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国際特許分類[C22C38/12]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | 鉄合金,例.合金鋼 (19,815) | タングステン,タンタル,モリブデン,バナジウムまたはニオブを含有するもの (266)

国際特許分類[C22C38/12]に分類される特許

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【課題】絞りしごき加工により肉厚の薄い円筒形の缶に加工が可能な、面内異方性が小さく、歪時効特性に優れた冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.0010〜0.0030%、Si:0.03%以下、Mn:0.1〜0.3%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Al:0.01〜0.05%、N:0.005%以下、Nb:0.010〜0.020%を含み、かつC、Nbの含有量が下記の式(1)を満足し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、|ΔYP|≦15MPa、|Δr|≦0.30、AI≦30MPaであることを特徴とする面内異方性が小さく、歪時効特性に優れた冷延鋼板;(Nb/92.9)/(C/12)≧0.8・・(1)、ただし、式(1)中の元素記号は各元素の含有量(質量%)を、|ΔYP|、|Δr|はそれぞれ降伏強度YP、r値の面内異方性の絶対値を、AIは歪時効指数を表す。 (もっと読む)


【課題】溶接性、非時効性に優れ、溶接後の缶胴加工における缶高減少量が小さい缶用鋼板用の熱延母板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.0016〜0.0050%、3.8≦Nb/C質量比≦17.0(0.5≦Nb/C原子比≦2.0)、B:0.0007%以上かつB/N質量比≦0.47(B/N原子比≦0.6)とする。そして、表面から板厚方向に1/2・tの深さ(t:板厚)において、{001}<110>方位の集積強度が5.5以上、{113}<110>方位の集積強度が10.0以上、かつ、{332}<113>方位の集積強度が7.0以下とする。このような方位の集積強度を得るため、例えば、熱間圧延では、最終仕上げスタンドの一つ手前のスタンドにおける圧下率は15%以上50%以下、最終仕上げスタンドにおける圧下率は15%以上50%以下、温度は850℃以上960℃以下で行い、巻取りは660℃以下で行う。 (もっと読む)


【課題】溶接性、非時効性に優れ、溶接後の缶胴加工における缶高減少量が小さい缶用鋼板を得る。
【解決手段】C:0.0016〜0.0050%、3.8≦Nb/C質量比≦17.0(0.5≦Nb/C原子比≦2.0)、B:0.0007%以上かつB/N質量比≦0.78(B/N原子比≦0.6)とする。そして、表面から板厚方向に1/4・tの深さ(t:板厚)において、({001}<110>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)≧0.09または、({112}<110>方位の集積強度)/({111}<112>方位の集積強度)≧0.12とする。このような方位の集積強度を得るため、熱間圧延時の仕上げ圧延は850℃以上960℃以下、巻取り温度は550℃以上740℃以下、冷間圧延率は91.5〜96%、焼鈍温度は再結晶温度以上780℃以下で焼鈍時間は60秒以下、調質圧延率は0.5〜10%とする。 (もっと読む)


【課題】橋梁、鉄塔、タンク、道路、住宅、ビルなどの土木・建築分野などに適用して好適な耐久性に優れる防食鋼材を提供する。
【解決手段】鋼板表面を有機樹脂層で被覆する際、前記有機樹脂層における硬化剤の濃度が前記鋼板表面から前記有機樹脂層の外表面にかけて順次増加させる。又は、鋼板表面の有機樹脂層を、硬化剤の濃度が異なる層を積層して構成し、前記硬化剤の濃度が異なる層は、鋼材表面から前記有機樹脂層の外表面に向かって順次濃度が大きくなるように積層する。 (もっと読む)


【課題】高強度鋼板において、高次元での高強度と衝撃エネルギー吸収能を兼ね備え、かつ、特にスポット溶接での溶接強度を向上させ、車両用強度部材に好適なものとする。
【解決手段】合金成分が、
Ceq(C当量)=C+Mn/20+Si/40+4P+2S≧0.4
を満たし、かつ、引張り試験で求められた真歪み3〜7%の間における応力歪み線図の傾きdσ/dεが5000MPa以上である高強度鋼板とする。 (もっと読む)


【課題】高温・高負荷・高速回転でも、焼き付きや潤滑不良がなく、温度変化に耐えうる等速自在継手を提供する。
【解決手段】内周面21に複数のトラック溝22が形成された外側継手部材と、外周面24に複数のトラック溝25が形成された内側継手部材と、外側継手部材のトラック溝22と内側継手部材のトラック溝25との間に介在してトルクを伝達する複数のボール27と、ボール27を収容するポケット29を有するとともに外側継手部材と内側継手部材との間に介装されるケージ28とを備えた等速自在継手である。ボール27を鋼球とするとともに、ボール鋼材を、C:0.6〜1.3重量%、Si:0.3〜3.0重量%、Ni:0.1〜3.0重量%、Mn:0.2〜1.5重量%、Cr:0.3〜5.0重量%を含有する合金鋼とした。 (もっと読む)


