説明

国際特許分類[C22C37/06]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | 合金鋳鉄 (256) | クロムを含有するもの (51)

国際特許分類[C22C37/06]の下位に属する分類

国際特許分類[C22C37/06]に分類される特許

1 - 10 / 23


【課題】成形面に耐摩耗性が付与され、かつ、機械加工して成形面とするときの切削性にも優れる球状黒鉛鋳鉄製鋼管成形用ロールを提供する。
【解決手段】鋼板から鋼管を成形する少なくとも1つの成形面を有する球状黒鉛鋳鉄製鋼管成形用ロールであって、質量%で、C:3.2〜3.6%、Si:1.0〜1.8%、Mn:0.4〜0.6%、P:0.08%未満、S:0.08%未満、Ni:1.5〜2.8%、Cr:0.85〜1.9%、Mo:0.4〜0.8%、及び、Mg:0.03〜0.09%を含有させ、残部はFe及び不可避的不純物の組成とし、前記成形面からの深さが20mmまでの部位で、マルテンサイト及びベイナイトを基地として、セメンタイトを、面積率で15〜25%含有させ、ショア硬さを、55〜65にする。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性を向上できる高クロム鋳鉄を提供する。
【解決手段】高クロム鋳鉄は、含有量が2.15重量%〜3.5重量%であるMnを含む。高クロム鋳鉄は、炉床昇降式高温炉に入れられ、100℃/hの昇温レートで室温から1000℃に昇温され、その後、3.2時間、1000℃で熱処理される。そして、高クロム鋳鉄は、t分間で1000℃から300℃に冷却され、その後、炉床昇降式高温炉内で100℃以下の温度まで自然冷却され、炉床昇降式高温炉から取り出される。これによって、高クロム鋳鉄の焼入れが終了する。その結果、焼入れ時の冷却時間tが207分、414分および828分と異なる各部位において、高クロム鋳鉄の硬さは、61HRC以上になる。この61HRCは、摩耗の加速度的な進行を防止できる最小値である。 (もっと読む)


【課題】高温使用条件下で優れた高温焼戻し軟化抵抗性を発揮し、特に、ホブ等の歯切工具材料として好適な合金鋼を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:2.0〜3.0%、Si:3.0〜6.0%、Cr:9.0〜15.0%、Co:10.0〜15.0(好ましくは、C+Si+Cr+Co:25.0〜35.0%)、WおよびMoのうちの1種または2種の合計:9.0〜11.0%、V:1.5〜2.5%、残部はFeおよび不可避不純物からなる優れた高温焼戻し軟化抵抗性を有する合金鋼およびこの合金鋼から構成されたホブ。 (もっと読む)


【課題】可変ターボチャージャ用として、摺動部および可動部の高温耐摩耗性に優れたターボチャージャ部品を提供する。
【解決手段】可変ターボチャージャに使用する、可動ノズル機構等の部品の摺動部および/または可動部の表面に、射出成形または圧粉成形で成形され、HRC55〜65の硬さを有し、高温耐摩耗性を具備する合金製焼結体からなる摺動部材を、一体的に接合または嵌合する。ターボチャージャ部品をオーステナイト系ステンレス鋼製、摺動部材をCo基合金製焼結体とすることが好ましい。このような構成のターボチャージャ部品を使用することにより、ターボチャージャの信頼性が顕著に向上するとともに、高合金製部材の使用が部分的となり、高価な合金の使用量を低減でき、部品の低コスト化に大きく寄与する。なお、接合は、銅ろう、Niろうを用いたろう付けとすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】金属母材と耐摩耗性金属を鋳込み接合した複合ライナにおいて、硬度を上げるために耐摩耗性金属にタングステンやニオブなどの炭化物形成原子を添加すると金属母材との接合力が低下したり、耐摩耗性金属にクラックが入りやすくその部分から選択的に摩耗促進したりする問題があった。
【解決手段】金属母材に係止部を設け、前記金属母材にカニゼンメッキを施し、該カニゼンメッキに液体フラックスを塗布して下地処理した前記金属母材にハイクロム鋳鉄を流し込んで、前記金属母材と前記ハイクロム鋳鉄の複合体を形成した耐摩耗ライナにより金属母材との接合力向上を実現しクラックの発生を低減した。 (もっと読む)


