説明

国際特許分類[B22D27/08]の内容

国際特許分類[B22D27/08]に分類される特許

1 - 10 / 35


【課題】 鋳造の際に溶湯に振動を加えながら鋳造を行う金型鋳造法において、鋳造品の金属組織を微細化し、引け巣を低減し、以って機械的特性を向上できる方法を提供する。
【解決手段】 振動を加えない場合の鋳物の冷却速度(A)と、振動を加えた場合の鋳物の冷却速度(B)と、の冷却速度の比を(B/A)としたときに、振動の加速度を(B/A)>1.0が得られる加速度以上とし、かつ溶湯が接触するキャビティの表面粗さを(B/A)>1.0が得られる表面粗さ以上とする。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造棒の長手方向における羽毛状晶の発生頻度を抑えて柱状晶及び/又は粒状晶がほとんどを占め、かつ、結晶粒径のバラツキを均一化させて優れた機械加工性、鍛造性を有するアルミニウム合金の連続鋳造棒を鋳造する連続鋳造装置を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金溶湯255から連続鋳造棒を鋳造する連続鋳造装置において、鋳造中の鋳造棒1の表面から鋳造棒1の凝固面を介して凝固面近傍のアルミニウム合金溶湯に機械的振動を付与する振動付与装置411を設ける。 (もっと読む)


【課題】傾動式重力鋳造装置及び該装置を用いた傾動式重力鋳造法の提供。
【解決手段】傾動式重力鋳造装置1は、金型2にラドル7を備え、該ラドル7に溶湯Mを溜め、該金型2が傾けられたときに湯口5を介して該金型2のキャビティ6に溶湯Mを注ぐものである。傾動式重力鋳造装置1は、湯口5を遮断する為の遮断部材18と、キャビティ6の溶湯Mを加圧する為の加圧ピン23とを備えている。湯口5がその通路面積を所定範囲のみ大きくする凹部5Aを有し、該凹部5Aに遮断部材18が侵入して湯口5が遮断されるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】遠心鋳造における冷却速度を導出する。
【解決手段】遠心鋳造にて製造した鋳物について遠心力方向に沿ってラメラ間隔および体積分率あるいは面積分率を測定し、予め求めておいた、冷却速度とラメラ間隔と体積分率あるいは面積分率の関係と、測定されたラメラ間隔および体積分率あるいは面積分率とに基づいて、鋳物の遠心力方向の位置ごとの冷却速度を導出する。 (もっと読む)


【課題】鋳造欠陥が少なく機械的性質に優れる微細な組織からなるアルミニウム合金製鋳物を提供する。
【解決手段】本発明のアルミニウム合金製鋳物は、全体を100質量%としたときに、9〜13質量%のSiと、1〜5質量%のCuと、残部であるAlおよび不可避不純物とからなると共に、AlとSiの二元共晶からなるAl−Si共晶粒とこのAl−Si共晶粒を囲繞しAl、SiおよびCuを含む多元共晶からなる多元共晶マトリックスとが網目状になった複合共晶組織によって構成され、そのAl−Si共晶粒の粒径が1.5mm以下と微細であることを特徴とする。この本発明のアルミニウム合金製鋳物は、通常なら表皮形成型凝固をする合金組成からなりつつも、微細に粥状凝固した複合共晶組織から構成され、粗大な鋳造欠陥の生成が抑制され、機械的性質に優れる。 (もっと読む)


【課題】超音波を照射して凝固組織を均一微細化するためのアルミニウム合金の製造法及び装置。
【解決手段】鋳造鋳型上部にヘッダ1と、該ヘッダ内部と鋳型内部を分ける絞り板7と、ヘッダ内部の溶湯に浸漬するように設けられた超音波ホーン3とを有し、該超音波ホーンが前記絞り板の中心部に設けられた出湯口8と同軸上に超音波ホーンに配するとともに、前記絞り板に設けられた出湯口は上部に向かって直径が大きくなる円錐台部を有する形状とされた鋳造装置を用い、前記円錐台部の上端部の直径をD、円錐台部の下端部の直径をd、超音波ホーンの先端の直径をDとしたとき、D≦D≦1.5Dであり、かつd/D=0.4〜0.6の範囲の出湯口を有する絞り板を用い、前記超音波ホーンをその先端と前記絞り板の上端部までの距離が0.05λ〜0.35λ(λは合金溶湯中での波長)となる位置に設置して、溶湯がヘッダ内部を流動する間に超音波を照射する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム溶湯の組成や超音波照射条件を調整することによって、機械的強度及び剛性を向上させるとともに、熱膨張係数を低下させたアルミ二ウム合金を製造する。
【解決手段】Si:15〜20質量%、P:0.0004〜0.02質量%を含み、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミニウム合金溶湯に、液相線以上で超音波を照射し、超音波照射終了後100秒以内に20℃/秒以上の冷却速度で鋳造する。
前記アルミニウム合金溶湯に、さらにNi:0.5〜6質量%、Cu:2〜8質量%、さらに必要に応じてFe:1〜4質量%、Mn:0.4〜2.4質量%、Cr:0.15〜0.55質量%、Ti:0.15〜0.4質量%、さらに必要に応じてMg:0.05〜1質量%を含ませておいてもよい。 (もっと読む)


【課題】優れた強度を備え、簡便な方法で製造できる鋳造体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム母材中に少なくともSi、Cu、Mgを含むアルミニウム合金の鋳造体であって、α相中の同一位置にSiとCuとMgとの析出相を備える。製造方法は、アルミニウム母材中に少なくともSi、Cu、Mgを含むアルミニウム合金を溶融して溶湯1を得る。溶湯1に振動子34を浸漬し、該アルミニウム合金の融点以上の温度で、溶湯1に100〜1000Hzの周波数の振動を付与する。前記振動が付与された溶湯1を鋳型に鋳込み、該鋳型中で冷却する。 (もっと読む)


【課題】合金材の溶湯を型締めした金型のキャビティに射出しダイカスト製品を製造する際に、溶湯に超音波振動を効果的に付加することができる鋳造装置を提供すること。
【解決手段】合金材の溶湯Xを型締めした金型30のキャビティ33に射出しダイカスト製品Yを製造する鋳造装置1において、超音波振動を発生する超音波振動装置100との連動によって超音波振動させる金型部品(押出しピン37)を設け、金型部品(押出しピン37)は、キャビティ33の一部を構成すると共に、キャビティ33内の溶湯に接触して超音波振動を付加する。 (もっと読む)


【課題】溶融材料を金型内に供給するときに、金型内の溶融材料の流動抵抗の低減を図り、成形品を成形する際の歩留りの向上を図る物品の成形方法を提供する。
【解決手段】金属ガラスなどの溶融材料aを金型10内に供給し、溶融材料を金型内で凝固させて物品を成形する物品の成形方法。そして、溶融材料を金型内に供給するときに、金型の溶融材料の供給経路の近傍である金型の供給口13およびキャビティ20の近傍を振動子30と、発振器40とを備えている振動手段を用いて、共振モードで振動させる。 (もっと読む)


1 - 10 / 35