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国際特許分類[C22F1/06]の内容

国際特許分類[C22F1/06]に分類される特許

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【課題】プレス加工等の塑性加工性をさらに向上させることが可能なマグネシウム合金薄板の製造方法を提供する。
【解決手段】粗圧延工程の少なくとも後段において300℃未満の領域で30%以上の圧延率を付与した粗圧延ストリップに、200〜280℃、1時間以上、5時間以下の中間焼鈍を行い、その後170〜250℃の加工温度で、総圧下率15〜60%の仕上げ圧延を行うマグネシウム合金薄板の製造方法である。また、本発明の粗圧延前の圧延母材に、350〜430℃、1時間以上、10時間以下の均質化熱処理を行うことが望ましい。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム母相の大きさに関係なく、その引張強度を向上することができるMg合金部材と提供する。
【解決手段】Mg合金部材は、(100−x−y)at%Mg−yat%Zn−xat%RE合金であって、xが、0.2以上1.5at%以下、yが、5x以上7x以下の組成域で準結晶相が発現し、前記Mg合金部材には前記準結晶相である析出粒子が分散しており、その大きさが10〜50μmで、かつ、アスペクト比が3以上の針状粒子である。 (もっと読む)


【課題】塑性加工性及び剛性に優れるマグネシウム合金板材、及び剛性に優れるマグネシウム合金成形体を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金からなる板材であって、マグネシウム合金からなる母材中に硬質粒子を含有している。この板材の表面から厚さ方向に板材の厚さの40%までの領域を表面領域とし、残部の領域を中央領域とするとき、中央領域に存在する硬質粒子は、その最大径が20μmを超えて50μm未満であり、かつ、当該硬質粒子における前記板材の板厚方向に垂直な方向の最大値が2mm以下であり、表面領域に存在する硬質粒子は、最大径が20μm以下である。表面側の硬質粒子が微粒であることで、これら粒子が塑性加工時に割れなどの起点になり難く、かつ、中心部分に粗大な粒子が存在することで、これら粒子により板材の剛性を高められる。 (もっと読む)


【課題】
鍛造によっても成型加工が可能で、その準結晶相の特性が滅失していないマグネシウム合金鍛造品を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明のマグネシウム合金鍛造品は、準結晶相またはその近似結晶相が分散されているマグネシウム母相が等軸状であることを特徴とし、本発明は、前記のマグネシウム合金鍛造品において、マグネシウム母相のアスペクト比が2.5以下であることを特徴とする。
本発明は、前記のマグネシウム合金鍛造品において、凹凸部が少なくとも一部に形成されてなる複雑形状を有していて、前記凹凸部においてもマグネシウム母相が等軸状であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】特に耐力の等方性が優れ、耐熱性や熱間加工性もとともに優れたY−Sm系耐熱マグネシウム合金押出材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】YおよびSmを各々特定量含有するマグネシウム合金を、鋳造後に溶体化処理を施した上で、更に、特定の条件下で熱間静水圧押出加工し、組織の平均結晶粒径を細かくするとともに、マグネシウムマトリックスへのYとSmとの固溶量を確保し、このマグネシウム合金組織が有するシュミット因子を制御して、耐力の等方性を、耐熱性や熱間加工性とともに向上させる。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるマグネシウム合金部材を提供する。
【解決手段】このマグネシウム合金部材は、アルミニウムの含有量が4.5質量%以上11質量%以下であるマグネシウム合金からなる板状の基材を具える。この基材の表面から厚さ方向に20μmまでの範囲を表層領域とするとき、少なくとも表層領域には、MgとAlとの双方を含む微細析出物が20μm×20μmに対して10個以上存在する。各微細析出物は、最大径が0.5μm以上3μm以下である。少なくとも表層領域が、微細析出物が分散した微細組織で構成されていることで、上記マグネシウム合金部材は、耐食性に優れ、防食処理を施すことなく筐体などに利用することができる。 (もっと読む)


【課題】優れた冷間成形性を有するマグネシウム合金板材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】展伸用のマグネシウム合金であって、5.0〜9.5質量%のアルミニウムと、0.2〜2.0質量%の亜鉛と、0.05〜1.0質量%のマンガンと、残部がマグネシウムと不可避の不純物とからなるマグネシウム合金の板材を、固相線温度より70℃低い温度から固相線温度までの温度範囲に、高温圧延を施し、一回で最終圧延もしくは複数回で圧延することを特徴とするプレス成形用マグネシウム合金板材の製造方法、及び当該方法で作製したプレス成形用マグネシウム合金材。
【効果】優れた冷間成形性を有する高強度マグネシウム合金板材を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】優れた冷間成形性を有するマグネシウム合金板材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】展伸用のマグネシウム合金であって、1.0〜5.0質量%のアルミニウムと、0.2〜2.0質量%の亜鉛と、0.05〜1.0質量%のマンガンと、残部がマグネシウムと不可避の不純物とからなるマグネシウム合金の板材を、固相線温度より50℃低い温度から固相線温度までの温度範囲で、一回又は複数回で高温圧延した後、それより低温度で仕上げ圧延を行うことを特徴とするプレス成形用マグネシウム合金板材の製造方法、及び当該方法で作製したプレス成形用マグネシウム合金材。
【効果】アルミニウム合金並みの冷間成形性を有するマグネシウム合金板材を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】マグネシウムの結晶構造に於ける原子間距離を縮小してヤング率を向上させること。
【解決手段】六方最密結晶構造から成るマグネシウムに、マグネシウム原子より直径の大きい金属元素原子を前記結晶構造に侵入若しくは当接させ、六方最密構造の高さ方向c軸の原子間距離に前記原子を介在させることで原子間距離を縮小し、ヤング率が原子間距離に反比例することからマグネシウムのヤング率を向上させるものである。前記六方最密構造は3層構造から成り第2層は3個の原子で構成されるから、高さ方向に形成される6個の面に前記原子が侵入する場合前記原子が直接第2層のマグネシウム原子に当接する場合と当接しない場合が生じ、ポテンシャルの異なる形態が現れる。金属元素としてはアルカリ土類、希土類の元素が用いられカルシウム、イットリウムなどが好ましい。 (もっと読む)


【課題】異方性と耐力とのバランスが優れたマグネシウム合金を提供することを目的とする。
【解決手段】特定組成のMg−Al−Zn系などのマグネシウム合金における平均結晶粒径を15μm 以下とし、このマグネシウム合金が有する六方晶結晶構造の各結晶粒における(0001)<11-20>のシュミット因子の平均値を0.12以上、0.2未満の範囲とし、圧縮耐力/引張耐力で示される異方性を少なくして、かつ耐力も高くし、異方性と耐力とのバランスに優れさせる。 (もっと読む)


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