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Fターム[4K037EA35]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 鋼の合金成分及び不純物 (28,900) | Zr (337)

Fターム[4K037EA35]に分類される特許

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【課題】強度グレードで370〜490MPa級の引張強度を得つつ、バーリング性に優れた高降伏比型熱延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】所定範囲の成分を含み、下記数式(1)を満足するTi(重量%)を含有し、かつ、SiとMnの合計量をTi量から制限し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板であって、そのミクロ組織の90%面積以上が初析フェライトであり、平均結晶粒径が5μm〜12μmであるとともに、展伸度が1.2〜3であり、ミクロ組織の結晶粒内におけるTiC又はNbCからなる析出物の平均粒径が1.5〜3nmであるとともに、その密度が1×1016〜5×1017個/cmである高降伏比型高バーリング熱延鋼板。
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【課題】低サイクル疲労特性に優れた自動車足回り部品とその製造方法を提供する
【解決手段】本発明の自動車足回り部品は、部品を構成する鋼材のミクロ組織の80%以上がベイナイトであり、かつ成形後の部品の低サイクル疲労亀裂の起点となる部位の板厚tと外表面曲率半径Rとの比R/tの値が5以下であるので、成形後の部品に疲労亀裂の発生及び進展を促進する微小ボイドが少なく、(211)面のX線半価幅の値が5(deg)以下であり、また組織がベイナイト主体で均一な為、疲労損傷が局所化せず、疲労特性に優れる。また、ベイナイト主体で均一な為、低サイクル疲労域での高い応力振幅に対しては、同一強度レベルのDP鋼のようなフェライト相主体の組織よりも、降伏応力が高い為に、繰り返し応力に対する転位のすべり抵抗が高く、疲労亀裂の発生を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】熱交換器部材として高温ろう付けに曝された場合に粗粒化が防止されるフェライト系ステンレス鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、Si:0.1超え〜3%、Mn:0.1〜2%、Cr:10〜35%、Nb:0.2〜0.8%、N:0.03%以下であり、必要に応じて、Mo、Cu、VおよびWの1種以上を合計4%以下、あるいはさらにTiおよびZrの1種以上を合計0.5%以下、あるいはさらにNiおよびCoの1種以上を合計5%以下、あるいはさらにAl:6%以下、REM(希土類元素):0.2%以下、Ca:0.1%以下の1種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物であり、冷間加工後の加熱によって生成した再結晶粒の面積率が10〜80%である部分再結晶組織を有するろう付け用フェライト系ステンレス鋼材。 (もっと読む)


【課題】引張強度980MPa以上の高強度であって、加工性、溶接性、疲労特性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板とその製造法。
【解決手段】鋼板は、質量%でC0.05以上0.12未満、Si0.35以上0.80未満、Mn2.0〜3.5、P0.001〜0.040、S0.0001〜0.0050、Al0.005〜0.1、N0.0001〜0.0060、Cr0.01〜0.5、Ti0.010〜0.080、Nb0.010〜0.080およびB0.0001〜0.0030を、あるいはさらにMo0.01〜0.15、Ca0.0001〜0.0050、REM0.0001〜0.1、Sb0.0001〜0.1のいずれか1種以上を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、体積分率20〜70%、平均結晶粒径5μm以下のフェライト相を含有する組織を有し、鋼板表面に付着量(片面当たり)20〜150g/mの溶融亜鉛めっき層を有する。 (もっと読む)


【課題】延性、加工性及び靭性に優れた高強度低比重鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1%超〜0.5%、Si:0.2%未満、Mn:0.2%超〜3.0%、Al:3.0〜10.0%、N:0.003〜0.01%、Ti:0.1%超〜1.0%を含有し、P:0.02%以下、S:0.01%以下に制限し、0.2<C+Ti≦1.5及びAl×Si≦0.8を満足し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、比重<7.5であることを特徴とする延性、加工性及び靭性に優れた高強度低比重鋼板。更に必要に応じて、Nb、Cr、Ni、Mo、Cu、B、V、Ca、Mg、Zr、REMの1種又は2種以上を含有させても良い。 (もっと読む)


