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国際特許分類[B01D71/16]の内容

国際特許分類[B01D71/16]に分類される特許

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【課題】分離性能に優れ、洗浄効率が良く、簡便で、迅速で、自動化および小型化適性に優れ、実質的に同一の分離性能を有するものを大量に生産可能である多孔性膜を使用した核酸の分離精製方法を提供する。
【解決手段】(1a)核酸を含む試料溶液に遠心力を作用させて核酸吸着性多孔性膜に通過させて、該多孔性膜内に核酸を吸着させる工程、(2a)洗浄液に遠心力を作用させて該核酸吸着性多孔性膜に通過させて、核酸が吸着した状態で該多孔性膜を洗浄する工程、及び(3a)回収液に遠心力を作用させて該核酸吸着性多孔性膜に通過させて、該多孔性膜内から核酸を脱着させる工程を含むことを特徴とする核酸の分離精製方法。
また、本発明の別の形態として、(1b)核酸を含む試料溶液を減圧状態で核酸吸着性多孔性膜に通過させて、該多孔性膜内に核酸を吸着させる工程、(2b)洗浄液を減圧状態で該核酸吸着性多孔性膜に通過させて、核酸が吸着した状態で該多孔性膜を洗浄する工程、及び(3b)回収液を、減圧状態もしくは遠心力を作用させて該核酸吸着性多孔性膜に通過させて、該多孔性膜内から核酸を脱着させる工程を含むことを特徴とする核酸の分離精製方法。 (もっと読む)


【課題】セルロース膜には、強酸及び強塩基、並びにセルラーゼ酵素による攻撃に対する感受性などの多くの不都合な点がある。塩基に対する感受性は、初期は収縮及び膨潤を特徴とし、最終的には膜の分解につながる。高温は化学的崩壊及び収縮を促進する一方で、特に相当濃度のアルカリと結びつくと、低温は膨潤及び破裂を促進する。膜の細孔構造は容易に破壊されることがあるので、膜を通る流速は大きく低下する。
【解決手段】本発明は、標的分子に結合し得る多孔質架橋帯電セルロース高分子膜の製造プロセスに関する。本発明は、本発明のプロセスにより得ることができる膜を使用することを含む、溶液中の他の成分から標的原子を分離する方法を提供する。本方法は、細胞溶解物及び培養物からタンパク質及び核酸を分離するのに特に有用である。 (もっと読む)


【課題】 使用済みの接着剤、塗料等からのポリマー含有エマルションの回収法として好適な濾過方法の提供。
【解決手段】 ポリマー含有エマルション水溶液を、セルロース系材料からなる中空糸膜により濾過して、濾過後の濾過水を排水し、濃縮液に含まれるポリマー含有エマルションを回収して再利用する濾過方法。前記セルロース系材料は、酢酸セルロース、セルロースプロピオネート、セルロースブチレート、再生セルロース及びこれらの混合物から選ばれるものである。 (もっと読む)


【課題】セルロースアセテート系ポリマーを使用して、中空糸膜の膜厚方向に粗密構造を与え、高い透水性および分子量分画特性、溶質透過性を付与するものである。また、取扱い性の困難な中空糸膜の生産性を向上するとともにモジュール生産性を向上した選択透過性中空糸膜を提供する。
【解決手段】本発明は、主としてセルロースアセテート系ポリマーからなる内表面に緻密層を有する非対称構造中空糸膜において、該中空糸膜の内径が150μm以上250μm以下、且つ膜厚が10μm以上30μm未満、且つ該中空糸膜の外表面の開孔率が15%以上30%以下で、その平均開孔面積が孔1個あたり0.01μm2以上0.05μm2未満であるセルロースアセテート系ポリマー非対称中空糸膜である。 (もっと読む)


本発明は、膜と細孔修飾剤とを接触させることを含む、多孔質膜の細孔を修飾させる方法であって、ここで前記細孔修飾剤は、膜の第二の表面の細孔開口部とは異なって膜の第一の表面上の細孔開口部を修飾させる、前記方法について記載する。また本発明は、第一の表面と第二の表面との間に伸張する多数の細孔を含む、第一の表面と第二の表面とをもつ多孔質膜であって、ここで前記細孔は、一つの膜表面上の細孔開口部がもう一方の膜表面の細孔開口部と異なっているか、または細孔の形状が前記第一と第二の表面との間の一つ以上の場所で異なっているように、細孔修飾剤によって修飾されている、前記多孔質膜について記載する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、海水を淡水化する場合や酸性水溶液を処理する場合等、腐食性が高い液体を取り扱う場合であっても、ノズルが腐食しにくく耐久性に優れる逆浸透膜モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】逆浸透膜モジュールのノズルが表面の鉛筆硬度が4H以上の皮膜を有する金属部材からなるものとする。 (もっと読む)


【課題】空中走行部を簡易な方法で冷却させることで高い透水性能を有する中空糸型逆浸透膜を製膜する乾湿式紡糸製膜方法を提供することを目的とする。
【解決手段】湿式紡糸製膜方法において、空中走行部に通気性を有する伝熱冷却部材を設置して囲い、左記伝熱冷却部材の一部を凝固液に浸漬して空中走行部を冷却する。さらに、空中走行部は非通気性の区画部材によって区画され、該区画された空中走行部が外部と連通されていてもよい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、海水を淡水化する場合や酸性水溶液を処理する場合等、逆浸透膜の透過水の腐食性が高い状態であっても、透過水ノズルが腐食しにくく耐久性に優れる逆浸透膜モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】逆浸透膜モジュールの透過水ノズルがシャルピー衝撃強さが4kJ/m以上かつ曲げ弾性率4GPa以上かつ吸水率0.5%以下の樹脂系の材料からなるものとする。 (もっと読む)


【課題】 膜分離活性汚泥処理と逆浸透膜による逆浸透処理とを組み合わせた水処理方法において、逆浸透膜の表面に微生物が増殖や付着し、さらに有機物の吸着することにより引き起こされる、逆浸透膜の透過性能や分離性能の低下を、有効に防止する方法を提供する。
【解決手段】 被処理水を生物処理槽3内で活性汚泥処理し、該活性汚泥処理した水を前記生物処理槽内で膜分離処理する工程、および、該膜分離処理後の水を逆浸透膜を用いて逆浸透処理する工程8を有してなる水処理方法において、前記生物処理槽内に凝集剤を添加すると共に、前記膜分離処理をする工程の後であって前記逆浸透処理をする工程の前に、還元剤を添加する。その後であって前記逆浸透処理する工程の前に、さらに、キレート剤を添加する。 (もっと読む)


【課題】
従来、2段の逆浸透膜処理において2段目の逆浸透膜の濃縮水が1段目の供給水に戻される処理方法では2段目の逆浸透膜の濃縮水の濃度が高い場合は1段目の供給水の濃度が高くなり、結果として2段目の逆浸透膜の透過水の濃度が高くなる場合があり、また、2段目の逆浸透膜モジュールの透過水について吸着樹脂で処理する方法では、ホウ素の濃度自体が低いため、吸着樹脂量当たりのホウ素吸着容量が小さく、効率が低く、また、処理水に吸着樹脂から溶出した不純物が混入し、飲料水用には適さない場合があり、その除去用に活性炭の設置が必要になるなどの問題がある。
【解決手段】
逆浸透膜で処理した透過水を再度、逆浸透膜で処理する2段での膜処理方法において、2段目の逆浸透膜モジュールの濃縮水を吸着樹脂塔で処理し、1段目の逆浸透膜モジュールの供給水に返送するシステムとする。 (もっと読む)


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