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Fターム[4K037FJ06]の内容

薄鋼板の熱処理 (55,812) | 冷延板焼鈍の加熱条件(中間焼鈍除く) (2,529) | 加熱温度 850℃〜1000℃ (731)

Fターム[4K037FJ06]に分類される特許

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【課題】深絞り性に優れた冷延鋼板を生産性よく工業的に容易な方法で製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.010%未満、Si:1.5%以下、Mn:2.0%以下、P:0.10%以下、S:0.010%以下、Al:0.0005〜0.10%、N:0.0060%以下、Ti:0.001〜0.10%およびNb:0.001〜0.10%を含有し、(C/12+N/14+S/32)/(Ti/48+Nb/93)≦1.4を満足する化学組成を有する鋼塊または鋼片に、最終パスの1つ前および2つ前の2パスの合計圧下率を45%未満かつ最終パスの圧下率を25%超とし、(Ar点−30℃)以上かつ880℃以上で圧延を完了する多パスの熱間圧延を施し、前記熱間圧延完了後0.5秒間以内に400℃/秒以上の平均冷却速度で820℃まで冷却し、400℃以上700℃未満の温度域で巻き取って熱延鋼板とし、この熱延鋼板に酸洗後、圧下率:60〜95%の冷間圧延を施し、得られた冷延鋼板に700〜910℃の温度域で焼鈍を施す。 (もっと読む)


【課題】Ti,Nbの添加を必須とせずに強度と加工性に優れた冷延鋼板を製造する。
【解決手段】質量%で、C:0.06〜0.25%、Si:2.0%以下、Mn:1.5〜3.5%およびAl:2.0%以下を含有し、Si+Alの合計量が0.8〜3.0%である化学組成と、鋼板表面から板厚の1/4深さ位置における鋼組織が、体積%でフェライト60%以上、残留オーステナイト3%以上を含有し、残部がベイナイトと10%以下のマルテンサイトとからなり、前記フェライトの平均粒径Dα(μm)が3.0μm以下、前記残留オーステナイトの平均粒径Dγ(μm)が1.0μm以下で、かつ下記式(2)および(3)を満足し、前記残留オーステナイトに占めるアスペクト比2以下の残留オーステナイト粒の体積割合が60%以上である鋼組織を有する冷延鋼板:
1.5≦Dα/Dγ≦12 ・・・ (2)
3≦Dα/Dγ×(Dα+Dγ)≦30 ・・・ (3) (もっと読む)


【課題】低降伏比で延性と穴拡げ性に優れた高強度冷延鋼板を、特殊な熱間圧延やNbやTi等の合金元素の添加を必要とせずに提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.15%、Si:0.01〜1.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.10%超〜1.5%、およびN:0.010%以下を含有し、下記式(1)で規定されるα値が1.9以上である化学組成と、鋼板表面から板厚1/4深さ位置でのフェライトの体積率40%以上、マルテンサイト体積率が3%以上である鋼組織と、降伏比YRが70%以下、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)とが下記式(2)を満足し、引張強度TS(MPa)と全伸びEl(%)とが下記式(3)を満たす機械特性とを有する。
(1) α=Mn+Si×0.5+Al×0.4
(2) TS1.5×HER≧0.9×106
(3) TS1.2×El≧5.0×104 (もっと読む)