【課題】延性、疲労特性及び靭性に優れた低比重鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Mn:0.9%〜1.8%、Al:3.0〜9.0%を含有し、C:0.02%未満、Si:0.2%未満、P:0.02%以下、S:0.01%以下、N:0.05%以下に制限し、Al×Si≦0.8を満足し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、比重が7.5未満である低比重鋼板。平均結晶粒径が100μm以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐熱性と加工性に優れた安価なフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.02%以下、N:0.02%以下、Si:2%以下、Mn:2%以下、Cr:10〜20%、Cu:0.4〜3%、Ti:0.01〜0.5%、B:0.0002〜0.0030%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とするフェライト系ステンレス鋼を熱延した後、熱延板焼鈍を省略して酸洗を施し、直径400mm以上の圧延ロールで冷延し、最終焼鈍を施すことを特徴とする耐熱性と加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】従来の方法では不可能であった、断面変化連結部の前後においても所望の機械的特性を得ることが可能な引張強度が980MPa以上の高強度鋼板を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】所定の複合組織を有する高強度鋼板を連続焼鈍ラインで製造するに際して、均熱温度(Tss)、焼入れ前温度(Tq)、再加熱温度(TRH)および通板速度Vを、各鋼板の断面積に応じて夫々予め設定しておき、鋼板断面積が異なる鋼板の連結部が連続ラインの焼入れ領域を通過するときに、設定条件の変更を開始し、所定時間かけて上流側の鋼板の設定条件に移行する。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工において介在物を起点とした曲げ割れ率を十分に小さくすることのできる、曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の成分が、C:0.12〜0.3%、Si:0.5%以下(0%を含む)、Mn:1.5〜3.0%、Al:0.15%以下(0%を含まない)、N:0.01%以下(0%を含まない)、P:0.02%以下(0%を含まない)、およびS:0.01%以下(0%を含まない)を満たし、残部が鉄および不可避不純物からなり、鋼組織が、マルテンサイト単一組織であり、かつ、鋼板の表面から(板厚×0.1)深さまでの表層域において、規定のn回目の判定で定まるn次介在物群であって、この介在物群の2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離が100μm以上であるものが、圧延面100cm当たり120個以下であることを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】自動車の排気ガス系部材や家電等スピニング加工等が施される製品に用いて好適な加工性に優れるフェライト系ステンレス冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼組成が、質量%で、C:0.02%以下、Si:0.5%以下、Mn:1.5%以下、Cr:11〜23%、P:0.06%以下、S:0.03%以下、Al:1.0%以下、N:0.015%以下、Nb:0.50%以下、Ti:0.005〜0.10%以下、更に11<(Nb+Ti)/(C+N)、5≦(Nb/Ti)≦25を満足し、必要に応じて、V,Zr,Mo,Cu,Co,Ni,Ca,Bの一種又は二種以上、残部がFe及び不可避的不純物で、ミクロ組織がJISG0552切断法による結晶粒度番号が6.0以上のフェライト組織中に、平均寸法が5.0μm径以下で、析出物密度:1.0x10個/mm〜8.0x10個/mm以下の、1μm径以上の炭窒化物およびその集合体を有する冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】自動車の排気ガス系部材や家電等スピニング加工等が施される製品に用いて好適な加工性に優れるフェライト系ステンレス冷延鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼組成が、質量%で、C:0.02%以下、Si:0.5%以下、Mn:1.5%以下、Cr:11〜23%、P:0.06%以下、S:0.03%以下、Al:1.0%以下、N:0.015%以下、Nb:0.50%以下、Ti:0.005〜0.10%以下、更に11<(Nb+Ti)/(C+N)、5≦(Nb/Ti)≦25を満足し、必要に応じて、V,Zr,Mo,Cu,Co,Ni,Ca,Bの一種又は二種以上、残部がFe及び不可避的不純物で、ミクロ組織が結晶粒径:50μm以下の地組織中に、平均寸法が5.0μm径以下で、析出物密度:1.0x10個/mm〜8.0x10個/mm以下の、1.0μm径以上の炭窒化物およびその集合体を有する冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】TiとNbの鋼中での固溶状態を規定することにより,耐酸化性とクリ−プ破断寿命を兼備する、燃料電池用Al含有耐熱フェライト系ステンレス鋼及びその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.02%未満、Si:0.15超〜0.7%、Mn:0.3%以下、P:0.035%以下、S:0.003%以下、Cr:13〜20%、Al:1.5〜6%、N:0.02%以下、Ti:0.03〜0.5%以下、Nb:0.6%以下、残部がFe及び不可避的不純物からなり、鋼中の固溶Ti量を[Ti],固溶Nb量を[Nb]とし、13≦Cr≦16の場合は(a)式を満足し、16<Cr≦20の場合は(b)式を満足することを特徴とする燃料電池用Al含有耐熱フェライト系ステンレス鋼。0≦[Ti]≦[Nb]+0.05,0<[Nb]≦0.6・・・(a)0≦[Ti]≦1/2×[Nb]+0.15,0<[Nb]≦0.6・・・(b) (もっと読む)


