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国際特許分類[F01D25/32]の内容

国際特許分類[F01D25/32]に分類される特許

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【課題】グランド部でのドレンの発生を抑制するとともに、グランド部で発生したドレンを外部に排出しやすい構造とすることでグランド部での腐食による減肉を抑制することができるようにしたグランド部にグランドシール用蒸気を供給してシールする地熱タービンを供給する。
【解決手段】複数のタービン翼が取り付けられたタービンロータと、複数のタービン翼全体を覆うタービンケーシングと、タービンロータがタービンケーシングを貫通する部分でラビリンスシールが設けられたグランド部とを有し、グランド部にグランドシール用蒸気を供給して地熱蒸気の漏出を抑制する地熱タービンにおいて、グランド部に供給されたグランドシール用蒸気の排出口を前記グランド部の最下部に備え、排出口と連通された箱体を前記排出口の下方に設け、グランド部に供給されたグランドシール用蒸気とグランド部で生成したドレンとを箱体を介して外部に排出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】湿り蒸気条件下で作動している蒸気タービンにおける湿分損失を計算する方法を提供すること。
【解決手段】本方法は、1)平衡膨張を仮定して流れ場初期化を計算し、蒸気タービンの複数のブレード列の各々の入口及び出口における初期圧力値、初期膨張率、初期速度値、及び蒸気タービンの複数のブレード列の各々を通る初期エンタルピー値を決定するステップと、2)初期圧力値、初期速度値、及び初期エンタルピー値を用いて、蒸気タービンの複数のブレード列の各々を通る初期蒸気過冷却度ΔT値を計算するステップと、3)初期圧力値及び初期膨張率に基づいて自然核生成が起こるのに必要とされる、蒸気タービンの複数のブレード列の各々を通るウィルソン点臨界過冷却度ΔT値を計算するステップと、4)初期蒸気過冷却度ΔT値をウィルソン点臨界過冷却度ΔT値と比較して、蒸気タービンの複数のブレード列の各々を通って自然核生成がどこで起こったかを判定するステップと、を含むことができる。 (もっと読む)


【課題】蒸気タービンノズル表面に付着した水滴を効果的に除去できる構造とする。
【解決手段】蒸気タービンは、タービンロータ4の周りに配置されたダイヤフラム内輪1およびダイヤフラム外輪2と、ダイヤフラム内輪1とダイヤフラム外輪2との間で半径方向に延びて複数が周方向に互いに間隔をあけて配列されたタービンノズル3と、タービンロータ4に植設されて半径外側に向かって延びて複数が周方向に互いに間隔をあけて配列された羽根と、を有する。タービンノズル3の少なくとも一つの圧力面に段差31が形成され、段差31が形成されたタービンノズル3の下流側に隣接する羽根の前縁近傍に翼長方向に延びる湿分捕獲溝15が形成され、湿分捕獲溝15で捕獲された湿分を受けるドレンポケット16がダイヤフラム外輪2の内周部に配置されている。 (もっと読む)


【課題】ロストワックス精密鋳造により、セラミック中子を必要とせずに、安くて性能の良いドレン穴及び導入溝を備えるノズル翼の製造方法を提供する。
【解決手段】ノズル翼1に吹き付けられる蒸気中の水滴分離除去用のドレン穴3と、このドレン穴3に対しノズル翼1表面の開口から斜めに連続して水滴を導入する導入溝4とを、ノズル翼1の長手方向に沿って有するノズル翼の製造方法である。まず、ワックス模型8の導入溝4のノズル翼本体表面側を外側に曲げて開き、ノズル翼本体表面に対する突出部14を形成する。そして、ワックス模型8を消失させて、ドレン穴形成部と、前記導入溝4を開いた形状でノズル翼1本体表面に対する突出部14を有する拡開溝形成部とを設けた鋳型(7)内に金属溶湯を充填して、ドレン穴3及び拡開溝を長手方向に沿って有するノズル翼1本体を得る。その後、ノズル翼1本体表面に対する突出部14を導入溝4の開口位置に曲げ戻す。 (もっと読む)


