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【課題】含有する高Siに起因してファイアライトの生成が避けられないために、そのファイアライトが残留して熱延鋼板の表面性状を阻害する結果となるので、このファイアライトによる熱延鋼板の表面性状の劣化を来たすことがないようにしてすぐれた表面性状の熱延鋼板を製造すること。
【解決手段】Si:0.2〜3.0%を含有する鋼のスラブを、加熱炉の温度(T℃):1173〜1250℃および加熱炉内の酸素濃度(Xvol.%):X≦−0.0260T+32.468の雰囲気条件下で、20〜60分間均熱した後、加熱炉から抽出して少なくとも最初のデスケーリングを1173℃以上の温度で行なってから熱間圧延する方法。 (もっと読む)


【課題】プレス加工された鋼材部位の硬度も高く維持することができ、かつ、プレス加工後の打抜き加工も容易であって、製造歩留まりを低下させることのない高強度鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】熱間プレス成形時に鋼材内の炭素が脱炭するのを防止するための脱炭防止剤Dを鋼材(ワークW)の打抜き加工されない箇所に塗布する第1の工程と、ワークWを熱間プレス成形する第2の工程と、脱炭防止剤が塗布されていない箇所Waを打抜き加工する第3の工程と、からなる高強度鋼材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】溶接継手強度が高い温水器用フェライト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、0.003%≦C≦0.010%、0.20%≦Si≦0.50%、Mn≦0.2%、P≦0.04%、S≦0.005%、0.02%≦Al≦0.15%、N≦0.010%、21.0%≦Cr≦25.0%、0.5%≦Mo≦1.3%、Ni≦0.5%、0.25%≦Nb≦0.5%を含み、かつ15≦Nb/(C+N)≦35であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、大きさが70nm以下のNbCまたはNb(CN)が存在していることを特徴とする溶接継手強度が高い温水器用フェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】絞り成形性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板表層組織の改善により、深絞り成形時の縦壁部での破断を抑制する。具体的には、平均結晶粒径10μm以下のフェライト相と体積分率30〜90%のマルテンサイト相を含み、板厚表層硬度の板厚中心硬度に対する比が0.6〜1であり、めっき層と鋼板の界面から鋼板側内部へ進展している亀裂および凹部の最大深さが0〜20μmであり、亀裂と凹部以外の平滑部面積率が60%〜100%である組織とする。このような組織を有する鋼板を得るためには、例えば、溶融亜鉛めっき処理では、600℃以上の昇温過程から焼鈍温度を経て450℃までの冷却過程までの範囲内における熱処理炉内雰囲気を水素濃度2〜20%かつ露点-60〜-10℃とし、760〜860℃の焼鈍温度で10〜500秒保持した後、1〜30℃/秒の平均冷却速度で冷却する。 (もっと読む)


【課題】耐発銹性を著しく向上させ加工性を兼備したTi添加フェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.001〜0.010%、Si:0.01〜0.20%、Mn:0.01〜0.30%、P:0.005〜0.050%、S:0.0001〜0.0100%、Cr:14〜22%、N:0.001〜0.020%、Ti:0.05〜0.30%、Al:0.005〜0.050%からなるフェライト系ステンレス鋼板を、最終焼鈍工程において水素ガスを70容量%以上とする残部が実質的に窒素ガスからなる露点−40℃以下の雰囲気中で、昇温過程と均熱過程,冷却過程において雰囲気ガスの露点と滞留時間をそれぞれ規定することにより、表面酸化皮膜内のCr/Fe濃度比>0.5かつ表面酸化皮膜にTiO2を含有させ、表面の孔食電位V’c100を0.5V以上に高める。 (もっと読む)


【課題】延性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】浴温が400〜450℃、浴中Al濃度が1.0〜10mass%、浴中Mg濃度が0.10〜10mass%の亜鉛めっき浴を用いて、溶融亜鉛めっき処理とオーステンパー処理を同時に行う。またはさらに、めっき処理前後で、鋼板を前記めっき浴温で保持する。めっき処理前後の保持時間とめっき処理時間を合わせてのオーステンパー処理時間は50s以上600s以下である。その結果、めっき浴中を鋼板が通過する時間を有効にオーステンパー処理に使うことが可能となり、延性が向上する。例えば、本発明で適用される鋼板としては、mass%で、C:0.05〜0.20wt%を含有し、Si:0.01〜3.0%、Mn:0.5〜3.0%、Al:0.01〜3.0%の中から1種以上を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】Si含有高強度冷延鋼板において、塗装後耐食性を改善する
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.3%、Si:0.3〜2.5%、Mn:1.5〜3.5%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.005〜0.5%、N:0.0060%以下を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、FeSiO、FeSiO、MnSiO、MnSiOから選ばれた1種以上のシリケートと、SiOを含有しており、鋼板の厚さ方向において、前記シリケートの濃度が前記SiOの濃度より高い領域が、前記SiOの濃度が前記シリケートの濃度より高い領域より表面側に位置することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】優れた成形性、および断面成形加工−応力除去焼鈍後の優れた耐ねじり疲労特性を有する自動車構造部材用高張力溶接鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Alを適正範囲とし、Mn:0.8〜1.99%、Ti:0.001〜0.07%、Nb:0.001〜0.05%を含有し、P、S、N、Oを所定値以下に調整した組成を有する鋼素材に、加熱温度と、仕上圧延終了温度を適正範囲とした熱間圧延と、熱間圧延終了後、750〜650℃の温度範囲で2s以上の徐冷を行ない、660〜410℃の巻取り温度で巻取り、平均粒径が2〜8μmであるフェライト相を60体積%以上、フェライト相中に平均粒径2〜40nmのNb炭化物が析出してなる組織とを有する熱延鋼帯に、幅絞り率を10%以下とする電縫造管工程を施し、溶接鋼管とする。これにより、成形性と断面成形加工−応力除去焼鈍処理後の耐ねじり疲労特性に優れた高張力溶接鋼管となる。 (もっと読む)