【課題】低降伏比で延性と穴拡げ性に優れた高強度冷延鋼板を、特殊な熱間圧延やNbやTi等の合金元素の添加を必要とせずに提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.15%、Si:0.01〜1.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜1.5%、およびN:0.010%以下を含有し、α値(=Mn+Si)が2.3%以上である化学組成と、鋼板表面から板厚の1/4深さ位置でのフェライトの体積率が40%以上かつマルテンサイトの体積率が3%以上である鋼組織と、降伏比YRが70%以下、引張強度TS(MPa)と穴拡げ率HER(%)がTS1.5×HER≧0.80×106およびTS/(C×100)0.5≧250を満たす機械特性を有する冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】強度−延性バランスに優れた高強度鋼板を製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、所定の化学成分を有する鋼を、Ac3点以上の温度で10秒以上保持した後、10℃/秒以上の冷却速度でMs点以下まで冷却し、150℃以上250℃未満で30秒以上700秒以下保持した後、室温まで冷却する一次焼鈍工程と、次いで、Ac1点以上Ac3点以下で10秒以上200秒以下保持した後、10℃/秒以上の冷却速度で300℃以上500℃以下の温度まで冷却し、300℃以上500℃以下で10秒以上500秒以下保持した後、室温まで冷却する二次焼鈍工程とを含むことを特徴とする加工性に優れた高強度鋼板の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】良好な化成処理性を有する引張強度が590MPa以上で、TS×ELが18000MPa・%以上で加工性に優れた高Si冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】
C:0.05〜0.3質量%、Si:0.6〜3.0質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.1質量%以下、S:0.05質量%以下、Al:0.01〜1質量%、N:0.01質量%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する冷延鋼板を連続焼鈍する際に、昇温時に鋼板温度が300℃以上Ta℃未満の温度域を空気比0.89以下の直火バーナ(A)を用いて鋼板を加熱した後、引き続いて鋼板温度がTa℃以上Tb℃未満の温度域を空気比0.95以上の直火バーナ(B)を用いて鋼板を加熱し、その後、露点−25℃以下の、1〜10体積%H+残部Nガス雰囲気の炉で均熱焼鈍する。450℃≦Ta℃≦550℃、650℃≦Tb℃≦800℃。 (もっと読む)


【課題】プレス成形時の突発的な破断を回避でき、700〜900MPaのTSを有する延性に優れた高張力鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜1.5%、Si:0.1%以下、Mn:10〜25%、P:0.1%以下、S:0.05%以下、Al:0.1%以下、Ni:3.0〜8.0%、Mo:0.1%以下、N:0.01%以下を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、平均粒径が5〜30μmの再結晶オーステナイト粒あるいはさらに面積率で1%以下のその他の組織からなるミクロ組織を有することを特徴とする延性に優れた高張力鋼板。 (もっと読む)


【課題】連続焼鈍における焼入れ時の鋼板形状の悪化を抑制することによって、高い平坦度を有するマルテンサイト単相組織の超高強度冷延鋼板を得る。
【解決手段】mass%でC:0.05〜0.40%、Si:2.0%以下、P:0.05%以下、S:0.02%以下、Al:0.01〜0.05%、N:0.005%未満、Mn:1.0〜3.0%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する冷間圧延後の鋼板を連続焼鈍して引張強さ980MPa以上の超高強度冷延鋼板を製造する方法において、上記連続焼鈍では、Ac変態点以上の均熱温度からMs点〜Ms点+200℃の温度範囲まで20℃/秒以上の平均冷却速度で一次冷却し、上記温度範囲に0.1〜60秒間保持した後、100℃/秒以上の平均冷却速度で100℃以下まで二次冷却することにより、鋼板の平坦度が10mm以下である超高強度冷延鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】引張強度が390MPa以上700MPa以下、r値が一番低い方向のr値が1.1以上の深絞り性に優れた高強度鋼板を得る。
【解決手段】質量%で、C:0.0005〜0.040%、Si:1.5%以下、Mn:0.5〜3.0%、P:0.005〜0.1%、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.5%、N:0.005%以下を含有し、さらに、Nb:0.5%以下、Ti:0.5%以下、V:0.5%以下の1種または2種以上を含有する組成からなる鋼スラブを、熱間圧延にて仕上圧延出側温度:800℃以上とする仕上圧延を施し、550℃以上720℃以下で巻取り、冷却して熱延板を得、該熱延板に酸洗および圧下率50%以上85%以下の冷間圧延を施し冷延板とし、該冷延板に、焼鈍温度:760℃以上950℃以下で焼鈍をおこない、その際700℃以上焼鈍温度以下の温度域で0.1%以上2.0%以下の歪を付与する。 (もっと読む)


