説明

国際特許分類[C22F1/06]の内容

国際特許分類[C22F1/06]に分類される特許

71 - 80 / 293


【課題】耐熱性に優れるマグネシウム合金ねじを提供する。
【解決手段】本発明マグネシウム合金ねじは、質量%でAlを4.0〜10.0%含むマグネシウム合金からなり、ねじ軸方向に平行な断面におけるピーク強度比Xが0.55以下を満たす。ピーク強度比Xが特定の範囲を満たすことで、このマグネシウム合金ねじは、クリープ特性に優れる。このマグネシウム合金ねじは、ねじ山が形成された軸部と、軸部に連なるヘッド部とを有するねじ成形体に加熱温度を350℃以上とする第一熱処理を施すことで得られる。上記ねじ成形体は、質量%でAlを4.0〜10.0%含むマグネシウム合金からなる。
【数1】
(もっと読む)


【課題】比較的低温(室温から150℃)で良好な成形性を有するマグネシウム合金圧延板材を提供する。
【解決手段】底面の最大集積度が10未満で、且つ、平均結晶粒サイズが20μm以下であるマグネシウム合金板材とする。該板材の製造は、平均結晶粒サイズが15μm以上のマグネシウム合金板材に、周速比1.0〜1.15の冷間圧延で圧下率2〜15%の圧延、または、周速比1.05〜1.6の温間異周速圧延で圧下率10〜30%の圧延を行ない、その後、400℃以上で10分以上の熱処理を行ない、さらに、その後、冷間圧延で5〜40%の加工を加えた後、200〜350℃で5〜120分間の熱処理を行なうことにより行う。 (もっと読む)


【課題】レベラーやクリープ焼鈍による処理などを行なわなくても、良好な平坦度を示すマグネシウム合金圧延板を効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】平均結晶粒サイズが15μm以上のマグネシウム合金板材を圧延して目標板厚のマグネシウム合金板材を製造する際に、前記圧延前または圧延中に、冷間圧延で圧下率2〜15%の圧下または周速比1.05〜1.7の温間異周速圧延で圧下率10〜30%の圧下を行ない、その後、400℃以上で5秒以上の熱処理を行ない、その後、冷間で圧下率50%以下の圧下を加える。冷間での圧下率50%以下の圧下後に、再度、400℃以上で5秒を超える熱処理を行なうことが可能であり、圧下率50%以下の冷間圧延と上記熱処理を繰り返し行うことも可能である。 (もっと読む)


【課題】チップ形状が一定で、その寸法のバラツキが低いマグネシウム合金チップ用鋳造板を提供することを目的とする。
【解決手段】質量%で、A1:3〜11%、Mn:0.1〜0.5%を含有し、残部がMgおよび不可避不純物からなる組成を有し、A1−Mn化合物の最大サイズが5μm未満であるマグネシウム合金チップ用鋳造板。該マグネシウム合金チップ用鋳造板は、上記組成を有するマグネシウム合金を溶解し、それを双ロール法で冷却・圧延して鋳造板にする。生産効率に優れ、寸法バラツキの極めて少ないチップの提供が可能であり、該チップを用いれば、チクソモールディング成形や粉体を圧縮固化させて押出し加工する際に、良好な成形や加工を行える。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるマグネシウム合金部材を提供する。
【解決手段】このマグネシウム合金部材はAlを7.5質量%超12質量%以下含有するマグネシウム合金からなる基材と、この基材の表面に化成処理により形成された防食層とを具える。基材中には、Al及びMgの少なくとも一方を含む金属間化合物からなり、平均粒径が0.05μm以上1μm以下の粒子が分散している。上記粒子の合計面積は、1面積%以上20面積%以下である。防食層は、基材側から順に下層、表面層を具え、表面層は、下層よりも緻密である。このマグネシウム合金部材は、基材のAl量が多いことで、基材自体の耐食性が高く、防食層の表面側に緻密な層を具えることで、腐食液が基材まで浸透し難く、耐食性に優れる。ポーラスな下層を具えることで、衝撃などで防食層が基材から剥離し難く、高い耐食性を維持し易い。 (もっと読む)


本発明は、マグネシウム(Mg)と、前記マグネシウム(Mg)以外の異種元素とを含み、マグネシウム相(phase)と、マグネシウムと異種元素とからなる相(phase)とを含み、前記マグネシウム相と、前記マグネシウムと異種元素とからなる相との間の電気的ポテンシャルの差が、0超過0.2V以下であることを特徴とする、腐食特性の制御されたマグネシウム合金に関する。 (もっと読む)


【課題】 歩留まり良くマグネシウム合金圧延板の製造を可能とする矯正方法、矯正機を提供する。
【解決手段】
コイル形状のマグネシウム合金の圧延板を繰り出し可能に準備するサプライ準備工程と、繰り出された圧延板を加熱した状態で複数のロールにより矯正する温間矯正工程と、前記矯正された板材を巻き取る巻き取り工程とを有するマグネシウム合金の矯正方法であって、前記温間矯正工程の前に、前記繰り出された圧延板の両側端部を連続的に裁断する端部除去工程を備えるようにした。 (もっと読む)


【課題】優れた疲労強度特性を備えた耐熱マグネシウム合金と、その耐熱マグネシウム合金の製造方法、並びにその耐熱マグネシウム合金を用いて作製したエンジン用耐熱部品を提供することを課題とする。
【解決手段】質量%で、Y:1〜8%、Sm:1〜8%含有し、残部がMgおよび不可避的不純物からなり、マグネシウムマトリックスへのYとSmの固溶量が、質量%で、Y:0.8〜4.5%、Sm:0.6〜3.5%であり、且つ、マグネシウム合金組織の結晶粒の平均結晶粒径が3〜15μmの範囲であると共に、表層部に存在する結晶粒の最大結晶粒径が100μm以下である。 (もっと読む)


【課題】常温での加工性に優れ、かつ強度の高いマグネシウム合金の製造方法を提供する。
【解決手段】Zn,Al,Mgを少なくとも含むマグネシウム合金の製造方法は、原料を溶融して融液を形成する工程Aと、前記融液を鋳型に流し込み、固化させてインゴットを形成する工程Bと、前記インゴットを所定の温度において、その組成を均質化する工程Cと、前記インゴットを少なくとも3方向からそれぞれ順に押圧する多方向鍛造法を用い、第一のマグネシウム合金を形成する工程Dと、を少なくとも順に備えている。 (もっと読む)


【解決手段】アルミニウム合金シートまたはマグネシウム合金シートから複雑な形状の部品を形成する方法。この方法は、a)合金の固溶化熱処理温度(SHT)未満の温度にシートを加熱するステップと、b)加熱されたダイの間で、加熱されたシートを複雑な形状に向けて形成するステップと、c)少なくともSHT温度にシートを加熱し、SHTが完了するまでその温度を実質的に維持するステップと、d)固溶化熱処理されたシートをコールドダイの間で急冷し、同時に、複雑な形状への形成を完了するかまたはその形状を維持するステップと、を含む。 (もっと読む)


71 - 80 / 293