【課題】 製造性に優れ、しかも安価で、約2質量%以下のVと、50質量%前後のCoを含有するFe−Co系合金と同等レベルの磁気特性を有するFe−Co系合金の製造方法を提供する。
【解決手段】 質量%でCo:23.0〜30.0%、V:3.0%以下、残部はFe及び不可避的不純物からなるFe−Co系合金を熱間圧延後(熱間圧延後には水冷処理を行わず)、冷間圧延を行って冷間圧延板とし、該冷間圧延板を素材として、880〜930℃の範囲内で焼鈍を行うFe−Co系合金の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】多量のSi,Mnを含有する鋼板の組織を調整するとともに、Si,Mnを含まないFeとZnのめっき層を合金化させて、高強度でしかも延性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を得る。
【解決手段】C:0.05〜0.25質量%,Si:0.6〜2.0質量%,Mn:1.0〜2.5質量%,Al:0.1〜0.5質量%を含み、かつSiとAlの合計が0.8〜2.2質量%に調整された鋼板にFe系めっきを施した後、700〜900℃で焼鈍し、その後、2〜200℃/秒の平均冷却速度で350〜500℃まで冷却し、その温度域に10〜200秒保持した後、下記式(1)を満たす付着量で溶融Znめっきを施し、直ちに460〜530℃の温度域で2〜120秒保持後、5℃/秒以上の冷却速度で250℃以下に冷却してδ1単相の合金化めっき層を形成する。 0.08≦[Fe付着量]/([Fe付着量]+[Zn付着量])≦0.15 ・・・(1) (もっと読む)


【課題】 冷間圧延後の板厚変動の小さい冷延高張力鋼板を製造することができる熱延鋼帯及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 熱延コイルの尾端から少なくとも200m以下の範囲が、ベイナイト主体の組織であって、組織中のパーライト分率が15%以下であり、パーライト分率の長手方向の変動差が10%以下であることを特徴とする。そして、製造方法は下記式(1)を用いて算出されるLが20μm以下を満たす条件で冷却することを特徴とする。
【数1】


上記式中、t:仕上げ圧延出側以降の時間(秒)、t600:仕上げ圧延完了時刻を0とし、600℃到達までの時間(秒)、T:仕上げ圧延以降の鋼帯温度(℃)。 (もっと読む)


【課題】自動車燃料タンク部材へのプレス成形において、「割れ」の発生を防止し、かつ「しわ」の発生も顕著に抑止できる成形性の良いフェライト系ステンレス鋼板を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.015%以下、Si:1%以下、Mn:1%以下、P:0.05%以下、Cr:16〜25%、Ti:0.05〜0.5%、Nb:0.1〜0.5%、必要に応じてNi:2%以下、Mo:3%以下、N:0.02%以下、B:0.01%以下、Cu:2%以下、Al:0.5%以下を含み、残部が実質的にFeの組成をもち、初期ブランク径D0=76mm、パンチ径Dp=40mm、しわ押さえ力=3kNで、円筒絞り加工を施したときの成形体円筒部の真円度が0.05以下となる歪み分布をもつ燃料タンク用フェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


