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国際特許分類[D03D49/12]の内容

繊維;紙 (81,477) | 織成 (5,920) | 織物;織成方法;織機 (5,587) | 特定の織機に特有でない細部または構造上の特徴 (135) | たて糸または織布における張力制御 (88) | 送出機構以外の手段によるたて糸張力制御 (23)

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【課題】パイル経糸の張力変動に対する応答性を高めたパイル経糸張力調整装置を提供する。
【解決手段】ガイドプレート24は設定された曲率半径により形成され、ガイドプレート25はガイドプレート24よりも大きな曲率半径を有する。また、ガイドプレート24は織幅方向の織端位置側に配設され、ガイドプレート25は中央位置側に配設される。板ばね26はパイル経糸Tpにおける織幅方向の長さに対応した長さを有する。板ばね26は、パイル経糸Tpの張力が高い中央位置側で弾性変形可能な領域L1が小さくなり、パイル経糸Tpの張力が低い織端位置側で板ばね26の弾性変形可能な領域L2の変化が小さい。従って、張力の高いパイル経糸Tpに対して強いばね力が作用し、張力の低いパイル経糸Tpに対して弱いばね力が作用する。このため、板ばね26は同一平面上に維持され、パイル経糸Tpの張力変動に対する応答性を阻害されることがない。 (もっと読む)


【課題】経糸ビームの実際の巻径に対応した巻径が得られる経糸ビームの巻径検出方法を提供する。
【解決手段】送出しモータ及び巻取りモータが一定時間T0だけ正転駆動される。低速で時間T1だけ回転された後、時点H1で高速回転に切り替えられる。時間T2後の時点H2及び時間T3後の時点H3で経糸張力を検出し、経糸張力の差から経糸張力変化量WT1が演算される。経糸張力変化量WT1が許容範囲にないと、経糸張力変化量WT1に基づく補正量を1回目の正転駆動時の巻径に加算し、新たな巻径を演算し、記憶する。以下同様にして経糸張力変化量が許容範囲になるまで逆転及び正転駆動を繰り返し、経糸張力変化量WT2、WT3、WT4を検出する。4回目の逆転駆動時の経糸張力変化量WT4が許容範囲になると、送出しモータ及び巻取りモータの駆動指令は停止され、4回目の逆転駆動時の演算巻径を製織運転時の経糸ビーム4の巻径として設定する。 (もっと読む)


【課題】 テンションロールの撓みを抑えて、テンションロールに消極、積極の両イージング運動を高い追随性で行わせる。
【解決手段】 積極、消極の両イージング運動を行うテンションロールを支持する織機のテンションロール支持機構において、織り幅全体に亘って延在しテンションロールを回転可能に支持する複数の第1の受けが固定される第1のシャフトと、織り幅全体に亘って延在し第1のシャフトを回転可能に支持する複数の第2の受けが固定される第2のシャフトとを備え、複数の第1の受けはテンションロールの両端間を支持する第1の中間部受けを含み、複数の第2の受けは第1のシャフトの両端間を支持する第2の中間部受けを含み、第1のシャフトは、一方のイージング運動の運動機構に連結される第1のレバーが固定され、第2のシャフトは、両端がフレームに回転可能に支持され、かつ、他方のイージング運動の運動機構に連結される第2のレバーが固定される。 (もっと読む)


【課題】本願発明は、織成中に地経糸の張力をパイル織り工程用の低い状態とボーダ織り工程用の高い状態に切り替え可能とすることにある。
【解決手段】パイル織り工程でのテンションローラ3の消極イージングは第1のトーションバー45により行う。ボーダ織り工程では、ストッパー65がストップレバー60の当接面64に係合する。地経糸Tの高い張力は第1のトーションバー45及び第2のトーションバー46で受けられ、テンションローラ3はより大きな付勢力で付勢される。経糸開口運動に伴う過剰張力が生じた場合は、テンションパイプ14を介して第2のトーションバー46がストップレバー60を固定した一端側を基点として捻られ、過剰張力を吸収することができる。従って、第1のトーションバー45及び第2のトーションバー46によってボーダ織り時の地経糸Tの高張力状態を維持しながら消極イージングを行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 送り出しビームから引き出される経糸を案内するロールが、一対のレバーに回転可能に支持される織機のロールの支持装置において、ロールを回転不能にした場合に、一対のレバーを支持する軸受け、および軸受けに嵌合されるシャフトが摩耗するのを抑える。
【解決手段】 送り出しビームから引き出される経糸を案内するロールであって、ロールは、ロールの両軸部が軸部に嵌合される第1の軸受けを介して一対のレバーの一端にそれぞれ支持され、一対のレバーは第2の軸受と第2の軸受に嵌合されるシャフトとを介してフレームにそれぞれ支持される織機のロールの支持装置において、ロールの端部と前記レバーとを連結する腕木が、ロールの少なくとも一方の端部に設けられ、ロールが回転不能となる。 (もっと読む)


