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国際特許分類[C21D8/12]の内容

国際特許分類[C21D8/12]に分類される特許

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【課題】歪取り焼鈍を施した場合であっても、より効果的に、鋼板の鉄損を低減させる溝を形成をした方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】方向性電磁鋼板の圧延方向に対して交差する方向に、レーザまたは電子ビームを、パルス状に照射して線状溝を形成するに際して、鋼板のエッジ部の一端から他端にわたる1条の照射で形成する溝幅を、最終の溝幅よりも小さな溝幅とし、かつ2条以上の照射で、最終溝幅の線状溝とする。 (もっと読む)


【課題】レーザ照射等を行って鉄損を低減する一方向性電磁鋼板の製造方法において、L、C両方向の鉄損を同時に低減することができ、かつ、簡単で生産性が高く、工業的に耐え得る製造方法を提供する。
【解決手段】圧延方向とほぼ直角な線状に、かつ、圧延方向に、周期的に二種類以上の異なる歪みを導入して磁区制御を行い、その時の導入された一つの箇所の歪導入部近傍、及び、歪導入部に挟まれた他の少なくとも一箇所の歪導入部近傍の板幅方向に垂直な断面における圧延方向の二次元残留応力分布において、積分圧縮応力値σS(kgf)を、σS=∫sσdsと定義し、それぞれが、所定の関係式を満足することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 低鉄損で低励磁電力の超急冷Fe基軟磁性合金薄帯と、これを用いた変圧器鉄心などに好適な磁心を提供する。
【解決手段】 超急冷凝固法により製造した幅20mm以上の広幅のFe基軟磁性合金薄帯であって、前記Fe基軟磁性合金薄帯の自由凝固面側の長手方向に対してほぼ一定間隔で、薄帯表面に薄帯幅方向に向かって波目模様状の形状的欠陥が形成されており、同時に前記薄帯の全幅に対して前記波目模様状の形状的欠陥が形成されていない部分が存在し、前記波目模様状の形状的欠陥が形成されていない部分には、前記薄帯表面の薄帯幅方向にレーザ光照射による凹部が形成されている超急冷Fe基軟磁性合金薄帯。 (もっと読む)


【課題】実機トランスに組上げた場合に、優れた鉄損特性、騒音特性を有する方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】最終仕上げ焼鈍後または張力コーティング処理後に、電子ビーム照射による磁区細分化処理を行う場合に、電子ビームの出力に応じて、一点当たりの滞留時間tと点間隔Xとの関係を次の範囲に制御する。(1)ビーム出力が600W未満の場合には、0.05≦2(Da・t)1/2/X≦1.5(2)ビーム出力が600〜1200Wの場合には、0.03≦2(Da・t)1/2/X≦0.8(3)ビーム出力が1200W超の場合には、0.01≦2(Da・t)1/2/X≦0.2但し、Da:熱拡散率(22.7×10-6m2/s at 300K in Fe)、t:一点当たりの滞留時間(s)、X:点間隔(mm) (もっと読む)


【課題】冷間圧延前のCの存在形態を最適化し、二次再結晶焼鈍後に優れた磁気特性を安定して得ることができる方向性電磁鋼板の製造方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.005〜0.15%、Si:2.5〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、sol.Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちの1種または2種を合計で0.005〜0.05%を含有する鋼素材を再加熱した後、熱間圧延し、巻取温度を760〜460℃の範囲として鋼板表面にFeを主体とする酸化物を生成させた後、酸化性雰囲気中で、800℃以上に加熱後、800℃から350〜200℃間の冷却停止温度までを平均冷却速度10〜100℃/sで冷却し、その後、冷却停止温度から冷却速度5℃/s以下で40〜200s間徐冷する熱延板焼鈍を施すことを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高速回転モータのロータ材料として好適な、安定して高強度を有し、かつ磁気特性にも優れた高強度電磁鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.005%以下、Si:3.5%超4.5%以下、Mn:0.01%以上0.10%以下、Al:0.005%以下、Ca:0.0010%以上0.0050%以下、S:0.0030%以下、N:0.0030%以下を含有し、かつCa/S:0.80以上を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の成分組成からなり、板厚:0.40mm以下、未再結晶の加工組織:10%以上70%以下、引張強さ(TS):600MPa以上、鉄損W10/400:30W/kg以下とする。 (もっと読む)


【課題】特別な設備や工程を必要とすることなく、鉄損の改善を図ることができる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.01〜0.08mass%、Si:2.0〜8.0mass%およびMn:0.005〜1.0mass%を含有する鋼素材を用いる方向性電磁鋼板の製造方法において、最高到達温度1100℃以上で仕上焼鈍を施した後、均熱温度が950〜1200℃で均熱保持時間が3hr以上の追加焼鈍を施すことを特徴とする方向性電磁鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】良好な磁気特性を有する方向性電磁鋼板を得るための電磁鋼板素材となる熱延鋼板と、それから電磁鋼板を得る手段を提供する。
【解決手段】質量%で、Siを0.8〜7%、酸可溶性Alを0.01〜0.065%、Nを0.004〜0.012%、Mnを0.05〜1%、Bを0.0005〜0.0080%含有し、S及びSeからなる群から選択された少なくとも1種を総量で0.003〜0.015%含有し、C含有量が0.085%以下であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる電磁鋼板素材において、熱延工程を経た後の鋼中の析出物のXRD回折プロファイルが、
IB/IA≧0.08・・・・(1)
であることを特徴とする熱延鋼板。
ただし、IB、IAはそれぞれBN、AlNの最強線強度である。 (もっと読む)


【課題】Siを3.2質量%以上含む方向性電磁鋼板の製造における冷間圧延において、鋼板の破断を防ぐ冷間圧延方法を提供する。
【解決手段】質量%で、Siが3.2%以上、4.0%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼スラブを熱間圧延し、その後、熱処理を施し、続いて、デスケリーリングを施し、その後、一回以上の冷間圧延を施し、次いで、脱炭・一次再結晶焼鈍、焼鈍分離剤塗布、二次再結晶焼鈍、平坦化焼鈍を施す一連の工程を有する方向性電磁鋼板の製造における冷間圧延方法において、冷間圧延を可逆冷間圧延機で行い、かつ、一パス目の冷間圧延を、局部伸びが2.5%以上となる冷間圧延率で行うことを特徴とする方向性電磁鋼板の冷間圧延方法。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、良好な磁気特性を有する方向性電磁鋼板を得るための手段を提供することである。
【解決手段】質量%で、Siを0.8〜7%、酸可溶性Alを0.01〜0.065%、Nを0.004〜0.012%、Mnを0.05〜1%、Bを0.0005〜0.0080%含有し、S及びSeからなる群から選択された少なくとも1種を総量で0.003〜0.015%含有し、C含有量が0.085%以下であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる電磁鋼板素材において、熱延工程を経た後の鋼中のBをスパーク放電発光分光分析法によるPSA分析において、SInsolB≧5%・・・・(式1)
であることを特徴とする熱延鋼板。ただし、SInsol Bは、発光分光分析法を用いて、放電により得られる特定成分の発光強度を順に並べ替えたパルス強度順位図を作成して、金属中特定成分の全量、不溶成分量、固溶成分量を求められる値である。 (もっと読む)


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