンレス鋼を使用する。 (もっと読む)


【課題】引張強さ980MPa以上を達成するとともに、強度−延性バランスや伸びフランジ性等の加工性に優れる高強度冷延鋼板の製造方法について提供する。
【解決手段】 C:0.05〜0.20mass%、Si:0.2〜0.8mass%、Mn:2.0〜4.0mass%、P:0.02mass%以下、S:0.0030mass%以下、Al:0.05mass%以下、Ni:0.10〜1.2mass%およびTi:0.005〜0.030mass%を含有する鋼片に、熱間圧延、次いで冷間圧延を施し、その後(Ac3−50)〜(Ac3+50)℃の温度域に加熱する連続焼鈍を施した後、10℃/s以上の冷却速度で350〜550℃の温度域まで冷却し、この温度域に15秒以上保持する。 (もっと読む)


【課題】優れた伸びおよび伸びフランジ性を兼ね備えた高強度鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の高強度鋼板は、好ましくは化学成分が、mass%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.01〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜0.1%を含み、残部Fe及び不可避的不純物からなり、焼戻しマルテンサイトと微細分散した焼鈍ベイナイトを主体とする組織を有する。前記焼戻しマルテンサイトの占積率は50〜95%で、前記焼鈍ベイナイトの占積率は5〜30%であり、前記焼戻しマルテンサイトの平均粒径は円相当直径で10μm 以下である。また、引張強度は590MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】鋼板全体としては高強度を確保しつつ、優れた伸びおよび伸びフランジ性を兼ね備え、自動車用鋼板等の素材として要求される特性を具備した高強度鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の高強度鋼板は、フェライト相とマルテンサイトを主体とする複合組織鋼板であって、前記フェライト相およびマルテンサイトは、全組織に対する占積率で夫々5〜30%、50〜95%を占め、且つ前記フェライト相の平均粒径が円相当直径で3μm以下であると共に、前記マルテンサイトの平均粒径が円相当直径で6μm以下であり、引張強度が590MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】量産しても安定して540MPa以上の高強度、高延性、優れた穴拡げ性を示す合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.10%、Si:0.005〜0.2%、Mn:2.0〜4.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.01〜0.1%、N:0.01%以下、Ti:0.50%以下とNb:0.50%以下の1種または2種を含有する鋼材を、開始温度1050℃〜1300℃、仕上温度800℃〜950℃、巻取温度450〜750℃で熱延し、冷延した後、Ac3変態点〜950℃の温度域に5〜200秒保持する焼鈍を施し、750℃〜600℃の平均冷却速度が1〜50℃/秒で(亜鉛めっき浴温度-20℃)〜(亜鉛めっき浴温度+100℃)の温度域に冷却し、同温度域めっき浴浸漬時を含めて30〜1000秒保持後、合金化処理を430〜600℃で行う。鋼板は、フェライトの面積率が60%以上、残留オーステナイトの面積率が3.0%以下、フェライトの平均粒径が1.0〜6.0μm、フェライト中に粒径が1〜10 nmの析出物を100個/μm2以上含有する。 (もっと読む)


【課題】安価で、生産性よく製造可能な耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、N:0.03%以下、C+N:0.05%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.50%以下、P:0.04%以下、S:0.02%以下、Cr:20.5%以上22.5%以下、Cu:0.3%以上0.8%以下、Ni:1.0%以下、Ti:4×(C+N)%以上0.40%以下、V:0.03%以上0.1%以下、Nb:0.5%以下、Mo:0.2%以下、Al:0.03%以上0.07%以下、Mg:0.0005%以上0.0020%未満を含有し、VとNの含有量の積(V%×N%)が0.0005以上0.0015以下を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、かつMgとAlの質量比(Mg/Al)が0.55以上であるAl-Mg系介在物とTi系介在物とからなる複合介在物が分散していることを特徴とする耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】TS≧980MPaの高い引張強度を有し、しかも加工性および溶接性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.05%以上0.12%未満、Si:0.01%以上0.35%未満、Mn:2.0〜3.5%、P:0.001〜0.020%、S:0.0001〜0.0030%、Al:0.005〜0.1%、N:0.0001〜0.0060%、Cr:0.5%超2.0%以下、Mo:0.01〜0.50%、Ti:0.010〜0.080%、Nb:0.010〜0.080%およびB:0.0001〜0.0030%を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の組成とし、かつ体積分率が20〜70%で、かつ平均結晶粒径が5μm以下のフェライト相を含有する組織とし、さらに鋼板表面に付着量(片面当たり):20〜150 g/m2の溶融亜鉛めっき層を被覆する。 (もっと読む)


