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国際特許分類[B29C41/46]の内容

国際特許分類[B29C41/46]に分類される特許

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【課題】フィルムの流れ方向および幅方向ともに物性差がほとんどなく、諸物性の均一性に優れた高分子フィルムの製造方法およびその利用を提供する。
【解決手段】高分子フィルムの製造方法は、ゲルフィルム両端部を固定する前に、加熱炉内でゲルフィルム中央部に生じる収縮力に逆らう応力を、ゲルフィルム中央部に負荷するため、ボーイング現象を抑制することができる。それゆえ、フィルムの流れ方向および幅方向ともに諸物性を均一化することができる。 (もっと読む)


【課題】 大型、複雑形状の金型であっても効率的に冷却できるとともに、冷却水による金型の破損を防止することができるパウダースラッシュ成形機及びパウダースラッシュ成形方法を提供する。
【解決手段】 金型加熱部と、パウダースラッシュ部と、冷却部と、を備えたパウダースラッシュ成形機において、冷却部は、金型に対して冷却水を吹き付けるための冷却水吹出部と、金型に対して冷却エアーを吹き付けるための冷却エアー吹出部と、を備えるとともに、冷却水吹出部及び冷却エアー吹出部の吹出方向を変えるための可変手段を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】光学的異方性(Re、Rth)が小さく実質的に光学的等方性であるセルロースアシレートフィルムを、高生産性で安価に製造する。
【解決手段】アシル基置換度が2.85から3.00のセルロースアシレートを有機溶剤に溶解した溶液を無端金属支持体上に流延し、0℃〜−50℃に冷却してゲル化させた後該金属支持体から剥離し乾燥、製膜してセルロースアシレートフィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】機械特性、CTE特性に優れた厚手のベンゾオキサゾール構造を有するポリイミドフィルムを提供することを課題とする。
【解決手段】フィルムの長手方向および幅方向の引張弾性率がいずれも6000MPa以上、フィルムの長手方向および幅方向の引張破断伸度がいずれも20%以上、かつフィルムの長手方向および幅方向の線膨張係数がいずれも10ppm/℃以下である厚さ26μm以上のベンゾオキサゾール構造を有するポリイミドフィルム。ポリアミド酸溶液を乾燥したゲルフィルムに見られる吸熱ピークの前後30℃の温度で2〜5分間処理して、その後ただちに150〜250℃にて2〜5分間処理し、その後ただちに300〜500℃にて2〜10分間処理、150℃以上にて処理する時間が合計で20分以下で製造する。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、高周波対応、フレキシブル性をより高いレベルで保有しかつフィルムの表面でのクレーターや気泡破裂による欠陥や細孔内在を低減した電気絶縁性等、機械的強度の均一性優れたポリイミドフィルムの製造に適した製造装置を提供する。
【解決手段】ポリイミド前駆体溶液を支持体上に塗布し、所定風量を用いて乾燥し自己支持性を有するグリーンフィルムとなす乾燥部、ついで該グリーンフィルムを150〜500℃にて熱処理するイミド化部を少なくとも含むポリイミドフィルムの製造装置において、乾燥部がn=3〜8であるnに分割されたゾーンを有し、かつ各ゾーンが独立に制御された風量の気流を用いる風量制御部位を有し、各ゾーンに溶媒濃度検出部位を有するポリイミドフィルムの製造装置。 (もっと読む)


【課題】フィルム面上に曇りがないTACフィルムを得る。
【解決手段】TACとジクロロメタンなどとからドープ22を調製する。ドープ22を流延ダイ31から流延バンド34上に流延して流延膜69を形成する。流延膜69は送風口70〜72の乾燥風により乾燥する。クーラ73で流延膜69を6℃未満に冷却する。剥取位置Aの露点を0℃以下に調整する。冷却された流延膜69を湿潤フィルム76として剥ぎ取る。渡り部80、テンタ式乾燥機35内に湿潤フィルム76を搬送させて乾燥及び延伸を行い、フィルム82とする。フィルム82を乾燥室41,冷却室42内を搬送させた後に巻取ローラ95で巻き取る。 (もっと読む)


【課題】段ムラの発生が抑制されているTACフィルムを得る。
【解決手段】TACとジクロロメタンなどとからドープを調製する。流延バンド34を2個の回転ローラ33に巻き掛けて無端で走行させる。流延ダイ側の回転ローラ33の表面温度を3℃に調整する。流延ダイからドープを流延バンド34上に流延して、流延膜69を形成する。流延膜69を剥取ローラ77で支持しながら湿潤フィルム76として流延バンド34から剥ぎ取る。湿潤フィルム76を乾燥してTACフィルムを得る。流延バンド34が回転ローラ34に巻き掛けられる位置を接触開始位置Aとし、流延膜69が剥ぎ取られる位置を剥取位置Bとする。接触開始位置Aと剥取位置Bとが回転ローラ33の中心軸33aとしてなす角度θを135°とする。流延膜69は回転ローラ33により冷却されてゲル化が進行して機械的強度が上昇する。 (もっと読む)


【課題】 表面が平滑なフィルムを得る。
【解決手段】TACと混合溶媒と添加剤とからドープを調製する。ドープを流延ダイ31から流延バンド34上に流延する。流延バンド34上に流延膜69が形成される。流延バンド34の移動に伴い流延膜69が搬送される。ラビリンスシール50から下流側に1000mmの位置に急速乾燥送風口73を配置する。送風口73のノズル73aから乾燥風57を流延膜に当てる。乾燥風57の風速を12m/sに調整する。流延膜69の表面に薄膜69aが形成される。薄膜69aが形成された後に流延膜69全体が乾燥される。流延膜69が自己支持性を有するものとなった後に流延バンド34から剥ぎ取る。テンタ式乾燥機で加熱延伸した後に乾燥室で乾燥してフィルムを得る。 (もっと読む)


【課題】製膜速度を向上させながら、平面性に優れたフイルムを製造する。
【解決手段】原料の異なるドープを複数種用いて、基層と基層に接する少なくとも1層の外層とからなる多層構造の流延膜を共流延により形成する。外層を形成するドープの粘度を35Pa・s以下とする。流延膜52が形成された直後に、流延バンド70の走行する向きに向かうように備えた送風口82aから70〜130℃の範囲内で略一定となるように調整した乾燥風を、流延バンド70の走行する向きに対して略平行に送り出す。流延バンド70の裏面側に設けたヒータ84により、乾燥温度が40〜80℃の範囲内で略一定となるように調整しながら加熱する。このように流延膜52を乾燥することで、製膜速度を向上させて、平面性に優れたフイルムを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、フレキシブル性をより高いレベルで保持し、かつ熱に対するフィルムの反りのないポリイミドフィルムを提供する。
【解決手段】少なくとも芳香族テトラカルボン酸類の残基としてピロメリット酸残基、芳香族ジアミン類の残基としてジアミノジフェニルエーテル残基を有するポリイミドの前駆体物質を含む有機溶媒溶液を支持体上に流延塗布して塗膜を形成し、前駆体フィルムの一方面と他方面側のイミド化率との差が5以下となるように塗膜を加熱乾燥し、次いで得られた前駆体フィルムに熱処理を施し、得られたフィルムのA面を巻内にして曲率半径が30〜600mmの範囲になるように100N以上の巻き張力でロール状に巻き上げることでポリイミドフィルムロールが得られる。得られたポリイミドフィルムは、300℃で熱処理後のカール度が10%以下であり、またフィルムの線膨張係数の変動率(CV%)が25%以下である。 (もっと読む)


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