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Fターム[5D034BB20]の内容

Fターム[5D034BB20]に分類される特許

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【課題】書き込みエラーを生じることなく、短い時間で書き込み動作を行うことができる記憶素子及び記憶装置を提供する。
【解決手段】情報に対応して磁化の向きが変化される記憶層と、磁化の向きが固定された磁化固定層と、上記記憶層と上記磁化固定層との間に配された非磁性体による中間層とを含む層構造を有する記憶素子を構成する。そして上記磁化固定層が、少なくとも2つの強磁性層が結合層を介して積層され、上記2つの強磁性層が上記結合層を介して磁気的に結合し、上記2つの強磁性層の磁化の向きが膜面に垂直な方向から傾斜している。このような構成により、上記記憶層及び上記磁化固定層のそれぞれの磁化の向きがほぼ平行又は反平行とされてしまうことによる磁化反転時間の発散を効果的に抑えることができ、書き込みエラーを低減し、より短い時間で書き込みができる。 (もっと読む)


【課題】実質的に劣化することなく、かつ層状磁気構造の化学エッチングに屈することなく、層状磁気構造の機械研磨に耐える1つ以上の停止層を含む、層状磁気構造を提供する。
【解決手段】トランスデューサヘッド用のリーダ構造を製造するための公差は小さくなり続け、対応する記憶媒体における記憶密度は増加する。リーダ構造の製造中、リーダ構造のさまざまな層を後退および/または擦り切れから保護しつつ、リーダ構造の他の保護されていない層を処理するために、リーダ停止層が利用されてもよい。たとえば、停止層は、機械研磨または化学機械研磨中、非常に低速の研磨速度を有していてもよい。研磨速度が非常に低速の停止層によって保護された構造は実質的に影響を受けず、一方、周囲の区域は著しく研磨されてもよい。停止層は次に、たとえば機械研磨または化学機械研磨の完了後、エッチングを介して除去されてもよい。 (もっと読む)


【課題】演算増幅器、トランジスタ、コンデンサなどのような他の構成要素の内の1つ又はそれ以上を、磁気センサーと同じチップの一部として有する単一チップ設計、特に、チップ上に配置されているセット/リセットドライバー回路を有する設計を提供する。
【解決手段】磁気感知装置と、それを作成する方法及び使用する方法とが開示されている。感知装置は、1つ又は複数の磁気抵抗感知要素と、磁気抵抗感知要素を調整するための1つ又は複数の向き変え要素と、向き変え要素を制御するためのドライバー回路を有する半導体回路と、を有している。磁気抵抗感知要素、向き変え要素、及び半導体回路は、単一のパッケージ内に配置されており、及び/又は単一のチップ上にモノリシックに形成されている。 (もっと読む)


【課題】
シングル記録方式に用いる磁気ヘッドおいて、非対称なビット間転移湾曲によって、信号分解能が劣化ならびに信号対ノイズ比が低下することを防ぎ、低いビット誤り率を実現する。
【解決手段】
磁気ヘッドは記録ヘッドと再生ヘッドにより構成されており、前記再生ヘッドは、一対の磁気シールド2,3と、該一対の磁気シールド間に挟まれたセンサ部1を有し、前記磁気シールド間のギャップの長手方向が、記録媒体上に記録された記録パターンの実効記録トラックにおけるビット間転移の湾曲形状に沿って、クロストラック方向から角度θほど傾斜して形成されている。 (もっと読む)


【課題】電位出力を高くすることが可能な磁気センサーを提供することを目的とする。
【解決手段】磁気センサー100Aは、チャンネル層5と、チャンネル層5の第一の部分上に設けられ、外部磁界を検出する磁化自由層6と、チャンネル層5の第一の部分とは異なる第二の部分上に設けられた上部内側磁化固定層18Aと、チャンネル層5を間に挟んで上部内側磁化固定層18Aと対向する下部内側磁化固定層12と、を備え、上部内側磁化固定層18A及び下部内側磁化固定層12の磁化の向きが互いに平行または反平行となるように固定されている。 (もっと読む)


【課題】再生素子のリードギャップの狭幅化、および加工プロセスの制御性の向上を図ることによって、再生素子の出力特性の安定化およびを再生感度の向上が可能な磁気再生ヘッドを提供する。
【解決手段】磁気再生ヘッド1は、下部シールド層11と磁気抵抗効果膜13Aとの間に、磁気抵抗効果膜13Aのコア幅方向の両側に設けられる磁区制御膜17に対応したコア幅長さを有するストッパ層12を備え、ストッパ層12は、反応性イオンエッチングに対するエッチング耐性を有する軟磁性材料を用いて形成される。 (もっと読む)


