説明

国際特許分類[F16D47/04]の内容

国際特許分類[F16D47/04]に分類される特許

1 - 10 / 67


【課題】 負荷からの逆入力トルクが一方向に限られる場合に適用可能な、簡易な構成の逆入力遮断クラッチを提供する。
【解決手段】 逆入力遮断クラッチ101は、駆動部11と負荷12との間に設けられ、ハウジング20、回転軸15、保持筒401、軸受け61、62、ワンウェイクラッチ30およびねじりコイルばね50を備える。ねじりコイルばね50のコイル部51は、延出部52を基準として逆転方向に巻回され、内径を拡げた状態で回転軸15の外周面に挿着される。回転軸15に負荷12から正転方向の逆入力トルクToが入力されると、保持筒401は、ワンウェイクラッチ30によって回転不能となる。さらに、逆入力トルクToが限界トルクTxより小さくなるように限界トルクTxを設定することで、回転軸15は、コイル部51の内周面と回転軸15の外周面との摩擦力によって回転が拘束される。すなわち、逆入力トルクToを遮断することができる。 (もっと読む)


【課題】 逆入力遮断クラッチのロック状態を解除するための駆動トルクを低減する駆動装置を提供する。
【解決手段】 駆動装置10の逆入力遮断クラッチ30は、中間軸12の停止時、ロック状態となり、負荷側からの逆入力トルクを遮断する。モータ17が停止状態から始動するとき(図8(a))、カップリング20の遊び角度θの範囲では、入力ロータ21が中間ロータ22に対して空転する。そのため、駆動トルクTmは、入力軸11からバイパス経路Rbを経由し、減速し且つ増力されて中間軸12に伝達される。これにより、駆動トルクTmが直接中間軸12に伝達される場合に対し、逆入力遮断クラッチ30のロック状態を解除するための駆動トルクTmを低減することができる。カップリング20が遊び角度θまで回転すると、駆動トルクTmは、入力軸11から直接中間軸12に伝達される(図8(b))。このとき、ダイオード式クラッチ50は空転状態となる。 (もっと読む)


【課題】コースト状態となったときに出力軸から駆動源へトルク伝達可能なトルク伝達装置を提供する。
【解決手段】入力部材4及び出力部材30と、入力部材4と同軸かつ独立回転可能なトルク伝達部材10と、トルク伝達部材10に対して偏心した偏心部材9と、偏心部材9の中心軸周りに回転可能な錘7と、出力部材30の外周側かつ偏心部材9の内周側に設けられ、かつ回転しない筒状の固定部材31と、偏心部材9の内周と出力部材30の外周の間に設けられ、一の方向に回転しようとするときのトルクを伝達する第1ワンウェイクラッチ11と、偏心部材9の内周と固定部材31の外周の間に設けられ、他の方向に回転しようとするときのトルクを伝達する第2ワンウェイクラッチ12と、出力軸30と入力部材4との間に設けられ、出力軸30が入力部材4に対して正の方向に回転しようとするときに締結する第3ワンウェイクラッチ40を備える。 (もっと読む)


【課題】ローラクラッチ3aがオーバーラン状態からロック状態に切り換わる瞬間に発生する衝撃荷重を吸収(緩和)する為の緩衝体17を備えた構造で、この緩衝体17を設置する事に伴う構造の複雑化を極力抑える。
【解決手段】前記ローラクラッチ3aの設置空間内に、前記緩衝体17を設ける。そして、この緩衝体17を介して、プーリ2aとクラッチ用外輪6aとを結合する。好ましくは、図示の様に、前記緩衝体17を、前記クラッチ用外輪6aを構成する大径円筒部18と径方向に重畳する事なく、この大径円筒部18と軸方向に重畳する位置に配置する。 (もっと読む)


【課題】軸方向にコンパクトなトルク伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動源のトルクで回転する入力部材4と、トルクを負荷側へ伝達する出力部材30と、入力部材4に対して同軸かつ独立回転可能なトルク伝達部材10と、トルク伝達部材10の回転軸に対して偏心した偏心部材9と、偏心部材9の中心軸周りに回転可能な錘7と、入力部材4と錘7を連結する連結部材6、19と、出力部材30の外周側かつ偏心部材9の内周側に設けられ、かつ回転しない筒状の固定部材31と、偏心部材9の内周と出力部材30の外周の間に設けられ、一の方向に回転するとき締結する第1ワンウェイクラッチ11と、偏心部材9の内周と固定部材31の外周の間に設けられ、他の方向に回転しようとするときに締結する第2ワンウェイクラッチ12と、を備える。 (もっと読む)


