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Fターム[4L037PS12]の内容

無機繊維 (8,808) | 耐炎化;焼成;不融化 (815) | 多段工程 (296) | 工程を特定する条件 (276) | 温度勾配;昇温速度 (119)

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Fターム[4L037PS12]に分類される特許

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【課題】効率的にアクリル系炭素繊維束を製造するためには、それぞれの工程、処理方式での原料コスト、設備投資及びユーティリティコストに及ぼす影響を考慮し製造方法を最適化する必要があり、最適な処理方式を選び、効率的に高品質な炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】アクリル系前駆体繊維束を酸化性雰囲気中200〜300℃の雰囲気で25分以上加熱して該繊維束の単繊維密度を1.27〜1.36g/cmとし、ついで、該繊維束を表面温度が280〜400℃の加熱体の表面に10〜120秒接触させ、さらに、不活性雰囲気中1200℃以上の雰囲気で加熱する。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維を製造する際のプロセス性を損なうことなく、生産性の向上に寄与する炭素繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】 極限粘度が6以上であるポリアクリロニトリル系重合体からなる紡糸原液を口金から吐出し、乾式紡糸によって繊維化し、全延伸倍率が20〜120倍の範囲で延伸を行ったポリアクリロニトリル系繊維を空気中で200〜300℃の温度範囲で耐炎化した後、300〜800℃の温度の不活性雰囲気中において予備炭化処理し、引き続き不活性雰囲気中で800〜2000℃の範囲の温度で炭化処理することを特徴とする炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】簡単な装置によって、安全かつ安価に多孔質セラミックスを製造する方法及びその製造方法によって製造される、優れた特性を有する多孔質セラミックスを提供すること。
【解決手段】多孔質セラミックスは、SiCセラミックスの前駆体高分子材料にシリコーンオイル等のSi-O-Si基を主鎖とする高分子材料を相溶限界量よりも過剰に混合したポリマーブレンドを出発物質として、その混合比、不融化条件、焼成条件により孔径を制御することにより製造される。ここでは、特に、セラミックス化が可能な前駆体高分子材料を複数種類混合し多孔質を形成していることに特徴を有する (もっと読む)


【課題】平均繊維径が3〜8μmにして引張り強度の強いアルミナ短繊維集合体とその製造方法を提供する。
【解決手段】Al含有率が99質量%以上(100%を含む)、平均繊維径が3〜8μm、平均引張り強度が300〜500MPaであるアルミナ短繊維集合体。以下の(1)〜(3)の工程を経ることを特徴とする上記アルミナ短繊維集合体の製造方法。
(1)塩基性塩化アルミニウムをAl換算で25〜30質量%、ポリビニルアルコールを1.5〜3.5質量%、ポリエチレンオキシドを0.5〜1.5質量%を含み、20℃における粘度が1500〜6000mPa・sの水溶液を調製する工程、(2)上記水溶液を紡糸原液として、回転する中空円盤の側壁に設けられた複数個の細孔から吐出させて液糸化し前駆体繊維とする工程、(3)上記前駆体繊維を集めて焼成した後冷却する工程。 (もっと読む)


【課題】チタンアルコキシドやジルコニウムアルコキシドなどの反応性の高い金属アルコキシドから、有機ポリマーを用いずに、無機ナノファイバーを作製する方法、特には長時間安定して作製できる方法を提供する。
【解決手段】無機成分を主体とするゾル溶液を用いて静電紡糸法により無機ナノファイバーを製造する方法であって、前記ゾル溶液が、反応性の高い金属アルコキシドと、塩触媒とを含有し、前記塩触媒が、N−N結合、N−O結合、N−C=N結合、又はN−C=S結合を有するアミン系化合物であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
高引張強度かつ高引張弾性率の炭素繊維を製造することができる前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
以下の工程を含むことを特徴とする、炭素繊維の前駆体繊維の製造方法:
(1)ジメチルスルホキシドにカーボンナノチューブを添加し、超音波を照射してカーボンナノチューブを分散させ、カーボンナノチューブ分散液を調製する工程;
(2)このカーボンナノチューブ分散液とポリアクリロニトリル系ポリマーのジメチルスルホキシド溶液とを合わせて、紡糸原液を調製する工程;
(3)この紡糸原液を、紡糸口金を経て凝固浴中に吐出して、凝固糸を得る工程;そして
(4)この凝固糸を延伸して炭素繊維の前駆体繊維を得る工程。 (もっと読む)