規定された幾何学的形態に従った炭化チタンで補強された鉄合金を含む階層複合材料であって、前記補強部分が、炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子を本質的に含まないミリメートル領域(2)によって分離された炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子で濃縮されたミリメートル領域(1)の交互マクロ−マイクロ構造を含み、炭化チタン(4)のマイクロメートル球状粒子で濃縮された前記領域が、前記球状粒子(4)間のマイクロメートル隙間(3)が前記鉄合金によって充たされるマイクロ構造を形成することを特徴とする複合材料。 (もっと読む)


【課題】セラミック素材を金属に対して確実に固定できるようにする。
【解決手段】窒化珪素セラミックからなる耐摩耗部材2を、その耐摩耗部材2が表面に露出するように高Cr合金からなる金属4に鋳ぐるみで固定してライナ1を構成した。窒化珪素セラミックは、アルミナ系セラミック等の他のセラミック素材と比較してその機械的性質が高く、高温下でも強度も高いことから、所定の耐摩耗性が期待できるとともに、線膨張係数が低く、また、耐熱衝撃性が高いため、鋳造時の溶湯の熱に耐え得るので、金属に対して確実に固定できる。 (もっと読む)


【課題】凝固組織が微細で、かつ鋳造歩留りの低下が少なく、鋳造品の欠陥発生が抑制された、ハイス系鋳鉄鋳物の製造方法を提供する。
【解決手段】ハイス系鋳鉄の溶湯1を、非酸化性雰囲気とした傾斜冷却板2上に流し、半凝固状態の溶湯として鋳型3に注入し、ハイス系鋳鉄鋳物を得る。非酸化性雰囲気としては、Arガスあるいは窒素ガスからなる雰囲気とすることが好ましい。また、傾斜冷却板出側の溶湯を、溶湯温度:(オーステナイト相の晶出温度)未満または(MC型炭化物の晶出温度)未満で、かつ固相率:30%以下の状態の半凝固状態の溶湯とすることが好ましい。これにより、傾斜冷却板上での凝固発生も抑制でき、凝固組織が微細で、かつ鋳造欠陥の発生もない、健全で、耐摩耗性に優れたハイス系鋳鉄鋳物を容易に製造できる。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金溶湯に対して繰り返し使用が可能で、かつ低コストの耐溶損性に優れた耐アルミニウム溶湯溶損性鋳鉄及びその製造方法を提供する。
【解決手段】平均組成が質量%で、C:3.0〜3.7%、Si:2.0〜3.4%、Mn:0.5〜1.0%、P:0.02〜0.20%、S:0.08%以下、Cr:0.3〜2.0%、Mo:0.2〜0.8%を含み、残部がFe及び不可避不純物からなる組成の溶湯を鋳込み、鋳込んだ鋳鉄品を表面加工し、その後に熱処理を施して表面に開口する微細な空孔を含む脱炭層を形成する。 (もっと読む)


【課題】従来の鋳鉄材料に比べ、より優れた切削加工性能を備え、特にシリンダライナの用途に好適な鋳鉄材料の提供を目的とする。
【解決手段】上記目的を達成するため、炭素が2.9質量%〜3.6質量%、ケイ素が2.0質量%〜2.5質量%、マンガンが0.5質量%〜1.0質量%、リンが0.03質量%〜0.3質量%、硫黄が0.01質量%〜0.13質量%、銅が0.03質量%〜0.6質量%、クロムが0.03質量%〜0.3質量%、スズが0.001質量%〜0.3質量%及び/又はアンチモンが0.001質量%〜0.2質量%であり、残部が鉄及び不可避的不純物からなることを特徴とし、図に示すような鋳鉄組織を備えるA型黒鉛を含む鋳鉄を採用する。そして、このA型黒鉛を含む鋳鉄を用いた高品質のシリンダライナを提供する。 (もっと読む)


1 - 10 / 23