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Fターム[4K037EA35]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) | Zr (337)

Fターム[4K037EA35]に分類される特許

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【課題】弱磁性、高ヤング率でその温度係数が小さく、硬度が高い磁性不感高硬度恒弾性合金、ひげぜんまい、機械式駆動装置及び時計を提供する。
【解決手段】原子量比にて、Co20〜40%及びNi7〜22%の合計42.0〜49.5%、Cr5〜13%及びMo1〜6%の合計13.5〜16.0%、及び残部Fe(但しFe37%以上)からなる合金を、1100℃以上融点未満に加熱後冷却し、ついで線引き加工と中間熱処理とを繰り返し、加工率90%以上の線引き加工を施して<111>繊維軸を有する繊維組織の線材となし、さらに圧下率20%以上の冷間圧延加工を施して薄板になした後、580〜700℃に加熱して、{110}<111>集合組織を有し、飽和磁束密度2500〜3500G、0〜40℃におけるヤング率の温度係数(-5〜+5)×10−5-1及びビッカ−ス硬度350〜550を有する磁性不感高硬度恒弾性合金。 (もっと読む)


【課題】引張強さが1500MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Cr:0.2%〜4.0%、Mo:0.2%〜4.0%、Ni:0.2%〜4.0%のうちいずれか一種以上を含有する。主相組織は、フェライトと炭化物が層をなしており、炭化物のアスペクト比が10以上でかつ前記層の間隔が50nm以下である層状組織が組織全体に対する体積率で65%以上である。さらに、フェライトと層をなす炭化物のうちアスペクト比が10以上かつ圧延方向に対して25°以内の角度を有している炭化物の分率が面積率で80%以上とすることで、圧延方向の曲げ性および耐遅れ破壊特性が優れることになる。上記鋼板は、パーライト組織を主相とし、残部組織におけるフェライト相が組織全体に対する体積率で20%以下であり、パーライト組織のラメラ間隔が500nm以下である組織を有する鋼板に対して、圧延率:55%以上(好適には70%以上)の冷間圧延を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】耐食性処理を行わず大気環境中で使用されるフェライト系ステンレス鋼板のせん断端面の耐食性を向上させるせん断加工方法を提供する。
【解決手段】C:0.02%以下、Si:0.05〜0.8%、Mn:0.05〜1.0%、P:0.04%以下、Al:0.1%以下、Cr:20〜24%、Cu:0.3〜0.8%、Ni:0.05〜6.0%およびN:0.02%以下を含み、かつS:0.001〜0.1%を含有し、フェライト相の平均結晶粒径を5μm以上25μm以下とし、かつ鋼中に0.05μm以上〜1μm以下の粒径のMnSを1cm当たり50〜400個存在させるフェライト系ステンレス鋼板のせん断加工時のクリアランスを12%以下とする。
(ここで、クリアランス(%)=(x/d)×100、x:刃と台の隙間(mm)、d:鋼板の厚み(mm)) (もっと読む)


【課題】引張強さが1500MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成として、Si+Mn:1.0%以上を含有する。主相組織は、フェライトと炭化物が層をなしており、さらに、炭化物のアスペクト比が10以上で、かつ、前記層の間隔が50nm以下である層状組織が組織全体に対する体積率で65%以上である。さらに、フェライトと層をなす炭化物のうちアスペクト比が10以上かつ圧延方向に対して25°以内の角度を有している炭化物の分率が面積率で75%以上とすることで、圧延方向の曲げ性および耐遅れ破壊特性が優れることになる。上記鋼板は、パーライト組織を主相とし、残部組織におけるフェライト相が組織全体に対する体積率で20%以下であり、パーライト組織のラメラ間隔が500nm以下である組織を有し、ビッカース硬さがHV200以上の鋼板に対して、圧延率:60%以上(好適には75%以上)で冷間圧延を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】耐食性処理を行わず大気環境中で使用されるフェライト系ステンレス鋼板のせん断端面の耐食性を向上させる。
【解決手段】C:0.02%以下、Si:0.05〜0.8%、Mn:0.05〜1.0%、P:0.04%以下、Al:0.1%以下、Cr:20〜24%、Cu:0.3〜0.8%、Ni:0.05〜6.0%およびN:0.02%以下を含み、かつS:0.001〜0.1%を含有する組成になるフェライト系ステンレス鋼板において、フェライト相の平均結晶粒径を5〜25μmとし、かつ鋼中に0.05〜1μmの粒径のMnSを1cm当たり50〜400個存在させる。 (もっと読む)


【課題】延性に優れた高強度低比重鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】比重<7.2であり、引張強度が440MPa以上であり、伸びが25%以上である延性に優れた高強度低比重鋼板を製造する方法であって、質量%で、C:0.001〜0.01%、Si:3.0%以下、Mn:0.01〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Al:5.0〜10.0%、N:0.001〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを1100℃以上の温度に加熱し、1000℃以上の温度で圧下率30%以上の大圧下を少なくとも1パス以上含みかつ800℃以上の仕上げ圧延温度で熱間圧延することを特徴とする延性に優れた高強度低比重鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】従来の技術では製造することが困難であった、引張強度が590MPa以上で曲げ性に優れる鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20%、Si:0.005〜2.0%、Mn:1.2〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.003〜1.0%、N:0.01%以下、Bi:0.0001〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、残留オーステナイトを2.0〜20面積%含有する鋼組織を有し、鋼板表面から板厚の(1/20)深さ位置において、圧延方向に展伸したMn濃化部の圧延方向に対して直角方向における平均間隔が300μm以下である高強度鋼板である。 (もっと読む)


