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Fターム[5E040BC08]の内容

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Fターム[5E040BC08]に分類される特許

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【課題】α”Fe16N2相の含有量が多い窒化鉄材が得られる窒化鉄材の製造方法、及び窒化鉄材を提供する。
【解決手段】この製造方法は、純鉄や鉄合金、鉄化合物といったFeを含有する母材に磁場を印加した状態で、窒素雰囲気といった窒素元素含有ガス雰囲気下で上記母材を加熱してα”Fe16N2相を生成する工程を具える。印加する磁場Hは、母材の形状から規定される反磁界係数をNf(Nf=0〜1)とするとき、H=(7/3)+2×Nf以上の強磁場とする。H=(7/3)+2×Nf以上の強磁場を母材に印加することで、Feの基本格子が印加する磁界方向(一方向)に伸び、Nの侵入位置をこの一方向に規制し易い。そのため、過剰窒化を抑制し、磁気特性に優れるα”Fe16N2相を生成し易く、α”Fe16N2相の含有量が多い窒化鉄材を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】水が付着するような環境でも錆の発生を十分に抑制できる希土類磁石を簡便に製造することができる希土類磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】好適な実施形態の希土類磁石の製造方法は、軽希土類元素、Fe及びBを含む磁石素体と、この磁石素体の表面上に形成された、M(Mは、Si、Al、Zn、Mn、Ge、Sn、Bi、Pb、Ga、Cu、Ni及びCoからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を示す。)の酸化物又は水酸化物を含む皮膜とを備える複合体に、熱処理を行って、磁石素体の表面上に、軽希土類元素、Fe、並びに、Mを含む合金を含有する保護層を形成させる熱処理工程を有する。 (もっと読む)


【課題】 優れた耐食性を有するとともに、優れた磁気特性を有する表面改質されたR−Fe−B系焼結磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】 酸素分圧が1×10Pa〜1×10Paで水蒸気分圧が1000Pa未満であり、かつ、酸素分圧と水蒸気分圧の比率(酸素分圧/水蒸気分圧)が1〜20000(但し1を除く)の雰囲気を、処理室内の容積1mあたりの雰囲気ガスの導入を酸素流量として0.028m/分以上、かつ、全体流量として3m/分以下の条件で行うことで処理室内が陽圧状態になるようにして形成し、酸素含有量が0.1質量%以下のR−Fe−B系焼結磁石に対し、230℃〜260℃で熱処理を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れた希土類磁石を提供すること。
【解決手段】希土類元素R、遷移金属元素T及びホウ素Bを含むR−T−B系の磁石素体10と、磁石素体10の表面を被覆する第1保護層20と、第1保護層20の表面を被覆する第2保護層22と、を備え、磁石素体10が、TとしてFeを含み、第1保護層20が、R、Fe及びAlを含み、第2保護層22が、R及びAlを含み、第1保護層20における総原子数に対するFe原子数の比率が、第2保護層22における総原子数に対するFe原子数の比率よりも高い、希土類磁石100。 (もっと読む)


【課題】 部品に埋め込んで使用するR−Fe−B系永久磁石などにおいて、金属被膜形成や樹脂被膜形成などの最終的には過剰となる防錆処理を施すことなく、温度や湿度が大きく変動したり、塩素イオンに晒され易い過酷な保管・輸送環境においても十分な耐食性を確保することのできるR−Fe−B系永久磁石の防錆方法を提供すること。
【解決手段】 本発明のR−Fe−B系永久磁石の防錆方法は、請求項1記載の通り、R−Fe−B系永久磁石をアルミニウム箔の表裏両面に樹脂フィルムを積層したラミネートフィルムを用いて密封することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】十分に優れた耐食性を有し、優れた磁気特性を長期間に亘って維持することが可能な希土類磁石を提供すること。
【解決手段】希土類元素を含む磁石素体10と、磁石素体10上に構成元素としてケイ素、窒素及び水素を有する化合物を含む皮膜20とを備えており、皮膜20は、磁石素体10側に第1の領域1と、該第1の領域1の外側に配置された第2の領域2とを有し、第2の領域2は、第1の領域1よりも高い水素の含有率を有する希土類磁石100。 (もっと読む)


【課題】酸化熱処理によって温度や湿度が変動する環境においても十分な耐食性が付与され、磁気特性の低下が抑制され、ハイブリッド自動車や電気自動車の駆動モータや空調機のコンプレッサーに組み込まれるIPMモータで使用しても、高温や高圧の環境下で発生する水素を吸蔵し脆化することによる磁気特性の低下が効果的に防止される、表面改質された希土類系焼結磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】希土類系焼結磁石に対し、酸素分圧が1×102Pa〜1×105Paで水蒸気分圧が200Pa〜1000Paの雰囲気下、250℃〜600℃で熱処理工程を含み、常温から熱処理開始温度までの昇温を、酸素分圧が1×102Pa〜1×105Paで水蒸気分圧が1×10-3Pa〜100Paの雰囲気下で2段階工程で行い、常温から200℃迄の昇温を20分間未満で行った後、200℃から熱処理開始温度迄の昇温を20分間以上で行う。 (もっと読む)


