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国際特許分類[B64G1/38]の内容

国際特許分類[B64G1/38]に分類される特許

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【課題】段間部のコンパクト化を実現し、ロケットモータ側の機軸方向の大きな振動変位をも吸収でき、ペイロードが横倒れする虞を払拭し得る振動緩和装置を提供する。
【解決手段】ロケットモータ2及びこの上段に結合される衛星3の間の段間部において、ロケットモータ2側に機軸Lまわりに形成されたモータ側環状壁部2aと、衛星3側に形成された衛星側環状壁部3aとの間に設置される振動緩和装置10であって、両環状壁部2a,3a間において機軸L方向に変形可能に挟持された変形手段11と、両環状壁部2a,3a間に配置されて、衛星3のロケットモータ2に対する姿勢を保ちつつ変形手段11の機軸L方向の変形のみを許容する姿勢維持手段12を備えた。 (もっと読む)


【課題】構造的部材のための固定アセンブリ、およびそれを含む振動分離システムの提供。
【解決手段】取り付けブラケット固定アセンブリ10は、貫通開口部44を備える球状部材40および一体的なネジ切りシャフト42を備える球状ロッド端部20を有し、固定アセンブリは、球状部材の両側部上に第1および第2のシート部材16,18を有し、各々は、球状部材40の貫通開口部44と実質的に同軸の貫通開口部32を備える。固定アセンブリは、取り付けアセンブリを形成する角取り付けブラケットにネジ係合する部分ネジ切り固定具22を有する。構造的部材は、軸方向端部を備え、各々は、一体的ネジ切りシャフトにより取り付けブラケットに解放可能に連結される。軸方向端部は反対方向にネジ切りされ、構造的部材の回転を許容し、その長さを実質的にゼロひずみ位置に調整できる。構造的部材は、振動分離システムにおける振動分離ストラットとすることができる。 (もっと読む)


【課題】宇宙船とペイロード間の熱伝導性振動分離装置を提供する。
【解決手段】熱伝導性振動分離装置50は、第1端部102と、第1端部に実質的に対向する第2端部104と、第1端部102から第2端部104への第1および第2の負荷伝達経路とを含む。第1および第2の負荷伝達経路はそれぞれ、主バネ54および主バネ54に並列なダンパ66を有する。第1負荷伝達経路および第2負荷伝達経路の熱伝導性よりも大きな熱伝導性を備える細長い熱導管が第1端部102から第2端部104へ延びる。 (もっと読む)


【課題】3パラメータ、軸方向分離装置を採用する分離システムは、分離装置の数が多く、複雑で重くなり、製造コストが高くなる。これらを解決する分離装置を提供する
【解決手段】マスとベースとの間の振動の伝達を制限するように構成される2パラメータ複数軸分離装置50の実施形態が提供される。一実施形態において、3パラメータ複数軸分離装置は50は、ベースに取り付けられるように構成される分離装置ハウジング52と、分離装置ハウジング52内にシールされて取り付けられる対向するベローズ82、84と、対向するベローズ82、84の間で分離装置ハウジング内に移動可能に吊り下げられるダンパピストンと、を有する。ダンパピストンは、マスに連結されるように構成される。対向するベローズ82、84は、3つの実質的に直交する軸106、107、108に沿ってダンパピストンの運動を逸らし、マスとベースとの間の振動の伝達を制限する。 (もっと読む)


【課題】無重力空間で使用される機器を取付対象物に取り付ける構造として、取付方向の上下を問わない防振特性が得られ、取付対象物に対する定位置に機器を確実に固定することができる取付構造を提供する。
【解決手段】取付構造を、機器の被取付部F52に貫通孔F52aを形成し、一対の防振部材X2,X3に貫通孔X2a,X3aをそれぞれ形成し、取付対象物の取付部C1にネジ穴C1aを形成して、それらを連通させるように取付部C1、防振部材X2、被取付部F52、防振部材X3をこの順で積層し、防振部材X3側から締結ネジX1のネジ頭部X11を着座させ、各貫通孔X3a,F52a,X2aに挿通したネジ軸X12をネジ穴C1aに螺合させるとともに、ネジ頭部X11と取付部C1との間に両者の離間距離dを規定するスペーサX4を配設した構成とする。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造でペイロードに入力される振動を低減することが可能なアダプタおよびペイロード打ち上げ用ロケットを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るアダプタ1は、ペイロード打ち上げ用ロケットに収容されるペイロードの振動を抑制する、ペイロードとロケット部の間に設けられたアダプタ1であって、外筒11と内筒12を有する二重構造の筒部材と、筒部材の一端で外筒11と内筒12に結合した第1の弾性部材21と、筒部材の他端で外筒と内筒に結合した第2の弾性部材22とを備え、筒部材の一端側の内筒側または外筒側でペイロードと連結し、筒部材の他端側の外筒側または内筒側でロケット部の先端と連結する。 (もっと読む)


