説明

国際特許分類[F04C18/356]の内容

国際特許分類[F04C18/356]に分類される特許

1 - 10 / 549


【課題】ピストンの内周面と偏心部の摺動面との間の油膜の最小厚さを十分に保ちつつ油膜に起因する粘性損失を低減できるロータリ圧縮機を提供する。
【解決手段】ロータリ圧縮機は、円筒状の摺動面42を有する偏心部41が設けられたシャフト4と、偏心部41と嵌合するピストンと、前記ピストンを収容するシリンダと、を備えている。偏心部41には、シャフト4の軸方向における摺動面42の高さを低減する縮小部43が設けられている。縮小部43は、偏心部41の中心回りの角度座標において偏心部41の偏心方向を0°、シャフト4の回転方向を正としたときに、115°〜225°の範囲内で少なくとも一部が135°〜180°の範囲に重なるように形成されている。 (もっと読む)


【課題】作動流体を吸入路に戻すことなく吸入容積を変更することができるロータリ圧縮機を提供する。
【解決手段】ロータリ圧縮機100は、第1圧縮機構3A、第2圧縮機構3B、シャフト4、モータ2及び連通路80を備えている。第1圧縮機構3Aでは第1作動室25が第1ベーン9によって第1吸入室と第1圧縮−吐出室に仕切られ、第2圧縮機構3Bでは第2作動室75が第2ベーン59によって第2吸入室と第2圧縮−吐出室に仕切られている。連通路80は、第1吸入室から切り替わった直後の第1圧縮−吐出室を第2吸入室に連通させ、かつ、第2吸入室から切り替わった直後の第2圧縮−吐出室を第1吸入室に連通させることを可能にする。連通路80は、開閉手段85により開閉される。 (もっと読む)


【課題】液バック現象の発生時に、ブレードが永久磁石の保持部材に衝突することを防止する。
【解決手段】多気筒回転式圧縮機Aは、圧縮運転状態と休筒状態とに切換可能な第1シリンダ5aを有し、第1シリンダ室11a内に、第1ローラ10aと第1ブレード18aとが設けられている。第1シリンダ5aには、第1ブレード溝16aと第1ブレード溝16aに連通される第1ブレード背室17aとが形成されている。第1ブレード背室17aには、第1ブレード背室17aに高圧又は低圧の作動流体を供給する背圧導入通路25が連通されている。また、第1ブレード背室17a内には、休筒状態の場合に第1ブレード18aを第1ローラ10aから離反させて磁気吸着する永久磁石20を保持する保持部材21が収容されている。第1ブレード18aが保持部材21側に移動した場合、第1ブレード18aが保持部材21に衝突することが衝突防止手段27により防止される。 (もっと読む)


【課題】クランク軸の信頼性(剛性)を確保しつつも、高出力化や高効率化を可能とする回転圧縮機を提供する。
【解決手段】2気筒回転圧縮機100においては、A1面及びA2面により、中間軸4eは、クランク軸4(より詳しくは中間軸4e)の軸と垂直な断面において、主軸側偏芯部4c及び副軸側偏芯部4dの偏芯方向と直角の方向に凸状の形状になっている。また、当該凸状の端部となるB面は、A1面の仮想延長線とA2面の仮想延長線との交点Cの位置よりも軸中心側に形成されている。 (もっと読む)


【課題】クランク軸の信頼性を確保しつつも、高出力化や高効率化を可能とする回転圧縮機を提供する。
【解決手段】2気筒回転圧縮機100においては、中間軸4eの外径は、主軸側偏芯部4c及び副軸側偏芯部4dの反偏芯側の外周面よりも外周側に形成され、仕切板10は、該仕切板10に形成された貫通孔を通る断面によって複数に分割されており、仕切板10の貫通孔の内径10aは、中間軸4eの外径よりも大きく、且つ、主軸側偏芯部4c及び副軸側偏芯部4dの外径よりも小さく形成されているものである。 (もっと読む)