【課題】曲げ加工性および疲労強度に優れた引張強さ780MPa級の高強度めっき鋼板を提供する。
【解決手段】(1)所定の鋼中成分を含み、(2)組織は、ポリゴナルフェライト組織および低温変態生成組織を有し、前記低温変態生成組織は少なくともベイナイトを含み、マルテンサイトを更に含んでいても良く、鋼板の表面から0.1mm深さの板面について、板幅方向位置を変えて合計20視野を顕微鏡で観察し、各視野における50μm×50μmの領域について画像解析を行ったとき、下記の要件をすべて満足する溶融亜鉛めっき鋼板または合金化溶融亜鉛めっき鋼板である。
(a)ポリゴナルフェライト面積率の最大値(Fmax)≦80%
(b)ポリゴナルフェライト面積率の最小値(Fmin)≧10%
(c)Fmax−Fmin≦40%
(d)低温変態生成組織中に占めるマルテンサイト面積率の最大値(Mmax)≦50% (もっと読む)


【課題】テンパーカラーの発生を効果的に防止しつつ、BAF焼鈍鋼板の調質度を確保することもできるテンパーカラーを防止可能な焼鈍方法を提供する。
【解決手段】BAFによりタイトコイル鋼板を再結晶焼鈍する際に、窒素ガス濃度:90〜97vol%、水素ガス濃度:3〜10vol%の組成からなる混合雰囲気ガスを供給し、昇温過程で前記タイトコイル鋼板から発生する水分を気化させてつつ排除し、均熱板温580〜630℃到達時の露点を−40℃以下とした還元雰囲気中で前記タイトコイル鋼板を保定することを特徴とするBAF焼鈍鋼板のテンパーカラー防止方法。これにより、BAF焼鈍鋼板に発生するテンパーカラーを効果的に防止できる。 (もっと読む)


【課題】高電位域でのイオン溶出量の少ない燃料電池セパレータ用ステンレス鋼およびそれを用いた固体高分子形燃料電池を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03%以下、N:0.03%以下、Si:0.01〜2.0%、Mn:0.01〜2.0%、Al:0.001〜0.3%、Cr:20〜35%、Mo:4.0%以下およびNb:0.2〜2.0%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物とし、特にCr量、Nb量およびMo量について、次式(1)、(2)の関係を満足させる。
Cr+3Mo≧ 23 --- (1)
Nb/(Cr+5Mo)≧ 0.01 --- (2) (もっと読む)


【課題】MoやCrなどの高価な元素の多量添加や特殊なCGL熱履歴を必要とせず、低いYP、高いBH、優れた耐時効性、優れた耐食性を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.015%超0.100%未満、Si:0.3%以下、Mn:1.90%未満、P:0.015%以上0.05%以下、S:0.03%以下、sol.Al:0.01%以上0.5%以下、N:0.005%以下、Cr:0.30%未満、B:0.0003%以上0.005%以下、Ti:0.014%未満を含有し、2.2≦[Mneq]≦3.1および0.42≦8[%P]+150B≦0.73を満足する。鋼組織は、フェライトと第2相を有し、第2相の面積率が3〜15%、第2相面積率に対するマルテンサイトおよび残留γの面積率の比率が70%超、第2相面積率のうち粒界3重点に存在するものの面積率の比率が50%以上である。 (もっと読む)