【課題】衝撃吸収性を低下させることなくプリント配線基板の熱を効率的に放熱する小型の緩衝装置を提供する。
【解決手段】放熱側のダンパー4をダンパー固定金具3,5で上下に挟む。ダンパー固定金具3はプリント配線基板6に熱伝導率の高い接着剤8にて加圧接着され、ネシ゛1にてプリント配線基板6およびダンパー2と共締めされる。ダンパー固定金具3,5は円筒形の突起形状に加工され、ダンパー固定金具3,5の円筒形部分がダンパー4の内側にて重なる構造となっている。ダンパー固定金具の重なり部分の隙間に熱伝導率の高いフィラー材7が充填される。また、ダンパー固定金具のうち重なり部分の内側にある円筒形状部分が外向きに広げるように曲げられたバネ性を有する。 (もっと読む)


【課題】内部に一体形成される衝撃減衰機能部位を含み、その結果、所望の衝撃減衰量を達成するために追加の構成要素を必要としない脆弱結合部が求められている。
【解決手段】脆弱結合部構造は、当該結合部構造の一体部品として形成される衝撃減衰機能部位を含む。衝撃の減衰は、たとえば、脆弱結合部構造内に直接機械加工されるか、または他の方式で一体に形成されるスロットまたは溝を利用することによって実現される。十分な衝撃の減衰は、脆弱結合部内に機械加工されるか、他の方式で形成される前記機能部位と、各種構造物内の前記脆弱結合部の一般的なアセンブリ(たとえば、ロケット、ミサイル、衛星などのペイロード分離部としてのアセンブリ)とのみによって達成され、追加の機器構成要素が必要になることはなく、そのため、脆弱結合部の衝撃減衰装置のアセンブリを必要とすることもない。 (もっと読む)


【課題】 リアクションホイールの動作により生じる微小擾乱を抑制する。
【解決手段】 人工衛星が備える衛星機器搭載パネルにリアクションホイールを搭載する衛星機器搭載構造であって、切欠きが形成された衛星機器搭載パネルと、前記衛星機器搭載パネルに固定されるとともに前記リアクションホイールの一部が前記切欠きに挿入されるように前記リアクションホイールを保持する保持具と、を備えるようにした。また、保持具の任意の位置にリアクションホイールを搭載可能とした。機器搭載パネルとリアクションホイールの重心位置との距離を短く、かつ、変更可能としたことにより、構造外乱の抑制を可能となり、かつ、任意の構造共振に調整可能とした。 (もっと読む)


本発明は、振動する機器(2)の周りに配された少なくとも3つの防振モジュール(4)を備える装置に関する。各モジュールは、少なくとも2つの剛体部品(6,9a,9b)を備え、前記剛体部品のうちの少なくとも1つは、支持構造体(B)に固定された外側剛体部品であり、前記剛体部品のうちの少なくとも1つは、振動する機器またはその支持材(3)に固定された内側剛体部品(6)である。内側剛体部品および外側剛体部品には、少なくとも1つのエラストマー防振パッド(12)が接続されており、前記剛体部品のうちの少なくとも1つ(9b)は、2つの縦方向の伸縮性支持台(14a)と、2つの接線方向の伸縮性支持台(14b)とを支えている。これら伸縮性支持台は、それぞれ、他方の内側剛体部品または外側剛体部品に対向している自由端を有している。この自由端は、静止位置において、内側剛体部品から離間されている。本発明は、人工衛星の機器に適用可能である。
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