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国際特許分類[C08F4/656]の内容

国際特許分類[C08F4/656]に分類される特許

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【課題】十分に高い重合活性を示し、低分子量成分や無定形成分の含量の少ない重合体を与えるオレフィン重合用固体触媒の製造方法、該触媒を製造するための該触媒成分の製造方法、および該触媒を用いるオレフィン重合体の製造方法の提供。
【解決手段】下記工程(1)および(2)を含むオレフィン重合用固体触媒成分(A)の製造方法。工程(1):Si−O結合を有するケイ素化合物(a)と、有機マグネシウム化合物(b)とを接触させてオレフィン重合用固体触媒成分前駆体を製造する工程、工程(2):前記前駆体と、式MX(Rm−b(式中、Mは第4,13又は14族元素であり、Rはハイドロカルビル基又はハイドロカルビルオキシ基、Xはハロゲン原子、mはMの原子価を表す。)で表されるハロゲン化金属化合物と、下記式(II)で表される内部電子供与体とを接触させてオレフィン重合用固体触媒成分(A)を製造する工程。
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【課題】重合活性が高く、低分子量成分や無定形成分の少ない重合体を与えるオレフィン重合用固体触媒成分およびその製造方法、オレフィン重合用固体触媒の製造方法、ならびにオレフィン重合体の製造方法を提供すること。
【解決手段】チタン原子、マグネシウム原子、ハロゲン原子および式(I)で表される内部電子供与体を含有するオレフィン重合用固体触媒成分。


式中、Rは炭素原子数1〜20のハイドロカルビル基であり、2つのRは同一または異なり、2つのRは互いに結合して環を形成していてもよい;Xは酸素原子または硫黄原子であり、複数のXは同一または異なり;Zは炭素原子数1〜20のハイドロカルビレン基であり;nは1〜100の整数である。 (もっと読む)


【課題】チタン、マグネシウム、ハロゲンを必須成分とするチーグラー型固体触媒成分を用い、フィッシュアイの問題も無く広い分子量分布を有するプロピレン系重合体の安定且つ効率的な製造方法の提供。
【解決手段】二つ以上の塊状重合を行う反応槽を連結した連続式重合プロセスにおいて、(A)チタン、マグネシウム及びハロゲンを含有する原料固体成分、(B)Si−OR結合を2つ以上含有する有機ケイ素化合物、(C)周期表1〜3族金属の有機金属化合物を接触させて得られるチーグラー型固体触媒成分(a)を用い、第一槽目に、触媒成分(a)、有機アルミニウム(b)、水素及びプロピレンを供給し、第二槽目に、水素を供給し、水素は、塊状重合で供給する90%以上を第一槽目にフィードし、第一槽目と第二槽目のプロピレン系重合体の生産比率が20/80〜80/20であることを特徴とするプロピレン系重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高剛性かつ高衝撃強度でしかもゲル、フィッシュアイが低減し、また塊状ポリマーや付着ポリマーの生成を低減して、べたつきの無い流動性の良い状態でプロピレン系ブロック重合体を製造する方法の提供。
【解決手段】特定の固体触媒成分を用いて、内部に水平軸回りに回転する撹拌機を有する横型反応器による第一工程及び第二工程からなり、第一工程又は第二工程中に電子供与体化合物を添加することを特徴とするプロピレン系ブロック共重合体の気相連続製造方法による。 (もっと読む)


【課題】優れた製品品質を備えた高MFRのポリプロピレン系ブロック共重合体を高い生産性で製造する方法を提供。
【解決手段】反応熱を主として液化プロピレンの気化熱により除去する気相重合法プロセスによって、下記の重合体成分(a)及び重合体成分(b)を10:90〜84:16び質量比で含むポリプロピレン系ブロック共重合体を製造する方法であって、チタン、マグネシウム及びハロゲンを必須成分として含有する固体成分(A1)と、ビニルシラン化合物(A2)と、アルコキシ基を有する有機ケイ素化合物、及び/又は、少なくとも二つのエーテル結合を有する化合物(A3)とを接触処理してなる固体触媒成分(A)を用いるものとする。重合体成分(a):コモノマー単位の含量が5質量%以下、かつ230℃、21.18Nで測定したMFRが50g/10分以上のもの 重合体成分(b):プロピレン単位の含量が20質量%以上80質量%以下であるもの (もっと読む)


