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国際特許分類[C08G64/24]の内容

国際特許分類[C08G64/24]に分類される特許

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【課題】ポリカーボネートオリゴマーを連続的に製造するにおいて、異常時においても、安全に停止方法を提供する。
【解決手段】塩素及び一酸化炭素からホスゲンガスを連続的に製造する工程、並びに該ホスゲンガス、二価フェノールのアルカリ水溶液及び有機溶媒をオリゴマー反応器に連続的に供給して、ポリカーボネートオリゴマーを連続的に製造する工程を含むポリカーボネートオリゴマー連続製造の制御方法であって、下記の条件(i)及び/又は(ii)を満たす場合に、塩素及び一酸化炭素の供給、並びに、オリゴマー反応器へのホスゲンガスの供給を停止させ、かつ、ホスゲンガスを除害手段に移送して無害化する方法。条件(i):オリゴマー反応器に供給するホスゲンガスの供給圧力及びオリゴマー反応器内の入口圧力の圧力差が、0.1MPa以下となった場合。条件(ii):オリゴマー反応器内の入口圧力が0.13MPa以下となった場合。 (もっと読む)


【課題】ポリカーボネートオリゴマーを連続的に製造する方法において、異常時においても、自動的に装置を停止し、かつ、有害なホスゲンを系外に漏洩することなく除害する方法を提供する。
【解決手段】塩素及び一酸化炭素をホスゲン反応器に供給し未反応の一酸化炭素を含有するホスゲンガスを連続的に製造する工程、並びに前記工程で連続的に製造されたホスゲンガス、二価フェノールのアルカリ水溶液及び有機溶媒をオリゴマー反応器に連続的に供給して、ポリカーボネートオリゴマーを含有する反応混合物を連続的に製造する工程を含むポリカーボネートオリゴマー連続製造の制御方法であって、特定の工程条件を満たす場合に、塩素及び一酸化炭素の供給を停止すると共に、オリゴマー反応器へのホスゲンガスの供給を停止させ、かつ、ホスゲンガスを含む有毒ガスを除害手段に移送して無害化する、ポリカーボネートオリゴマー連続製造の制御方法。 (もっと読む)


【課題】不純物が非常に少なく色相が良好な塩化カルボニルの製造方法を提供することにある。さらに、金属腐蝕性物質が少なく、色相に優れ、成形熱安定性に優れたポリカーボネート樹脂を提供する。
【解決手段】塩素と一酸化炭素とを、1.000:1.001〜1.050のモル比で使用して、且つ塩素および一酸化炭素をそれぞれ分割して二段反応させる塩化カルボニルの製造方法であって、
(i)使用する塩素100モル%中30〜85モル%の塩素と、使用する一酸化炭素100モル%中33.0〜99.9モル%の一酸化炭素とを第1触媒に接触させ、ついで、
(ii)得られた一酸化炭素を含む生成物と、残余の15〜70モル%の塩素および0.1〜67モル%の一酸化炭素とを第2触媒に接触させる、各工程を含む塩化カルボニルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】製造時の過剰一酸化炭素を大幅に低減し、さらに不純物の残留をほぼ解消し、色相が良好な塩化カルボニルの製造方法を提供すること、また、金属腐食性物質が少なく、色相に優れ、成形熱安定性に優れたポリカーボネート樹脂を提供することにある。
【解決手段】塩素(Aモル)と一酸化炭素(Bモル)とを、連続的に触媒を有する反応系内に供給し、生成した塩化カルボニルの一部(Cモル)を循環して反応系内に供給する、塩化カルボニルを連続的に製造する方法であって、下記式(1)および(2)を満足し、且つ循環ガスの温度が40〜150℃の範囲であることを特徴とする塩化カルボニルの製造方法。
A:B=1.000:1.005〜1.100(モル比)・・・・・(1)
A:C=1.00:0.05〜3.00(モル比)・・・・・・・・(2) (もっと読む)


【課題】過剰の一酸化炭素量を大幅に低減し、さらに不純物が非常に少なく色相が良好な塩化カルボニルの製造方法を提供する。
【解決手段】塩素(Aモル)と一酸化炭素(Bモル)とを、連続的に触媒を有する反応系内に供給し、生成した塩化カルボニルを凝縮器において凝縮させた後に、一酸化炭素を主成分とする残存ガスの一部を循環して反応系内に供給する、塩化カルボニルを連続的に製造する方法であって、供給する一酸化炭素(Bモル)は、新たな一酸化炭素(B1モル)と循環される一酸化炭素(B2モル)とからなり、下記式(1)および(2)を満足することを特徴とする塩化カルボニルの製造方法。
A:B1=1.0000:1.0005〜1.1000(モル比)・・・(1)
A:B2=1.00:0.05〜1.00(モル比)・・・(2) (もっと読む)