本発明は、C 0.63〜0.85%、Si 最大0.40%、Mn 0.20〜0.90%、P 最大0.035%、S 最大0.035%、Al 最大0.060%、Cr 最大0.40%、N 0.003〜0.010%、好ましくは0.005〜0.008%、最大0.12%の含有量を有する、少なくとも1つのマイクロ合金化元素、鉄及び製錬による不純物(質量%で示す)からなる残部を有する、冷間圧延された炭素鋼に関する。マイクロ合金化元素として、Ti、Nb、V及び場合によりZrを使用することができる。この種の炭素鋼は、高い冷間圧延比で、冷間圧延して、圧延により集合組織形成された帯鋼にされ、この種の炭素鋼は、特に巻き上げバネ又はバネ特性を有するその他の部材のための材料として使用される。
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【課題】鋼板の化学成分や組織の制御だけでは実現が困難であったような、コイル内ばらつきの小さい引張強度が980MPa以上の高強度冷延鋼板コイル、およびそのような高強度冷延鋼板コイル製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】フェライトとマルテンサイトを主体とする複合組織鋼板からなる冷延鋼板コイルであって、全組織に対する占積率でフェライト:10〜40%、マルテンサイト:60〜90%である組織形態を有すると共に、コイルの任意の位置から切り出した800mm×800mmの鋼板の4角および重心の位置のフェライト分率(面積%)を、夫々Vα1、Vα2、Vα3、Vα4、Vα5、およびそれら5点の平均値をVαmとしたとき、上記フェライト分率Vα1、Vα2、Vα3、Vα4、Vα5のいずれもがVαm±5(面積%)の範囲内にある。 (もっと読む)


本発明は、降伏比が60%以上であって、耐デント性及び耐久性に優れ、r値が1.4以上であって、絞り性に優れ、そして490MPa以上の高引張強度を有する冷延鋼板、これを用いた溶融亜鉛メッキ鋼板、合金化溶融亜鉛メッキ鋼板及びこれらの製造方法に関し、より詳細には、重量%で、C:0.02〜0.05%、Mn:1.0〜3.0%、Si:0.5〜2.0%、P:0.05%以下、N:0.006%以下、Al:0.01〜0.1%、S:0.012%以下、Nb:0.04〜0.15%、及びTi、B及びZrからなる群から選択される1種以上であって、下記のEq_N値が0.001以下であり且つEq_C値が0.03以下であることを満足する元素、並びに残部Fe及びその他の不可避不純物を含み、かつ残留オーステナイトを5%以下の分率で含有する、深絞り性に優れ、高降伏比を有する高強度冷延鋼板、これを用いた溶融亜鉛メッキ鋼板、合金化溶融亜鉛メッキ鋼板及びこれらの製造方法に関する。
Eq_N=N−14×(Ti/47.9+Zr/91.2+B/10.8)
Eq_C=C−12/92.9×Nb<Ti、Zr未添加>
Eq_C=C−12×(Nb/92.9+(Ti−47.9/14×N)/47.9+(Zr−91.2/14×N)/91.2)<Ti、Zr添加>
(ここで、Ti−47.9/14×N<0の場合は、Ti−47.9/14×N=0とみなし、Zr−91.2/14×N<0の場合は、Zr−91.2/14×N=0とみなす。)
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【課題】C,N,Pの低減や、Ti添加量の低減をすることなく、安定して高い伸びを有するフェライト系ステンレス鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.005〜0.015%、N:0.005〜0.015%、P:0.025〜0.050%、Cr:16.0〜19.5%を含有し、さらに、Tiを0.20〜0.40%の範囲で、Ti≧15×(C+N)およびTi×P×10≧70を満たして含有する鋼スラブを、1050〜1300℃で50hr以下かつ下記式;T≧−100×log・t+14000×√(Ti×P)(ここで、T:均熱温度(℃)、t:均熱時間(hr)、Ti,P:それぞれの元素の含有量(%))を満たす条件で均質化熱処理し、その後、熱間圧延する。 (もっと読む)


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