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Fターム[5J106LL10]の内容

発信器の安定化、同期、周波数シンセサイザ (26,591) | 図面 (361) | 機械的構造 (49) | 原子発振器 (34)

Fターム[5J106LL10]に分類される特許

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【課題】キャリア光を帯域通過フィルタによって減衰させて、信号検出のS/Nを改善して周波数安定度を高めた原子発振器を提供する。
【解決手段】の原子発振器100は、半導体レーザーにより構成されるLD(光源)1と、LD1に直流電流を与え、LD1の波長を所定の値に設定する中心波長設定部13と、アルカリ金属が封止された原子セル2と、アルカリ金属原子を透過したキャリア光(ωc)と共に第1の共鳴光(ω1)、及び第2の共鳴光(ω2)のうちいずれか一方の光を減衰させる波長フィルタ14と、波長フィルタ14を通過した原子セル2の透過光を検出するPD(光検出器)3と、を備えて構成される。 (もっと読む)


【課題】長寿命化を図ることができる原子発振器を提供すること。
【解決手段】本発明の原子発振器1は、ガス状のアルカリ金属原子が封入されたガスセル21と、ガスセル21を介して対向し、通電により発熱するヒーター22、23とを有し、ヒーター22、23は、互いに放熱性が異なるように設置され、ヒーター22、23の放熱性の差を相殺するように、ヒーター22、23を互いに異なる発熱量で発熱させるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】構造がシンプルであり、且つトラップホールの影響を排除できるイオントラップ構造、イオントラップ型周波数標準器及び出力周波数安定化方法を提供することを目的とする。
【解決手段】イオントラップ型周波数標準器301は、所定の領域を取り囲むように平行且つ対称に配置される4以上の偶数の第1直線状電極36と、領域内に生ずるポテンシャルの領域の中心軸方向のポテンシャルを制御する調整電極(31〜34、37)と、を備えるイオントラップ構造を有する。 (もっと読む)


【課題】 優れた特性を発揮することのできる原子発振器および原子発振器の製造方法を提供すること。
【解決手段】原子発振器1は、ガス状の金属原子を封入したガスセル3が収納された第1パッケージ21と、ガスセル3中の金属原子を励起する励起光LLを出射する光出射部6が収納された第2パッケージ22と、少なくとも1つの光学部品8が設けられた第3パッケージ23とを有している。また、第2パッケージ22の一方側に第3パッケージ23が固定され、第3パッケージ23の第2パッケージ22と反対側に第1パッケージ21が固定されている。光出射部6から出射した励起光LLが、光学部品8を通過したのちガスセル3内に入射するよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】周波数精度を向上させることができるガスセルユニット、原子発振器および電子装置を提供すること。
【解決手段】本発明のガスセルユニット2は、ガス状のアルカリ金属原子を封入したガスセル21と、ガスセル21を加熱するヒーター22と、ガスセル21を介してヒーター22に対向して設けられ、ガスセル21を加熱するヒーター23とを有し、ヒーター22、23は、それぞれ、互いに対向して設けられ、通電により発熱するとともに、その通電に伴って生じた磁場を互いに相殺させる第1発熱抵抗体および第2発熱抵抗体を備える。 (もっと読む)


【課題】EIT方式の原子発振器よりも周波数精度を向上させることが可能な原子発振器
を提供する。
【解決手段】原子集団生成部30は、速度が略均一の気体状の複数のアルカリ金属原子2
1を含むアルカリ金属原子集団20を生成する。光源10は、可干渉性を有し、周波数が
異なる第1の光と第2の光を発生させてアルカリ金属原子集団20に照射する。光検出部
40は、アルカリ金属原子集団20を透過した光の強度に応じた検出信号42を生成する
。周波数制御部50は、検出信号42に基づいて、第1の光と第2の光がアルカリ金属原
子21に二光子吸収を起こさせる共鳴光対となるように、第1の光の周波数及び第2の光
の周波数の少なくとも一方を制御する。 (もっと読む)