【課題】 表面均一性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼熱間圧延鋼材の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、熱間圧延したオーステナイト系ステンレス鋼材の製造方法において、熱間圧延後に実施される熱処理時の雰囲気を酸素濃度3.5vol%以上10vol%以下、水蒸気濃度20vol%以下の雰囲気で処理することを特徴とする、表面均一性に優れかつ脱スケールが容易となるオーステナイト系ステンレス鋼の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】無酸化炉−還元炉方式の溶融めっき設備で発生する不めっきや合金化のばらつき,それに起因する外観不良などを合金化の昇温速度や合金化温度到達後の冷却速度を制御することを目的としている。
【解決手段】
無酸化炉−還元炉方式の溶融亜鉛めっき設備を用いて鋼板を焼鈍した後,該鋼板を大気に接触させることなく,溶融亜鉛めっきを主体とする溶融金属中を通板せしめ,次いで加熱合金化する合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法において,無酸化炉内の酸素濃度を体積%で1%以下,還元炉の酸素濃度を体積ppmで100ppm以下,還元炉の水素濃度を体積%で5%以上とし,溶融めっき後の加熱合金化を,誘導加熱装置にて板温昇温速度70℃/s以下で加熱合金化した後,温度を保持することなく,該加熱合金化温度から5℃/s〜30℃/sの冷却速度で板温が400℃以下に到達するまでガス冷却することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】プレス成形性、耐二次加工脆性ならびに表面性状に優れた、引張強度が340MPa以上の高張力冷延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.0005%以上0.010%未満、Si:0.4%未満、Mn:0.3%超〜2.5%以下、P:0.02%超〜0.10%以下、S:0.01%未満、sol.Al:0.15%以下、N:0.005%未満、Ti:0.020%未満、Nb:0.20%以下を含有し、必要によりTi:0.020%未満を含有し、かつTi、Nbが下記式(1)および(2)を満足し、残部Feおよび不純物から成る化学組成を有し、FeNbP系化合物の平均数密度が5.0×10個/mm以下とする。
(93/12)×C+0.037≦Nb・・・(1)
Ti≦(48/14)×N+0.012%・・・(2) (もっと読む)


【課題】特に、冷延鋼板表面に、縮合りん酸塩を含有する前処理液で表面調整した後にりん酸塩皮膜を形成した場合であっても、良好なりん酸塩皮膜を形成することができる、化成処理性に優れた冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01%以下、Si:0.01〜0.1%、Mn:0.05〜0.5%、S:0.003〜0.02%およびP:0.005〜0.1%を含有する極低炭素鋼素材を熱間圧延した後、550℃以下の低温で巻き取り、その後、冷間圧延を施したのち、露点−40〜0℃で、かつ酸素10〜40体積ppm、水素1〜10体積%、残部が窒素からなる還元ガスの雰囲気中で焼鈍を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 最終焼鈍条件を適正化することにより被削性が改善され、機械部品,自動車部品等の素材として有用な中・高炭素鋼板を製造する。
【解決手段】 C:0.45〜1.5%,Si:1.0%以下,Mn:0.1〜2.0%,S:0.02%以下,P:0.03%以下,Al:0.005〜0.20%を含む鋼材を熱延し、酸洗後又は酸洗・冷延後に最終焼鈍する。均熱温度Ta:(A1点+20℃)〜(A1点+80℃),均熱時間t:5〜40時間,冷却速度R:5〜60℃/時,式(A)のX値がX≧0となる条件下で最終焼鈍することにより、被削性の向上に有効な球状セメンタイト+パーライトの混合組織が得られる。
X=R−(4.81×105)/{(t2/3+20)×(Ta−A1)}3/2 ・・・・(A) (もっと読む)


【課題】エアコン四方弁のバルブシート用材料として、従来の銅合金より熱伝導性が低く、バルブシートへの加工が容易で、金型寿命の低下が防止でき、かつ研磨後に樹脂との摺動性が十分確保できる材料を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.03%以下、Si:1%以下、Mn:2%以下、Ni:6〜11%、Cr:15〜20%、S:0.007%以下、Cu:1〜4%、Mo:1%以下、N:0.03%以下、B:0〜0.03%、残部Fe、下記(1)式のMd30値が−10以下の組成をもち、結晶粒度番号7.5以下、表面粗さRaが0.2μm以上の酸洗肌を有し、引張強さが520N/mm2以下であるオーステナイト系ステンレス鋼板。
Md30=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo ……(1) (もっと読む)


【課題】引張り強さが980MPa以上で、強度−延性バランスおよび曲げ特性に優れ、かつ溶接熱影響部の軟化が小さい冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:1.5 %以下、Mn:1.0 〜3.0 %、P:0.10%以下、S:0.005 %以下、Al:0.01〜0.5 %、N:0.010 %以下およびV:0.10〜1.0 %を含み、かつ(10Mn+V)/C≧50を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、焼戻しマルテンサイト相の体積率を80%以上、粒径:20nm以下のVを含む炭化物の析出個数を単位体積:1μm3当たり1000個以上、かつ該粒径:20nm以下のVを含む炭化物の平均粒径を10nm以下とする。 (もっと読む)


【課題】 酸洗後の熱延鋼板の表面における白スジ模様の発生を、大幅に抑制することができる熱延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 粗圧延された粗バーを昇温量(Ts)(℃)で加熱してから仕上圧延を行い、その後、750℃から650℃までの平均冷却速度Vt(℃/sec)がこの昇温量(Ts)(℃)との間に、Vt≧24−0.3×(Ts−20)により規定される関係を満足するようにして、冷却を行うことにより、C:0.01%以上0.15%以下、Si:0.01%以上0.5%以下、Mn:0.6%以下、P:0.05%以下、S:0.05%以下を含有する熱延鋼板を製造する。白スジ模様の発生を抑制できる。 (もっと読む)


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