【課題】結晶子サイズが小さいにも拘らず結晶配向度が高い炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】不活性雰囲気中で耐炎化繊維を500〜700℃の終了温度で熱処理して第一炭素化処理繊維を得、第一炭素化処理繊維を750〜900℃の終了温度まで昇温速度100〜400℃/分、延伸倍率1.0〜1.2倍で熱処理して第二炭素化処理繊維を得、第二炭素化処理繊維を1000〜1300℃の終了温度まで昇温速度100〜400℃/分、延伸倍率0.95〜1.1倍で熱処理して第三炭素化する炭素繊維の製造方法において、第二炭素化処理時の延伸倍率が第三炭素化処理時の延伸倍率よりも大きいことを特徴とする結晶配向度(%)/結晶子サイズLc(nm)≧50で、235≦弾性率(GPa)≦295の炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】マトリックス材料と複合化して複合材料にする補強材として適した炭素繊維を提供する。
【解決手段】強度が6100MPa以上、弾性率が340GPa以上、比重が1.76以上の炭素繊維2であって、加電流−加電圧測定より求めた傾きより得られる電気抵抗値(A)と、導電性ペースト14、16を用いて加電流−加電圧測定より求めた傾きより得られる電気抵抗値(B)との比(A/B)がA/B≦1.30の範囲であり、単繊維の測定長さ(X)と強度(Y)とで得られる関係式y=aLn(X)+bにおいて傾き(a)が0≧a>−650の範囲であり、且つ、走査型プローブ顕微鏡(SPM)測定によるインデント表面モジュラスが8〜11.5GPaの範囲である炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、熱硬化性樹脂と混練しても樹脂の硬化阻害を引き起こす恐れの少ないピッチ系黒鉛化短繊維を提供することにある。
【解決手段】本発明は、(i)光学顕微鏡で観測した平均繊維径が2μmより大きく20μm以下で、平均繊維径に対する繊維径分散の百分率が3〜20%であり、
(ii)走査型電子顕微鏡での観察表面が実質的に平坦であり、かつ
(iii)透過型電子顕微鏡による繊維末端のグラフェンシート端面の全長が50nmを超え300nm未満である5本の繊維末端を観察したときに、下記式(1)
閉鎖率(%)=B/A ×100・・・(1)
A:繊維末端のグラフェンシート端面の全長(nm)
B:端面がU字状に湾曲している部分の長さ(nm)
で表される閉鎖率の平均(平均閉鎖率)が80%を超え100%未満であるピッチ系黒鉛化短繊維である。 (もっと読む)


【課題】
紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができるポリアクリロニトリル(PAN)系重合体を提供する。また、そのPAN系重合体を用いることにより、生産性を損なうことなく毛羽立ちの少ない高品位な炭素繊維前駆体繊維を製造する方法を提供するとともに、上記の高品位な炭素繊維前駆体繊維を用いた高品位な炭素繊維を焼成工程でも安定して製造することができる方法を提供する。
【解決手段】
Z+1平均分子量Mz+1と重量平均分子量Mwとの比であるMz+1/Mwが6以上であるポリアクリロニトリル系重合体が、濃度5〜30重量%で溶媒に溶解されてなるとともに、測定温度35℃、測定角速度0.05rad/sでの複素粘性率ηが30〜150Pa・sであり、測定温度35℃、測定角速度0.05rad/sでの貯蔵弾性率G’が0.1〜2Paである紡糸溶液を口金から吐出して炭素繊維前駆体繊維を得る炭素繊維前駆体繊維の製造方法、およびその方法で得られる前駆体繊維を焼成する炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の高性能化と低コスト化の為に、特定の分子量分布を有するポリアクリロニトリル系重合体を用いて、かつ特定範囲の製糸条件で製造した炭素繊維製造用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維が、焼成延伸工程において高い延伸性を有する炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが30万〜100万であり、Z平均分子量MzとMwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体が濃度5重量%以上30重量%未満で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を紡糸して膨潤糸を得、その膨潤糸を加熱下で延伸し、乾燥熱処理した後、さらに加圧水蒸気下で後延伸して、次式を満たす繊維の重量平均分子量Mw(F)を有する炭素繊維前駆体繊維を得る炭素繊維前駆体繊維の製造方法。0.8≦Mw(F)/Mw(P)≦1 (もっと読む)


【課題】生産性とプロセス性を損なうことなく、引張強度および引張弾性率の優れた炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体とカーボンナノファイバーを含む紡糸原液を口金から吐出して凝固せしめ、紡糸原液を凝固浴から引き取った直後の単繊維の平均直径を5〜30μm、X線回折により測定される結晶配向度を75〜90%とし、ついで延伸することを特徴とする炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】太物トウでありながらも、品質、性能に優れた炭素繊維束を提供する。
【解決手段】フィラメント数が49,000以上のアクリロニトリル系前駆体繊維束を、n個(nは3以上の整数)の別々に温度コントロール可能なゾーンを有する耐炎化炉で耐炎化処理し、耐炎化処理された繊維束を不活性雰囲気中で炭素化処理する。耐炎化処理の処理時間は100分以下とすし、かつ耐炎化炉に投入する繊維束および各ゾーン通過後の繊維束の密度が所定条件を満たすように、耐炎化処理条件を制御する。 (もっと読む)