【課題】スラリー中の重希土類粉末の分散性を良好に維持することによって、磁気特性のばらつきが低減された希土類焼結磁石を容易に製造可能な希土類焼結磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】軽希土類元素を含む焼結体からなる磁石素体を、バブリングで攪拌されている重希土類金属及びその化合物の少なくとも一方を含む重希土類粉末と溶媒とを含むスラリーに浸漬させて、磁石素体に重希土類粉末を付着させる付着工程と、重希土類粉末を付着させた磁石素体を加熱処理して希土類焼結磁石を作製する加熱工程と、を有する希土類焼結磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 湿度が変動する環境においても十分な耐食性が酸化熱処理によって付与されているとともに、酸化熱処理による磁気特性の低下が抑制された希土類系焼結磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の表面改質された希土類系焼結磁石の製造方法は、磁石に対し、酸素分圧が1×10Pa〜1×10Paで水蒸気分圧が0.1Pa〜1000Pa(但し1000Paを除く)の雰囲気下、磁石の酸素含有量が0.3質量%未満の場合には400℃〜600℃で、磁石の酸素含有量が0.3質量%以上の場合には200℃〜400℃(但し400℃を除く)で熱処理を行う工程を含んでなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、粒子同士のスタッキングが抑制されていることにより、ビヒクル中への分散性に優れると共に、低い体積固有抵抗値を有する磁気記録媒体用複合磁性微粒子粉末を提供する。
【解決手段】 マグネトプランバイト型フェライト微粒子粉末の粒子表面が表面改質剤によって被覆されていると共に該表面改質剤被覆粒子表面にカーボンブラックが付着している複合磁性微粒子粉末であって、前記カーボンブラックの付着量が前記マグネトプランバイト型フェライト微粒子粉末100重量部に対して10重量部を超えて25重量部以下である磁気記録媒体用複合磁性微粒子粉末からなる。 (もっと読む)


【課題】優れた磁気特性と優れた耐食性とを兼ね備えた希土類磁石を提供すること。
【解決手段】本発明の希土類磁石10は、希土類元素を含む磁石素体12と、磁石素体12の上に設けられる保護層15と、を備え、保護層15は、磁石素体12側から順に第1保護層13及び第2保護層14を有しており、第1保護層13がフェノール樹脂及びエポキシ樹脂の少なくとも一方の樹脂を含有し、第2保護層14がポリフェニレンサルファイド樹脂を含有する。 (もっと読む)


【課題】 磁石素体と銅めっき層との密着強度を十分に得ることが可能な希土類磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】 希土類元素を含む磁石素体と、この磁石素体の表面上に形成された銅めっき層とを有する希土類磁石の製造方法であって、ピロリン酸カリウム及び/又はピロリン酸ナトリウムを含み、且つ、ピロリン酸イオンの濃度が60g/L以上である前処理液を、磁石素体に付着させる前処理工程と、前処理工程後の磁石素体に、銅イオン及びピロリン酸イオンを含む銅めっき液を用いてめっきを行い、磁石素体の表面に銅めっき層を形成するめっき工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】飽和磁化が高く、耐酸化性が高い磁性鉄超微粒子を提供すること並びに電気絶縁性を維持し、磁気的特性に優れ、また電磁波吸収効果が高い複合材料を提供すること。
【解決手段】鉄を主成分とする超微粒子核1と、前記超微粒子核1の表面に形成された鉄酸化物層2と、前記表面鉄酸化物層2を被覆する珪素酸化物層3からなる磁性鉄超微粒子を、水素ガスを含む雰囲気中で、400℃以上600℃以下で熱処理して得られる、超微粒子核1と該超微粒子核を被覆する珪素酸化物層3からなることを特徴とする磁性鉄超微粒子、並びに、かかる磁性鉄超微粒子をシランカップリング剤で疎水化処理して樹脂のモノマーをグラフト重合して表面に樹脂を被覆させて、さらに加圧中で加熱して成形した複合材料。 (もっと読む)


