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Fターム[4L038BA45]の内容

繊維製造工程での化学的処理 (354) | 処理剤の化学的特徴 (79) | 有機物 (73) | ポリマー (39) | 珪素含有ポリマー (28) | 酸素、C、H以外の原子を含む (13)

Fターム[4L038BA45]に分類される特許

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【課題】 本発明の目的は、炭素繊維製造における繊維間の融着防止と安定した操業性とを両立させることができ、しかも、環境ホルモンの疑いのない、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤と、それを用いた炭素繊維の製造方法とを提供することにある。
【解決手段】 本発明は、分子内に3個以上のエステル基を有するエステル化合物と水溶性アマイド系化合物を必須成分として含有し、前記エステル化合物が、多塩基酸と高級アルコールとを脱水縮合させた化合物および多価アルコールと脂肪酸とを脱水縮合させた化合物から選ばれる少なくとも1種であり、かつ分子内の1つのエステル基が炭素−炭素結合のみを介して他のどのエステル基とも結ばれている構造を有する化合物であり、油剤の不揮発分全体に占めるシリコーン系化合物の重量割合が10重量%未満である、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤である。 (もっと読む)


【課題】集束性および操業性に優れ、かつ炭素繊維束製造工程における単繊維間の融着を効果的に防止すると共に、機械的物性に優れた炭素繊維束を生産性よく得ることができる炭素繊維前駆体アクリル繊維束の提供。
【解決手段】下記式(1)で示されるエステル化合物(A1)および/または下記式(2)で示されるエステル化合物(A2)と、アミノ変性シリコーンとが付着した、炭素繊維前駆体アクリル繊維束。
[化1]


[化2]
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【課題】優れた炭素繊維強度が得られる炭素繊維製造用アクリル繊維油剤の提供。
【解決手段】変性シリコーン(A)と、下記一般式(1)および(2)で示されるシロキサン(B)とを含有する。


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【課題】 本発明の目的は、優れた炭素繊維強度を得ることができ、溶液安定性が良好な炭素繊維製造用アクリル繊維油剤、炭素繊維製造用アクリル繊維および炭素繊維の製造方法を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、窒素原子を含む変性基を持つ変性シリコーンと分岐鎖脂肪酸を必須に含有する炭素繊維製造用アクリル繊維油剤であって、前記分岐鎖脂肪酸の含有量が前記変性シリコーンの窒素原子のモル数に対して0.1〜2.5当量である、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤である。 (もっと読む)


【課題】高強度、高弾性率である炭素繊維、炭素繊維前駆体アクリル繊維及びその製造方法。
【解決手段】炭素繊維前駆体アクリル繊維の鉄内在量を2.0×10−6g/g以下、かつ鉄付着量を1.0×10−6g/g以下とする。鉄イオンとイオン交換能を有する物質にアクリロニトリル重合体溶液を接触させる原料浄化工程と、前記原料浄化工程で処理したアクリロニトリル重合体溶液を紡糸する紡糸工程と、鉄イオンとイオン交換能を有する物質に油剤組成物及び/又は水を接触させる油剤原料浄化工程と、前記油剤組成物及び前記水を混合し油剤分散液を調製する分散液調製工程と、前記紡糸工程で得られた繊維に、前記油剤分散液を含浸させ前記油剤組成物を付着させる工程とを設ける。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物の提供。
【解決手段】下記式(1)のポリオルガノシロキサンと下記式(2)のポリエーテルからなる。


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【課題】静電気による繊維束の収束性低下の抑制と、シリコーン系化合物由来の微粉体発生の抑制を同時に達成可能な、耐炎化繊維束および炭素繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】シリコーン系化合物を含有する油剤組成物を炭素繊維前駆体アクリル繊維束の繊維質量当たり0.1〜3.0質量%付与し、その後耐炎化処理する直前に、該炭素繊維前駆体アクリル繊維束に、更に特定の芳香族エステルを60〜90質量%と、酸化防止剤を1〜10質量%と、250℃で2時間加熱後の残渣率が1.0質量%以下のノニオン系界面活性剤を9〜35質量%とを含有するからなる油剤組成物を繊維質量当たり0.1〜3.0質量%付与し、200〜300℃の酸化性雰囲気中で加熱する耐炎化繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 スクリーン紗用途における品質要求を満足するために、製織におけるヒゲ状物や粉末状のスカムの少ないポリエステルモノフィラメントを提供することにある。
【解決手段】 繊維処理剤有効成分に対する含有率が5〜10重量%である変性シリコーンを必須成分とする処理剤が有効成分換算で0.1〜2.0重量%付与されたことを特徴とするポリエステルモノフィラメント。 (もっと読む)