【課題】従来の技術では製造することが困難であった、引張強度が590MPa以上で曲げ性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板である。この鋼板は、C:0.03〜0.20%、Si:0.005〜2.0%、Mn:1.2〜3.0%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.003〜1.0%、N:0.01%以下、Bi:0.0001〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、残留オーステナイトを2.0〜15面積%含有する鋼組織を有し、鋼板表面から板厚の(1/20)深さ位置において圧延方向に展伸したMn濃化部の圧延方向に対して直角方向における平均間隔が300μm以下である。 (もっと読む)


【課題】Mn含有量を低減したNi節減型オーステナイト系ステンレス鋼において、熱間圧延での耳割れの発生を抑止する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%超え下記(1)式、Si:4%以下、Mn:0.5〜3%未満、P:0.06%以下、S:0.005%以下、Ni:0.5〜5%未満、Cr:16超え〜19%、N:0.05%超え下記(1)式、Cu:0.8〜3.5%、残部Feおよび不可避的不純物のスラブを、1100〜1250℃かつオーステナイト単相温度域に保持してスラブエッジから100μm以内の領域のδフェライト相面積率が4%以下、δフェライト相長径が上位20%の平均値で30μm以下である組織状態としたのち、熱間圧延を施すNi節約型オーステナイト系ステンレス熱延鋼板の製造方法。
0.10≦C+0.5N≦0.25 …(1) (もっと読む)


【課題】延性に優れた高強度低比重鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】比重<7.2であり、引張強度が440MPa以上であり、伸びが25%以上である延性に優れた高強度低比重鋼板を製造する方法であって、質量%で、C:0.001〜0.01%、Si:3.0%以下、Mn:0.2超〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.02%以下、Al:5.0〜10.0%、N:0.001〜0.05%を含有し、かつ、20<(Mn/S)を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼スラブを1100℃以上1150℃以下の温度に加熱し、1000℃以上1100℃以下の温度で圧下率30%以上の大圧下を少なくとも1パス以上含みかつ800℃以上850℃以下の仕上げ圧延温度で熱間圧延し、600℃以上700℃以下の温度で巻き取ることを特徴とする延性に優れた高強度低比重鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】従来の技術では製造することが困難であった、引張強度が780MPa以上で曲げ性に優れる鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20%、Si:0.005〜2.0%、Mn:1.0〜2.7%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.005〜1.0%、N:0.01%以下、Bi:0.0001〜0.05%を含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、鋼板表面から板厚の(1/20)深さ位置において、残留オーステナイトの面積率が2.0%以下である鋼組織を有し、圧延方向に展伸したMn濃化部の圧延方向に対して直角方向における平均間隔が300μm以下である鋼板である。 (もっと読む)


【課題】従来の技術では製造することが困難であった、引張強度が590MPa以上で曲げ性に優れる鋼板ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20%、Si:0.005〜2.0%、Mn:1.2〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.01〜1.0%、N:0.01%以下、Bi:0.0001〜0.05%、Ti:0.5%以下およびNb:0.5%以下の1種または2種を、[Ti]+[Nb]/2≧0.05を満たす範囲で含有し、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、鋼板表面から板厚の(1/20)深さ位置において、圧延方向に展伸したMn濃化部の圧延方向に対して直角方向における平均間隔が300μm以下である鋼板である。 (もっと読む)


【課題】高炭素熱延鋼板を製造するに際し、変態発熱を念頭において、仕上圧延終了後の鋼板の温度を目的の温度範囲に制御することにより、熱延段階にて初析フェライトを発生させることなく、厳しいプレス加工用途にも適用可能であり、伸びフランジ性を始めとする加工性に優れた高炭素熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】所定量のCrを添加することで、強冷却後の変態発熱挙動が緩やかで、温度制御が行いやすいようにした成分系の高炭素鋼を用いて、仕上圧延終了後の熱延鋼板の温度履歴を所定の値に制御し、熱延鋼板の組織を所定量のベイナイトを有する組織に制御する。 (もっと読む)


