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国際特許分類[C08J5/22]の内容

国際特許分類[C08J5/22]に分類される特許

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【課題】プロトン伝導性を損なうことなく、高温下で高いスルホン酸の安定性を有するプロトン伝導膜の提供。
【解決手段】下記一般式(1)で表される含窒素芳香族化合物及び主鎖がポリフェニレン構造であり、スルホン酸基を有する側鎖と含窒素複素環基を有する側鎖とを有する構造を含む重合体。


(式中、Xはフッ素を除くハロゲン原子等を示し、Yは、−CO−、−SO2−、−SO−、−CONH−、−COO−、−(CF2)l−(lは1〜10の整数である)、−C(CF3)2−からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示し、Zは直接結合または、−O−、−S−からなる群より選ばれた少なくとも1種の構造を示し、R20は含窒素複素環基を示す。qは1〜5の整数を示し、pは0〜4の整数を示す)。 (もっと読む)


【課題】湿潤状態である電池の作動時はもちろんのこと、乾燥状態になる作動停止時にも高い気体非透過性が保持され、膜の断裂等も生じる危険性がなく、作動再開時には再び優れた気体非透過性が示される陰イオン交換膜からなる固体高分子型燃料電池用隔膜膜を提供する。
【解決手段】ポリオレフィン製多孔質基材、好適には空隙率が40〜60%のものの細孔内に、特定のハロゲノアルキルスチレン化合物からなる繰り返し単位を有する架橋された炭化水素鎖からなる陰イオン交換樹脂が、その炭化水素鎖の一端が細孔表面にグラフト結合した状態で充填されてなる陰イオン交換膜からなる固体高分子型燃料電池用隔膜。 (もっと読む)


【課題】簡便でかつ平面性などの特性に優れた高分子電解質膜の製法を提供する。
【解決手段】A)高分子電解質の有機溶液を基材上にキャストする工程、B)A)工程で基材上にキャストされた高分子電解質有機溶液中の、有機溶媒を気化して基材上に高分子電解質膜を作製する工程、C)B)工程で作製された、基材上の高分子電解質膜を、基材から剥離しない状態で上記有機溶媒が可溶な液体に浸漬する工程、および、D)C)工程の後、上記有機溶媒が可溶な液体を高分子電解質膜から気化する工程を含むことを特徴とする、高分子電解質膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】食品や水溶性染料などの有機化合物水溶液からアルカリ金属イオンを高い選択性で効率よく除去できる脱塩方法を提供する。
【解決手段】モザイク荷電膜を用いて、有機化合物水溶液の原液からアルカリ金属イオンを除去することによって、原液中よりもアルカリ金属イオン濃度が低い有機化合物水溶液を得る方法において、前記モザイク荷電膜を、ビニルアルコール系重合体ブロック(A)およびカチオン性基を有する重合体ブロック(B)を構成成分とするカチオン性ブロック共重合体(P)と、ビニルアルコール系重合体ブロック(C)およびアニオン性基を有する重合体ブロック(D)を構成成分とするアニオン性ブロック共重合体(Q)とを含有するものとし、前記モザイク荷電膜に前記原液の一部を透過させ、モザイク荷電膜を透過せずに原液側に残存し且つアルカリ金属イオン濃度に対する有機化合物濃度の比が原液の比より大きい有機化合物水溶液を取得する。 (もっと読む)


【課題】生産性に優れ、塩の透過流束が大きく、大面積化、薄膜化が容易で、また機械的強度に優れたモザイク荷電膜の簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】カチオン性重合体水溶液とアニオン性重合体水溶液をそれぞれ流路からストライプ状に押し出した後に、該カチオン性重合体水溶液と該アニオン性重合体水溶液を乾燥させることにより、カチオン性重合体領域とアニオン性重合体領域とがそれぞれストライプ状をなして配置されたフィルムを形成し、得られたフィルムを架橋処理してモザイク荷電膜を製造する。 (もっと読む)