【課題】一方向の入力トルクのみを伝達する逆入力遮断クラッチにおいて、入力トルク伝達後の逆入力トルクに対して入力回転部材の共回りを防止する。
【解決手段】入力歯車1と出力回転部材5とを一定方向にトルク伝達可能に係合(ロック)させるロック手段として、一方の巻端部を入力歯車1に固定されるコイルばね7を用いたばねクラッチを採用し、入力歯車1に押されて駆動されるフライホイール6と固定軸2との間に、フライホイール6を一定方向に空転させ、逆方向の回転に対しては固定軸2と係合させて停止させる一方向クラッチ8を組み込んで、一定方向の入力トルクの供給が停止したときに、フライホイール6が惰走してコイルばね7の自由側の巻端部を押し、ばねクラッチによる入力歯車1と出力回転部材5とのロック状態を解除した後、逆転することなく停止することにより、ロック解除状態が維持されるようにした。 (もっと読む)


【課題】 入力軸の正転時に回転力を等速伝達し入力軸の逆転時に回転力を減速伝達する動力伝達装置において、出力軸の回転角度を検出可能な動力伝達装置を提供する。
【解決手段】動力伝達装置10において、入力軸11の正転時、入力軸11の正転力は、ワンウェイクラッチ30を経由して等速で出力軸12に伝達され、ツーウェイクラッチ50は空転する。入力軸11の逆転時、入力軸11の逆転力は、入力側副軸51からツーウェイクラッチ50を介して出力側副軸52に伝達され、出力側副軸52から出力軸12へ減速して伝達される。このとき、ワンウェイクラッチ30は空転する。回転角センサ71は、出力軸12の回転角度を検出する。これにより、入力軸11の停止時、イナーシャによってワンウェイクラッチ30とツーウェイクラッチ50とが共に空転状態となっても、出力軸12の回転角度を検出することができる。 (もっと読む)


【課題】 入力軸の正転時と逆転時とで等速動力伝達と減速動力伝達とを自動的に切り替える動力伝達装置を提供する。
【解決手段】 動力伝達装置10において、入力軸11の正転(時計回り方向の回転)時、入力軸11の正転力は、ワンウェイクラッチ30を経由して等速で出力軸12に伝達される。このとき、出力側副軸52に対して入力側副軸51が空転する。一方、入力軸11の逆転(反時計回り方向)時、入力軸11の逆転力は、ギア41、42により入力側副軸51に減速して伝達され、入力側副軸51からツーウェイクラッチ50を介して出力側副軸52に伝達され、ギア43、44により出力側副軸52から出力軸12へ減速して伝達される。このとき、中間軸13に対して出力軸12が空転する。これにより、ワンウェイクラッチ30とツーウェイクラッチ50とが共に動力伝達状態となるデッドロックの発生を防止する。 (もっと読む)


【課題】変速比の異なる2つの回転伝達経路を切り換えるクラッチとして2ウェイローラクラッチを用いた車両用モータ駆動装置の異音・振動を抑制する。
【解決手段】モータ軸4と入力軸7の間で回転を伝達する回転伝達部材8と、入力軸7に設けられた1速入力ギヤ10Aおよび2速入力ギヤ10Bと、1速入力ギヤ10Aおよび2速入力ギヤ10Bにそれぞれ噛合する1速出力ギヤ11Aおよび2速出力ギヤ11Bとを有し、1速出力ギヤ11Aと出力軸9との間に1速の2ウェイローラクラッチ17Aと、2速出力ギヤ11Bと出力軸9との間に2速の2ウェイローラクラッチ17Bを設け、回転伝達部材8は、モータ軸4と入力軸7の間の相対回転変位を弾性変形により許容する弾性部材53を有する構成を車両用モータ駆動装置に採用する。 (もっと読む)


【課題】 自動車用シートリフタ部などの狭スペースへの組み込みを容易にするために軸方向寸法を短縮化する。
【解決手段】 入力側に設けられ、レバー操作により出力側への回転トルクの伝達・遮断を制御するレバー側クラッチ部11と、出力側に設けられ、レバー側クラッチ部11からの入力トルクを出力側へ伝達すると共に出力側からの逆入力トルクを遮断するブレーキ側クラッチ部12とからなり、ブレーキ側クラッチ部12は、トルクが出力される出力軸22と、その出力軸22の端部に取り付けられた構成部品抜け止め用ワッシャ31とを備え、ワッシャ31は、軸方向に沿ってブレーキ側クラッチ部12側へ延びる円筒部31aを有し、その円筒部31aを出力軸22の端部に圧入する。 (もっと読む)


1 - 10 / 67