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国際特許分類[F16D37/02]の内容

国際特許分類[F16D37/02]に分類される特許

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【課題】 駆動源の回転力を、必要なときにのみ伝達できるような回転力伝達装置を提供することである。
【解決手段】 回転軸3にその軸方向に所定の間隔を保って固定した一対のプレート5,5の外側に間隔を保つとともに上記回転軸3と相対回転可能にした回転体10とを備え、回転体10とプレート5との間には、磁力の作用で高粘度化する磁性流体Lを設け、上記一対のプレート5,5間には、永久磁石6と磁歪素子7とを備え、上記磁歪素子7に圧力を作用させて高透磁性を保ち、磁歪素子7によって閉磁路を構成し、回転軸3と回転体10との結合力を弱くする一方、磁歪素子7に押圧力を作用させて低透磁性を保ち、上記閉磁路を開放して磁力を上記磁性流体Lに作用させ、磁性流体Lを高粘度化して上記回転軸3と回転体10との結合力を強くする。 (もっと読む)


【課題】伝達トルク容量を増大し、かつ引き摺り損失を低減することが可能な係合装置を提供する。
【解決手段】同軸上で相対回転可能な駆動輪2および受動輪3と、それらが回転半径方向で対向する対向面2a,3a間に形成された隙間5と、隙間5を含み駆・受動輪2,3間の空間に形成された流体室8と、流体室8に介在させられるとともに基液9a中に磁性体9bを分散させ磁界の作用により粘性が変化する磁性流体9と、隙間5に磁界を発生させる励磁手段10とを備え、隙間5の磁界を制御して駆・受動輪2,3間の伝達トルク容量を制御する係合装置において、対向面2a,3aに、基液9aをはじく撥液性を有しかつ磁性体9bと同形もしくは同径のショット材12を用いてショットピーニング処理することにより形成されて磁性体9bを収容して保持することが可能な大径凹部11aを有する撥液層11を形成する。 (もっと読む)


【課題】伝達トルク容量を増大し、かつ引き摺り損失を低減することが可能な係合装置を提供する。
【手段】同軸上で相対回転可能な第1回転部材2および第2回転部材3と、それらが回転半径方向で対向する対向面2a,3a間に形成された隙間5と、隙間5を含み回転部材2,3間の空間に形成された流体室8と、流体室8に介在させられるとともに基液9a中に磁性体9bを分散させた構成で磁界の作用により粘性が変化する磁性流体9と、隙間5に磁界を発生させる励磁手段10とを備え、隙間5の磁界を制御して磁性流体9の粘性を変化させることにより回転部材2,3間の伝達トルク容量を制御する係合装置において、少なくともいずれかの対向面2a,3aに、基液9aをはじく撥液性を有する撥液層11を形成し、遠心力が作用する場合に基液9aの隙間5内からの排出を促す方向に傾いた傾斜2c,2d,3c,3dを設ける。 (もっと読む)


【課題】伝達トルク容量を増大し、かつ引き摺り損失を低減することが可能な係合装置を提供する。
【手段】同軸上で相対回転可能な第1回転部材2および第2回転部材3と、それらが回転半径方向で対向する対向面2a,3a間に形成された隙間5と、隙間5を含み回転部材2,3間の空間に形成された流体室8と、流体室8に介在させられるとともに基液9a中に磁性体9bを分散させた構成で磁界の作用により粘性が変化する磁性流体9と、隙間5に磁界を発生させる励磁手段10とを備え、隙間5の磁界を制御して磁性流体9の粘性を変化させることにより回転部材2,3間の伝達トルク容量を制御する係合装置CLにおいて、少なくともいずれか一方の対向面2a,3aに、基液9aをはじく撥液性を有しかつ磁性体9bの少なくとも一部を収容して保持することが可能な凹部11aを備えた第1撥液層11を設ける。 (もっと読む)


【課題】動力伝達をおこなう時にはトルク容量を高め、動力伝達をおこなわない時には、引き摺りトルクの増加を抑制することの可能なクラッチを提供する。
【手段】同軸上に配置された第1回転要素12および第2回転要素16と、第1回転要素12と第2回転要素16との間に形成された隙間B1を含み、かつ、流体密に構成された流体室14と、流体室14に充填され、かつ、基油に磁性粉21を混入して構成された磁気粘性流体15とを有し、磁界を形成して磁性粉21を整列させて磁気粘性流体15の見かけ上の粘度を相対的に高めることにより、第1回転要素12と第2回転要素16との間におけるトルク容量を相対的に高めることのできるクラッチにおいて、第1回転要素12または第2回転要素16の少なくとも一方における隙間B1を形成する表面に、基油を隙間B1から外部に排出させる撥油層20が設けられている。 (もっと読む)


