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国際特許分類[F01C20/26]の内容

国際特許分類[F01C20/26]に分類される特許

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【課題】副吸入通路の切換機構を簡素化し、部品点数の低減を図ると共に、省スペース化を図る。
【解決手段】膨張機(40)は、膨張室(52)の主吸入通路(46)と、主吸入通路(46)の膨張室(52)の開口位置よりピストン(51)の回転方向に進んだ位置に開口する膨張室(52)の副吸入通路(70)と備えている。副吸入通路(70)には、副吸入通路(70)に連通する1次側室(87)の1次側圧力と冷媒回路(11)の所定圧の冷媒が導入される2次側室(88)の2次側圧力との差圧に基づいて副吸入通路(70)を開閉し、膨張室(52)への高圧冷媒の供給および遮断を行う切換弁(80)が設けられている。さらに、副吸入通路(70)には、切換弁(80)より上流側に位置し、切換弁(80)が副吸入通路(70)の開閉動作を行うように副吸入通路(70)を開閉する制御弁(75)が設けられている。 (もっと読む)


【課題】内部膨張比と運転膨張比との不一致により生じる損失を低減し得るスクリュ膨張機を提供する。
【解決手段】スクリュ膨張機1に、排気流路9に連通する直前における膨張空間の圧力Pfを検出する内部排気圧力検出器20と、排気流路9の圧力Pdを検出する運転排気圧力検出器21と、給気流路8および排気流路9から隔離され得る位置における膨張空間と給気流路8とを連通させるバイパス流路13と、バイパス流路13を遮断し得るバルブ機構10と、内部排気圧力検出手段20の検出値Pfが運転排気圧力検出手段21の検出値Pd以上であるときは、バルブ機構10を閉鎖し、内部排気圧力検出手段20の検出値Pfが運転排気圧力検出手段21の検出値Pdよりも小さいときは、バルブ機構10を開放する制御装置22とを設ける。 (もっと読む)


【課題】膨張機構で高圧冷媒のエネルギーを動力として最大限、回収しつつ、該膨張機構の冷媒の吸入量を可変とする構成の冷凍装置を得る。
【解決手段】膨張機構(50)は、押しのけ容積が互いに相違する2つのロータリ機構部(70,80)を備える。これらのロータリ機構部は直列に接続されていて、押しのけ容積の小さいロータリ機構部のシリンダ(71)には、2つの吸入ポート(55,56)が形成されている。該吸入ポート(55,56)に接続される導入管(24,27)には、前絞り弁(60)及び開閉弁(61)が設けられている。上記膨張機構(50)をバイパスするバイパス管(65)にはバイパス弁(66)が設けられている。これらの弁(60,61,66)を制御することで、上記膨張機構(50)の冷媒循環量と圧縮機構(40)の冷媒循環量とのバランスをとる。 (もっと読む)


【課題】安価且つ小型でありながら効率の高いスクリュ膨張機を提供する。
【解決手段】ケーシング11内に形成したロータ室12に互いに咬合する雌雄一対のスクリュロータ13,14を収容し、給気流路15からロータ室12に供給される高圧の気体の膨張力をスクリュロータ13,14によって回転力に変換し、排気流路16に膨張した低圧の気体を排気するスクリュ膨張機1に、ロータ室内12の空間であって、給気流路15および排気流路16からスクリュロータ13,14によって隔離され得る中間圧力部と、高圧の気体が供給されるバイパス流路19とを連通させられるバルブ機構6と、給気流路15の圧力の排気流路16の圧力に対する比である運転膨張比に応じて、バルブ機構6を制御する制御手段とを設ける。 (もっと読む)


【課題】 蒸気エンジンを用いて空気圧縮機を駆動するに際し、圧縮空気の使用負荷だけでなく、蒸気の使用負荷をも考慮して制御する。
【解決手段】 蒸気を用いて動力を起こす蒸気エンジン2により、空気圧縮機3が駆動される。蒸気エンジン2に対しては、給蒸路8を介して蒸気が供給され、排蒸路11を介して蒸気が排出される。蒸気エンジン2からの蒸気は、蒸気ヘッダ12を介して、蒸気使用装置に供給される。蒸気ヘッダ12に設けた圧力センサ16により、蒸気の使用負荷が監視される。空気圧縮機3からの圧縮空気は、圧縮空気路17を介して、圧縮空気使用装置に供給される。圧縮空気路17に設けた圧力センサ18により、圧縮空気の使用負荷が監視される。蒸気の使用負荷と、圧縮空気の使用負荷とに基づき、蒸気エンジン2への給蒸を制御する。 (もっと読む)


