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国際特許分類[E02B7/44]の内容

国際特許分類[E02B7/44]に分類される特許

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【課題】流入初期に越流せず、水位低下時にも倒伏がし難くならず、かつ急激に倒伏しないようにする。
【解決手段】浮体式フラップゲート11である。ワイヤロープ14の一端を扉体12の先端部に、他端は固定及び移動兼用滑車15、固定滑車16、吊り下げ滑車18を介してドラム19に取り付ける。常時は、扉体12の傾斜角が例えば45度の時にカウンタウエイト17が最下点となる位置に固定及び移動兼用滑車15が位置し、カウンタウエイト17の昇降で扉体12の起立補助、起立完了時の衝撃吸収、倒伏時の水位追従を行う。人為的な起伏操作時は、カウンタウエイト17の降下を阻止して回転機構21でドラム19を正逆回転し、固定及び移動兼用滑車15を固定滑車16に対して接離移動させて扉体12を起伏する。
【効果】流入初期には越流を、倒伏完了前には急激な倒伏を防止できる。また、起立完了時の衝撃を緩和でき、倒伏初期の水位ヘの追従性が良くなる。 (もっと読む)


【課題】上流側低水位あるいは大容量の排水時において円滑な排水を行いまた、河川側水位と樋管側水位が同程度となった状態では逆流の発生を防止するフラップゲートの提供。
【解決手段】河川堤防等に設けられる樋管の河川側出口に、開閉自在の扉体1が河川側からの流水に対し止水可能に上部ヒンジ機構により懸垂状態で設置され、樋管側からの流水に対して扉体1が河川方向に回転作動して樋管を開放するフラップゲートにおいて、扉体1の下部には浮力を発生させる浮体構造部1eが形成され、扉体1の上部には扉体の重心位置Wをフラップゲートの下流方向に移動させるバランスウェイトが設置され、扉体1の重心位置Wと扉体1を懸垂状態に吊す吊芯位置が浮体構造部の浮力中心を通る鉛直線V2より下流側に配置されているフラップゲート。 (もっと読む)


【課題】異物が混入した場合や排水の少ない場合であっても扉体が開き易く、河川の水位が滞留していたり、水位上昇が緩やかな場合であっても扉体が閉塞することを可能とする。
【解決手段】
フラップゲート1は、扉体2における排水孔21と反対側の外面に、吊り下げ部材7が連結されるバランス部材3を一体に固着すると共に、扉体2とバランス部材3との比重を互いに異ならせて、バランス部材3の比重をa、体積をc、扉体2の比重をb、体積をdとした場合に、所定の関係が成り立つようにそれぞれの比重及び体積を決定する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、動力を必要とすることなく、水路を流れる水の量が少ない場合であっても確実に排水することができ、且つ、下流側の水位が上流側の水位よりも高い場合に確実に排水口を閉塞して逆流を防止することができる水門を提供する。
【解決手段】水門1は、水路2に扉体3が揺動可能に設けられており、この扉体3が揺動することにより2水路の排水口2aを開閉するものであって、扉体3を揺動可能に支持する軸4がこの扉体3の一側部30に配置されており、この軸4による扉体3の揺動軸線Cは、排水口2aを閉塞した状態における扉体3の重心Wg2の位置よりも下流側の位置に所定長さδでオフセットされており、且つ、揺動軸線Cの上端が下端よりも水路2側に位置するように鉛直Vに対して角度θで傾斜している。 (もっと読む)


【課題】扉体の軸支部分を覆う下部密閉部材と流路の内側面との間の漏液防止機能に優れた逆流防止ゲートを提供する。
【解決手段】逆流防止ゲート10は、流路11の底面12に支承部材13を介して起伏自在に軸支され流路11の下流側の水量が増加すると浮力で起立して流路11を閉止する扉体14と、流路11の内側面15に貼着された戸当たり部材16と扉体14の側縁部14aとの間の漏水を防ぐため扉体14の両側縁部14aに付設された側部密閉部材17と、流路11の底面12と扉体14の下縁部14bとの間の漏水を防ぐため扉体14の軸支部分18を流路11の上流側から覆った状態で流路11を横断する方向に配置された可撓性の下部密閉部材19と、を備え、戸当たり部材16に当接した状態で摺動可能な突縁部21が、下部密閉部材19の側縁部20に設けられている。 (もっと読む)


