説明

国際特許分類[B65D3/14]の内容

国際特許分類[B65D3/14]に分類される特許

1 - 10 / 20


【課題】シート材を焦がすことなく、開口部の外周縁に扁平なフランジ部を形成した紙カップを製造する装置および方法を提供する。
【解決手段】紙カップの側壁内側に嵌合する嵌合部と、嵌合部の外周壁に接続され、紙カップの開口部に当接する円環状の加工面とを有する超音波ホーンと、その内部に紙カップの側壁が嵌合するカップ受け部と、カップ受け部の開口部の上端面に円環状のフランジ受け部とを有する受け治具とを備え、加工面およびフランジ受け部は、互いに接近するにつれて、紙カップの側壁の上端縁近傍に形成されたカーリングを押圧および加熱して押しつぶすことで扁平なフランジ部を形成し、加工面およびフランジ受け部を対向して配置したときに両者の間に形成されるクリアランスは、側壁を構成するシート材を重ねて貼り合わせた貼り合わせ部が配置される部分において、部分的に大きくなっている。 (もっと読む)


【課題】本発明の解決しようとする課題は、ホットプレートによる加熱適性が良好であり、電子レンジで直接加熱しても焦げが発生しないカップ型紙容器を提案するものである。
【解決手段】紙層と、この両面に設けられた熱可塑性樹脂層を有する筒状の胴部と;胴部の上方の開口をシールする蓋材と;紙層と、この両面に設けられた熱可塑性樹脂層を有し、胴部の下方の開口をシールする底面部と;を備えたカップ型紙容器であって、胴部は、胴部貼り合わせ部と、フランジ部と、胴部の下端部を内側に1回半以上巻き込んでから平らに押し潰して形成された底フランジ部とを有し、胴部貼り合わせ部の少なくとも容器の内側となる紙層の側端縁は、熱可塑性樹脂層によって覆われており、フランジ部には、蓋材が、開封可能にシールされており、底フランジ部の下面には、底面部が、密着シールされていることを特徴とするカップ型紙容器である。 (もっと読む)


【課題】冷凍食品にも使用可能であり、電子レンジで直接加熱しても焦げが発生せず、レトルト殺菌処理も可能なカップ型紙容器を提案するもの。
【解決手段】胴部形成用ブランクの紙層の側端縁は、紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層によって覆われており、胴部は、胴部形成用ブランクの両側端縁同士が重ね合わされてシールされた胴部貼り合わせ部と、胴部の下端部を内側に折り返すことにより形成された下部折り返し部と、胴部の上端部を外側に1回半以上巻き込んでから平らに押し潰して形成されたフランジ部とを有し、フランジ部と蓋材とは、開封可能にシールされており、底面部は、下方に折り曲げられた周縁部を有し、胴部の下部折り返し部は、底面部の周縁部が差し込まれた状態で、さらに内側に折られて、容器の脚部を形成し、胴部の下端部と、底面部の周縁部と、脚部とが、底面部の下面に一体に密着シールされていることを特徴とするカップ型紙容器である。 (もっと読む)


【課題】低融点の接着層を介することなく、紙面に直接PETをラミネートさせた原紙を用いて製造された紙製容器を提供する。
【解決手段】胴部材3と底板部材5とからなる紙製容器1であって、胴部材3は紙基材7の一方の表面にPET層が押し出しラミネートされており、底板部材5は紙基材7の両面にPET層が押し出しラミネートされており、胴部材3は一方の弦と他方の弦を重ね合せて接着して筒状に形成し、一方の弦はスカイブヘミング加工によりカットエッジがPET層により被覆され、他方の弦はカットエッジが露出しており、カットエッジがPET層により被覆されている側が胴部材3の内壁面側にくるように一方の弦のPET層と他方の弦のPET層を熱溶着させることにより接着させ、胴部材3と底板部材5とはPET層同士を熱溶着させることにより接着されている。 (もっと読む)