【課題】安価で、生産性よく製造可能な耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、N:0.03%以下、C+N:0.05%以下、Si:1.0%以下、Mn:0.50%以下、P:0.04%以下、S:0.02%以下、Cr:20.5%以上22.5%以下、Cu:0.3%以上0.8%以下、Ni:1.0%以下、Ti:4×(C+N)%以上0.40%以下、V:0.01%以上0.1%以下、Nb:0.5%以下、Mo:0.2%以下、Al:0.02%以上0.05%以下、Mg:0.0001%以上0.0005%未満を含有し、VとNの含有量の積(V%×N%)が0.0001以上0.0010以下を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、かつMgとAlの質量比(Mg/Al)が0.2以下であるAl-Mg系介在物とTi系介在物とからなる複合介在物が分散していることを特徴とする安価で、生産性よく製造可能な耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】引張強度が520〜670MPa級の疲労特性と伸びフランジ性を兼ね備えた熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C=0.015〜0.040%未満、Si=0.05%未満、Mn=0.9〜1.8%、P=0.02%未満、S=0.01%未満、Al=0.1%未満、N=0.006%未満、Ti=0.06〜0.11%未満、Ti/C=2.5〜3.5未満、を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる熱延鋼板であって、引張最高強度が520MPa以上かつ720MPa未満、時効指数AIが15MPa超、穴拡げ率(λ)%と全伸び(El)%の積が2350以上、疲労限が200MPa以上であることを特徴とする疲労特性と伸びフランジ性に優れた熱延鋼板。 (もっと読む)


【課題】 本発明方法は、高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板に発生しやすい模様を、焼鈍前に鋼板にNiまたはCoを置換めっきすることで消失させて合金化溶融亜鉛メッキ鋼板の外観品位を安定させる手段を提供する。
【解決手段】 全還元炉方式の溶融亜鉛めっき設備を用いて焼鈍した後、高張力鋼板を大気に接触させることなく、溶融亜鉛めっきを主体とする溶融金属中を通板せしめ、次いで加熱合金化する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法において、焼鈍前にあらかじめ置換めっきにて、NiまたはCoを金属量で0.1g/m以上、1.0g/m以下付着させることを特徴とする外観に優れた高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】延性に優れた高強度低比重鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1%超〜0.5%、Si:0.2〜3.0%、Mn:0.2%超〜3.0%、Al:3.0〜10.0%、N:0.003〜0.01%、Ti:0.1%超〜1.0%を含有し、P:0.02%以下、S:0.01%以下に制限し、0.2<C+Ti≦1.5を満足し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、比重<7.5であることを特徴とする延性及び加工性に優れた高強度低比重鋼板。さらに必要に応じて、Nb、Cr、Ni、Mo、Cu、B、V、Ca、Mg、Zr、REMの1種又は2種以上を含有させても良い。 (もっと読む)


【課題】引張強度が980MPa以上の高強度を有しているにもかかわらず、プレス加工する際に要求される特性、具体的には、形状凍結性、穴拡げ性、曲げ性の全ての特性に優れた熱延鋼板を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、Al、Ti、N、およびSを含有し、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼板について、前記C、Ti、N、Sの含有量は下記(1)式を満たし、且つ前記SiとMnの含有量は下記(2)式を満たし、該鋼板の組織は、観察視野面積に対して、ベイニティックフェライトが90面積%以上を占めており、マルテンサイトは5面積%以下(0面積%を含む)で、ベイナイトは5面積%以下(0面積%を含む)とする。但し、下記式において、[ ]は各元素の含有量(質量%)を示す。
[C]−{[Ti]−(48/14)×[N]−(48/32)×[S]}/4≦0.01 ・・・(1)
0.20≦([Si]/[Mn])≦0.85 ・・・(2) (もっと読む)


【課題】自動車、各種の産業機械や建築用に用いられる高強度部材の素材として好適な、熱延のままで加工性に優れた微細粒熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】粗圧延後にタンデム圧延機列を用いて仕上げ圧延を行う熱延鋼板の製造方法において、前記タンデム圧延機列の最終から1段前の圧延機でAr3点以上の温度で圧延した後、50℃/秒以上の平均冷却速度で「Ar3点−20℃」以下の温度域まで冷却し、更に、前記タンデム圧延機列の最終圧延機で20%以下の圧下率で圧延し、その後0.4秒以内に720℃まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】 強度および延性の双方を改善し、特に延性の優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 金属組織が軟質相であるフェライトと硬質相であるパーライト、ベイナイト、オーステナイトまたはマルテンサイトの1種または2種以上から成り、板断面の組織観察で軟質相結晶粒と硬質相結晶粒のそれぞれの一部または全部が結晶粒の方位差で5度以下の結晶粒の群をなし、軟質相の結晶粒群と硬質相の結晶粒群の両方について、結晶粒の群のアスペクト比が5.0以上であることを特徴とした延性に優れた高強度鋼板であり、熱延の仕上げ圧延の最終圧下率を10%以上で行い、仕上げ温度を880℃以下とし、750〜650℃の温度域に1℃〜100℃/sの平均冷速で冷却し、引き続き750〜650℃の温度範囲で巻取った熱延鋼板を酸洗後、冷延し、その後焼鈍することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高強度化のために鋼中のSiやMnなどの含有量を増大させた場合にも、化成処理性に優れた高強度冷延鋼板を製造することができる技術を提供する。
【解決手段】再結晶のための加熱に続く600〜250℃の鋼板温度範囲の一部または全てを含む冷却帯の冷却方式がガス冷却、放散冷却、冷却管冷却の1種または2種以上である連続焼鈍炉や連続焼鈍炉をもつ冷延鋼板/溶融亜鉛めっき鋼板兼用設備にて高強度冷延鋼板を連続焼鈍する場合において、前記鋼板温度範囲内で鋼板表面を鉄が酸化する雰囲気にさらして表面を酸化させ、焼鈍炉出側にて酸洗した後、鉄またはNiめっきを1〜50mg/m施す。焼鈍炉を出たところの酸洗にて鋼板の鉄の酸化膜とともにSiやMn等の酸化膜を酸洗脱落させることにより、Si、Mn等の含有量が高くとも「すけ」のない化成処理性が良好な高強度冷延鋼板を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】溶接部の耐食性および鋼板の靭性に優れた温水器用フェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.020%以下、Si:0.30〜1.00%、Mn:1.00%以下、P:0.040%以下、S:0.010%以下、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.6%以下、Al:0.03〜0.15%、N:0.020%以下、O:0.0020〜0.0150%、Mo:0.3〜1.5%、Nb:0.25〜0.60%、Ti:0.05%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、かつ、下記式(1)および下記式(2)を満足する温水器用フェライト系ステンレス鋼板である。
25≦Cr+3.3Mo≦30 ―――――(1)
0.35≦Si+Al≦0.85 ―――――(2)
ただし、Cr、Mo、Si、AlはそれぞれCr、Mo、Si、Alの含有量(mass%) (もっと読む)


