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国際特許分類[D01C1/02]の内容

国際特許分類[D01C1/02]に分類される特許

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【課題】より簡便な環境で植物から植物繊維を製造することができる植物繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】本方法は、植物(例えば、ケナフなど)の靭皮から植物繊維を製造する植物繊維の製造方法であって、水の存在下で植物の靭皮に対して酵素を作用させる酵素処理工程を備え、酵素にはペクチナーゼを含む。また、酵素には、更に、β−グルカナーゼを含むことができ、更に、ヘミセルラーゼを含むことができる。 (もっと読む)


【課題】 木本植物の樹皮を原料とし、大量の靭皮繊維を低コストで製造する。
【解決手段】 木本植物の樹皮を破砕して水中に分散し、糖化酵素により糖化処理を行い、次いで、糖を含む液分と固形分残渣とを分離する固液分離処理を行い、残渣から靭皮繊維を得る靭皮繊維の製造方法。糖化処理後に引き続き酵母による発酵処理を行い、その後に固液分離処理を行う前記の靭皮繊維の製造方法。糖化処理は、酵母による発酵も同時に行う処理である前記の靭皮繊維の製造方法。糖化処理の前に磨砕処理を行う前記の靭皮繊維の製造方法。糖化処理の前に化学的処理を行う前記の靭皮繊維の製造方法。糖化処理の前に磨砕処理および化学的処理を順次にまたは同時に行う前記の靭皮繊維の製造方法。前記の製造方法によって得られた靭皮繊維。 (もっと読む)


【課題】薬品を作用させることなく、レッティング処理後の天然繊維に生じる特有の臭いを低減する。
【解決手段】繊維植物材料の繊維間に存在する物質を分解する微生物を含む解繊液に繊維植物材料を浸漬するレッティング処理により繊維を解すレッティング処理工程を含む天然繊維の製造方法であって、レッティング処理工程を経てレッティング処理の施された繊維を加圧しながら水中で加熱する加圧煮沸工程を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】微生物の作用を利用して繊維植物から繊維を採取するにあたり、繊維の品質のムラを低減する。
【解決手段】繊維植物から繊維を含有する部位10を分離する第1の工程と、第1の工程で分離された繊維を含有する部位10を離間した状態で保持しながら繊維間に存在する物質を分解する微生物を含む解繊液に浸漬する第2の工程と、を有する天然繊維の製造方法である。 (もっと読む)


麻繊維及び麻とその他の繊維と混紡する紡績方法であって、a.麻繊維に一次加湿養生処理を行うステップと、b.一次加湿養生処理後の麻繊維を開綿、清綿、梳綿し、麻繊維を麻束にし、または一次加湿養生処理後の麻繊維をその他の繊維と混合し、それから開綿、清綿、梳綿し、麻繊維を麻束にするステップと、c.麻束に二次養生処理を行うステップと、d.二次養生処理後の麻束を紡績して紡績糸に作るステップと、を含む。 麻繊維とその他の繊維とを混紡して作られた紡績糸であって、麻繊維を一次加湿養生処理を行った後、他の繊維と混合し、開綿、清綿、梳綿し、麻束にしてから、再び二次養生処理を行ってから紡績して作られた紡績糸。本発明の方法により紡績した麻繊維は、破断率が低く、生産効率が高く、製品品質が良い。 (もっと読む)


【課題】
利用価値がなく廃棄物となっている澱粉を含む植物の根の残渣から、小規模で効率よく良質の繊維を得ることが出来る精製処理方法、及びこの方法により良質の繊維を提供すること。
【解決手段】
澱粉を含む植物の根の残渣を、アミラーゼを含有する溶液中に浸漬、攪拌処理し、澱粉を除去することで、効率よく酵素処理や弱アルカリ処理により精製処理し繊維を得ることができることを見出し、さらにこれらの工程は、専用の精製処理設備を必要とせず、既存の染色機を流用して実施可能であることを確認した。 (もっと読む)


【課題】靭皮繊維の抽出および調製のためのプロセス、このプロセスから得られる高品質の靭皮繊維、これらの靭皮繊維から作製される純粋な糸、混紡糸、および靭皮繊維と他の繊維との混合物を提供すること。
【解決手段】靭皮繊維の抽出および調製のためのプロセスであって、該プロセスは、ラミー、大麻または亜麻を2回の漂白に供する工程、2回のアルカリ煮沸に供する工程、および高温でほぐす工程を包含し、該2回の漂白は、それぞれ塩素漂白および酸素漂白であり、該塩素漂白において、3g/L〜8g/Lの濃度を有する次亜塩素酸ナトリウムが使用され、該酸素漂白において、4g/L〜6g/Lの過酸化水素が使用され;該アルカリ煮沸において、1回目のアルカリ煮沸は、苛性ソーダを使用して実施され;該高温でほぐす工程は、漂白および煮沸の後に実施され、そして該高温でほぐす工程において、100g/L〜140g/Lのソーダが使用される、プロセス。 (もっと読む)


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