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国際特許分類[D21F1/08]の内容

国際特許分類[D21F1/08]に分類される特許

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【課題】ヘッドボックスへパルプ懸濁液を移送するポンプが一時的に停止した場合であっても、得られる紙の厚さを運転再開後早急に運転停止前の厚さと同程度とすることができる製紙装置の提供を目的とする。
【解決手段】抄紙装置は、制御部が、ポンプ110によるパルプ懸濁液の移送途中、当該ポンプ110が一時的に停止し、運転を再開する際、パルプ懸濁液のポンプ110による移送方向を逆方向Gとし、貯留部36に貯留するパルプ懸濁液を流入部50から配管93内に逆流させた後、正方向Fへ移送し、配管93内に逆流させたパルプ懸濁液を貯留部36に再度流入させるよう制御するものである。 (もっと読む)


【課題】一度離解処理に用いた水を回収し利用する場合であっても、装置の小型化及びコストダウンが可能な古紙再生処理装置の提供を目的とする。
【解決手段】給水部182は、白水タンク54からの白水を流通させる白水流路24と、上水を供給するための上水供給部に接続された該上水供給部からの上水を流通させる上水流路23とを備え、白水流路24と上水流路23との合流部26を設け、少なくとも合流部26から攪拌槽181まで上水及び/または白水を流通させる離解用流路25、又は合流部から希釈処理部12まで上水及び/または白水を流通させる希釈用流路28のいずれかの流路を備えたものである。 (もっと読む)


【課題】小規模店舗や一般家庭などの室内にも設置可能で什器サイズの古紙再生装置を実現するパルプ濃度調整技術を提供する。
【解決手段】パルプ製造部と抄紙部を備える古紙再生装置において、上記パルプ製造部における古紙パルプの叩解濃度を調整する叩解濃度調整部3Aと、上記抄紙部における古紙パルプの抄紙濃度を調整する抄紙濃度調整部3Bとを備え、叩解濃度調整部3Aにより調整される叩解濃度は、上記パルプ製造部による叩解が可能な高濃度に設定されるとともに、抄紙濃度調整部3Bにより調整される抄紙濃度は、上記抄紙部による抄紙が可能な低濃度に設定される。これにより、2段階での古紙パルプの濃度調整が可能となり、什器サイズの古紙再生装置という小さな作業空間を有効に利用した濃度調整が可能となり、運転効率の良い古紙再生を行うことができる。 (もっと読む)


本発明はナノ構造紙又はボードの製造方法及び新規な紙又はボードに関する。本方法は、ナノセルロース含有材料の液体懸濁液を供給するステップ、前記懸濁液からウェブを形成するステップ、及び紙又はボードを形成するために前記ウェブを乾燥するステップを備える。本発明によれば、前記ウェブが形成される前記懸濁液の水含有量は50液体重量%以下とする。本発明によれば、紙製造のエネルギー消費を著しく低減できる。
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【課題】本発明は、スラリー調整の際の分散媒体への親和性の低い強化繊維にも適用でき、再凝集がなく、樹脂等を配合し成形品とした場合に成形品の力学特性に優れる抄紙基材を短時間で得ることのできる、抄紙基材の製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】分散媒体に強化繊維束を投入する工程(I)、前記強化繊維束を構成する強化繊維が前記分散媒体中に分散したスラリーを調製する工程(II)、前記スラリーを輸送する工程(III)及び前記スラリーより分散媒体を除去して強化繊維を含む抄紙基材を得る工程(IV)を少なくとも有し、前記工程(II)で調製されるスラリー中の強化繊維の質量含有率をC1とし、前記工程(IV)開始時のスラリー中の強化繊維の質量含有率をC2とした場合に、C1/C2が0.8〜1.2の範囲である強化繊維を含む抄紙基材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 製紙原料懸濁液濃度を測定するに際して、2%以上を正確に測定できる濃度計が存せず、手作業で測定を行っているが、この濃度測定の自動化の要望に鑑みて、2%以下の濃度を最も正確に測定できる光学式濃度計を用いて、2%以上の濃度を測定できる製紙原料の試料濃度測定方法及び測定装置を提供する。
【解決手段】 採取口1a〜1fから計量槽3に採取した試料に対して予め求められている希釈倍率となるように希釈槽6で希釈し、希釈された希釈試料を光学式灰分計41と光学式濃度計15に供給し、この希釈試料の希釈濃度データx、wを測定する。希釈試料と採取されることになる試料との関係で予め求められたゲイン値a、pとバイアス値b、qとから、y=ax+b、w=sp+qより、試料の固形成分濃度yと灰分濃度wを求める。 (もっと読む)


本発明は抄紙機内での圧電ノズルシステムの使用に関する。圧電ノズルシステムは、予期に反して、抄紙機内の極端な周囲条件に特別適していると実証された。特に、高い水分にもかかわらず圧電ノズルシステムの利用によって、制御もしくは調節された弁装置を抄紙機内で利用するとき、きわめて高い調節精度および動力学を達成することができる。圧電ノズルシステムを利用することによってさらに、相応する弁装置をきわめて頑丈かつごくコンパクトに設計して高い利用可能性と安定性が保証される。
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【課題】 固形成分が均一に配合された抄造体を好適に製造することができる抄造体の製造方法を提供すること。
【解決手段】 固形成分を含む原料スラリー状を移送手段で抄造工程に供給し、前記抄造工程で抄造体を製造する方法である。前記原料スラリーは、前記固形成分中に繊維状物質及び比重が1.5〜9.0g/cm3の粉粒体を質量比率で該繊維状物質/該粉粒体=50/50〜8/92含んでいる。前記移送手段で移送された前記原料スラリーの質量流量及び密度変化をコリオリ式質量流量計で逐次計測し、計測した前記質量流量及び前記密度変化に基づいて、前記移送手段による前記原料組成物の移送量を逐次制御し、前記抄造工程に供給する前記原料組成物中の前記固形成分の濃度を略一定に調整する。 (もっと読む)


【課題】 嵩高処理パルプを含むパルプスラリーから、肉厚や重量等のばらつきの小さい繊維積層体を複数個同時に抄造することができるパルプスラリーの分配供給方法を提供すること。
【解決手段】 本発明のパルプスラリーの分配供給方法は、嵩高処理パルプを含むパルプスラリーを、幹流路から分岐流路に到るまでの長さが異なる複数の分岐流路に分岐させて供給する。前記幹流路の管内径D1と前記分岐流路の管内径D2との比(D1/D2)が1.5以上であり且つ前記幹流路から前記分岐流路への分岐部分におけるレイノルズ数Reが20000以上である。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、紙の繊維配向性の修正をスライス幅に拘らずC/D方向の全幅に亘り可能であり、しかも、紙厚方向の繊維配向性を紙厚に亘って修正できる抄紙機用ヘッドボックスを提供することにある。
【解決手段】 本発明の請求項1に関わる抄紙機用ヘッドボックスは、紙の原料が供給されるスライス5からワイヤ上に紙の原料を原料ジェットgjとして噴出する抄紙機用ヘッドボックス1であって、主たる流れ用の紙の原料が貯留されるテーパヘッダ2またはパルプ繊維配向性の修正用の紙の原料が貯留される修正専用テーパヘッダ2sから取出した紙の原料を、流量調節弁b3を介してスライス5の中央部の1箇所または両端部以外の複数箇所に修正流れとして供給し、パルプ繊維配向性を修正する配向性修正手段h3を備えることを特徴としている。
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