【課題】PMTの暗電流を低減し、背景雑音を低減できるイオントラップ型周波数標準器を提供することを目的とする。
【解決手段】イオントラップ型周波数標準器303は、容器17内の水銀イオン102を光ポンピングして水銀イオン102を基底状態の下準位へ集める光ポンピング手段15と、電磁波を照射して、基底状態の下準位に集まった水銀イオン103を上準位へ遷移させる電磁波照射手段13と、水銀イオン103が励起状態を経由して再び基底状態へ戻る際に放射される蛍光23の光強度を測定する受光手段14と、蛍光23の光強度が最大となるように電磁波の周波数を調整する制御手段と、電磁波照射手段13が照射する電磁波の周波数を出力周波数として出力する出力手段と、受光手段14の光電面を冷却する冷却手段31と、を備える。 (もっと読む)


【課題】製造工程を短縮してユニットコストの低減を図ることができる原子発振器の製造
方法を提供する。
【解決手段】この原子発振器50は、半導体基板上に形成された受光部を有する受光素子
(PD)6と、受光素子6上に積層され、受光部の上部に開口部8aを有する空洞8bが
形成されたセル層8と、空洞8bに封入された気体状のアルカリ金属原子5と、開口部8
aを閉止するカバーガラス(透明部材)4と、カバーガラス4を介してアルカリ金属原子
5に共鳴光を出射する発光素子(VCSEL)1と、を備えて構成されている。尚、受光
素子(PD)6には電極7が備えられ、カバーガラス4上には発光素子1用の電極3が形
成されている。そして発光素子1のバンプ2を介して発光素子1用の電極3と接続される
(もっと読む)


【課題】アセンブリの容易さ、実装面積の低減化、及び耐振動性に優れた原子発振器を提
供する。
【解決手段】この物理パッケージ20は、外部接続用のリード端子8を有するリードフレ
ーム(支持部材)6と、ペルチェ素子5と、アルカリ金属原子に電磁誘起透過現象を発生
させる共鳴光対を生成するための半導体レーザー(光源)1と、アルカリ金属原子を封入
したセル3と、アルカリ金属原子を透過した共鳴光対を検出するPD(光検出手段)4と
、ペルチェ素子5の温度を検知するサーミスタ(温度検知素子)2と、を備え、リードフ
レーム6にペルチェ素子5を搭載し、ペルチェ素子5の上にサーミスタ2と、半導体レー
ザー1、セル3、及びPD4を横並びに併設すると共に、リードフレーム6上に搭載した
全ての部品の露出面を樹脂(封止部材)7により覆う構成とした。 (もっと読む)


