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Fターム[4L037FA07]の内容

無機繊維 (8,808) | 製品の形態;構造 (2,018) | 繊維の強度、伸度 (214) | 強度≧45kg/mm2(4.4GPa) (122)

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【課題】本発明が解決しようとする課題は、従来技術における問題点を解決し、ラージトウでありながらも高い品質を有する炭素繊維を提供することにある。
【解決手段】本発明の要旨は、95質量%以上のアクリロニトリル単位を含有するアクリロニトリル系重合体の有機溶剤溶液からなる紡糸溶液を、吐出孔を50000〜70000有する紡糸口金装置を用いて、有機溶剤水溶液からなる凝固浴中に吐出させて凝固糸にするとともに、この凝固糸を紡糸原液の吐出線速度の0.3〜0.4倍の速度で凝固浴中から引き取る工程と、さらに5〜6倍の延伸を施す工程と、シリコン系油剤の添油処理を行う工程と、乾燥させた後に、ロール間で加熱しながら1.2〜1.7倍の延伸を施す工程と、引き続き焼成して炭素繊維とする工程とを有する炭素繊維の製造方法にある。 (もっと読む)


【課題】総繊維数が多くても、焼成工程での操業安定性を高くできる上に、得られる炭素繊維束のストランド強度および樹脂含浸性を高くできる炭素繊維前駆体アクリル繊維束を提供する。
【解決手段】本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維束は、空豆形断面型単繊維と楕円形断面型単繊維と円形断面型単繊維とにより構成され、それらの本数の割合が特定範囲にある。 (もっと読む)


【課題】単繊維数を多くしても、操業安定性が良好で、得られる炭素繊維束の機械的特性を向上させることができる炭素繊維前駆体アクリル繊維束を提供する。
【解決手段】本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維束は、総繊度が30000Dtex以上であり、長手方向に対して垂直方向の結晶領域サイズが13nm以上、溶剤含有濃度が0.02〜0.1質量%である。 (もっと読む)



【課題】平均繊維径が3〜8μmにして引張り強度の強いアルミナ短繊維集合体とその製造方法を提供する。
【解決手段】Al含有率が99質量%以上(100%を含む)、平均繊維径が3〜8μm、平均引張り強度が300〜500MPaであるアルミナ短繊維集合体。以下の(1)〜(3)の工程を経ることを特徴とする上記アルミナ短繊維集合体の製造方法。
(1)塩基性塩化アルミニウムをAl換算で25〜30質量%、ポリビニルアルコールを1.5〜3.5質量%、ポリエチレンオキシドを0.5〜1.5質量%を含み、20℃における粘度が1500〜6000mPa・sの水溶液を調製する工程、(2)上記水溶液を紡糸原液として、回転する中空円盤の側壁に設けられた複数個の細孔から吐出させて液糸化し前駆体繊維とする工程、(3)上記前駆体繊維を集めて焼成した後冷却する工程。 (もっと読む)


【課題】複数の小トウを容易に1本に集束可能で焼成時に自然に元の小トウに分割可能な分割能を備え、生産性や品質に優れる炭素繊維を得るに好適な炭素繊維前駆体繊維束、優れた炭素繊維とその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の製造方法で得られる、単繊維繊度0.7〜1.3dtex、小トウ単繊維数5〜15万、集合トウ総単繊維数10〜60万の炭素繊維前駆体繊維束であり、複数の小トウ間の交絡度が1m-1以下で、捲縮が付与されない実質的にストレートな繊維からなり、容器への収納時及び容器から引き出し焼成工程に導入する際に1本の集合トウの形態を保持し焼成工程にて同工程で発生する張力により複数の小トウに分割可能な幅方向の分割能を有す。この繊維束を耐炎化工程で発生する張力により小トウに分割しつつ焼成する炭素繊維の製法。この方法で製造されストランド強度4100Mpa以上の炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】 本発明はアルミニウム導体コンポジットコア強化ケーブル(ACCC)(300)および製造方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも1層のアルミニウム導体(306,308)により囲まれるコンポジットコア(302,304)を持つACCCケーブルに関する。コンポジットコアは、軸方向に配向されかつ充分に連続した少なくとも1種類の強化繊維を熱硬化性樹脂マトリクス中に有し、約90〜約230℃の範囲内の使用温度性能、少なくとも50%の繊維体積分率、約1.10〜約1.65GPa(約160〜約240Ksi)の範囲の引張強度、約50〜約210GPa(約7〜約30Msi)の範囲の弾性率、および約0〜約6×10−6m/m/℃の範囲の熱膨張率を持つ。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維とマトリックス樹脂界面の接着性確保、マトリックス樹脂の十分な伸度確保、薄物プリプレグの取り扱い性改善および成型品の品位確保により、構成要素や成型法を限定することなく、成型作業性に優れ、大変形時に折損しにくい釣竿穂先竿を実現できるような物性を有する釣竿穂先用途プリプレグを提供すること。
【解決手段】
炭素繊維とマトリックス樹脂を含むプリプレグであって、
炭素繊維が条件[I]〜[IV]を満たし、マトリックス樹脂が下記に示す構成成分[A]をエポキシ樹脂100重量部のうち30〜60重量部、構成成分[B]をエポキシ樹脂100重量部のうち40〜70重量部、構成成分[C]をエポキシ樹脂100重量部に対して1〜10重量部含むエポキシ樹脂組成物であることを特徴とする釣竿穂先用プリプレグ。
[I]X線光電子分光法により測定される炭素繊維の表面酸素濃度O/Cが0.20以下
[II]化学修飾X線光電子分光法により測定される表面水酸基濃度C−OH/Cが0.5%以上
[III]化学修飾X線光電子分光法により測定される表面カルボキシル基濃度COOH/Cが2.0%以下
[IV] 複数のエポキシ基を有する化合物がサイジングされている
[A]25℃での粘度が0.1〜10Pa・sの範囲内にある液状ビスフェノール型エポキシ樹脂、および/または25℃での粘度が0.1〜10Pa・sの範囲内にある水添ビスフェノール型エポキシ樹脂
[B]エポキシ当量が1500〜5000の範囲内にあるビスフェノール型エポキシ樹脂
[C]ジシアンジアミドまたはその誘導体 (もっと読む)