【解決手段】R−T−M−B(RはYを含む希土類元素の少なくとも一種、TはFe又はFe及びCo、MはTi、Nb、Al、V、Mn、Sn、Ca、Mg、Pb、Sb、Zn、Si、Zr、Cr、Ni、Cu、Ga、Mo、W、Taから選ばれ、5質量%≦R≦40質量%、50質量%≦T≦90質量%、0質量%≦M≦8質量%、0.2質量%≦B≦8質量%)の希土類永久磁石の表面に、Al、Mg、Ca、Zn、Si、Mn及びこれらの合金の中から選ばれ、上記永久磁石より卑な電位を持つフレーク状微粉末とシリコーン樹脂とを含む処理液による処理膜を加熱することによって得られる複合皮膜を形成してなる耐食性希土類磁石。
【効果】本発明によれば、耐食性永久磁石を安価に提供することができる。 (もっと読む)


【課題】 原料粉末にめっきを施すことによりナノコンポジット構造を有する希土類磁石を製造する方法において、優れた磁気特性を有する希土類磁石が得られる製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の希土類磁石の製造方法は、鉄原子、ニッケル原子、コバルト原子及びマンガン原子からなる群より選ばれる少なくとも1種の金属原子の化合物、及び、この金属原子のイオンと錯体を形成するアミン化合物を含み、且つ、pHが8〜12であるめっき液を用いて、希土類元素を含む磁性粉末に、金属元素を含むめっきを施すめっき工程と、めっき工程後の前記磁性粉末を成形する成形工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】熱伝導率及び耐熱性が高い磁性酸化鉄粒子を提供すること。
【解決手段】磁性酸化鉄粒子は、ケイ素を含有した磁性酸化鉄のコア粒子の表面に、ケイ素及びアルミニウムを含む被覆層が形成されたものである。該粒子は八面体の形状を有している該粒子をその表面から溶解させていき、該粒子に含まれる全Fe量に対して10重量%のFeが溶解した時点における、溶解した総Fe中に含まれるFe(II)の量と、該総Fe量との比X(前者/後者)を、0.34≦X≦0.50とした。 (もっと読む)


【課題】 大気開放時に、焼結磁石の結晶粒界相にDy、Tbが拡散した永久磁石を取り出すときに、永久磁石の表面が着色し、磁気特性が低下することを防止する。
【解決手段】 真空中で処理室20内に鉄−ホウ素−希土類系の焼結磁石を配置して所定温度に加熱すると共に、同一または他の処理室に配置したDy、Tbの少なくとも一方を含有する金属蒸発材料を加熱して蒸発させ、この蒸発したDy、Tbの金属原子を、焼結磁石表面への供給量を調節して付着させ、この付着した金属原子を、焼結磁石表面に金属蒸発材料からなる薄膜が形成される前に焼結磁石の結晶粒界相に拡散させる。次いで、真空下の前記処理室内に、大気より酸素濃度を低くした不活性ガスを導入し、Dy、Tbの少なくとも一方が結晶粒界相に拡散した焼結磁石表面及び処理室内を酸化させた後、大気開放する。 (もっと読む)


【課題】 焼結磁石の結晶粒界相にDyやTbを拡散させるとき、Ndリッチ相に酸化物が多く存在していると、DyやTbがNdリッチ相の酸化物と反応し、磁気特性の向上に寄与しない反応生成物が多く形成され、また、DyやTbの結晶粒界相への拡散が妨げらる。
【解決手段】 鉄−ホウ素−希土類系の焼結磁石Sの表面の少なくとも一部に、Dy、Tbの少なくとも一方を付着させる第一工程と、所定温度下で熱処理を施して焼結磁石の表面に付着したDy、Tbの少なくとも一方を焼結磁石の結晶粒界相に拡散させる第二工程とを実施する。その際、焼結磁石として酸素濃度が6000ppm以下のものを用いる。 (もっと読む)


【課題】 接着性を改善した、希土類系永久磁石に関する。
【解決手段】 積層めっき皮膜を有する希土類系永久磁石であって、めっき皮膜の最表層が膜厚0.1μm以上3μm以下のSnCu合金めっき皮膜であり、前記SnCu合金めっき皮膜の組成は、Snが35mass%以上55mass%以下で残部が実質的にCuである。本希土類系永久磁石を用いて作成した接合構造体はシリコーン系接着剤との組み合わせにおいて、良好な初期接着強度を持ち、耐湿性試験後においても接着強度の低下が少ない。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れた被覆金属微粒子の粉末および磁気ビーズを提供する。
【解決手段】Ti酸化物中に金属粒子を内包した被覆金属微粒子の粉末であって、前記金属はその酸化物の標準生成自由エネルギーがΔGM−O>ΔGTiO2の関係を満たす金属であり、前記金属粒子の粒径に対する個数分布が複数のピークを有することを特徴とする被覆金属微粒子の粉末を用いる。この粉末はTi酸化物中に複数の金属粒子を内包した被覆金属微粒子と、Ti酸化物中に1つの金属粒子を内包した被覆金属微粒子とを有する。 (もっと読む)


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