本発明は、高い疲労強度、改善された耐力、および引張強度を保証するために適する化学組成を伴い、鉄道車両上で用いるための減少した質量を有する継目無管から鍛造される車軸に関する。本発明は、さらに、高い疲労強度、改善された耐力、および引張強度を伴い、鉄道車両上で用いるための減少した質量を有する継目無管から鍛造される該車軸を製造する方法に関し、該車軸は、銑鉄または屑鉄から、鋳造、再熱炉、ビレットの穿孔、穿孔ビレットの延伸、中空素管仕上げ加工、鍛造、および端部の検査穴の内側縁での支持用および心出し用面取り部、およびネジ込み穴入口での滑らかな窪みを包含する仕上げ機械加工から製造される。
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【課題】500MPa≦TS、1.2≦r値、1.0≦r90である高強度鋼板及びその製法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.030〜0.050、Si≦1.0、Mn:2.0〜3.0、P:0.005〜0.1、S≦0.01、Al:0.005〜0.5、N≦0.01、Nb:0.010〜0.30を含み、式(1)を満たし、残部Fe及び不可避的不純物からなり、面積率で50%以上のフェライト相と3%以上のマルテンサイト相を含む組織を有し、板厚方向の結晶方位分布が式(2)〜(5)を満足する1.2≦r値、1.0≦r90の深絞り性に優れた高強度鋼板;(Nb/93)/(C/12)=0.2〜0.7・(1)、fsur〜1/4{111}≧40%・(2)、fsur〜1/4{110}≦5%・(3)、Δf{111}≧10%・(4)、Δf{110}≦3%・(5)、fsur〜1/4{111}、fsur〜1/4{110}は、表層から板厚1/4までの板厚方向4箇所で求めた{111}、{110}面が板面に平行な結晶粒の平均面積率で、f1/2{111}、f1/2{110}は、板厚1/2近傍2箇所で求めた{111}、{110}面が板面に平行な結晶粒の平均面積率で、Δf{111}=fsur〜1/4{111}-f1/2{111}、Δf{110}=fsur〜1/4{110}-f1/2{110}である。 (もっと読む)


本発明に係る冷延鋼板の製造方法は、重量%で、炭素(C)0.005%以下、窒素(N)0.005%以下、マンガン(Mn)0.1〜1.0%、リン(P)0.005〜0.1%、ニオビウム(Nb)0.015〜0.04%、珪素(Si)0.3%以下、硫黄(S)0.02%以下、アルミニウム(Al)0.001〜0.03%を添加し、Nb/C原子比を1以上、Al/N原子比を0.5〜1.5に調節し、残りの残部が鉄(Fe)と鋼の製造時に不可避に含まれる元素を含む鋼をオーステナイト領域の温度である1150〜1300℃で均質化処理した後、仕上げ熱間圧延する時にAr変態点直上である890〜950℃で圧延して熱延鋼板を製造し、次に450〜650℃の温度範囲で熱延巻き取った後、巻き取られた熱延鋼板を冷間圧下率40〜80%で圧延し、焼鈍を750〜880℃の範囲で実施する。これによれば、本発明は、炭素と窒素を固溶元素として利用するためにニオビウム、アルミニウムなどのような合金元素の添加量を調節し、熱処理温度を低温焼鈍と低温巻取り過程を通じて製造することにより、常温耐時効性と焼付硬化性に優れた冷延鋼板を製造できる有用な効果を有する。 (もっと読む)


【課題】引張強さが900MPa以上という高強度でありながら、耐水素環境脆化特性に優れる低合金鋼の提供
【課題手段】質量%で、C:0.15〜0.60%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.05〜3.0%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Al:0.005〜0.10%、Mo:0.5〜3.0%、V:0.05〜0.30%、O(酸素):0.01%以下およびN:0.03%以下を含有し、残部Fe及び不純物であり、かつ引張強さが900MPa以上である高圧水素ガス環境用低合金鋼。この低合金鋼は、0.0003〜0.003%のBを含有させることが望ましいが、この場合にはNは0.010%以下に制限する。また、Cr、Nb、Ti、ZrおよびCaのうちの1種以上を含有することが望ましい。MoおよびVの含有量は、下記(1)式を満足することが望ましい。
[Mo(%)]・[V(%)]0.2≧0.32 (1) (もっと読む)


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