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国際特許分類[F16H3/097]の内容

国際特許分類[F16H3/097]に分類される特許

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【課題】 入力軸の正転時と逆転時とで等速動力伝達と減速動力伝達とを自動的に切り替える動力伝達装置を提供する。
【解決手段】 動力伝達装置10において、入力軸11の正転(時計回り方向の回転)時、入力軸11の正転力は、ワンウェイクラッチ30を経由して等速で出力軸12に伝達される。このとき、出力側副軸52に対して入力側副軸51が空転する。一方、入力軸11の逆転(反時計回り方向)時、入力軸11の逆転力は、ギア41、42により入力側副軸51に減速して伝達され、入力側副軸51からツーウェイクラッチ50を介して出力側副軸52に伝達され、ギア43、44により出力側副軸52から出力軸12へ減速して伝達される。このとき、中間軸13に対して出力軸12が空転する。これにより、ワンウェイクラッチ30とツーウェイクラッチ50とが共に動力伝達状態となるデッドロックの発生を防止する。 (もっと読む)


【課題】規模を小さくでき、構造を簡易にできる変速機の回転軸支持構造を提供する。
【解決手段】ケーシング5に枢支されエンジン側の回転が伝達される入力軸6と、入力軸6と同軸になるように配置された出力軸7と、入力軸6及び出力軸7に対して並行に設けられた中間軸8と、入力軸6と中間軸8を接続すると共に中間軸8と出力軸7を接続する切換可能な歯車列9とを備え、入力軸6、出力軸7又は中間軸8が、ケーシング5に枢支された筒状の外軸12と外軸12内に配置された内軸11とを有する変速機1の回転軸支持構造において、内軸11の外周にボールベアリングからなるベアリング13を設けると共にベアリング13を軸方向に係止する係止部19を設け、外軸12に、ベアリング13を径方向に支持すると共に軸方向に支持するベアリング支持部24を設けたものである。 (もっと読む)


【課題】大きなレシオ幅を得ることができ、ギヤ段切換え装置のシンクロ機構を小型で簡易なものにできるデュアルクラッチ式変速機を提供する。
【解決手段】同軸に設けられ、エンジン側の回転がデュアルクラッチ2を介して各々伝達される第一及び第二入力軸5、6と、第一及び第二入力軸5、6と同軸になるように配置された出力軸7と、第一及び第二入力軸5、6及び出力軸7に対して並行に設けられた中間軸8と、第一入力軸5及び出力軸7と中間軸8間に設けられた複数の変速用歯車列14、15、16、17と、変速用歯車列14、15、16、17を個々に切り替える変速歯車切換装置34、35、36、37とを備え、さらに第二入力軸6、中間軸8間に減速比の異なる入力減速歯車列11、12を設けると共に入力減速歯車列11、12を切り替える減速歯車切換装置24を設けたものである。 (もっと読む)


【課題】比較的小さな追加スペースの増大で変速機全体の変速段数を増やすか、或いは変速機全体の変速段数を変えずに変速機全体の占める容積を低減する。
【解決手段】多段切換式変速機10は、主変速機11と、主変速機の主軸16の回転速度を高速、低速又は中速の3段階に変速して出力軸19に伝達する副変速機13とを備える。副変速機がリングギヤ106を有する遊星歯車機構104により構成され、主変速機のカウンタ軸20に遊星用カウンタギヤ113が取付けられ、リングギヤに遊星用カウンタギヤに噛合可能な外歯歯車106bが設けられる。リングギヤが副変速機のケース18に固定されたとき出力軸が低速状態となり、リングギヤが出力軸に固定されたときに出力軸が高速状態となり、リングギヤがケース及び出力軸に固定されていない状態で外歯歯車が遊星用カウンタギヤに噛合したときに出力軸が中速状態となるように構成される。 (もっと読む)