【課題】α−オレフィン重合体の各種の物性や諸性能をさらに向上すべく、触媒活性や立体規則性或いは重合粒子性状などの触媒性能において充分な性能を示すチーグラー・ナッタ触媒を開発する。
【解決手段】下記の成分〔i〕及び〔ii〕からなるα−オレフィン重合用触媒。
〔i〕下記の成分(I)〜(III)を接触してなる固体触媒成分
(I)チタン、マグネシウム、ハロゲンを必須成分として含有する固体成分(A)
(II)下記式で表されるビニルシラン化合物(B)



(ここで、Rは炭化水素基、水素原子又はハロゲンを表し、Xは孤立電子対を有する遊離基を表し、1≦i≦3、0≦j≦2、1≦k≦3、i+j + k=4である。)
(III)有機ケイ素化合物(C)
〔ii〕有機アルミニウム化合物(D) (もっと読む)


【課題】 高い重合活性を有する付加重合用触媒成分、付加重合用触媒および付加重合体の製造方法を提供すること。
【解決手段】 下記(a)、(b)、(c)および(d)を接触させてなる改質された粒子(A)、遷移金属化合物(B)および電子供与性化合物(C)を、遷移金属化合物(B)の30℃における飽和溶解量が0.01〜2.0μmol/mLの範囲である有機溶媒中で接触させることによって得られる付加重合用触媒成分、該付加重合用触媒成分および有機アルミニウム化合物(D)を接触させてなる付加重合用触媒、該付加重合用触媒を用いる付加重合体の製造方法。
(a):下記一般式[1]で表される化合物
11m [1]
(b):下記一般式[2]で表される化合物
1t-1TH [2]
(c):下記一般式[3]で表される化合物
2t-2TH2 [3]
(d):粒子 (もっと読む)


本発明は、良好な化学特性およびバリア特性を有するポリマー組成物に関する。上記ポリマー組成物は多峰性であり、かつ、60000g/モル未満の重量平均分子量(Mw)を有するポリマー(A)およびポリマー(A)より高い重量平均分子量(Mw)を有するポリオレフィン(B)およびフィラー(C)を含み、フィラー(C)を含まないポリマー組成物が少なくとも940kg/mの密度を有する。 (もっと読む)


本発明に係るエチレンの重合又は共重合方法は、(a)(i)ハロゲン化マグネシウム化合物をアルコールと接触反応させてマグネシウム溶液を調整する工程と、(ii)マグネシウム溶液を、少なくとも一つのヒドロキシル基を有するエステル化合物と、アルコキシル基を有するシリコン化合物と反応させる工程と、(iii)工程(ii)から得られた生成物をチタニウム化合物及びハロアルカン化合物の混合物と反応させて固体チタニウム触媒成分を得る工程と、(iv)固体チタニウム触媒成分をアルミニウム化合物及びハロアルカンの混合物又はハロアルカンと反応させて固体チタニウム錯体触媒を得る工程とにより構成される方法によって製造された固体チタニウム錯体触媒、及び(b)周期律表第II族又は第III族に属する有機金属化合物の存在下で行われる。 (もっと読む)


本発明は、物性と分子量分布の制御が容易なポリオレフィンの製造に使用することができる担持メタロセン触媒、その触媒の製造方法およびその触媒を用いたポリオレフィンの製造方法、とくに、2種類以上のメタロセン遷移化合物がシリカなどの金属酸化物上に担持された担持メタロセン触媒、その触媒の製造方法およびその触媒を用いたポリオレフィンの製造方法に関する。
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