【課題】ハロゲン化カーボネート型難燃剤をホスゲンの使用量を最低限に抑えて収率よく経済的に製造する方法を提供する。
【解決手段】ハロゲン置換二価フェノールのアルカリ水溶液とホスゲンを有機溶媒及び触媒の存在下反応させてカーボネート型難燃剤を製造するに当り、該二価フェノールを該二価フェノールに対して1.5〜1.7倍モルのアルカリ化合物の水溶液に溶解し、該二価フェノールに対して1.1〜1.4倍モルのホスゲンを反応させるにあたり、ホスゲン投入量が該二価フェノールに対して1.0倍モルとなる時点から、該二価フェノールに対して0.3〜0.5倍モルのアルカリ化合物の水溶液を投入し始め、残ホスゲンの投入終了と同時に投入が終わるようにし、且つ触媒として該二価フェノールに対して0.02〜0.05倍モルのアミン類触媒を存在させて、反応系のpH9〜12、温度10〜30℃でホスゲン化反応させオリゴマーを得、次いで一価フェノールを投入するにあたり、該一価フェノールを該一価フェノールに対し1.0〜2.0倍モルのアルカリ化合物の水溶液に溶解し、該水溶液をpH9〜12、温度30〜38℃で投入し、さらにアルカリ化合物水溶液を投入し下pH13以上、温度30〜38℃で反応を完結することを特徴とするカーボネート型難燃剤の製造法。 (もっと読む)


【課題】粘度平均分子量のバラツキが少なく、熱安定性に優れ、色相の良好な成形品が得られる分岐状ポリカーボネート樹脂の製造方法を提供する。
【解決手段】二価フェノール化合物、三価以上のフェノール化合物である分岐剤、一価フェノール類、およびホスゲンを用いて、アルカリ水溶液および有機溶媒の存在下で界面重合反応法により分岐状ポリカーボネート樹脂を製造する方法において、分岐剤中のアルコール含有量が200ppm以下であり、且つ分岐剤の水酸化ナトリウム水溶液(14重量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液に分岐剤を25重量%濃度で溶解した水溶液)のAPHAが250以下である分岐剤を使用することを特徴とする分岐状ポリカーボネート樹脂の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン置換二価フェノール及びホスゲンから、アミン類触媒を用いて熱安定性の良好な高分子量ハロゲン化ポリカーボネート化合物を安定して提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で示されるハロゲン置換二価フェノールのアルカリ水溶液とホスゲンとを有機溶媒の存在下反応させてハロゲン化カーボネート化合物を製造するに当り、ホスゲン化反応終了時までのアルカリの総使用量が該二価フェノールに対し、1.0〜2.0倍モルの範囲に抑え続く重合反応に移行すること、且つアミン類触媒を一連の反応を通して使用することを特徴とした重量平均分子量が50,000より大きい高分子量ハロゲン化ポリカーボネート化合物の製造方法。
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【課題】優れたライタビリティと濡れ性を有し、かつ汚れる傾向が低い光学データ保存媒体を提供する。
【解決手段】1種以上のビスフェノールとホスゲンを含む反応物から相界面法で製造されるポリカーボネートを含むポリマー材料を含有する光学データ保存媒体であって、ホスゲンは、相界面法で、1種以上のビスフェノールの合計を基準に、5〜20モル%の過剰量で存在し、該媒体の表面の95〜100%は、−1.5〜+1.5kVの電位を有し、該媒体の表面の0〜5%は、−1.5と−2.5kVの間の電位、又は+1.5と+2.5kVの間の電位を有し、該媒体の表面の1%までは、<−2.5kVの電位、又は>+2.5kVの電位を有し、該媒体の表面から3.5mmの距離でモンロープローブを用いて電位測定を行い、走査範囲は、X−及びY−方向の各々の場合12cmであり、X−及びY−方向の各々の場合2mmの間隔で電位を測定する。 (もっと読む)


【課題】四塩化炭素が少なく、さらに長期連続運転が可能な塩化カルボニルの製造方法および金属腐食性物質が少なく、色相に優れ、且つ成形熱安定性に優れたポリカーボネート樹脂の製造方法を提供する。
【解決手段】塩素と一酸化炭素とを活性炭触媒に接触させて塩化カルボニルを製造する反応において、活性炭触媒中のナトリウム、カリウムおよびカルシウムの含有量が合計で2000ppm以下であり、活性炭触媒の比表面積が200〜700m/gであることを特徴とする塩化カルボニルの製造方法。 (もっと読む)


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