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国際特許分類[F01K7/40]の内容

国際特許分類[F01K7/40]に分類される特許

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【課題】 非共沸混合物である作動流体と熱源との熱交換を適切に進行させ、相変化する作動流体の温度を熱源の温度にできるだけ近付けて、システム全体の性能を高められる蒸気動力サイクルシステムを提供する。
【解決手段】 複数の凝縮器14、15を直列に接続した状態で設けると共に、膨張機を出た気相作動流体を各凝縮器14、15にそれぞれ導入して、凝縮を行わせることから、各凝縮器14、15ごとに作動流体における混合物の構成比率を変化させ、後段の凝縮器15ほど、作動流体の低沸点物質の割合を高くして、作動流体の凝縮温度を前段側の凝縮器14の場合より低くでき、作動流体の各凝縮器出口温度を順次下げて、作動流体の温度を可能な限り低温流体温度に近付けられ、熱源の温度差を効率よく利用して確実にサイクル熱効率を向上させられる。 (もっと読む)


【課題】大型低圧蒸気タービンにおいて、ランダム振動とフラッシュバック振動の重畳に対して、振動応力を低減できる動翼を有する低圧蒸気タービンを提供する。
【解決手段】静翼と動翼から構成される段落を複数有する低圧蒸気タービンであって、一つの段落の直前直後に給水加熱器の給水加熱用蒸気の抽気孔を有する場合において、当該段落の動翼を先端カバー全周連結翼構造等の高減衰構造とする。また、動翼の直前側の抽気孔周辺から給水加熱器に至る蒸気流路における蒸気の圧力が所定値以上になった場合、低圧蒸気タービン入口の蒸気流量を定格の約10%以上に増加させる、または給水加熱器内の熱水の量を調整する。 (もっと読む)


【課題】蒸気タービンを駆動するボイラ設備に現状ほとんど未利用となっている復水器冷却水の廃熱などの熱エネルギーをヒートポンプにより汲み上げ、ボイラ燃料量の低減や蒸発量の増加を図る。
【解決手段】蒸気タービンの軸受け冷却設備や復水器冷却水系統等、エネルギー供給設備の廃熱を熱源とするヒートポンプを備え、このヒートポンプが汲み上げた熱を熱媒流体として直接的にまたは間接的にボイラ燃焼用空気に熱回収するボイラ燃焼用空気加温用熱交換器を設け、その熱交換器をボイラ吸気系統において空気予熱器の入口側に設置する。また、ボイラ吸気側の温度を上げることによりボイラ排気側の回収熱量が減少するので、ボイラ排ガス系統に熱交換器を設け回収した熱媒流体をボイラ吸気側の熱交換器に再循環させ吸気側に熱回収を図る。 (もっと読む)


【課題】火力発電プラントの蒸気系統の機器に要求される蒸気の最低流量を確保するとともに、外部に供給する蒸気量の変動に速やかに対応する。
【解決手段】給水ポンプ16と、該給水ポンプから供給される給水を加熱して蒸気を発生するボイラ1と、該ボイラが発生した蒸気により駆動されるタービン(6,7,9)と、前記タービンの抽気蒸気を用いて前記ボイラへの給水を加熱する給水加熱器(17,20)とを有する火力発電プラントにおいて、前記ボイラが発生した蒸気の一部を外部に供給する蒸気供給系統(21,22)と、前記給水加熱器に供給する抽気量を制御する抽気量制御手段(23,24)とを有し、該抽気量制御手段は、前記ボイラから前記タービンに至る蒸気系統を構成する機器の少なくとも一の対象機器の蒸気流量を設定流量以上に保持するように前記抽気量を制御する。 (もっと読む)


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