【課題】樹脂やゴムなどマトリックスとの接着性が良好で、耐熱性が高く、高強度で、高弾性率で、熱膨張係数が小さくて、寸法安定性がよい、高密度プリント配線基板としての絶縁・低誘電材、樹脂もしくはゴムをマトリックスとする複合材の補強材料として有用な、ポリパラフェニレンテレフタルアミド(PPTA)繊維およびその製造方法ならびに用途を提供する。
【解決手段】引張弾性率が90GPa以上で、線膨張係数(10−6/℃)の絶対値が10以下で、界面剪断強度が25MPa以上のPPTA繊維。ポリパラフェニレンテレフタルアミド硫酸溶液を紡糸後、中和し、低温乾燥後、水分率15〜200質量%で巻き取った繊維に、含浸処理剤を含浸させ、繊維複合体と成し、該繊維複合体を緊張下かつ100〜500℃で、熱処理と同時に張力をかけることによって、PPTA繊維の弾性率を可変調整できるPPTA繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高糸条密度、高張力の条件下においても、単繊維間融着を防ぎ、かつ、耐炎化工程での酸素の供給を円滑に行うことができる、優れた性能を有する炭素繊維を製造するための炭素繊維前駆体用油剤、それを用いた炭素繊維前駆体、および炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 150℃における動粘度が15000cSt以上である液体を必須成分とする液状微粒子を含む炭素繊維前駆体用油剤、その油剤を付与してなる炭素繊維前駆体、および、その炭素繊維前駆体を耐炎化処理して後、炭素化処理せしめる炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】製綿設備の規模の大小にかかわらず適用可能な、開繊性の良好なエアレイド不織布用短繊維の製造方法の提供。
【解決手段】延伸トウに油剤エマルジョンを付与した後に乾燥する工程を有するエアレイド不織布用短繊維の製造方法において、トウを空気開繊することにより、乾燥前のトウへの油剤エマルジョン付着率を8重量%以下とする。又、トウを温水延伸後、油剤エマルジョン付与してから乾燥工程までの間に、空気開繊してエアレイド不織布用短繊維を製造する。 (もっと読む)


【課題】 シリコ−ン系油剤が付着したアクリル繊維束の耐炎化において発生し、耐炎化繊維表面に付着する酸化珪素等のシリコーン系油剤由来の微粒子を、高温での炭素化を行う前に効果的に除去し、物性の優れた炭素繊維束の製造に適した耐炎化繊維束を提供する
【解決手段】 シリコ−ン系油剤が付着したアクリル繊維束を200〜300℃の酸化性雰囲気中で加熱して得られる耐炎化繊維束であって、以下の方法で測定したシリコーン系油剤由来の微粒子数が1個/mm以下である、耐炎化繊維束である。 (もっと読む)


【課題】耐炎化工程における焼成むらがなく、焼成の高張力化を達成し、低コストで高品質・均質な炭素繊維、耐炎化繊維、炭素繊維前駆体繊維、及びシリコーン油剤並びにそれらの製法を提供する。
【解決手段】本発明の炭素繊維は、単繊維引張試験により求められる単繊維弾性率の変動係数が10%以下である炭素繊維である。また、本発明の耐炎化繊維は、ギ酸溶解度の変動係数が10%以下である。また、本発明の炭素繊維前駆体繊維は、炭素繊維前駆体用シリコーン油剤を用いて得られるものであり、平均面粗さが8nm以下のものである。さらに、本発明の炭素繊維前駆体繊維用シリコーン油剤は、平均シリコーン動粘度が10〜1500cStであり、かつ、剛体振り子の自由減衰振動法により測定される振り子の振動周期差が0.03〜0.4である炭素繊維前駆体繊維用シリコーン油剤である。 (もっと読む)


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