【課題】深絞り性に優れた冷延鋼板を、高効率に生産する方法の提供。
【解決手段】質量%で、C:0.010%未満、Si:1.5%以下、Mn:2.0%以下、P:0.10%以下、S:0.010%以下、Al:0.0005〜0.10%、N:0.0060%以下、Ti:0.001〜0.10%およびNb:0.001〜0.10%を含有するとともに、(C/12+N/14+S/32)/(Ti/48+Nb/93)が1.4以下であり、残部Feおよび不純物からなる鋼塊または鋼片に、(Ar3点−30℃)以上で圧延を完了する熱間圧延を施し、熱間圧延完了後0.5秒間以内に400℃/秒以上の平均冷却速度で750℃まで冷却し、400℃以上640℃未満で巻き取った後、酸洗し、圧下率60〜95%で冷間圧延し、750〜880℃で焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】高強度・高靭性の鋼板部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板部材は、C含有量が0.15〜0.4重量%、Mn含有量またはCr,Mo,Cu,Niの少なくとも1種とMnとの合計の含有量が1.0〜5.0重量%、SiまたはAlの少なくともいずれか一方の含有量が0.02〜2.0重量%、残部がFe及び不可避的不純物からなり、マルテンサイト相の平均粒径を5μm以下、引張強度を1200MPa以上とする。また、鋼板部材には、B,Ti,Nb,Zrの少なくとも一種を、0.1重量%以下の含有量で含有させる。鋼板部材では、10℃/秒以上の昇温速度で675〜950℃の最高加熱温度T℃まで加熱して、(40−T/25)秒間以下で最高加熱温度T℃を保持した後、最高加熱温度T℃から1.0℃/秒以上の冷却速度でマルテンサイトの生成温度であるMs点以下まで冷却することによりマルテンサイト相を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】スピニング加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板を提供する
【解決手段】質量%でC≦0.02%、Si≦0.5%、Mn≦1.5%、Cr:11%以上23%以下、P≦0.06%、S≦0.03%、Al≦1.0%、N≦0.015%、Ti≦0.30%を、下記式(1)および式(2)の関係を満足する範囲において含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、TiNの平均粒径が5.0μm以下、前記TiNのアスペクト比が0.7以上、前記TiNの析出物密度が1.0×10個/mm以上8.0×10個/mm以下、フェライト結晶粒度6.0以上としたことを特徴とするスピニング加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板。
Ti/(C+N)>11 ・・・(1)
0.0010<(Ti×N)<0.0027 ・・・(2) (もっと読む)


【課題】鋼板表面に酸化鉄を形成させる工程を経ることなく、めっき性に優れた高強度溶融亜鉛系めっき鋼板を得る。
【解決手段】C:0.01〜2.0質量%、Mn:0.2〜3.0質量%、Cr:0.10〜1.0質量%、Al:0.01〜5.0質量%、P:0.2質量%以下、S:0.02質量%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼板表面に、浴中Al濃度が0.001質量%以上である溶融亜鉛系めっき浴で溶融めっきして形成しためっき層(溶融めっき後合金化処理したものを含む。)を有する高強度溶融亜鉛系めっき鋼板であって、めっき層のめっき−下地鋼板界面から1μmまでの領域、及び、下地鋼板のめっき−下地鋼板界面から1μmまでの領域の一方または両方の領域においてAl、MnおよびCrの各濃度が、各々下地鋼板中のAl、MnおよびCrの各濃度の3倍以上である部分が存在する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が540MPa以上であって,めっき密着性を改善した曲げ性に優れる高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.03〜0.12%,Si:0.02〜0.50%,Mn:2.0〜4.0%,P:0.1%以下,S:0.01%以下,sol.Al:0.01〜1.0%およびN:0.01%以下を含有し,さらに,Ti:0.50%以下およびNb:0.50%以下の1種または2種を下記式(1)を満足する範囲で含有し,残部がFe及び不純物からなる化学組成を有するとともに,フェライトの面積率が60%以上であり,フェライトの平均粒径が1.0〜6.0μmである鋼組織を有し,前記合金化溶融亜鉛めっき層は,質量%で,Fe:8〜15%及びAl:0.08〜0.50%を含有し,残部がZnおよび不純物からなる。Ti+Nb/2≧0.03・・・(1) (もっと読む)


【課題】引張り強度が850MPa以上で、穴拡げ性および延性を同時に改善した高強度亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.20%、Si:1.0%以下、Mn:0.01〜3%、P:0.0010〜0.1%、S:0.0010〜0.05%、Al:0.3〜2.0%、Mo:0.01〜5.0%を含有し、さらに、Ti:0.001〜0.5%、Nb:0.001〜0.5%、B:0.0001〜0.0050%、Cr:0.01〜5%の1種又は2種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、ミクロ組織が、面積率で30%以上のフェライトを含む溶融亜鉛めっき高強度鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】優れた耐水素脆化特性を確保しつつ、伸びフランジ性をも高めた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.30%、Si:2.0%以下(0%を含む)、Mn:0.1%超2.8%以下、P:0.1%以下、S:0.005%以下、N:0.01%以下、Al:0.01〜0.50%、Nb、TiおよびZrの1種または2種以上:[%C]-[%Nb]/92.9×12-[%Ti]/47.9×12-[%Zr]/91.2×12 >0.03を満足しつつ合計0.01%以上、残部:鉄および不可避的不純物からなり成分組成を有し、面積率で、焼戻しマルテンサイト:50%以上(100%を含む)、残部:フェライトからなる組織を有し、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり、円相当直径1〜10nmの析出物:20個以上、円相当直径20nm以上の、Nb、TiおよびZrの1種または2種以上含有析出物:10個以下であり、結晶方位差15°以上の大角粒界で囲まれたフェライトの平均粒径:5μm以下である高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


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