【課題】ドップラー拡がりによる光共鳴波長分布を持つ原子集団に対しEIT現象を効率
よく発生させる原子発振器を提供する。
【解決手段】各共鳴光を出射するLD2と、LD2の中心波長を発生する中心波長発生手
段1と、二つの異なる基底状態のエネルギー差(ΔE12)に相当する周波数の1/2の
周波数を発振する発振器9と、ドップラー拡がりに対して十分小さい周波数を発振する発
振器10と、電気信号によりLD2から出射された共鳴光11に周波数変調を与えるEO
M(電気光学変調素子)3、4と、EOM4により変調された光12の波長により光の吸
収量を変化させる、気体状アルカリ金属(セシウム)原子を封入したガスセル5と、ガス
セル5から透過する光13を検出する光検出器(光検出手段)6と、光検出器6の出力に
基づきガスセル5のEIT状態を検出して出力電圧を制御する周波数制御手段7と、を備
えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】外部磁場の変動によっても発振周波数の安定した小型の原子発振器および発振周
波数を安定化する方法を提供すること。
【解決手段】ガスセル2に封入されたアルカリ金属元素に、磁場発生手段4によって磁場
を印加することにより、アルカリ金属元素の基底準位がゼーマン分裂を起こす。ゼーマン
分裂後の基底準位間のエネルギー差△E12のうち一部は、磁場の強度に対して極小値を
持つ。基底準位間のエネルギー差△E12が極小値付近となるように磁場は印加される。
極小値付近では、印加される磁場が変動してもエネルギー差△E12の変動が少なく安定
している。磁場による変動の少ない準位間のエネルギー差△E12を利用して、基準周波
数を制御しているので、磁気シールド等が不要で、発振周波数の安定した小型の原子発振
器10を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】ガスセルの加熱効率の低下および光源の過熱を防止し、出力周波数が安定するとともに長寿命で信頼性の高い小型の原子発振器を提供する。
【解決手段】原子発振器の物理部50は、ガスセル10の一方の窓部2の外側にヒータ25、光学素子層15、ペルチェ素子21、傾斜部材35がこの順に重ねられ、傾斜部材35の傾斜の頂部から両側に形成された傾斜面にVCSEL30およびフォトセンサ40が配置されている。また、ガスセル10の他方の窓部3の外側には光反射膜45が形成されている。すなわち、ペルチェ素子21の低温となる面側にVCSEL30およびフォトセンサ40が配置され、ペルチェ素子21の高温となる面側にヒータ25が配置されている。また、光透過性を有さない傾斜部材35、ペルチェ素子21、ヒータ25の励起光の光路となる領域には貫通孔35a,35b,21a,21b,25a,25bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】光情報の検出精度の劣化を抑えることができるガスセルを用いた原子発振器を提供する。
【解決手段】原子発振器の物理部50Aは、ガスセル10Aと、ガスセル10A内の気化された金属原子を励起する励起光の光源30と、ガスセル10Aを通過した励起光を検出する光検出器40と、を有している。ガスセル10Aは、円筒部11と、その円筒部11の両端の開口部を封鎖する窓部12,13とにより、密閉されたキャビティTが形成されている。ガスセル10Aの励起光の光路L30において、励起光の入射面および出射面を形成する窓部12,13それぞれの両面には、赤外線吸収体からなる赤外線吸収膜61,71,62,72が設けられている。光源30には、半導体レーザ光源などが用いられ、光源30から照射される励起光には、波長が約750μmから1000μmの所謂赤外線域の赤外線が含まれている。 (もっと読む)


【課題】小型で、点灯・発光持続動作が安定した優れた特性を有する光源ランプを備えた原子発振器を提供する。
【解決手段】原子発振器100Aは、ガスセル10と、光源ランプ30と、フォトセンサ40と、を有している。また、光源ランプ30の近傍には、光源ランプの点灯を補助する発光手段としてのLED50が配置されている。光源ランプ30はランプ励振回路31に接続されている。また、LED50はLED制御回路51に接続されている。また、フォトセンサ40は、周波数合成回路35と、LED制御回路51に接続された点灯判定手段55Aとにそれぞれ接続されている。光源ランプ30の点灯を開始する際には、LED50を光源ランプ30に向けて点灯させ、このLED50から照射される光子のエネルギーにより光源ランプ30の点灯を開始させる構成となっている。 (もっと読む)


【課題】光情報の検出精度の劣化を抑えながら、ガスセルの温度制御を量子レベルで制御する原子発振器およびその制御方法を提供する。
【解決手段】本実施形態の原子発振器の光学系の要部である物理部50は、ガス状の金属原子を封入したガスセル10およびそれを保持するガスセル保持部材21からなるセルユニット20、ガスセル10を所定の温度に加熱するヒータ15、ガスセル10中の金属原子を励起するコヒーレント光の光源である光源30、ガスセル10を透過した励起光を検出するフォトセンサ40、フォトセンサ40により検出された励起光の強度に基づいてヒータ15を制御する温度制御手段、を有する。ガスセル10は、円筒部11と、該円筒部11の両端の開口部をそれぞれ封鎖して励起光の光路の入射面および出射面を形成する窓部12と、を有し、ヒータ15が、窓部12の前記光路と異なる領域に設けられている。 (もっと読む)


