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国際特許分類[D01D5/092]の内容

国際特許分類[D01D5/092]に分類される特許

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【課題】紡糸ビームから紡出された糸条を均等に冷却する。
【解決手段】冷却風供給箱22の内部には、冷却筒収容室41、上側接続流路42、下側接続流路43などが形成されている。冷却筒収容室41には、紡糸ビーム2の複数の口金13と対向するように複数の冷却筒21が収容されており、これら複数の冷却筒21は、左右方向に沿って2列に千鳥状に配列されている。また、冷却筒収容室41には、その側壁面41a、41bの下端部に、それぞれ第1接続口45及び第2接続口46が設けられている。第1接続口45には、ダクト60に接続されているとともに、左右方向に延びた上側接続流路42が接続されている。第2接続口46には、上側接続流路42の下方に配置されており、ダクト60に接続されているとともに、冷却筒収容室41の下方を回りこむように延びた下側接続流路43が接続されている。 (もっと読む)


【課題】高速紡糸法あるいは直接延伸紡糸法により、合成繊維を製造するに際し、紡糸口金より溶融紡出された糸条を、均一で安定した冷却を行うとともに、紡糸口金および紡糸口金近傍の温度低下を起こすことなく紡糸し、単糸切れや、タルミ糸のない良好なパッケージ形状に巻き取られ、糸の太さ斑、および品質バラツキのない合成繊維を製造することのできるコンパクトな溶融紡糸装置を提供する。
【解決手段】溶融紡糸用の加熱箱体に紡糸パックを配列するように装着し、その下方に風吹出装置を設けるとともに、該風吹出装置内に紡出糸条を囲繞するように紡出糸条の最外周側から最内周側へ向かって冷却風を放射状に発生させる円筒状の風整流部材を設けた溶融紡糸装置において、該筒状風整流部材を上部と下部に分けて設け、該筒状風整流部材の上部は熱伝導率が10〜360〔kcal/m・h・℃〕である材質で、下部は熱伝導率が0.04〜0.5〔kcal/m・h・℃〕の材質からなることを特徴とする合成繊維の溶融紡糸装置。 (もっと読む)


【課題】多錘紡糸口金用パックの各錘のマルチフィラメント糸条を均一に冷却し、且つ、設備管理・工程管理が容易な紡糸用冷却装置を提供する。
【解決手段】互いに並列または千鳥に配置された複数の吐出孔が多重同心円上に配列された紡糸口金群のそれぞれから紡出されるマルチフィラメントに対して、外周の全方向から中心に向かって均一に冷却風を供給する溶融紡糸用の糸条冷却装置であって、該冷却風を供給する手段として、外周から中心に向かって通過する冷却風が整流、均一化する部材を有する筒状体、その上流に冷却風を供給するダクト、およびダクト途中に着脱可能で整流機能及び異物捕集機能を有する不織布フィルタで構成されるカセット式フィルタで少なくとも構成された糸条冷却装置。 (もっと読む)


【課題】糸の太さ斑や物性斑等の均斉性や強度・伸度等の品質に優れた単糸細繊度・多フィラメントである、熱可塑性ポリマーから構成されるフィラメント糸を製造することが可能なフィラメント糸の製造装置および製造方法を提供すること。
【解決手段】複数の吐出孔が環状に配列された紡糸口金からフィラメント糸を紡出し、環状のシール気流吹き出し面を設けたシール気流吹き出し手段からシール気流を吹き付け紡糸口金をシールし、上記シール気流吹き出し手段よりもフィラメント糸の走行経路方向の下流側において、環状の空気流吹き出し面を設けた内吹き環状冷却手段から、上記シール気流より低温の空気流を吹き付けてフィラメント糸を冷却し、フィラメント糸の走行経路の内側の領域において、フィラメント糸の走行経路方向の雰囲気温度勾配が最大となる位置が、環状冷却手段の空気流吹き出し面のフィラメント糸の走行経路方向の上流側の上端と、紡糸口金との間の位置となることを特徴とするフィラメント糸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】織編物などの布帛にした際に、やわらかさ、しなやかさに加え、吸水・即乾性、マイルドな光沢性を与え、更には単糸繊度が細く、単糸内の凹度ばらつきが少なく、シワの発生や織編目の粗密感が少なく、且つ染色時の染めスジが発生しにくい異形断面ポリアミドマルチフィラメント、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、上記の目的を達成するため、以下の構成を採用する。すなわち、
(1)単糸繊度が0.1〜2.0dtex
(2)単糸内にある各凹部の凹度(ローバル度LB)がそれぞれ5〜50%
(3)単糸内にある各凹部の凹度バラツキ(変動係数CV%)が10%以下 (もっと読む)


