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国際特許分類[F01D11/10]の内容

国際特許分類[F01D11/10]に分類される特許

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【課題】蒸気漏洩をより効率よく低減し、高性能なタービンを提供する。
【解決手段】チップシュラウド51には、上流側に面する少なくとも1つの段差面53を有して仕切板外輪11側に突出するステップ部52が設けられ、仕切板外輪11には、ステップ部52に向かって延出し、このステップ部52との間に微小隙間Hを形成するシールフィン12が設けられ、段差面53Aの端縁部とシールフィン12との距離Lは、微小隙間H1との間で、L/H1≒2を満たすように設定されている。 (もっと読む)


【課題】漏洩流量をより低減化した高性能なタービンを提供する。
【解決手段】ブレード50と、ブレード50の先端側に隙間を介してブレード50に対して相対回転する構造体11とを備えたタービン1であって、ブレード50の先端部51と、構造体11の先端部51に対応する部位とのうちの一方には、段差面53を有して他方側に突出するステップ部52が設けられ、前記他方には、ステップ部52に対して延出するシールフィン15が設けられ、ブレード50の先端部51と構造体11の前記部位との間には、シールフィン15と該シールフィン15に対して構造体11の回転軸方向上流側で対向する隔壁との間にキャビティCが形成され、シールフィン15は、ステップ部52との間に微小隙間Hを形成するフィン本体部16を具備し、微小隙間をHとし、フィン本体部と、ステップ部の回転軸方向上流側における端縁部との間の距離をLとすると、0.7H≦Lを満足する。 (もっと読む)


【課題】大型の蒸気タービンの要求の厳しい環境に対応するために公知のフィルムライディングシールを改良する。
【解決手段】タービンの固定部分に取り付けられた第1のシール面と、タービンの回転部分に取り付けられた第2のシール面とを有し、これらのシール面が、運転中に、2つのシール面の間に流体媒体の薄いフィルムが形成されることにより接触及び/又は漏れを減じるように構造化されており、第1又は第2のシール面のうちの少なくとも一方が、タービンタービンが停止している間又は低速で回転している間、シールを開放させる引込め力を受け、タービンの運転回転速度において、前記引込め力に反作用する力を受けるように、第1又は第2のシール面のうちの少なくとも一方が取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】シュラウドセグメントを冷却すると共に作動気体の漏洩流の量を減らすガスタービンエンジンのタービン部用のシュラウドセグメントを提供する。
【解決手段】シュラウドセグメントが、前記タービン部の作動気体環状部に対して端壁を形成している。更に、前記セグメントは、当該セグメントを吹通るように、タービンブレードの列の先端に対して近接した隙間を提供している。使用中に、作動気体の漏洩流が、ブレード先端と当該セグメントとの間の前記隙間を通過する。前記セグメントは、複数の冷却孔と、当該冷却孔に対する各々の空気供給路と、を有している。前記冷却孔は、前記ブレード先端にスイープされるように、前記セグメントの気体打寄面の部分に渡って分配されている。前記冷却孔は、使用中に、気体打寄面に広がる冷却空気を伝送する。前記供給路は、前記伝送空気が前記作動気体の漏洩流に逆らうように構成されている。 (もっと読む)


【課題】漏洩流量をより低減化した高性能なタービンを提供する。
【解決手段】ブレード50と、これに対して相対回転する構造体11とを備えたタービンである。ブレード50の先端部と、この先端部に対応する構造体11との一方に、段差面53Aを有したステップ部52Aが設けられ、他方に、ステップ部52Aに対して延出して微小隙間Hを形成するシールフィン15Aが設けられている。ブレード50と構造体11との間には、シールフィン15Aとこれに対して構造体11の回転軸方向上流側で対向する隔壁との間にキャビティC1が形成されている。キャビティC1の、隔壁とシールフィン15Aとの間の距離をキャビティ幅Wとし、シールフィン15Aと、ステップ部52Aの回転軸方向上流側における端縁部55との間の距離をLとすると、この距離Lのうち少なくとも1つは、次の式(1)を満足する。0.7H≦L≦0.3W ……(1) (もっと読む)