【課題】全体寸法を減少させるために、縦方向および横方向により一層小型の歯車群の動作手段を提供する。
【解決手段】入力歯車5と、出力歯車8と、出力軸4と、両歯車と同軸の噛み合いクラッチ装置9、10であって、出力軸4が中央の入力歯車5に(直接)連結される第1の噛み合いクラッチ連結状態に相当する第1の位置と、出力軸4が遊星歯車列の中央の出力歯車8に連結される第2の噛み合いクラッチ連結状態に相当する第2の位置との間をその軸線に沿って移動可能である噛み合いクラッチ装置9、10とを具備する。軸線方向に歯車群に結合され且つハウジング1と一体型の固定シリンダーの本体に摺動可能に設置された筒状ピストンとを含み、ピストンが、相互に密閉状態に隔離され且つ可変容量を有する二つの環状チャンバを画成する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、大型車両の変速機であっても簡単な構成でショックなく噛み合いクラッチの素早い変速を可能にすることができるツインクラッチ式変速機を提供することにある。
【解決手段】
同一の変速出力ギア41〜44に噛み合いを共有する奇数段変速ギア31,33,35,37と偶数段変速ギア32、34、36、38は同じ歯数にし、隣り合う変速段間の変速比の比が等比率配分となるように奇数段入力ギア列と偶数段入力ギア列のギア比を設定し、隣接した変速出力ギア41〜44に噛み合う奇数段変速ギアと偶数段変速ギアのギア比の比が等比率の2乗になるように構成する。奇数段変速ギアと偶数段変速ギアの間の変速時、シフト先の変速ギアが設置されている中間軸5または6を摩擦クラッチを介して入力軸3に連結してシフト先の変速ギアと当該変速ギアが設置されている中間軸中間軸5または6の回転数を同期状態にする。変速段切り替えに先立ってシフト先の変速ギアに噛み合いクラッチ23〜26を予備締結する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関と出力部材とを変速ギア列を介在させずに連結する直結段を変速機構にて実現することにより、ギアの噛み合い損失を低減できる駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置2Aは、変速ギア列41〜44、46を切り替えるとともに、第1ドライブ軸10Aと出力軸5とを連結することにより、第1速〜第6速及び後退段からなる複数の変速段を実現できる変速機構7と、動力分配機構6のリングギアRgとキャリアCrとを連結して差動回転を禁止するロック状態とその禁止を解除する解放状態とを切り替えるロッククラッチSLと、を備えている。 (もっと読む)


本発明により、少なくとも1つの第1部分ギヤセット(6)と1つの第2部分ギヤセット(7)とを備えた、中央同期式デュアルクラッチ変速機の同期化要素を作動させるための作動装置が提案される。各部分ギヤセット(6、7)に、少なくとも1つの同期化要素が配設されている。少なくとも前記2つの部分ギヤセットの同期化要素が、1つの共通のアクチュエータ(1)を介して作動可能である。
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本発明は、入力シャフト(12)と、入力側で入力シャフトと駆動可能に結合され得かつ出力側で様々なギア(G1、...、G7、R)を介して共通出力シャフト(40)と結合されている第1及び第2の機械的ギアブランチ(26、28)と、各々が第1のパーツ(16)、第2のパーツ(22、24)及び第1及び第2の圧力チャンバを有する第1及び第2の油圧マシン(18、18′、20、20′)と、を有するマニュアルトランスミッションに関する。油圧マシン(18、18′、20、20′)の各々の第1のパーツ及び第2のパーツは互いに回転自在であり、第1の油圧マシン(18、18′)の第2のパーツ(22)は第1の機械的ギアブランチ(26)に動作可能に接続されており、第2の油圧マシン(20、20′)の第2のパーツ(24)は第2の機械的ギアブランチ(28)に動作可能に接続されている。少なくとも1つの圧力制御デバイスが油圧マシンに関連しており、当該圧力制御デバイスによって第1の油圧マシン(18、18′)の第1の圧力チャンバが第2の油圧マシン(20、20′)の第1の圧力チャンバ油圧的に結合され得かつ第1の油圧マシン(18、18′)の第2の圧力チャンバが第2の油圧マシン(20、20′)の第2の圧力チャンバに油圧的に結合され、2つの油圧マシン間の圧力が、特にギアの変更のためにバランスされる。
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【課題】 本発明は、7つまたは8つの前進ギア(V1〜V8)を有するダブルクラッチトランスミッション(100)に関する。このダブルクラッチトランスミッション(100)において、必要な歯車面(Z1ないしZK、E1、E2)または必要な歯車およびガイドスリーブ(S1ないしS4)の数は、比較的少ない。したがって、ダブルクラッチトランスミッション(100)は、特に軸方向において小さく構成され、さらに軽量で安価である。よって、歯車対を複数のギアにおいて何通りにも使用することによって、ギアの総数は大きくなるが、歯車を多数必要としない。
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