【課題】 2以上の経糸ビームから送り出される経糸を使用して製織を行う織機において、いずれか1つの経糸ビームが交換された際に行われる織付け作業が、円滑に且つ短時間で行えるようにするための開口装置を提供する。
【解決手段】 上記の織機に用いられる開口装置であって複数枚の綜絖枠の個々の運動を電気的に制御可能な制御手段を含む開口装置において、2以上の経糸ビームのうちの1つの経糸ビームから送り出される経糸に対応する綜絖枠を含む一部の特定の綜絖枠を、設定された期間に亘って待機状態とすべく、前記特定の綜絖枠に関する待機情報が設定される待機枠設定器を備え、該待機枠設定器が前記制御手段に接続されている。 (もっと読む)


【課題】織機糸送り装置の提供。
【解決手段】本発明の主要目的は、編針の端に糸送り片を設置することを利用する方式であり、追加効果を持つ毛糸が反含み状態で地糸が織り成した底布に織り込まれる。主に、毛糸と地糸を掛け合わせる場合に利用され、この糸送り片は地糸を毛糸の下に押さえ込み、2糸線の反含み状態を形成し、この段の毛糸底部が底布にしっかり固定される効果を得る。 (もっと読む)


【課題】 布移動式のパイル織機において、ファーストピックの筬打ち時に織前が受ける筬打ち力が、駆動手段と送出側のテリーモーション部材の支持部材とを連結する駆動伝達機構に対し作用することに伴って発生する問題は未然に防止する。
【解決手段】 布移動式パイル織機において、送出側又は巻取側の一方のテリーモーション部材を支持する支持部材と上記駆動軸とを連結する駆動伝達機構を、位置固定された軸に支持されて回動可能に設けられた第1の連結部材と、該第1の連結部材の前記支持部材側に連結された第2の連結部材とを含む2以上の連結部材で構成されたものとし、ファーストピックの筬打ち時に、第1の連結部材の支持軸と第2の連結部材の上記支持部材側の端部とを結ぶ直線上又はその近傍に第1の連結部材と第2の連結部材との連結部が位置する連結状態となるように前記第1及び第2の連結部材を設ける。 (もっと読む)


【課題】 ウェブの幅方向全体に延びる支持ビームを必要とすることがなく、テンショナー要素のごく微小な前後方向動作を行うべく全く遊びのないトランスミッションの伝達を確実に行う必要のない経糸テンション装置を提供すること。
【解決手段】 本発明の装置はテンショナー要素(3)、少なくとも1つの支持要素及びサーボモーター(2)を有する。サーボモーター(2)のローター(6)は支持要素またはテンショナー要素(3)の一部として構成される。この構成によって低い慣性を有する構造を得ると共に、経糸テンションの実際の値がモーター電流及びテンショナー要素(3)の位置により設定される。 (もっと読む)


【課題】パイル織機において、パイル組織の製織中の停止時のパイル抜けを防ぐと共に、製織性が損なわれるのを極力抑えることである。
【解決手段】筬打ち位置と織前位置との相対位置を変更して、パイルを形成するパイル織機1において、パイル組織の製織中でのパイル織機1の停止に備えてパイル経糸2の緩め量を停台原因別に設定しておき、パイル組織の製織中でのパイル織機1の停止時に、この停止時の停台原因に対応する緩め量に基づいてパイル経糸2を緩めて、パイル経糸張力をパイル組織の製織中よりも低く設定することによって、パイル経糸張力を調整する。 (もっと読む)


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