【課題】海水や河川水等などの原水からカチオンが除去された軟水を効率よく製造する。
【解決手段】モザイク荷電膜を用いて、原水からカチオンを除去することにより軟水を製造する方法であって、第1のモザイク荷電膜に原水を透過させて、1価カチオンに対する2価カチオンの比(カチオン比)が原水のカチオン比より小さい透過水を取得する第1の透析工程と、第2のモザイク荷電膜に透過水を透過させ、第2のモザイク荷電膜を透過せずに残存した非透過水を軟水として取得する第2の透析工程とを有する方法を用いる。このとき、第1および第2のモザイク荷電膜が、ビニルアルコール系重合体ブロック(A)およびカチオン性基を有する重合体ブロック(B)を構成成分とするカチオン性ブロック共重合体(P)と、ビニルアルコール系重合体ブロック(C)およびアニオン性基を有する重合体ブロック(D)を構成成分とするアニオン性ブロック共重合体(Q)とを含有する。 (もっと読む)


【課題】海水などの原水からカリウムイオンおよび/またはナトリウムイオンを高い選択性で除去して、カルシウムイオンおよび/またはマグネシウムイオンが多く残存するミネラル水を効率よく製造する。
【解決手段】モザイク荷電膜を用いて原水から1価カチオンを除去することによりミネラル水を製造する方法において、前記モザイク荷電膜を、ビニルアルコール系重合体ブロック(A)およびカチオン性基を有する重合体ブロック(B)を構成成分とするカチオン性ブロック共重合体(P)と、ビニルアルコール系重合体ブロック(C)およびアニオン性基を有する重合体ブロック(D)を構成成分とするアニオン性ブロック共重合体(Q)とを含有するものとし、前記モザイク荷電膜に前記原水の一部を透過させ、モザイク荷電膜を透過せずに原水側に残存し且つ1価カチオン濃度に対する2価カチオン濃度の比が原水における比より大きいミネラル水を取得する。 (もっと読む)


【課題】スルホン酸基を高い濃度で導入することが可能となり、プロトン伝導度が高く、しかも寸法安定性が高く、機械的強度も高い固体高分子電解質およびプロトン伝導膜を提供する。
【解決手段】スルホン酸基を有するポリマーセグメント(A)およびスルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメント(B)を有し、前記スルホン酸基を実質的に有しないポリマーセグメント(B)が下記式(1)で表わされる構造単位を有する、芳香族系共重合体。


(Lは、酸素又は硫黄の結合基を含むベンゼン環) (もっと読む)


【課題】固体高分子形燃料電池に用いることができ、高加湿条件下および低加湿条件下において高いプロトン伝導性と耐水性を兼ね備えた架橋高分子電解質膜を提供する。
【解決手段】プロトン酸基を有するプロトン伝導性高分子と、プロトン酸基を有する架橋剤とを、プロトン酸基以外の部分を介して架橋反応させて得られる架橋高分子を主成分として形成された架橋高分子電解質膜において、前記プロトン伝導性高分子を芳香族系高分子とする。
【効果】架橋後によるIECの低下を防ぎ、むしろ向上させ、かつ耐水性、耐溶剤性に優れた架橋高分子電解質膜を実現できる。この架橋高分子電解質膜を用いて、膜電極接合体や燃料電池を実現できる。 (もっと読む)


【課題】グラフト重合による優れたプロトン伝導性高分子電解質膜を工業的に製造するための方法を提供する。
【解決手段】樹脂微粒子に放射線を照射する工程と、ビニル系化合物と溶媒とを含む液相中において前記放射線が照射された樹脂微粒子が固相を維持する固液二相系において、樹脂微粒子にビニル系化合物をグラフト重合させて微粒子状のグラフト重合体を得る工程と、グラフト重合体をスルホン化することによりスルホン化重合体を得る工程と、スルホン化重合体におけるスルホン酸基をスルホン酸基前駆体に変換することにより安定化重合体を得る工程と、安定化重合体を溶融成形することによりフィルムを成形する工程と、フィルムにおけるスルホン酸基前駆体をスルホン酸基に変換する工程と、を含むプロトン伝導性高分子電解質膜の製造方法とする。 (もっと読む)


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