【課題】強度と延性に優れた構造部材用ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.05〜0.30%、N:0.01〜0.30%、Si:0.1〜3.0%、Mn:0.1〜30.0%、Ni:0.1〜5.0%、Cu:0.1〜4.0%、Cr:10.0〜19.0%、Mo:0.5%以下、Nb:0.3%以下、Al:0.020〜2.00%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、所定の式で表されるMd30およびMsが、50≦Md30・・・(c)、4.5Md30−625≦Ms≦50・・・(d)の式を満足し、オーステナイト相を母相とし、マルテンサイト相を1%以上含むことを特徴とする構造部材用高強度および高延性オーステナイト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】耐遅れ破壊特性に優れる熱間プレス工法による超高強度部材を低コストで製造することができる引張強さTSが1180MPa以上の超高強度部材の製造方法およびその使用方法を提供すること。
【解決手段】鋼板を700〜1000℃に加熱し、その加熱温度で部品形状に成形すると同時に金型で冷却し、目的の形状にせん断打ち抜き加工を施して引張強さが1180MPa以上の超高強度部材を製造するにあたり、せん断打ち抜き加工の後に、温度範囲が100℃以上300℃未満でかつ保持時間が1秒〜60分の熱処理を施す。 (もっと読む)


【課題】長時間熱履歴を受けても強度劣化が少ない低コストな排気部品用フェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%にて、C:0.010%未満、N:0.020%以下、Si:0.1%超〜2.0%以下、Mn:2.0%以下、Cr:12.0〜25.0%、Cu:0.9超〜2%、Ti:0.05〜0.3%、Nb:0.001〜0.1%、Al:1%以下、B:0.0003〜0.003%以下を含有し、Cu/(Ti+Nb)が5以上、残部がFeおよび不可避的不純物からなることを特徴とする耐熱性と加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼板である。Cu/(Ti+Nb)を5以上とする鋼成分において、600℃〜800℃で長時間時効処理を施しても、従来の高Nb含有鋼以上の高温強度を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】材質、特に強度の安定性が高い析出強化型の高強度薄鋼板、および、その製造方法を提供すること。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.06〜0.7%、Mn:1.0〜2.5%、P:0.01〜0.05%、S:0.0050%以下、Al:0.01〜0.10%、N:0.0050%以下、Nb:0.01〜0.10%、Ta:0.001〜0.010%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる材質安定性に優れた高強度薄鋼板。 (もっと読む)


【課題】伸び、伸びフランジ性、溶接性を兼備した高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.25%、Si+Al:合計で0.5〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、P:0.1%未満、S:0.005%以下、N:0.01%以下、V:0.10〜0.50%、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、面積率で、焼戻しマルテンサイトおよび/または焼戻しベイナイトからなる軟質母相を20〜60%、残留γおよびマルテンサイトからなる硬質第2相を5〜20%含み、残部がベイナイト、ベイニティックフェライト、および、オートテンパされたマルテンサイトの少なくとも1種からなる組織であって、前記残留γを単独では面積率で1%以上含む組織を有し、前記硬質第2相の平均粒径が円相当直径で1.5μm以下であり、前記軟質母相中に存在する炭化物のうち、円相当直径8〜15nmの炭化物の体積率が50%以上であり、かつ、円相当直径50nm以上の炭化物が該軟質母相1μm2当たり3個以下である高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】低温かつ短時間の加熱でも十分に焼きが入り、高強度の成形品を製造できる性能を有する、熱処理用鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.35%、Si:0.5%以下、Mn:0.5〜2.5%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.1%以下およびN:0.01%以下を含有し、場合によりB:0.005%以下、Ti:0.1%以下、Cr:0.5%以下、Nb:0.1%以下、Ni:1.0%以下およびMo:0.5%以下から選ばれる1種または2種以上を含有する化学組成と、鋼中の炭化物の球状化率が0.60〜0.90である鋼組織とを有する。好ましくは炭化物の数密度が0.50個/μm2以上、炭化物に占める粒径0.5μm以上の粗大炭化物の個数比率が0.15以下である。 (もっと読む)