【課題】断熱材、成形断熱材材料としての使用に好適なハンドリング性の良いピッチ系炭素繊維フェルトを提供すること。また生産性の高い製造方法を提供すること。
【解決手段】原料がメソフェーズピッチであるピッチ系炭素繊維前駆体を捕集し、連続してクロスラップしたものを、不融化、炭化処理、およびフェルト化処理することによって得られる、厚み方向の層間剥離強度が0.25N/5cm片以上であるピッチ系炭素繊維フェルト及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】 マトリックス材料と複合化してコンポジットにした場合、マトリックス材料との良好な接着性を有する補強材として機能する炭素繊維ストランドを提供する。
【解決手段】 走査型プローブ顕微鏡で測定した表面皺の間隔a120〜160nm、表面皺の深さb12〜23nm、比表面積0.9〜2.3m2/gの炭素繊維が20000〜30000本収束されてなり、強度が5900MPa以上、弾性率が300GPa以上、密度が1.76g/cm3以上の炭素繊維からなる炭素繊維ストランドであって、ストランド幅が5.5mm以上且つ糸割れ評価方法において糸割れが観察されない炭素繊維ストランド。
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【課題】 紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフトを高めることができるPAN系重合体溶液を用いることにより、生産性を損なうことなく毛羽立ちの少ない高品位な炭素繊維用前駆体繊維を製造する方法を提供すると共に、上記の高品位な炭素繊維用前駆体繊維を用いた高性能でかつ高品位な炭素繊維を焼成工程でも安定して製造することができる方法を提供する。
【解決手段】
ポリアクリロニトリル系重合体を溶媒に溶解してなる重合体溶液を乾湿式紡糸するに際し、該重合体溶液の紡糸ドラフトを8〜100の範囲に設定して紡糸し、乾燥させた凝固糸条の単繊維繊度が0.4〜2.3dtexの凝固糸を得、次いで該凝固糸を延伸して単繊維繊度が0.4〜1.2dtexの延伸糸とすることを特徴とする炭素繊維用前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
残存アクリロニトリル量の少なく、かつ熱安定性を改善しゲル化を抑制した熱安定性良好なアクリル系プリカーサー用原液を提供する。
【解決手段】
アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からなる群より選ばれる少なくとも一つの酸モノマーを共重合したポリアクリロニトリル重合体が溶媒に溶解してなるとともに、未反応アクリロニトリルの残存比率が0.001〜1重量%であって、かつ、アルキル化剤が0.01〜3重量%含まれてなることを特徴とする炭素繊維前駆体繊維用紡糸原液。 (もっと読む)