【課題】極細合成繊維を溶融紡糸にて製造するに際して、1口金での多糸条取りが可能で、かつ糸条間での品質バラツキが小さく、操業性、操作性の面からも安定した多糸条からなる極細合成繊維の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂を溶融し、紡糸口金から環状に吐出された総糸条数が3糸条以上の糸条Y群を、環状冷却装置を用いて該吐出糸条群の外周側から中心側に向け環状冷却する製造方法。下記(A)〜(D)の条件を満足する。(A)吐出孔2は1列で環状もしくは複数列で同心円上に配列されていること。(B)上記配列は分割帯により分割されていること。(C)上記分割された配列内の吐出孔を含む領域(紡糸エリア)内の任意の点から鉛直下流線上にて、該吐出孔から吐出される糸条Yが各々油剤付与されること。(D)上記糸条は、前記鉛直下流線上に対して、直交あるいは略直交でかつ同方向に向かって油剤付与されること。 (もっと読む)


【課題】均斉性や、品質、品位に優れた単糸細繊度化等された難紡糸マルチフィラメント糸を、生産性、汎用性良好の下、製造する装置および方法を提供すること。
【解決手段】熱可塑性ポリマーを溶融紡糸し、マルチフィラメント糸を製造する装置であって、環状の徐冷気流吹き出し面を設けた内吹き環状徐冷手段と、環状の急冷気流吹き出し面を設けた内吹き環状急冷手段とを、前記マルチフィラメント糸の走行経路方向の上流側から下流側に向かって順に配設し、且つ、前記マルチフィラメント糸の走行経路の内側に、前記マルチフィラメント糸の前記各単糸を通過した気流を内向きに排気する環状の気流排気面を設けた内向き環状排気手段を配設し、更に、前記気流排気面を、前記マルチフィラメント糸の走行経路方向において、前記徐冷気流吹き出し面と前記急冷気流吹き出し面とにまたがるように配設する。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性重合体を紡糸する溶融紡糸口金の下方に糸条を冷却する環状冷却装置を設けた溶融紡糸装置において、該環状冷却装置が、紡糸温度に対する耐熱性を持ち、冷却開始位置における冷風の周方向の整流効果を持ち合わせ、かつ長期使用時に交換洗浄しても冷却開始位置での整流効果を損なわず再利用が可能な上端面にリング状の補強部材が取り付けられた円筒状金属エアフィルタを備えたものである溶融紡糸装置を提供する。
【解決手段】溶融紡糸口金の下方に糸条を冷却する環状冷却装置を設けた溶融紡糸装置において、該環状冷却装置は整流性能を有する円筒状金属エアフィルタを備えるとともに、該円筒状金属エアフィルタの上端面にリング状の補強部材を設けたことを特徴とする溶融紡糸装置。 (もっと読む)


【課題】紡糸装置に使用する円筒状エアフィルタにおいて、円筒状エアフィルタが焼けず、高い空隙率が得られ、エア流量にばらつきが生じないようにする。
【解決手段】特別の構成の円筒状エアフィルタが新たに提供される。その円筒状エアフィルタは第1および第2金属ネット1,2からなる。第1金属ネット1は粗い網目をもち、円筒状に複層に巻かれる。第2金属ネット2は細かい網目をもち、第1金属ネット1と組み合わされ、円筒状に複層に巻かれ、第1金属ネット1の各層間に挿入される。 (もっと読む)


【課題】下降気流を抑制することにより給油装置上での糸条の揺れを抑制し、均一給油化を図ることで高品位な熱可塑性繊維を得ることが出来る製造装置および製造方法を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂を溶融紡糸し、紡出糸条Fを冷却装置3で冷却した後、紡糸ダクト4を経由し、給油装置5により油剤付与処理し、ローラー6、7により引き回し巻き取る熱可塑性繊維の製造装置において、前記紡糸ダクトが1箇所以上の開口スリットを設け、その開口スリットの形状について、開口スリットの横幅が、該紡糸ダクト周長の5〜20%、かつ開口スリットの全長が、該紡糸ダクト全長の50〜100%であることを特徴とする熱可塑性繊維の製造装置および製造方法。 (もっと読む)


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