【課題】一つの回転部材を二つの回転部材に選択的に切り替えて連結するクラッチ装置の小型軽量化を図る。
【解決手段】駆動輪9から第1受動輪10と第2受動輪11との間で選択的にトルクを伝達するツインクラッチ装置において、駆動輪9を挟んで第1受動輪10と第2受動輪11とが配置されるとともに、駆動輪9と第1受動輪10および第2受動輪11との間に、刺激が増大することにより流動性が低下し、かつその刺激が減少することにより流動性が増す機能性流体23が充填され、電気的に制御されて刺激を発生する刺激発生部材17が駆動輪9に設けられ、刺激発生部材17が機能性流体23に与える刺激に応じて、駆動輪9と第1受動輪10および第2受動輪11の一方との間の機能性流体23の流動性を低下させて駆動輪9と第1受動輪10および第2受動輪11の一方とをトルク伝達可能に連結するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】電磁石を小型化でき、あるいは電流量を低減できる電磁クラッチを提供する。
【解決手段】第1のピストン16を前後動自在に収容しているシリンダ部7と、第1のピストンとは反対側に前後動自在に嵌合された第2のピストン18と、シリンダ部の内部を第1のピストン側の第1流体室と、第2ピストン側の第2流体室と、これらを区画する隔壁部15と、各流体室を連通させる流通路14と、これらの流体室に封入された磁気粘性流体と、磁気粘性流体に磁場を与えてその流動を阻止する固化手段と、第2のピストンと一体化され、かつ電磁石2によって磁気吸引される第1のアーマチュアと、電磁石と第1のアーマチュアとの間に配置され、閉磁路を形成するように磁気を透過させるよう構成され、かつシリンダ部に一体化された第2のアーマチュア6とを備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】磁性流体を利用して一対の回転体間で動力を伝達することができ、動力伝達に関する設定の自由度も高い動力伝達装置を提供する。
【解決手段】互いに異なる軸線X1、X2の回りに回転可能であり、かつ隙間15を空けて設けられた磁性材料製のドライブローラ2及びドリブンローラ3と、ローラ2、3を取り囲むケース4と、ケース4を貫いてローラ2、3のそれぞれと同軸に接続される入力軸16及び出力軸17と、隙間15を埋めるようにしてケース4内に収容された磁性流体18とを動力伝達装置1に設ける。磁気を発生する電磁コイル21と、ドライブローラ2又はドリブンローラ3から隙間15を介してドリブンローラ3又はドライブローラ2に向かう磁場MFが生じるように、電磁コイル21が発生した磁気の磁路24を形成する。 (もっと読む)


本発明は、維持機能を有するコンポーネント(10)に関し、当該コンポーネントは、互いに移動可能に設けられた少なくとも1つの第1の要素(16)及び少なくとも1つの第2の要素(26)と、残留磁化特性を有する少なくとも1つの磁化可能コンポーネント(18)と、当該少なくとも1つの磁化可能コンポーネントが磁化した際の磁界内に配されて当該2つの要素を動作結合とし得る磁性流体(38)または磁性粉と、電圧を加えられた際に当該少なくとも1つの磁化可能コンポーネントを磁化するのに十分な磁界を生成するように設けられたコイルとを含み、当該コイル及び当該少なくとも1つの磁化可能コンポーネントは、第1の無電流状態または当該動作結合を維持するのに十分な電流状態を生成し得かつ動作結合が解除され得る第2の無電流状態が形成され得るように設けられている。本発明はさらに、このタイプのコンポーネントを有する開放保持システム並びにこのタイプのコンポーネント及びこのタイプの開放保持システムの動作方法に関する。
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【課題】改良されたディファレンシャルを提供する。
【解決手段】入力26によって駆動されて、出力28、30の対の間の回転速度に差を生じさせることが可能なディファレンシャル24を含む自動車のディファレンシャルアセンブリ22。ディファレンシャル24は、出力28、30と接続されるギアアセンブリと、出力28、30を選択的でかつ可変的に係合させる油圧作動クラッチ44を含む。油圧作動クラッチ44を係合させるため、作動油の圧力を生じさせる油圧ポンプ54を含む。また、入力26と油圧ポンプ54に対して接続される可変係合クラッチ56を含み、クラッチの係合中に、入力26が油圧ポンプ54を選択的に駆動させて、油圧作動クラッチ44に作動油の圧力を提供させる。可変係合クラッチを含むトルク連結装置も提供する。 (もっと読む)


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