【課題】 自動車、家庭電化製品、建材等に使用される加工性が良好で耐時効性に優れた熱延鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.04〜0.25%、Si:0.001〜0.5%、Mn:0.05〜1.5%、P:0.09%以下、S:0.015%以下、Al:0.01〜0.08%、N:0.0005〜0.015%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物から成る成分の鋼片を熱間圧延し、その後、平均冷却速度60℃/s以上で400℃未満まで冷却した後巻き取って冷却し、さらに下記式(1)を満足する直径のロールを用いて伸び率0.1〜1.0%の冷間圧延を行う。これにより、耐時効性の優れた熱延鋼板を得ることができる。t/R≧0.0055・・・(1)(ここで、tは板厚、Rはロール直径) (もっと読む)


【課題】 強化元素として含有されていたTiを低減したマルエージング鋼において、化学成分の最適化と窒化処理の最適化により、Tiを含有するマルエージング鋼と同等以上の高疲労強度を有するマルエージング鋼帯の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、Ni:17.0〜22.0%、Cr:0.1〜4.0%、Mo:3.0〜7.0%、Co:7.0%を超え20.0%以下、Ti:0.1%以下、B:0.01%以下(0は含まない)を含有するマルエージング鋼帯を素材とし、該素材をフッ素化合物を含むガス雰囲気下に加熱、保持することによってその表面に形成している酸化皮膜を除去した後、400〜500℃の温度で、NH3/H2ガス組成比率の値が1〜3となるよう調整した窒化ガス中で窒化処理を行なう高疲労強度を有するマルエージング鋼帯の製造方法。 (もっと読む)


【課題】冷間圧延の圧下率が85%以下でも、確実にフェライト組織の平均結晶粒径が12.0μm以下で、-0.20≦Δr≦0.20が得られるイヤリング性に優れた冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0040%以下、Si:0.02%以下、Mn:0.14〜0.25%、P:0.020%以下、S:0.015%以下、N:0.0040%以下、Al:0.020〜0.070%、Nb:0.020〜0.030%、Ti:0.005〜0.030%、および下記の式(1)あるいは式(2)を満足するBを含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするフェライト組織の平均結晶粒径が12.0μm以下で、-0.20≦Δr≦0.20であるイヤリング性に優れた冷延鋼板;N-(14/48)Ti>0の場合、0.0003≦B-(11/14){N-(14/48)Ti}≦0.0010 ・・・(1)、N-(14/48)Ti≦0の場合、0.0003≦B≦0.0010 ・・・(2)、ただし、式(1)、(2)中の元素記号は、各元素の含有量(質量%)を表す。 (もっと読む)


【課題】伸びフランジ成形性と衝突吸収エネルギー特性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%以上0.14%以下、Si:0.001%以上0.60%未満、Mn:1.3%以上1.9%未満、P:0.001%以上0.03%未満、S:0.0001%以上0.01%以下、Al:0.010%未満、N:0.0005%以上0.0040%未満、Nb:0.014%以上0.032以下、Ti:0.009%以上0.025%未満、O:0.002%以上0.011%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、鋼板組織が主としてフェライトとパーライト及び/又は鉄系炭化物とを含む組織からなり、Nbを含有する粒子径1nm以上20nm以下の化合物が、1平方mm当たり90個以上存在し、引張強さTSが490MPa以上720MPa未満であり、且つ、降伏比が0.70超0.92未満であることを特徴とする。 (もっと読む)


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