【課題】降伏伸びが小さく、加工後の表面外観に優れたステンレス冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.010〜0.025%、Si:0.02〜0.30%、Mn:0.30〜1.0%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、N:0.005〜0.050%およびCr:16.0〜20.0%を含有し、かつCとNは、次式:0.015%≦(C+N)≦0.060%を満たし、残部Feおよび不可避的不純物の組成にすると共に、降伏伸びを0.5%以下、鋼板中のフェライト相の平均結晶粒径を40μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】加熱が低温かつ短時間の熱間プレス加工でも十分に焼きが入って高強度の成形品を製造できる、熱間プレス加工用鋼材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.35%、Si:0.5%以下、Mn:0.5〜2.5%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.1%以下およびN:0.01%以下を含有し、場合によりB:0.005%以下、Ti:0.1%以下、Cr:0.5%以下、Nb:0.1%以下、Ni:1.0%以下およびMo:0.5%以下から選ばれる1種または2種以上を含有する化学組成と、鋼中の炭化物の球状化率が0.60〜0.90である鋼組織とを有する。好ましくは炭化物の数密度が0.50個/μm2以上、炭化物に占める粒径0.5μm以上の粗大炭化物の個数比率が0.15以下である。 (もっと読む)


【課題】残留オーステナイト鋼において、高強度を確保しつつ伸びと穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】特定の鋼組成をもち、金属組織はフェライトまたはベイナイトまたは焼戻しマルテンサイトを主体とし、残留オーステナイト相を3%以上、20%以下含む鋼板において、このオーステナイト粒がフェライト相、ベイナイト相、マルテンサイト相と接する相界面において、オーステナイト中の平均C濃度が0.6%以上,1.2%以下であり、オーステナイト粒の中心C濃度Cgcとオーステナイト粒の粒界の濃度Cgbが式(1)を満たす範囲にあるオーステナイト粒が50%以上あることを特徴とする伸びと穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板。
Cgb/Cgc > 1.3 (1) (もっと読む)


【課題】延性に優れ、しかも引張強さ(TS)が1470MPa以上の高強度鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.30%以上0.73%以下、Si:3.0%以下、Al:3.0%以下、Si+Al:0.7%以上、Cr:0.2%以上8.0%以下、Mn:10.0%以下、Cr+Mn:1.0%以上、P:0.1%以下、S:0.07%以下およびN:0.010%以下を含有し、残部はFeおよび不可避不純物の組成とし、鋼板組織は、マルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率が15%以上90%以下、残留オーステナイト量が10%以上50%以下、該マルテンサイトのうち50%以上が焼戻しマルテンサイトであり且つ該焼戻しマルテンサイトの鋼板組織全体に対する面積率が10%以上、ポリゴナルフェライトの鋼板組織全体に対する面積率が10%以下(0%を含む)を満足させ、引張強さを1470MPa以上、引張強さ×全伸びを29000MPa・%以上とする。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れかつその機械的特性の安定性に優れる引張強さ(TS)が980MPa以上の高強度鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Cを所定量含有する鋼板を、オーステナイト単相域または(オーステナイト+フェライト)2相域に加熱後、マルテンサイト変態開始温度Ms未満Ms-150℃以上の温度域に冷却し、未変態オーステナイトの一部をマルテンサイト変態させたのち、昇温してマルテンサイトの焼戻しを行うことによる高強度鋼板の製造に際し、上記鋼板の板幅方向にわたる最冷部位を、目標とする冷却停止温度から(冷却停止温度+15℃)の温度域に、15秒以上100秒以下の時間保持する。 (もっと読む)


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