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国際特許分類[F16D23/06]の内容

国際特許分類[F16D23/06]に分類される特許

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【課題】シンクロスリーブのスプライン歯に先行歯を設け、かつ、ブロッキングリングのドグ歯の一部を間引いた構成の同期装置において、部品の加工が簡単な構成で、軸方向へ移動するシンクロスプリングの動きを規制できるようにする。
【解決手段】ブロッキングリング30の外周には、周方向に沿って等間隔に配列された複数のドグ歯33のうちの一部が間引かれた部分である欠歯部36が設けられている。この欠歯部36に、シンクロスプリング40の内周縁40aよりも外径側に突出した突起状の座部39が形成されていることで、シンクロスリーブ10のスプライン歯11で押圧されて軸方向へ移動するシンクロスプリング40を座部39で受け止めることが可能となる。したがって、欠歯部36に対応する位置のシンクロスプリング40がドグ歯33の配列位置を乗り越えて変速ギヤ20側に飛び出すことを規制できる。 (もっと読む)


【課題】ブロッキングリングの摩擦面からの潤滑油の排出性を確保しつつ、該摩擦面への潤滑油の導入量が少ない場合でも、摩擦面を適切な潤滑状態に保つことができる同期装置の潤滑構造を提供する。
【解決手段】アウターリング21は、内径側へ延びるフランジ部21bと、シンクロコーン35に摺接するテーパ状の摩擦面23と、環状溝からなる潤滑油案内路22とを有している。また、アウターリング21の係合片21cと、インナーリング33の切欠部33cとの間には、回転軸2側を向いて開口する隙間部Sが形成されている。そして、摩擦面23には、潤滑油案内路22からの潤滑油を排出する排出溝25と、摩擦面23の潤滑を行うための潤滑溝27との2種類の溝が設けられている。潤滑溝27は、隙間部Sに対向する位置でその幅寸法の範囲内に配置されて、その容積が排出溝25の容積よりも少なく設定されている。 (もっと読む)


【課題】インボリュート歯車を使用せずに安価な変速機を提供する。
【解決手段】入力軸17、出力軸40が同軸でカウンター軸18と平行に存在するタイプであり、1〜5速、バックの変速機の一般的な機構であるが、従来のインボリュート型歯車、シンクロメッシュ機構を断面が富士山型断面のギアと、インサート機能を持つコロをシンクロスリーブの回転有効直径に嵌装し挿入式ミッションに全て変更する。出力軸40に外接した、シンクロスリーブ25に、少なくとも1個以上のコロ21を、更に後部に後ろ向きにコロ22を装備し、遊星ギアとカウンター歯車を挿入式のコロで接続する。 (もっと読む)


