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国際特許分類[C08G61/08]の内容

国際特許分類[C08G61/08]に分類される特許

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【構成】 ジシクロペンタジエン系単量体(例えば、ジシクロペンタジエン)由来開環繰り返し構造単位80〜90重量%およびテトラシクロドデセン系単量体(例えば、6−メチルテトラシクロドデセン)由来開環繰り返し構造単位20〜10重量%からなり、実質的にゲルを含まない共重合体を、主鎖の不飽和結合を水素添加率98%以上になるように水素添加して水素添加物を得、これを用いて、延伸倍率1.05〜5.00に延伸したシートまたはフィルムを製造する。
【効果】 本発明のシートまたはフィルムは、透湿度が低い。従来、熱可塑製ノルボルネン系樹脂製シートで得られていたものは、厚さ500μmで透湿度がせいぜい0.15g/m2・24hr程度であったのに対し、0.13g/m2・24hr以下のものが得られ、0.10g/m2・24hrのものも得ることができる。 (もっと読む)




【構成】 一般式1
【化1】


(式中、R1は−O−、−NR9−、または−CR1011−を示し、R2〜R11は水素原子、炭素数1〜4の炭化水素基、ハロゲン基、アルコキシ基、シアノ基等の極性基、またはこれらの極性基で置換された炭素数1〜4の炭化水素基を示す)で表される単量体(例えば、1,4−メタノ−1,4,4a,9a−テトラヒドロフルオレン等)を開環(共)重合し、ルイス酸またはブレンステッド酸(例えば、塩化アルミニウム等)で処理して主鎖構造の二重結合を環化させ、必要に応じて残った主鎖構造の二重結合を水素添加処理により飽和させて、樹脂を得る。
【効果】 本発明の樹脂は、透明性、低吸湿性、低複屈折性、耐熱性、触媒由来の遷移金属原子の低含有性、有機物の低溶出性、電気特性等に優れる。 (もっと読む)


【目的】 ノルボルネン系モノマーとメタセシス触媒系を含む反応液を用いた塊状重合において、ボイドの発生が防止ないしは大幅に低減された成形品を製造する方法及び反応原液を提供する。
【構成】 メタセシス触媒系とノルボルネン系モノマーとを含有する反応原液を金型に供給して塊状重合によりノルボルネン系樹脂成形品を製造する方法において、反応原液にシリコーン系消泡剤を添加して成形することを特徴とするノルボルネン系樹脂成形品の製造方法及びノルボルネン系モノマーとメタセシス触媒から成る反応原液とノルボルネン系モノマーと活性剤から成る反応原液とから構成される反応射出成形用多液型反応原液の少なくともいずれか一方にシリコーン系消泡剤を配合して成ることを特徴とするノルボルネン系樹脂反応原液を提供する。 (もっと読む)


【目的】 良好な流動性および低複屈折性を示し、開環重合体の水素添加物を射出成形する際においてシルバーストリークやゲルが発生しない重合体を製造するための製造方法を提供することにある。
【構成】 下記化1で表わされる特定単量体をメタセシス開環重合させる開環重合工程を含む重合体の製造方法であって、開環重合工程において、特定単量体の、最終的に開環重合反応に供される量の1〜30重量%を、メタセシス触媒および分子量調節剤と共に溶媒に溶解させ、その後、開環重合反応を開始し、特定単量体の、最終的に開環重合反応に供される量の99〜70重量%を、連続的あるいは断続的に反応系に添加しながら開環重合反応を進行させることを特徴とする。(化1中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の炭化水素基、XおよびYは水素原子、ハロゲン原子または一価の有機基、mは0または1である。)
【化1】 (もっと読む)


【構成】 熱可塑性飽和ノルボルネン系重合体の水素添加反応中または水素添加反応後に反応液を吸着剤で処理して、熱可塑性飽和ノルボルネン系重合体を得る。
【効果】 重合触媒に由来する遷移金属原子の含量が1ppm以下の熱可塑性ノルボルネン系重合体水素添加物を得ることができる。この重合体水素添加物は透明性に優れ、金属膜等との密着性がよい。 (もっと読む)


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