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国際特許分類[C10G45/12]の内容

国際特許分類[C10G45/12]に分類される特許

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【課題】セタン価の低い炭化水素油を水素化精製処理することにより、生成油のセタン価向上を図る方法を提供する。
【解決手段】沸点範囲160〜230℃の留分を5〜50質量%含んで構成される沸点範囲が160〜390℃の留分を少なくとも80質量%以上含み、かつナフテン分および芳香族分をそれぞれ25質量%以上含む炭化水素油を原料油として用い、該原料油を周期表第6族の金属が担持されたゼオライトを含まない固体酸触媒と周期表第6族の金属が担持された平均粒子径が0.5μm以下のUSYゼオライトを含む触媒とを充填した固定床反応装置にて水素化精製処理することで、上記課題が解決できた。 (もっと読む)


【課題】セタン価の低い炭化水素油を水素化精製により、ナフサ留分の生成を抑制し、収率良くセタン価の高い軽油基材を製造する方法を提供する。
【解決手段】沸点範囲が230〜395℃の留分を90質量%以上含み、かつナフテン分および芳香族分をそれぞれ25質量%以上含む炭化水素油を原料油として用い、周期表第6族の金属が担持されたゼオライトを含まない固体酸触媒と周期表第6族の金属が担持された平均粒子径が0.5μm以下のUSYゼオライトを含む触媒とを充填した固定床反応装置にて水素化精製処理することで、上記課題が解決できた。 (もっと読む)


【課題】航空燃料油基材収率が高く、低温性能に優れた動植物油由来の航空燃料油基材の製造方法を提供する。
【解決手段】水素の存在下、異なる脂肪酸組成を有する2種類以上の動植物油脂の混合物、及び含硫黄炭化水素化合物を含有する原料油を水素化処理する第一の工程と、第一の工程で得られた水素化処理油を水素の存在下、水素化異性化処理する第二の工程とを含み、前記動植物油脂の混合物において、炭素数9〜15の脂肪酸炭素鎖を持つ各脂肪酸組成の合計量が50〜70質量%であり、炭素数9〜15の脂肪酸炭素鎖を持つ脂肪酸組成合計量を100としたときの炭素数11、炭素数13、炭素数15の脂肪酸炭素鎖を持つ各脂肪酸組成の割合が10〜60であることを特徴とする航空燃料油基材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】軽油の収率を最大にし、カルボキシル基のアルキル基への水素化脱酸素メカニズムを促進する。
【解決手段】本発明は、脱炭酸/脱カルボニルによる転化が多くとも10%に制限される、再生可能な供給源に由来する仕込原料の水素化脱酸素法であって、第VIB族からの少なくとも1種の元素および第VIII族からの少なくとも1種の元素によって構成される活性相を含むバルクまたは担持触媒を用い、該元素は硫化物の形態であり、第VIB族金属に対する第VIII族金属の原子比は、厳密に0超かつ0.095未満であり、120〜450℃の範囲の温度、1〜10MPaの範囲の圧力、0.1〜10h−1の範囲の毎時空間速度で、水素/仕込原料の比が仕込原料の容積(m)当たり水素50〜3000Nmとなるような仕込原料と混合される水素全量の存在下に行われる。 (もっと読む)


炭化水素原料、特に高い硫黄および窒素レベルを有する原料を脱ロウするための触媒が提供される。脱ロウ触媒は、低シリカ/アルミナ比を有するゼオライトを、低表面積の結合剤と組み合わせて含むか、または代わりに、処方触媒は、高比率のゼオライト表面積/外部表面積を有する。 (もっと読む)


本発明は、好ましくは水素化処理ユニットが前置された部分転化水素化分解(HCR)ユニットが未転化油をFCC(流動接触分解)ユニットに供給するプロセススキームを対象にするものである。大部分の精油所は該FCCユニットを最適な資産活用のために全能力で運転している。FCCユニットに原料を送っている残油脱硫ユニットの運転停止の間、該FCC供給原料水素化分解器における転化率を減少させることが望ましい。このようにして、FCCユニットへの供給原料は最大にされる。規格に適合するジェット及びディーゼル製品は、低転化率HCR操作中に生成することが出来る。更に、FCCユニットに原料を送っているHCRユニットからの未転化油(UCO)の望ましくない過飽和は避けることが出来る。過剰の水素消費も避けることが出来る。普通、低転化率HCRからの中間留出生成物の更なる芳香族飽和は別個の後処理ユニットで達成される。
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【課題】効果的な触媒作用を示す、層状化組成物の調製方法の提供。
【解決手段】組成物は、内部コアおよびモレキュラーシーブを含む外部層を含む。方法は、内部コア粒子およびモレキュラーシーブの骨格元素の源を含むスラリーを用意する工程を含む。このスラリーに栄養素、即ち、骨格元素源が添加されて、内部コア上に凝集するモレキュラーシーブの結晶が形成される。この方法は、所望の厚さの層を形成するのに十分な時間の間実施される。 (もっと読む)


【課題】炭化水素油の流動接触分解で留出される分解軽油(LCO)から軽油として有用な超低硫黄軽油を製造する超低硫黄軽油の製造方法とその製造装置を提供すること。
【解決手段】製造装置100は、FCC装置から留出したLCOから軽質分解軽油(LLCO)留分を分留する分離装置10と、LLCO留分を水素化脱硫処理する水素化脱硫処理装置20を備えている。本実施形態は、分離装置10で分離工程を実施し、水素化脱硫処理装置20で脱硫工程を実施する。 (もっと読む)


【課題】軽油中の硫黄分及び窒素分を極めて低い濃度まで低減できるとともに、色相の悪化を抑制して色相に優れた軽油を製造し得る軽油の水素化処理方法を提供すること。
【解決手段】触媒として、無機酸化物担体上に、触媒基準、酸化物換算で、第6族金属の少なくとも1種を10〜40質量%、ニッケルを必須として第8族金属の少なくとも1種を1〜15質量%、リンを1.5〜6質量%、及び触媒基準、炭素元素換算で、有機酸を2〜14質量%担持し、かつ、第8族金属1モル当たりの有機酸担持量が0.2〜1.2モルで、第8族金属中のニッケルのモル比率が60モル%以上である触媒を用い、水素分圧8〜20MPa、温度300〜420℃、液空間速度0.3〜5hr−1の反応条件で軽油を水素化処理する軽油の水素化処理方法。 (もっと読む)


本発明は、階層的多孔度を有する少なくとも1種のケイ素含有材料と、周期律表の第VIB族および第VIII族からの少なくとも水添脱水素化元素とを含む触媒に関する。階層的多孔度を有するケイ素含有材料は、少なくとも2つの球状の基本粒子によって形成され、それぞれは、0.2〜2nmの細孔サイズを有するゼオライトナノ結晶と、メソ構造化された酸化ケイ素ベースのマトリクスとを含み、該マトリクスは、1.5〜30nmの細孔サイズを有し、かつ1〜30nmの厚さを有する無定形壁を有し、前記球状の基本粒子は、100μmの最大径を有する。酸化ケイ素ベースのマトリクスは、アルミニウムを含有し得る。触媒はまた、場合によっては、リン、ホウ素およびケイ素の中から選択された少なくとも1種のドーパントの制御された量と、元素周期律表の第VB族からの少なくとも1種の元素と、第VIIA族からの元素を含有し得る。本発明はまた、前記触媒を用いる水素化分解/水素化転化および水素化処理方法に関する。 (もっと読む)


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