【課題】ドッグクラッチ歯の歯形状或いは歯形精度を向上させたダブルコーンシンクロ用の同期クラッチ歯車を提供する。
【解決手段】鍛造成形の後に浸炭熱処理を施した外歯ブロック体W01に、同様に鍛造成形の後に浸炭熱処理を施した内歯ブロック体W02を合体したダブルコーンシンクロ用の同期クラッチ歯車Wにおいて、前記外歯ブロック体W01は、内側から外周側へ軸孔3、コーン5、フランジ8及び外歯1が夫々同軸上に構成され、一方、前記内歯ブロック体W02は、内側から外周側へ単体孔、フランジ及びドッグクラッチ歯が夫々同軸上に構成されるとともに、前記単体孔の内周面に沿ってクローズドポケット型の窓溝63を複数箇所備え、次に、前記窓溝63を経て前記内周面にオープンポケット型の欠け溝を複数箇所形成し、前記外歯ブロック体W01の前記コーン5の外周面に、前記内歯ブロック体W02の前記内周面を固着したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
変速機の同期噛合い機構を提供する。
【解決手段】
前記変速機の同期噛合い機構は、回転軸上にスプライン結合するクラッチハブと、前記クラッチハブの外周側にブロッキングキーを介在して軸方向に移動が可能に結合するスリーブと、コーン面を含んで、前記スリーブの両側で回転軸と回転干渉なく配置されるクラッチギヤと、前記クラッチギヤのコーン面との摩擦力によって結合するブロッカーリングとを含む。
前記ブロッカーリングは、互いに交互に配置されて、各々キー接触面を有するサーボ荷重作用部及びキー荷重作用部を含み、前記サーボ荷重作用部のキー接触面は、前記キー荷重作用部のキー接触面に対して軸方向に一定の距離で離隔していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シンクロナイザハブとシンクロナイザスリーブとの間に、シンクロナイザキー及びスプリングを組立てるシンクロナイザ組立方法、並びにシンクロナイザの組立に用いる組立用ジグを提供する。
【解決手段】本発明のシンクロナイザ組立用ジグは、シンクロナイザハブに設けられた溝の内周部に結合する一対の内側部と、溝の外周部の開口部に位置する一対の外側部と、一対の内側部の間に位置しするキー収容部と、一対の外側部の間に位置するギヤ山収容部と、を有し、シンクロナイザ組立方法は、シンクロナイザハブに設けられた溝にシンクロナイザキー及びスプリングを位置させる段階と、ジグを軸方向に挿入しシンクロナイザハブにジグを結合する段階と、シンクロナイザハブにシンクロナイザスリーブを結合する段階と、シンクロナイザハブからジグを除去する段階と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ブロッキングキーの摩耗を防止した手動変速機の同期噛合機構を提供することを目的とする。
【解決手段】回転軸に結合されるクラッチハブと、クラッチハブの外周側に設けられ回転軸方向への移動が可能にクラッチハブに結合されるスリーブと、クラッチハブとスリーブとの間に設けられるブロッキングキーと、クラッチハブの両側に配置されブロッキングキーに係止されてクラッチハブと連結されるブロッカーリングと、スリーブの両側に設けられるクラッチギヤと、を含む手動変速機の同期噛合機構において、スリーブの内周面にクラッチハブと連結する一般ギヤとグルーブギヤとが設けられ、グルーブギヤは、中央部の幅が一般ギヤの幅より大きく形成され、グルーブギヤの中央部にキー支持部が形成され、キー支持部にブロッキングキーが挿入されるロッキング溝が刻設されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 簡単かつ低コストで、軽量コンパクトな構成でありながら、変速時の操作力を軽減することができる変速装置の同期装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、一方の軸に回転連結されている複数の回転連結側変速ギヤと、他方の軸に回転自在に支持されている複数の回転自在側変速ギヤ5と、が、常時噛み合っていて、複数の回転自在側変速ギヤ5のうちの一つを選択して可動部材6を介して記他方の軸3と回転連結することで変速するようにした変速装置の同期装置であって、変速の際に、可動部材6を係合させる前に、可動部材5の移動に連動して、軸側同期要素8を移動させ、変速ギヤ側同期要素7に押し付けることで連れ廻り力を発生させて同期を図るが、その際に、他方の軸3の回転力の分力を生じさせ、当該分力が、軸側同期要素8を、変速ギヤ側同期要素7の方向へ押し出すように作用することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】同期装置におけるスリーブのシフト方向の移動位置を規定するための機構の簡素化を図ることが可能なシフトストッパ構造を提供する。
【解決手段】手動変速機のシンクロメッシュ機構を構成するクラッチハブ17の周方向の3箇所のリム部17cを切り欠き、この切り欠き部分にストッパブロック40を装着する。ストッパブロック40は、クラッチハブ17の側面に設けられた突起17e,17eに係止する係止爪42b,42bと、クラッチハブ17の外周面に当接して弾性変形することにより外周側に向かう付勢力を発生するバネ部43とを有している。スリーブ13aの内周歯の長手方向の中央部は切り欠かれており、この切り欠き部分の内側にストッパブロック40が嵌り込んでいる。スリーブ13aがシフト方向へ所定量移動すると、内周歯の端面であるストッパ面13cがストッパブロック40の側面に当接し、ストッパ機能が発揮される。 (もっと読む)


【課題】 シンクロ装置のシンクロナイザリングの摩擦面の潤滑性能を簡単な構造で高める。
【解決手段】 回転軸に固定されたシンクロナイザハブに支持されたスリーブを摺動させると、スリーブの押圧力によってシンクロナイザリング17の摩擦面19aに摩擦力が発生してシンクロナイザハブの回転にギヤの回転が同期し、スリーブによるシンクロナイザハブ、シンクロナイザリングおよびギヤの結合がスムーズに行われる。摩擦面19aに形成されてシンクロナイザハブ側から供給された潤滑油を案内すべく回転軸の軸線L方向に延びる潤滑油溝19cは、シンクロナイザハブ側からギヤ側に向かって通路断面積が減少するので、簡単な構造で潤滑油が潤滑油溝19cから排出され難くし、潤滑油が潤滑油溝19cに留まる時間を長くして潤滑性能を高め、摩擦面19aに焼きつきや偏摩耗が発生するのを防止することができる。 (もっと読む)


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