【課題】外的な擾乱作用によって磁気センサの特性が劣化したような場合に、容易に磁気センサの特性を回復させることを可能とし、常時、良好な状態に特性を維持することができる磁気センサおよびこの磁気センサを用いた磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】磁気抵抗効果素子5と、該磁気抵抗効果素子5に設けられたフリー層にバイアス磁場を作用させるハードバイアス膜8a、8bと、前記磁気抵抗効果素子5を厚さ方向に挟む配置に設けられたシールド層6,7とを備え、前記シールド層6,7のコア幅方向の側縁に、前記シールド層の一部を鉄心とする電磁石12a、12b、14a、14bが配置されている。電磁石は、シールド層6、7の側縁から延出する突出片部6a、6b、7a、7bと、突出片部6a〜7bに巻回されたコイル10とを備える。 (もっと読む)


【課題】容易に実現することができ、磁気ヘッド(記録素子/再生素子)と記録媒体との間の間隔を高速かつ高精度に制御できるヘッドユニット、ヘッドジンバルアセンブリ及びそのヘッドユニットを用いた磁気記録装置を提供する。
【解決手段】スライダ14の端面と磁気ヘッド(記録素子及び再生素子)13との間に圧電アクチュエータ18を配置する。圧電アクチュエータ18は、導電体膜からなる電極と圧電体膜とを積層して形成され、d33モードで駆動される。また、スライダ18は、磁気ヘッド13側が薄く、その反対側が厚いテーパー上に形成する。記録媒体(磁気ディスク)が回転すると、空気流によりスライダ14が浮上し、圧電アクチュエータ18の伸張方向が磁気ディスクの面に対し傾斜する。 (もっと読む)


【課題】磁気テープのトラック幅が狭くなったとしても、磁気抵抗効果素子及びそれを備えた磁気ヘッドの構成を大幅に変えることなく、狭トラック化に対応することができるため、コストを大幅に上げずに高密度記録に対応することができる磁気記録再生システム及び磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】磁気テープ20に記録された情報を再生可能でかつ磁気抵抗効果素子14を有する磁気ヘッド1を備え、磁気ヘッド1は、磁気抵抗効果素子14の幅寸法が磁気テープ20に形成された一つの記録トラックの幅よりも大きく、磁気抵抗効果素子14の電圧を検出するための電極を少なくとも2カ所に備えたものである。 (もっと読む)


本発明は、ピン層である第1の磁化が固定された磁気層(410)と、外部磁場がない場合、前記ピン層の磁化に対して実質的に垂直な磁化を有し、磁気脱共役のために第1の分離層(420)によって前記ピン層から分離されている高感度層であるフリー磁化磁気層(430)とを備える磁気抵抗センサに関する。前記センサは、横方向のスピン移動を制御する役割を果たし、前記分離層の反対側で前記高感度層の横に位置する横結合層(440)を更に備える。 (もっと読む)


【課題】MR効果素子のシールド層の小面積化に対応して、過度の温度上昇が抑制された発熱素子を備えた薄膜磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】この薄膜磁気ヘッドは、データ書き込み用の電磁コイル素子と、MR効果積層体を間に挟むように設けられた2つのシールド層を有するデータ読み出し用のMR効果素子と、少なくとも電磁コイル素子とMR効果素子との間に設けられた発熱層を有する発熱素子とを備えており、この発熱層において、2つのシールド層のうちこの発熱層により近い位置にあるシールド層からはみ出た部分の少なくとも一部における単位長さ当たりの抵抗値が、このはみ出た部分以外の部分における単位長さ当たりの抵抗値よりも小さくなっている。 (もっと読む)


【課題】高い磁気抵抗効果が得られるポイントコンタクトを有する磁気抵抗効果素子及びその製造方法、磁気メモリ、磁気ヘッド並びに磁気記録装置を提供することを目的とする。
【解決手段】絶縁性の下地と、前記下地の主面上に設けられた第1の強磁性体層と、前記下地の前記主面上において前記第1の強磁性体層と離間して設けられた第2の強磁性体層と、前記下地の前記主面上において前記第1の強磁性体層と前記第2の強磁性体層とに接してこれらの間に設けられた接続部であって、強磁性体からなる第1の結晶粒と強磁性体からなる第2の結晶粒とを有し、前記第1の強磁性体層と前記第2の強磁性体層との間を流れる電流の経路のうちの最も狭い部分は、前記第1の結晶粒と第2の結晶粒との結晶粒界である、接続部と、を備えたことを特徴とする磁気抵抗効果素子を提供する。 (もっと読む)