【課題】扉体の起立状態を維持する機能を備え、望ましくは扉体の開閉機能をも備えること。
【解決手段】開口部に設置され、水が流入する際、開口部を遮断すべく、流入する水の方向に高さ方向の平面内で、基端側を支点として先端側が起立揺動する扉体2の先端側に一端を繋いだワイヤロープ4aの他端に取付けたカウンタウエイト4fの重量で流入初期の扉体2の浮上動作を補助する浮体式フラップゲート1である。ワイヤロープ4aを巻き取るワイヤドラム4bの回転軸4dに、扉体2起立させる方向にのみ回転が可能な一方向クラッチ9を設置する。一方向クラッチ9を正逆回転させるウオームギヤ減速装置8bをさらに備える。
【効果】扉体は、起立時に不要な揺り戻し動作をせず、起立完了時に作用波力が変動しても動揺しないので、扉体に衝撃的な荷重が作用しない。また、水位が低下した際も起立状態を維持するので、ピット内に流れ込んだ漂流物の清掃作業を行える。 (もっと読む)


【課題】流入初期に生活空間や地下空間へ越流せず、水位低下時にも倒伏がし難くなることがなく、かつ急激に倒伏しないようにする。
【解決手段】開口部或いは出入口に設置され、水が流入する際、開口部或いは出入口を遮断すべく、流入する水wの方向に高さ方向の平面内で扉体12の先端が基端を支点とする起立揺動可能に構成した浮体式フラップゲート11である。扉体12の先端部にロッド13を取付ける。ワイヤロープ14の一端をロッド13に、他端は定滑車16,17を介してカウンタウエイト20に取付ける。起立又は倒伏途中における扉体12の水平面に対する傾斜角θが10度〜80度になった時にカウンタウエイト20が最下点となるように定滑車16を設置する。
【効果】流入初期には越流を防止できる、倒伏完了前には急激な倒伏を防止できる。また、起立完了時の衝撃を緩和でき、倒伏初期には水位ヘの追従性が良くなる。 (もっと読む)


【課題】潮汐の干満の潮位差を利用することにより河川、運河など汚泥を除去し水質浄化をはかること。
【解決手段】上側ゲート1と下側ゲート3から構成される蝶番式ゲート水門において、上げ潮時に下側ゲート3を閉止した状態で、上側ゲートの上端を海側水位の上昇に追随して上昇させて、海側表層水を河川側へ越流させる間に上側ゲート上に沈積し、上側ゲートが垂直に近づくにつれ下方の溝15に滑り落ちた汚泥を溝から汚泥処理設備20へ送り処理し、引き潮時に上側ゲート上端を上げた状態で保ち海側水位が低下し河川側水位との差が所定値に達した時点で下側ゲートの下端を海側へ上げて河川側の水を海側へ流出させることにより水質浄化をはかる。 (もっと読む)


【課題】浸水初期における扉体の起立動作速度を向上させ、公共空間側に水が越流しないようにする。
【解決手段】水が流入する開口部或いは前記出入口を遮断すべく、高さ方向に分割した複数の扉体ブロックを、前記流入する水の方向に高さ方向の平面内で回転可能に連結して扉体を構成した浮体連結式フラップゲート11である。高さ方向の先端側の扉体ブロック12aが倒伏状態にある場合の扉体先端面12aaと対向する位置に、水の流入方向に導水管14を設ける。導水管14は、流入する水を取り込み可能な開口を形成した取水部14aと、この取水部14aで取り込んだ水を前記扉体先端面12aaの高さ方向上側の部分に向けて噴出可能なノズル部14dとを備えている。
【効果】起立動作の遅れによる越流を防止でき、防災設備としての信頼性が向上する。 (もっと読む)


【課題】波浪によって生じる水圧の影響を受け難く、海岸、港湾等の臨海地への設置に適したフラップゲートを提供する。
【解決手段】管渠2の出水口に連通するスリーブ9を有する戸当り5を擁壁の壁面にアンカー部材10によって取付ける。扉体7をヒンジ6により戸当り5に取付け、スリーブ9の先端部に当接させて出水口を開閉する。スリーブ9の先端部を鉛直面に対して上方に傾斜させ、扉体7をその自重によりスリーブ9の先端部に押付ける。扉体7は、内側からの水流により押し開かれ、外側の水位が高くなると、水圧によりスリーブ9の先端部に押付けられて出水口を閉じて水流の逆流を防止する。扉体7の外側表面を平坦にし、その外形をスリーブ9の外径と略同じ大きさとする。これにより、扉体7が波浪の水圧による影響を受け難くなり、フラップゲート1を臨海地への設置に適したものとすることができる。 (もっと読む)


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