【課題】 マトリックス材料と複合化してコンポジットにした場合、マトリックス材料との良好な接着性を有する補強材として機能する炭素繊維ストランドを提供する。
【解決手段】 走査型プローブ顕微鏡で測定した表面皺の間隔a120〜160nm、表面皺の深さb12〜23nm、比表面積0.9〜2.3m2/gの炭素繊維が20000〜30000本収束されてなり、強度が5900MPa以上、弾性率が300GPa以上、密度が1.76g/cm3以上の炭素繊維からなる炭素繊維ストランドであって、ストランド幅が5.5mm以上且つ糸割れ評価方法において糸割れが観察されない炭素繊維ストランド。
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【課題】放熱性と表面特性が適切な範囲にある放熱材料を得ることができる炭素繊維を提供する。
【解決手段】光学的異方性ピッチを用い、導入角α、吐出口長さLと吐出口の径Dの比L/D、該光学的異方性ピッチの紡糸温度における粘度を制御してピッチ繊維を得、該ピッチ繊維を不融化、炭化、黒鉛化してなる、黒鉛結晶子の層面方向の広がりLa、電気比抵抗、熱伝導率、端面及び表面平滑性が適切な範囲にあるピッチ系炭素繊維を作成し、それを用いて組成物及び成形体を作製する。 (もっと読む)


【課題】紡糸用口金の導入孔から絞り部、キャピラリ部に多種多様な変化を加えてピッチが流入し、紡糸用口金の構造の変化によってピッチの流れが変化を受けながら吐出孔に流入することによって繊維断面がランダム構造の均質性に優れた微視的構造組織を有し、繊維表面にクラック及びボイドのない機械特性に優れたピッチ系炭素繊維を紡糸する紡糸用口金を提供する。
【解決手段】炭素繊維用紡糸口金1が導入孔部2、絞り部3及びキャピラリ部4の順に組み合わせられており、絞り部壁面に引いた接線と絞り部中心軸が成す角度を導入角とした場合、該絞り部は二つ以上の導入角を有し、上流側(導入孔部側)の導入角が隣接する下流側(キャピラリ部側)の導入角よりも大きい角度を有しており、かつ最上流側の導入角が45度以上であり、最下流側の導入角が40度以下である炭素繊維用紡糸口金である。 (もっと読む)


【課題】
生産性およびプロセス性を損なうことなく、高い引張弾性率と圧縮強度を有する炭素繊維とその製造方法および、前記炭素繊維の製造に用いられる炭素繊維製造用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
湿式紡糸法または乾湿式紡糸法により紡糸口金から吐出させ紡糸する紡糸工程と、該紡糸工程で得られた繊維を水浴中で洗浄する水洗工程と、該水洗工程で得られた繊維を水浴中で延伸する水浴延伸工程と、該水浴延伸工程で得られた繊維を乾燥熱処理する乾燥熱処理工程と、該乾燥熱処理工程で得られた繊維をスチーム延伸するスチーム延伸工程からなるポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法において、紡糸原液が、極限粘度が2.0乃至10の範囲にあるポリアクリロニトリル系重合体を含み、かつ、該ポリアクリロニトリル系重合体の濃度が10以上18重量%未満であり、水浴延伸工程では、最高温度が60乃至80℃の水浴中で予備延伸した後、最高温度が80乃至98℃の水浴中で延伸する、ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。
(もっと読む)


【課題】繊維末端の釣り針状の形状発生を抑え、かつ均質な炭素繊維を製造する方法を提供すること。
【解決手段】メソフェーズピッチを溶融紡糸して炭素繊維前駆体を製造するにあたり、キャピラリー内のメソフェーズピッチの溶融粘度とキャピラリー内でのメソフェーズピッチのせん断速度との積(せん断応力)が10kPa以上200kPa以下となるようにし、得られた炭素繊維前駆体を不融化、焼成して炭素繊維を製造する。 (もっと読む)


【課題】断面組織の一部に少なくともコンセントリック構造を有し、すぐれた機械特性と放熱特性、および均一な粉砕性を有する炭素繊維を提供すること。
【解決手段】メソフェーズピッチから炭素繊維前駆体をメルトブロー法で製造するにあたり、キャピラリー内でのメソフェーズピッチの溶融粘度を3Pa・sを超えて8Pa・s未満、流速を0.10〜1.20m/sとし、得られた炭素繊維前駆体に対し、不融化処理、および焼成処理を行う。 (もっと読む)


【課題】断面組織の少なくとも一部がラジアル構造であり、かつ繊維表面に実質的に欠損が存在しない炭素繊維を提供すること。
【解決手段】メソフェーズピッチを溶融紡糸して炭素繊維前駆体を製造するにあたり、キャピラリー内におけるメソフェーズピッチの溶融粘度が8〜30Pa・s、キャピラリー内の流速が0.05〜0.80m/sの範囲となるようにし、得られた炭素繊維前駆体を不融化、焼成して炭素繊維を製造する。 (もっと読む)


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