【課題】連結パイプが圧入されるシリンダーの貫通穴を断面長円形状としても、Oリングやシールテープなどの弾性材料を用いることなく、連結パイプとシリンダーの貫通穴とのシール性を確保することができる圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮機1においては、結合パイプ12がガス吸入穴11aに圧入される前の状態における、ガス吸入穴11aの直線部の外側となる部分の第1シリンダー2aの肉厚をA、ガス吸入穴11aの断面における長手方向長さをB、及び、ガス吸入穴11aの断面における短手方向長さをCと定義した場合、結合パイプ12をガス吸入穴11aに圧入した際、結合パイプ12が内周側に凸となる変形を生じないように、A×B/Cの値を規定する。 (もっと読む)


【課題】複数の分割仕切片から形成された仕切板を有し、当接する分割仕切片の分割面同士における段差の発生を抑えることができるロータリ式圧縮機を提供する。
【解決手段】仕切板30は、分割面34において第1分割仕切片31と第2分割仕切片32とに二分割され、第1分割仕切片31に形成された第1組立用ボルト用孔35aと第2分割仕切片32に形成された第2組立用ボルト用孔36aとは分割面34に対して対称位置にあり、さらに、第1組立用ボルト用孔35aに挿入された組立用ボルトと第2組立用ボルト用孔36aに挿入された組立用ボルトとの締め付け力が略等しく、同様に、第1組立用ボルト用孔35dと第2組立用ボルト用孔36bとは分割面34に対して対称位置にあり、第1組立用ボルト用孔35bに挿入された組立用ボルトと第2組立用ボルト用孔36bに挿入された組立用ボルトとの締め付け力が略等しくなっている。 (もっと読む)


【課題】シリンダ室で圧縮された作動流体が吐出ポートを通過する際の圧力損失を抑制し、仕切板を薄型化した場合でも仕切板の吐出ポートから吐出される作動流体の圧力脈動を抑制する。
【解決手段】密閉ケース7内に収容された圧縮機構部9は、第1シリンダ17と第2シリンダ19とその間に位置する仕切板18を有する。第1シリンダ室17a内で圧縮された作動流体の吐出ポートとして、第1軸受15に形成された第1軸受吐出ポート31と、仕切板18に形成された第1仕切板吐出ポート35とを有し、第2シリンダ室19a内で圧縮された作動流体の吐出ポートとして、第2軸受20に形成された第2軸受吐出ポート38と、仕切板18に形成された第2仕切板吐出ポート42とを有する。第1仕切板吐出ポート35の断面積は第1軸受吐出ポート31の断面積より小さく、第2仕切板吐出ポート42の断面積は第2軸受吐出ポート38の断面積より小さい。 (もっと読む)


【課題】過圧縮損失を低減させて、圧縮効率を向上し、COPを向上させたロータリ圧縮機を得ること。
【解決手段】側部に放射状に吸入孔及びベーン溝が設けられた環状のシリンダと、前記シリンダの端部を閉塞する端板と、モータにより回転駆動される回転軸の偏芯部に嵌合され前記シリンダのシリンダ内壁に沿って該シリンダ内を公転し前記シリンダ内壁との間に作動室を形成する環状ピストンと、前記シリンダに設けられたベーン溝内から前記作動室内に突出して前記環状ピストンに当接し該作動室を吸入室と圧縮室とに区画するベーンと、を備えて成る圧縮部を有するロータリ圧縮機において、前記端板の前記ベーン溝近傍に前記圧縮室に連通する吐出孔を設け、前記端板の前記吐出孔の前記ベーン溝側に、前記圧縮室の圧縮冷媒ガスを前記吐出孔に逃がす凹部を設けた。 (もっと読む)


【課題】密閉ケース内に低圧の作動流体を一旦貯留し、その作動流体を密閉ケース内に配置された圧縮機構部に導いて圧縮する密閉型圧縮機において、液体状の作動流体が圧縮機構部に導かれる液バック現象の発生を防止する。
【解決手段】密閉型圧縮機2は、密閉ケース7内に電動機部8と圧縮機構部9とが収容され、電動機部8と圧縮機構部9とを連結する回転軸12に、密閉ケース7の上部空間A内の作動流体を圧縮機構部9に導く吸込通路26が形成されている。上部空間A内に開口する吸込通路26の吸込部26aが、作動流体を上部空間Aに導く吸込管31における上部空間Aに開口する出口部31aより上方に位置している。 (もっと読む)


1 - 10 / 549