【課題】信号強度の揃ったEIT信号を得てS/Nを向上させた光学系を提供する。
【解決手段】共鳴光3aを出射するコヒーレント光源3と、コヒーレント光源3の出射側に配置されガス状の金属原子を封入すると共に、金属原子ガス中に共鳴光3aを透過させるガスセル9と、ガスセル9を透過した光3bを複数の光に分散して再びガスセル9に導く導光手段11と、導光手段11により導かれガスセル9を再び透過した複数の光4b〜7bを検出する光検出器4〜7と、ガスセル9を所定の温度に加熱するヒータ8、10と、光検出器4〜7から検出された信号を合成する合成回路2と、合成回路2の出力信号により、発振周波数を制御する周波数制御回路12と、を備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】コストを低減し、且つ加熱手段としての性能を向上させた光学系を提供する。
【解決手段】この光学系1は、波長が異なるコヒーレント光としての2種類の共鳴光を入射したときの量子干渉効果による光吸収特性を利用して発振周波数を制御する原子発振器100の光学系1であって、共鳴光7を出射するコヒーレント光源2と、コヒーレント光源2の出射側に配置されガス状の金属原子を封入すると共に、金属原子ガス中に共鳴光を透過させるガスセル4と、ガスセル4の共鳴光7の透過方向の両側方に配置されガスセル4を所定の温度に加熱するヒータ(加熱手段)3、5と、ガスセル4を透過した光を再びガスセル4に導く導光手段6と、ガスセル4を透過した透過光8を検出する光検出器(光検出手段)9と、を備えている。原子発振器100は光検出器9の出力信号により、発振周波数を制御する周波数制御回路10を更に備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】部品点数を削減してガスセルを小型化すると共に、ガスセルの温度分布を均一にすることができ、且つ光吸収特性の劣化を改善できる原子発振器の光学系を提供する。
【解決手段】このガスセル3は、少なくとも金属原子を封入するために厚み方向に貫通した開口部13を有するシリコン基板11と、開口部13を封止するガラス(透明部材)10、12と、を有し、図3(b)のようにシリコン基板11に、このシリコン基板11を加熱する発熱素子14、15、16を配置した。尚、図3(b)では、発熱素子としてバイポーラトランジスタ14、MOSトランジスタ15、抵抗16が示されているが、これらの何れか1種類だけで構成しても良く、或いは混在させても構わない。また、シリコン基板11は均一に加熱されることが重要なため、発熱素子はシリコン基板11上の一部に偏ることなく均一な分布となるように配置されるのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 従来の水晶発振器並びに原子発振器を基準発振器に使用する問題点を解決し、アナログ−デジタル変換時及びデジタル−デジタル変換時並びにデジタル−アナログ変換時のジッタを最小化することにより雑音発生が削減でき、ノイズフロワが確保でき、音の分解能向上及び周波数エージングが無いことによる音響定位の確立など音響特性が格段に向上し、高音質及び高忠実度な再生音を得て、自然な音による臨場感を満足でき生演奏に匹敵するデジタル・オーディオ用記録装置、再生装置及び記録再生装置ならびに記録した媒体を提供する。
【解決手段】 デジタル・オーディオ用記録装置は、デジタル・オーディオ用基準発振器に光時計を使用し、オーディオ信号をアナログ−デジタル変換し、又はアナログ−デジタル変換したデジタル・データをデジタル−デジタル変換して、デジタル・オーディオ・データを記録する。 (もっと読む)


【課題】受光素子を発光素子と同一側に併置することが可能となり、受光素子を電気的に接続するボンディングワイヤを短くしてモジュール実装を容易とし、且つ、S/Nを改善した光学系を備えた原子発振器を提供する。
【解決手段】この光学系1は、波長が異なるコヒーレント光としての2種類の共鳴光を入射したときの量子干渉効果による光吸収特性を利用して発振周波数を制御する原子発振器100の光学系1であって、ガスセル8中の金属原子に共鳴光3を供給するコヒーレント光源2と、共鳴光3に含まれるp偏光5を通過させs偏光13を光路変換する偏光分離手段4と、円偏光を直線偏光に若しくはこの逆に変換する1/4λ波長板6と、ガス状の金属原子を封入したガスセル8と、ガスセル8を通過した光9を再びガスセル8に導く導光手段10と、偏光分離手段4により光路変換されたs偏光14を検出する光検出器15と、を備えている。 (もっと読む)


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