【課題】容積型膨張機(60)を蒸気圧縮式冷凍サイクル等に用いる場合に、実際の膨張比が設計膨張比よりも小さくなる条件での動力回収の効率低下を抑える。
【解決手段】膨張室(62)への流入ポート(37)から分岐して膨張室(62)の吸入/膨張過程位置に連通する連絡通路(72)を設け、膨張室(62)への流入側の高圧流体の一部を該膨張室(62)へ導入できるようにする。 (もっと読む)


【課題】膨張機一体型圧縮機を備えた冷凍サイクル装置等において、密度比一定の制約を回避するとともに、冷媒の膨張エネルギーの回収効率を広い運転範囲にわたって高く維持する。
【解決手段】冷凍サイクル装置9は、圧縮機構1および膨張機構3を有する膨張機一体型圧縮機10を備えている。圧縮機構1と放熱器2と膨張機構3と蒸発器4とは、主冷媒回路80を形成している。膨張機構3には、第1インジェクションポート72と、第2インジェクションポート76とが形成されている。第2インジェクションポート76は、第1インジェクションポート72と異なるタイミングで冷媒をインジェクションさせる。第1インジェクション通路81は第1インジェクションポート72に接続され、第2インジェクション通路82は第2インジェクションポート76に接続されている。 (もっと読む)


【課題】膨張機構で高圧冷媒のエネルギーを動力として最大限、回収しつつ、該膨張機構の冷媒の吸入量を可変とする構成の冷凍装置を得る。
【解決手段】膨張機構(50)は、押しのけ容積が互いに相違する2つのロータリ機構部(70,80)を備える。これらのロータリ機構部は直列に接続されていて、押しのけ容積の小さいロータリ機構部のシリンダ(71)には、2つの吸入ポート(55,56)が形成されている。該吸入ポート(55,56)に接続される導入管(24,27)には、前絞り弁(60)及び開閉弁(61)が設けられている。上記膨張機構(50)をバイパスするバイパス管(65)にはバイパス弁(66)が設けられている。これらの弁(60,61,66)を制御することで、上記膨張機構(50)の冷媒循環量と圧縮機構(40)の冷媒循環量とのバランスをとる。 (もっと読む)


【課題】膨張機にポンプが接続されるものにおいて、回転数の変動があっても潤滑油の粘度低下を防止して、信頼性を向上できるランキンサイクルを提供する。
【解決手段】サイクル内の作動流体を循環させるポンプ130と、発熱機器10の廃熱により加熱された作動流体の膨張によって駆動力を発生する膨張機110とを備え、膨張機110の膨張機駆動軸118に、ポンプ130のポンプ駆動軸132が接続されたランキンサイクルにおいて、ポンプ130あるいは膨張機110の少なくとも一方に、サイクルの高圧側圧力を所定圧力以下とするように、ポンプ130あるいは膨張機110の実質吐出量を調整する調整手段138、139を設ける。 (もっと読む)


【課題】膨張機構が圧縮機構に対して負荷となることがなく、運転効率の高い膨張機一体型圧縮機およびそれを用いた冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
【解決手段】膨張機構4には、膨張機構4の吸入配管42から冷媒が吸入される吸入部、冷媒を膨張させる第1膨張室43と第2膨張室44、膨張機構4の吐出配管45から膨張した冷媒を吐出させる吐出部を備えている。そして、吸入部と吐出部とを連通する第1連通路52、第2膨張室44と吐出部とを連通する第2連通路54が設けられている。第1連通路52には、吐出部から吸入部への方向のみ冷媒を通す第1逆止弁51が、第2連通路54には、吐出部から第2膨張室44への方向のみ冷媒を通す第2逆止弁53が設けられている。 (もっと読む)


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