【課題】現状の熱式浮上量調整スライダによる熱突出先端部の曲率半径は、最小でも約20mmである。20mmという曲率半径でも、ある程度の振動抑制効果はあるが、より大きな抑制効果を得るためには、10mm以下まで曲率半径を低減する必要である。
【解決手段】スライダ基板1aの素子形成面に、薄膜プロセスにより記録素子2、磁気抵抗効果素子34を備えた再生素子3、2個のヒータ4,40が形成される。ヒータ4,40はスライダ基板1aと再生素子3の間に形成される。ヒータ4は浮上量調整用ヒータであり、磁気抵抗効果素子34を直接加熱して劣化させないように、磁気抵抗効果素子34から離れるように浮上面9から後退した位置に設けられる。ヒータ40は曲面突起形成用ヒータであり、浮上量調整用ヒータ4よりも小型で、浮上量調整用ヒータ4と浮上面9の間に設けられる。 (もっと読む)


【課題】磁気抵抗効果素子の幅よりも狭い幅の磁気信号を、高い分解能で読み出すことができる磁気センサー素子を提供する。
【解決手段】本実施形態の磁気ヘッド1においては、基板2と、基板2に実装される磁気センサー素子3と、磁気センサー素子3に光ビームを照射するレーザー光源素子4とを備えている。磁気センサー素子3は、磁気センシング部5からなる。この磁気センシング部5は、基板2上に、絶縁膜6、下部磁気シールド層7、磁気抵抗効果素子8が順に積層されている。また、磁気抵抗効果素子8の両側部のそれぞれには、絶縁層9を介して、膜面方向すなわちトラック幅方向(X軸に沿った方向)に熱勾配をつけるための熱伝導体層10、磁気抵抗効果素子8にバイアス磁界を印加するためのバイアス層11を順に積層してなる積層体が形成されている。 (もっと読む)


【課題】書き込みヘッド素子および読み出しヘッド素子を十分に磁気ディスクに接近させることができる浮上ヘッドスライダを提供する。
【解決手段】第1変形アクチュエータ65は書き込みヘッド素子47に隣接する。第2変形アクチュエータ66は読み出しヘッド素子48に隣接する。第1変形アクチュエータ65は書き込みヘッド素子47を媒体対向面32から突き出させる。第2変形アクチュエータ46は読み出しヘッド素子48を媒体対向面32から突き出させる。第1および第2変形アクチュエータ65、66は個別に制御される。したがって、書き込みヘッド素子47および読み出しヘッド素子48の突出量は個別に制御されることができる。書き込みヘッド素子47および読み出しヘッド素子48の浮上量は個別に設定される。こういった浮上量の調整によれば、書き込みヘッド素子47および読み出しヘッド素子48は同時に記録媒体14に最も接近することができる。 (もっと読む)


【課題】 低消費電力駆動が可能な磁気ヘッド及び磁気再生装置を得る。
【解決手段】基板11上に半導体レーザ層12、n型磁性半導体層13、非磁性層14、p型磁性半導体層15が、これらの順に積層されている。n型磁性半導体層13、非磁性層14、及びp型磁性半導体層15は、光を照射されると起電力を発生する太陽電池であるとともに、この起電力によるセンス電流が流れる磁気センサ16である。 (もっと読む)


【課題】高精度な位置合わせを行わなくても、磁気記録媒体の昇温部と読み取り部とのずれが生じないようにすると共に、磁気抵抗効果素子に使用される材料の制限を緩和する。
【解決手段】 磁気検出体1と、レーザー光線を発射可能な光照射素子2と、レンズ3とを備えている。磁気検出体1は、熱伝導層6とMR素子7とを有している。熱伝導層6とMR素子7とは直接接触しており、熱的に結合されている。光照射素子2が発したレーザー光線はレンズ3を介して熱伝導層6に照射される。これにより、熱伝導層6が昇温し、さらにはMR素子7が昇温する。 (もっと読む)


【課題】HDDの製造段階においてアニール処理用の高温チャンバを必要とせずに、HDDのヘッドに備えられた磁気抵抗センサの磁区特性を制御できる方法を提供する。
【解決手段】本発明によれば、ハードディスクドライブ用のヘッドに備えられた磁気抵抗センサの磁区特性を制御する方法において、ヘッド内のヒータを駆動することで、磁気抵抗センサの磁気除去に適した熱を磁気抵抗センサに印加する工程と、磁気抵抗センサを磁化する磁界を印加するとともに、磁気抵抗センサを冷却する工程と、を含む方法が提供される。 (もっと読む)


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