【課題】紙カップの紙層の外側に印刷層、グロス樹脂層とマット樹脂層を順次設けた紙カップを成形すると、印刷層、グロス樹脂層、マット樹脂層が削られ、重大な欠点となり問題となってしまう。
【解決手段】胴紙の一方の端縁をもう一方の端縁に重ね合わせて胴部貼り合わせ部を形成させて筒形状の胴部材とし、底紙の外周縁部を下向きに起立させて底部材とし、前記胴部材の下部に環状脚部を形成させた紙カップにおいて、前記胴紙が少なくとも、紙層の外側に、印刷層を裏面に設けた延伸プラスチックフィルム層と、高密度ポリエチレン層がこの順に積層され、高密度ポリエチレン層の表面に、グロス樹脂層とマット樹脂層を設けた構成からなり、且つ、前記胴紙の前記胴部貼り合わせ部と前記環状脚部がグロス樹脂層とマット樹脂層の未塗布部であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高温高圧で行うレトルト殺菌加工や電子レンジでの調理加熱等に適した、とくに高温での処理が必要な油分に富んだ内容物であっても電子レンジ調理可能な耐熱性のある紙容器を提供することを課題とする。
【解決手段】紙とプラスチックが積層された積層体からなる紙容器を製造するブランクの端部にプラスチック層を延設して、延設部を折り返して紙の端面を保護した紙容器であって、紙に耐熱性フィルムを接着剤を介して直接貼り合せ、その耐熱性フィルム側に熱融着性樹脂層を設けたことを特徴とする紙容器。 (もっと読む)


【課題】耐水性と密封性が優れた紙カップ、特に高温高圧下でもレトルト殺菌処理可能な耐水性を有する紙カップとその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】紙と熱可塑性樹脂層が積層されたブランク用包装材料からなり、扇形状または方形状の胴部材ブランクの一方の端縁をもう一方の端縁に重ね合わせて胴部貼り合せ部を形成させて円筒形状の胴部材とし、胴部材の上部周縁を外方または内方に向けて巻き込み、口縁部を形成させた紙カップであって、胴部材ブランクの全周に表裏より延設された熱可塑性樹脂層が設けられていることを特徴とする紙カップ。 (もっと読む)


【課題】胴部貼り合わせ部の内側の端部に切欠きを設けた素材を用いても、この切欠き部分から液体が漏れるおそれがない紙製カップ容器用素材及びこの素材を用いた紙製カップ容器を提供すること。
【解決手段】少なくとも内側面に熱可塑性樹脂層が設けられた紙を基材とする積層シートから構成された胴部素材で、内側となる側端部下端に切欠きを有する紙層と、前記紙層の内面に設けられた熱可塑性樹脂が、前記切欠きに延出する樹脂部が形成されている紙製カップ容器用胴部素材を用いることにより解決した。 (もっと読む)


【課題】本発明は液体の充填工程、ボイル処理工程、レトルト処理工程等の工程において、水分の紙への浸透を効果的に防止して、容器の変形や外観不良を起こさない液体紙容器の提供を課題とする。
【解決手段】紙とプラスチックフィルムを貼り合わせたシートからなる紙容器であって、紙容器を構成する紙のエッジを保護するために端部を折り返してエッジを紙の間に巻き込む、あるいは、エッジを含む端部にテープを貼着することによりエッジを外部に露出させないことを特徴とする紙容器。 (もっと読む)


【課題】紙カップを構成する石油化学物質を環境に配慮したバイオマス由来の資材に極力置換するとともに、成形時のクラックによる底部からの液漏れを防止できる紙カップを提供する。
【解決手段】底材301は、最外面となる紙層7と最内面となる乳酸系樹脂を主成分とする熱可塑性樹脂層9との間に変性ポリオレフィン樹脂から成る中間層11が積層された積層シートを略円形状に打ち抜いたものである。底材301に絞り加工を施して環状脚部302を形成すると、折り曲げ部303の熱可塑性樹脂層9にクラック13が発生するが、紙層7と熱可塑性樹脂層9の間には中間層11が存在するため、クラック13から染みこんだ液体は紙層7に浸透しない。 (もっと読む)


1 - 10 / 20