【課題】動翼下流への漏洩流体量が少なく、高性能なタービンを提供する。
【解決手段】静止環状体11と、静止環状体11の内方において回転自在に設けられた軸体と、該軸体に放射状に複数設けられていると共に、それぞれの先端部51が静止環状体11の内周部11bに径方向隙間Gdを介して対向する動翼と、静止環状体11の内周部11bから径方向内方側に向かって延出して、動翼の先端部51と微小隙間mを形成するシールフィン17とを備えたタービン1であって、径方向隙間Gdの上流側には、下流側がシールフィン17に区画された渦流形成室Rが設けられ、渦流形成室Rは、主流側の流体Sが径方向外方側に向けて流入する流入口Oを有し、下流側に到達した流体Sがシールフィン17に沿って径方向内方側に向かうように渦流を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】流路の端壁を構成する隣り合う端壁部材同士の間の隙間への燃焼ガスの流入を抑えることが可能な端壁部材、及び、ガスタービンを提供する。
【解決手段】端壁部材22は、流路Fに沿って、隣り合う部材と隙間23を有して配設され、流路Fと外部とを隔て、流路Fに面する端壁面26と、流路F上流側に隣り合う部材と向き合う上流側端面27と、上流側端面27と端壁面26とを接続する接続面28とを備え、接続面28には、接続面28に沿って上流側端面27に向かって流れる流体を剥離させる剥離部30が設けられている。 (もっと読む)


【課題】1つ又はそれ以上の流体熱切替装置(18)によって熱応答速度整合が行なわれるようになったタービン発電システム及び高温再始動時における再始動ピンチを軽減する方法を提供する。
【解決手段】本タービン発電システムは、ステータと該ステータのケーシング(12)内に配置されたロータ(10)とを含む。運転停止時に、再始動ピンチを生じるステータケーシングの部分に局部加熱を行うように構成された1つ又はそれ以上の流体熱切替装置(18)を介して、熱源からステータケーシングに補助熱を供給する。流体熱切替装置(18)は、断熱容器(24)内で空間的に分離された流体接触要素(26、28)を有する2つの個体熱導体(20、22)を含む。局部加熱が必要な時には、高伝導性かつ高容量性流体が、断熱容器(24)に提供される。 (もっと読む)


【課題】可動シールリングの動作を能動的に制御でき、シール性能を向上させるとともに信頼性を向上させ得るシール構造を提供する。
【解決手段】高圧部と低圧部を仕切るシール構造41であって、その高圧側にはスプリングバックシールリング51を有し、その低圧側にはACCシールリング49と、フィン71とを有し、ACCシールリング49の一部は略半径方向に移動可能な可動シールリング73であり、フィン71および周面83によって高圧側蒸気室43と中圧側蒸気室45との間を仕切る調整可能な可動シールリング73を有し、該調整可能な可動シールリング73の低圧側には高圧出口部25に接続させる均圧配管47を有し、ACCシールリング49の高圧側蒸気室43側の位置で、高圧ダミー39を中圧側蒸気室45と同じ高圧出口部25に接続させる調整配管55と、調整配管55に設けられた開閉弁57と、が備えられている。 (もっと読む)


【課題】開示するのは、ターボ機械用のシール(10)である。
【解決手段】本シール(10)は、第1のターボ機械部品(12)と第2のターボ機械部品(18)の間に設置可能なシール面(20)を含む。1以上の流体チャネル(26)が、シールを貫通して延びる。1以上の流体チャネル(26)は、シール面(20)において第1のターボ機械部品(12)と第2のターボ機械部品(18)の間に流体流(16)を噴射して第1のターボ機械部品(12)と第2のターボ機械部品(18)の間の漏洩流を妨害することができる。さらに開示するのは、本シール(10)を使用したターボ機械(14)である。 (もっと読む)


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