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国際特許分類[F01D5/10]の内容

国際特許分類[F01D5/10]に分類される特許

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【課題】蒸気タービンにおいて、ノズルシール部本来の目的である流体のシール効果を損なうことなく、ノズルシール部に起因する自励振動を抑制する。
【解決手段】実施形態によれば、蒸気タービン10において、蒸気の流れ方向にダイアフラム内輪22と交互に配置されたロータディスク12に、当該ロータディスク12の上流側の面に形成された入口部17から当該ロータディスク12の下流側の面に形成された出口部18まで貫通するバランスホール16が形成されている。バランスホール16の出口部18は、そのタービンロータ11の軸からの半径方向の距離が、バランスホール16の入口部17のタービンロータ11の軸からの半径方向の距離よりも小さい箇所に位置している。 (もっと読む)


【課題】応力逃がし溝による翼ネック部に生じる応力を抑制しつつ、フレッティング損傷の回避を図る動翼を提供する。
【解決手段】ロータ外周に取付けられる動翼において、前記動翼を前記ロータに保持するダブテール部3と、該ダブテール部と翼部1とを接続するプラットフォーム部2と、前記プラットフォーム部の側面10と前記ダブテール部の翼荷重受け面4とを接続する応力逃がし溝9とを備え、前記プラットフォーム部の側面と前記応力逃がし溝との接続点から、前記ダブテール部と前記応力逃がし溝との接続点までの範囲における前記ダブテール部の幅が、根元側に向かうに従い増加するように形成した。 (もっと読む)


【課題】翼に生じる振動を、摩擦を利用して減衰可能な軸流式空気機械用のブリスクを提供する。
【解決手段】ブリスク10は、軸流式空気機械のロータを構成するものであり、翼20とロータディスク30が一体に成形されたものである。ブリスク10は、ロータ回転軸の周方向に延びており、ロータ回転軸の径方向内側からロータディスク30のプラットホーム部33に接して、当該ロータディスク30との間に摩擦を発生可能な摩擦リング60を有する。ロータが回転したときに、摩擦リング60にはロータ回転軸の径方向外側に向かう遠心力が作用して、ロータディスク30のプラットホーム部33に押し付けられる。翼20が振動しブリスク10が変形して、ロータディスク30と摩擦リング60との間に相対的な変位が生じても、ロータディスク30と摩擦リング60との間には、当該変位を抑制する方向に摩擦力が生じる。 (もっと読む)


【課題】タービンブレード組立体を提供する。
【解決手段】タービンは、ロータの周りに配置されたブレード組立体10を有する。ブレード組立体10の各々は、翼形部14とバケット12とを有する。ポケット22が、バケット12の後側面及び前側面に成され、その端部にダンパピンスロット96を有する。後側面におけるダンパピンスロットは、ダンパピンを完全に受けるのに十分な深さを有する。第1の隣接するブレード組立体10の後側面におけるダンパピンスロットは、第2の隣接するブレード組立体10の前側面におけるダンパピンスロット96に対して、ダンパピンが移動するのを可能にするように配置される。後側面におけるポケットの各側部には、その中にシールピンを有するシールピンスロットが設けられる。シールピンスロットは、後側面におけるダンパピンスロットの内側端縁部と整列した線を越えて延び、シールピンが、ダンパピンとオーバラップする。 (もっと読む)


【課題】振動が低減した回転機械を提供する。
【解決手段】システムは回転機械を備え、回転機械は、ステータと、ステータに対して回転するように構成されたロータ500と、ステータまたはロータ500の円周に沿って配置された複数の軸方向溝520と、円周に沿って配置された複数の動翼セグメント502であって、複数の動翼セグメント502の各動翼セグメント502は、複数の軸方向溝520のうちの対応する軸方向溝520内に支持された取り付け基部512に結合された動翼510を備え、複数の動翼510は円周の周りに不均一な動翼間隔を有する、複数の動翼セグメント502と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高減衰と翼植え込み部の振動応力の低減のために、プラットフォーム側面にダンパーピンを挿入し、さらにダンパーピンのピン穴溝の応力集中を低減させるタービン動翼を提供するものである。
【解決手段】プラットフォーム3側面の隣接翼との境界にダンパーピン4を通すための溝加工を施し、前記溝にダンパーピン4を挿入して、プラットフォーム3側面の背側と腹側の両方に設けられた溝の周方向深さを前記ダンパーピンのピン径の1/2よりも小さくすることにより、ピン穴溝の応力集中を低減させる。 (もっと読む)


【課題】タービンエンジン及びその中のバケット、ブレード、ノズル、ベーン、ストラット、燃料ノズル、燃焼ケーシング及び連絡管のような物品にかかる振動応力を低減するための手段として制振コーティングを提供する。
【解決手段】約8重量%〜約15重量%のY及び約19重量%〜約28重量%のTaを残部重量のZrOと共に含んでなる制振コーティング2を有する、バケット1、ブレード、ノズル、ベーン、ストラット、燃料ノズル、燃焼ケーシング及び連絡管のような物品とする。 (もっと読む)


ターボ機械のロータ(10)用減衰構造(24)。この減衰構造には、第1のブレード(14a)に固定されて隣接する第2のブレード(14b)に向かって延びる第1の緩衝器端(62)と、第2のブレードの第2の係合面(74)に近接して配置された第1の係合面(72)を形成する反対側の第2の緩衝器端(64)とを備える細長い緩衝要素(60)が具備されている。緩衝要素は、第1の緩衝器端と第2の緩衝器端の間に、少なくとも緩衝要素の一部に沿って第1のブレードから第2のブレードに向かう方向における半径方向内側に向かって延びる中心線(34)を備えている。ロータの回転運動によって、第1の係合面と第2の係合面との間に相対的な運動が生じ、第1の係合面は、緩衝要素にかかる遠心力によって決まる予め定められた減衰力で第2の係合面と摩擦係合するような位置にくる。 (もっと読む)


【課題】タービンロータ用釣合いおもりを提供する。
【解決手段】タービンロータ用釣合いおもりは、(a)ブロック状の中心体と、(b)中心体の対向し合う側部から横方向に延在する一対の弾性ばねアームであって、中心体と一緒に弓形状を形成する弾性ばねアームと、(c)釣合いおもりの半径方向外側表面から延在する少なくとも1つの位置決め構造と、を含む。回転防止ラグを中心体から半径方向外方に延在させてもよい。シャーピンを各々のばねアームの遠端部から半径方向外方に延在させてもよい。
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【課題】運転範囲内における動翼の振動応答を低減できる回転機械を提供すること。
【解決手段】この回転機械1は、ロータ5を回転させて動力を発生する回転機械である。この回転機械1では、ロータ5の回転数に応じて共振が発生する領域を共振回転数領域と呼ぶときに、この共振回転数領域にてロータ5の回転数を増減させる回転数増減手段7が設けられている。例えば、この回転数増減手段7が空気量制御あるいは燃料量制御によりロータ5の回転数を制御している。 (もっと読む)


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