【目的】柔軟性の壁面を持つ水蒸気通流用の筒状接続体と、筒状接続体に発生する差圧力の相殺用の補償力発生体とを一体的に構成できる蒸気タービン装置の提供。
【構成】蒸気タービン装置1の筒状接続体2はベローズ製の柔軟性筒状部81,上流側筒状部82,下流側筒状部83でなる柔軟性筒状接続部8Aと、下流側筒状部83の外周部に固着した補償力用支持体34,この支持体34の排気99の通流に関する下流側面に一方を固着した大径と小径のベローズを用いた筒状体32・33でなる補償力用筒状体31,この筒状体31の他方を塞ぎ密閉空間39を形成する端板35,上流側筒状部82の外周部に固着した連結体用支持体36,端板35と連結体用支持体36とを連結する所要の強度と剛性を持つ複数の連結体37,排気99の通流路と密閉空間39の内部空間を連通する1個の連通管38を有する補償力発生部3を備える。 (もっと読む)


【課題】本明細書において開示されているのは、動力プラント(6、8)のCO排出を減少させるためのシステム及び方法である。
【解決手段】一実施形態では、燃焼流中の排出物を減少させるための方法は、ガス流を燃焼させて、二酸化炭素を含む排気流を生成する段階と、COをメンブランに通過させることによってCOを排気流から分離して、CO生成流及びCO希薄な排気流を生成する段階とを含む。 (もっと読む)


【課題】蒸気の損失によるタービン性能の低下を防止できると共に、タービンノズル表面の湿分の捕集効率を向上できること。
【解決手段】両端がダイヤフラム外輪2とダイヤフラム内輪1とによって支持された蒸気タービンのタービンノズル30において、ノズル正圧面18側からノズル前縁端11を通ってノズル負圧面19側に回り込んでタービンノズルの表面に形成され、且つノズル前縁端11において鉛直方向の高さが低くなるように設けられた誘導溝14と、この誘導溝におけるノズル前縁端11位置に連通し、且つノズル内部空間16に連通する湿分回収孔15とを備えた湿分分離構造を有するものである。 (もっと読む)


【課題】タービン動翼の背面側の前縁領域を通過して背面に衝突することによって生成され、背面に沿って流下する水滴や、翼根元部側に向かうにつれて増えるタービン動翼の表面に付着した水滴を、タービン動翼外方に確実に排出することができるタービン動翼を提供することができる。
【解決手段】本発明のタービン動翼1は、背面31、翼根元部37および翼先端部36を有し、回転軸(図示せず)を中心として回転する。背面31側であって、回転軸に向かって延びるタービン動翼1の軸方向中心線11とタービン動翼1の前縁8との間の中心線10より下流側には、一部または全部が延在し、表面に付着した水滴7を外方へと導く分離溝2が設けられている。 (もっと読む)


【課題】炭素含有燃料に依拠する発電システムから排出されるCOの経済的な回収を可能とする。
【解決手段】発電システム10は第1のタービンシステム11、2以上の段を有する第1の圧縮機セクション12を備える。2つの段は、第1の高圧圧縮機14と流体連通した第1の低圧圧縮機16を備えており、圧縮酸化剤の第1の部分及び圧縮酸化剤の第2の部分を供給するように構成される。第1の燃焼室22が、圧縮酸化剤の第1の部分と炭素系燃料とを含む第1の燃料流を燃焼させて第1の高温煙道ガスを発生するように構成される。さらに、第1の高温煙道ガスの受入口を有していてCOリッチな第1の膨張排ガスを発生する第1のエキスパンダーセクション18を備え、第1の排気及び電気エネルギーを発生するように構成された第1の低圧エキスパンダー20と流体連通している。 (もっと読む)


【課題】 蒸気タービン(10)を提供する
【解決手段】 蒸気タービン(10)は、回転翼及び複数のバケット段(46)を含む。各バケットは根元部分及び先端部分(72)を含む。蒸気タービン(10)は、回転翼及びバケット段を取り囲むダイアフラム組立体(50)と、回転翼及びダイアフラム組立体の周囲に配置された外側ケーシング(22)とを更に含む。ダイアフラム組立体は、バケット段の間に配置されたノズル段(44)と周方向に延出し1つのバケット段の上流側でそのバケット段と隣接するノズル段との間の位置に配置された溝(54)とを含む。ダイアフラム組立体は、周方向に延びる抽気チャンバ(56)と、溝から抽気チャンバまで延びて流体連通させる第1の孔(58)とを含む。ダイアフラム組立体は、抽気チャンバからダイアフラム組立体の外面(62)を貫通して抽気チャンバと流体連通させる少なくとも1つの第2の孔(60)を更に含む。 (もっと読む)


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