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国際特許分類[C01G28/00]の内容

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【課題】非鉄製錬中間産物に含まれる砒素の処理、特に硫化物形態の砒素の処理において、溶出基準(環境庁告示13号準拠)を満足し、且つ、濾過性に優れ且つ安定なスコロダイトを、再現性良く、煩雑な操作なしに簡便に生成する方法を提供する。
【解決手段】
砒素を含む非鉄製錬中間産物から、弱酸性領域で砒素を浸出する浸出工程と、当該浸出液に酸化剤を添加して、3価砒素を5価砒素へ酸化する液調整工程と、当該調整液中の砒素をスコロダイト結晶へ転換する結晶化工程とによりスコロダイトを製造する。 (もっと読む)


【課題】 半導体で使用されるものなどのナノ粒子形態のIII−V化合物の製造方法。
【解決手段】 III化合物原料とV化合物原料との反応により大気圧にて反応液中で反応が進行する。反応は高沸点溶媒中で進行する。溶媒は安定剤および塩基を含む。製造されたIII−V化合物は、反応溶液から析出され、単離され、精製され、分析される。 (もっと読む)


【課題】水相と有機相の体積比を規定し、振とうの際に高濃度の塩酸を存在させ、入手容易な溶媒を用いて精度よく価数分離できる砒素の価数分離方法の提供。
【解決手段】砒素(3価)及び砒素(5価)を含む水相Aと、クロロホルムを含む有機相Bとを体積比(A:B)が1:1〜1:4の範囲となるように混合する混合工程と、前記水相Aに8.5規定〜10規定の塩酸が存在する状態で該水相Aと前記有機相Bとを振とうする振とう工程と、前記有機相Bに移行した砒素(3価)を分離して、該砒素(3価)を回収する回収工程とを含む砒素の価数分離方法である。 (もっと読む)


【課題】非鉄製錬中間産物等に含まれる砒素を結晶質のスコロダイトへ、80℃以下の反応温度で効率よく変換する砒素の処理方法を提供する。
【解決手段】5価の砒素溶液に2価の鉄塩を共存させ、そこへ酸化剤を加えてスコロダイトを生成させる際、前記5価の砒素溶液に、予め種晶を添加しておく。 (もっと読む)


【課題】非鉄製錬中間産物からスコロダイトの結晶を生成させる砒素の処理方法において、生成するスコロダイトの結晶の濾過性、安定性を損なうことなく、結晶化工程の所要時間の短縮を可能とする方法を提供する。
【解決手段】非鉄製錬中間産物から砒素を浸出し浸出液を得る浸出工程と、当該浸出液に含まれる3価砒素を5価砒素へ酸化し、調整液を得る液調整工程と、当該調整液へ鉄塩と酸化剤とを加え、当該調整液中の砒素をスコロダイト結晶へ転換する結晶化工程とを行い、さらに、当該結晶化工程において、当該調整液へ鉄塩を添加し、第1の酸化剤を添加する第1の結晶化工程と、第1の結晶化工程で得られた調整液へ、第1の酸化剤より強い酸化力を有する第2の酸化剤を添加する第2の結晶化工程とを行う。 (もっと読む)


【課題】工業的メリットの大きい「砒素の水浸出」の技術と「低pH域での鉄砒素反応」の技術を組み合わせることを可能にする技術として、5価の砒素含有液を製造する方法を提供する。
【解決手段】3価の砒素が溶解しており、鉄含有量が1g/L以下である水溶液中において、二酸化マンガン(MnO2)または二酸化鉛(PbO2)を酸化剤として、硫酸などの酸によってpHを2以下に維持した状態で砒素の酸化反応を進行させる5価の砒素含有液の製法。液中に存在させる酸化剤の量は、砒素の酸化反応を進行させる前の液中に存在する3価の砒素に対し、1当量以上を確保することが望ましい。ここで、3価の砒素1モルに対し、上記酸化剤2モルを1当量とする。 (もっと読む)


【課題】金属間化合物形態の「銅砒素化合物」を含有する物質から、特殊な薬品などを使用することなく砒素を水中に直接浸出させる砒素液の製法を提供する。
【解決手段】砒素含有硫化物が水中に懸濁しているスラリーに酸化剤を添加して撹拌し、単体硫黄存在下またはS2-イオン存在下で砒素の浸出反応を進行させ、反応後、スラリーを固液分離して后液を回収する砒素液の製法。S2-イオン供給物質としては硫化亜鉛(ZnS)を使用することができる。このような砒素の浸出反応は銅の硫化を伴うものである。硫黄の供給量は、銅砒素化合物含有物質中の銅の量に対して1当量以上とすることが望ましい。酸化剤としては酸素を含むガス(例えば純酸素)が使用できる。 (もっと読む)


【課題】砒素含有硫化物から、水酸化アルカリの添加を必要とせずに、極めて高い浸出率で砒素を回収することのできる砒素液の製法を提供する。
【解決手段】砒素含有硫化物が水中に懸濁しているスラリーに酸素ガスを添加するとともに撹拌しながら砒素の浸出反応を進行させ、反応後、スラリーを固液分離して后液を回収する砒素液の製法。浸出反応を進行させる際には、スラリー液面に接する気相部における酸素分圧を0.6MPa以下とする。大気開放のオープン系でも実施可能である。反応前スラリーを構成する水は、水酸化アルカリを添加していない水が使用できるが、1mol/L以下の水酸化アルカリの存在が許容される。反応温度は60〜100℃とすればよい。 (もっと読む)


【課題】砒素含有物質を処理して高純度で高濃度の砒素含有溶液を効率的に回収することができるとともに、再生されるアルカリ液への砒素の混入を防止して再利用可能なアルカリ液を回収することができる、砒素含有物質の処理方法を提供する。
【解決手段】硫黄を含む砒素含有物質を酸化してNaOHで浸出して得られた砒素を含む浸出液に、過剰のCaOを添加して砒素とアルカリ土類金属の化合物を含む残渣を得るとともにNaOHを再生した後、得られた残渣を洗浄して硫酸溶液に添加して高純度で高濃度の砒素含有溶液を回収する。 (もっと読む)


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