【課題】太物トウでありながらも、品質の良い炭素繊維を生産性よく得ることができる炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】フィラメント数49,000以上の捲縮が5山/25mm以下のストレートなトウからなるアクリロニトリル系前駆体繊維を、酸化性雰囲気中200〜300℃で耐炎化処理する工程と、耐炎化処理された繊維を不活性雰囲気中1,000℃以上で炭素化処理する工程を有する炭素繊維の製造方法であって、耐炎化処理の時間が100分以下であり、かつ耐炎化処理中のアクリロニトリル系前駆体繊維のトウ幅Wを、アクリロニトリル系前駆体繊維の密度に応じて制御する炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】乾燥工程の収縮率を規制することで走行糸条の糸道安定化および単繊維間の接着を減少させ、単糸損傷の少ない炭素繊維製造用アクリル系繊維糸条を得る。
【解決手段】アクリル系重合体と溶媒とを含む紡糸原液を紡糸し、水洗によって脱溶媒して得た糸条を、糸条の水分率が100〜140重量%の範囲にある間に0〜3%の収縮を与え、ついで水分率が50〜100重量%の範囲にある間に0〜2%の収縮を与えることにより、水分率が50〜140重量%の範囲にある間での糸条の収縮率が0〜5%となるよう乾燥した後、更に水分率が実質的に0重量%となるまで乾燥する乾燥工程を経てアクリル系繊維糸条を得るに際し、乾燥工程における糸条1m当たりの乾燥工程張力の減衰率(%)が、糸条の水分率が80〜140重量%の範囲にある間は5〜8%、糸条の水分率が0〜80重量%の範囲にある間は0〜2%の範囲内になるよう収縮率を調整する。 (もっと読む)


【課題】 生体溶解性を有し、繊維の引っ張り強度の高い無機繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 60〜80重量%のSiO、5〜20重量%のMgO、5〜30重量%のCaO、0.5〜5重量%のAl及び0.1〜5重量%のBaOを含有する原料を1800〜2100℃に加熱・融解し、得られた融液を気流に晒して繊維化する。 (もっと読む)


【課題】用途に応じた種々の複合材において優れた特性を実現し得る炭素繊維の前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法であって、得られる前駆体繊維のポリアクリロニトリルの(100)反射から得られる結晶領域サイズと、トータル延伸倍率とが次式を満たす製造方法。
【数1】
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【課題】高強度・高弾性率で緻密性および配向度が高く、かつトウ繊度の変動率の小さい炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維の、湿式紡糸方法による長時間糸切れすることがなく毛羽の発生の少ない高速で安定な製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリル系共重合体を湿式紡糸して、凝固繊維とした後、浴中延伸、または空中延伸と浴中延伸をによる一次延伸を行った後、加圧水蒸気延伸を伴う二次延伸を行う炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法であって、加圧水蒸気延伸装置に糸条を導入する直前の加熱ローラーの温度を120〜190℃に設定し、前記加圧水蒸気延伸における水蒸気圧力の変動率を0.5%以下に制御し、かつ全延伸倍率に対する二次延伸倍率の割合が0.2より大きくなるように延伸することを特徴とする炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ラージトウでありながらも高い品質を有する炭素繊維、及びそれを生産性良く製造する方法を提供する。
【解決手段】単糸繊度が0.6〜1.3dtex、フィラメント数が49,000以上、かつ捲縮のない実質的にストレートなマルチフィラメントの形態を為しており、動的粘弾性測定で得られる170℃でのtanδが2.5以上、かつSi量が500〜5000ppmのアクリロニトリル系前駆体繊維を原料として用い、200℃以下で1.05〜1.4倍に延伸する工程と、1500〜6500dtex/mmの投入密度で、酸化性雰囲気中200〜300℃で耐炎化処理する工程と、300〜1000℃の不活性雰囲気中で0.7分以上熱処理する前炭素化処理を行う工程と、不活性雰囲気中1000℃以上で炭素化処理する工程と、を有する方法で炭素繊維を製造する。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維束の焼成工程において酸化珪素、金属酸化物等を効果的に除去し、黒鉛化するに適した品質および物性の優れた炭素繊維束およびその製造方法とその炭素繊維束を用いた黒鉛繊維束の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 JIS R7601樹脂含浸ストランド試験法に準拠して測定したストランド弾性率が200〜450GPaであり、次の(1)〜(3)をいずれも満たす、炭素繊維束である。
(1)JIS R7601樹脂含浸ストランド試験法に準拠して測定したストランド弾性率(GPa)の値とストランド強度(GPa)の値の積が2000以上である。
(2)以下の測定方法で測定したSi含有率が200ppm以下である。
(3)以下の測定方法で測定した炭素繊維表面のSi比(Si2P/C1S)が0.02以下である。 (もっと読む)


【課題】 ホウ素の黒鉛化触媒作用をより低い温度で効果的に発現させ、毛羽が少なく品質の優れた黒鉛繊維束を得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】 ホウ素を含有する炭素繊維束を、窒素分圧P(気圧)が下記式を満足する雰囲気中1800℃以上の最高温度T(℃)で緊張下に加熱処理する、黒鉛繊維束の製造方法である。
−1.54×10-6×T2+10.9×10-3×T−17.5≧log(P)
ここで、PおよびTは、それぞれ窒素分圧(気圧)および最高温度(℃)である。 (もっと読む)


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