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国際特許分類[F16J15/32]の内容

国際特許分類[F16J15/32]に分類される特許

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運動用シールが、漏れた潤滑剤を捕捉して、シールの潤滑剤側へと流体力学的に送り返すために、シールの有効側または有効面の溝を有効的に利用する。溝は、潤滑剤側に面するシールの前端の手前で終了しており、したがって溝の終了点とシールの縁との間に固定された堰が形成されている。固定された堰の付近において溝内の流体の圧力がシールリップの開き圧力を超えると、溝内の潤滑剤が、シールの潤滑剤側へと送り返される。溝は、流体の圧力の上昇が緩やかである誘導ゾーン、および流体の圧力の上昇が誘導ゾーンよりも比較的急である増圧ゾーンを有することができる。増圧ゾーンは、固定された堰に隣接して配置される。
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【課題】静止側のシールリップ122を回転側のシールフランジ22に密接させてシールを行う密封装置において、シールフランジ22に対するシールリップ122の追随性を向上させ、かつ高温条件での密封性を向上させる。
【解決手段】静止側に配置される静止側密封要素1と、回転側に配置されるシールフランジ22とを備え、静止側密封要素1が、スラストベアリング16と、このスラストベアリング16を軸方向へ付勢して前記シールフランジ22に押し付けるばね17と、前記スラストベアリング16に設けられてシールフランジ22に摺動可能に密接されたシールリップ122とを備える。ばね17は、スラストベアリング16を介してシールリップ122をシールフランジ22側へ付勢して、このシールフランジ22に対するシールリップ122の軸方向追随性を補償するものであり、スラストベアリング16は、シールフランジ22との当接によって、シールリップ122の締め代を一定に保つものである。 (もっと読む)


自動車用タイヤ圧力制御装置のための密封装置(18)において、車輪軸受の転がり軸受(3)の内レース(5)にある穴(13)を通り、車輪ボス(1)に相対回転しないように結合される密封ハウジング(4)を通り、かつ車輪ボス(1)自体を通って、車両タイヤへ圧縮空気を供給し、転がり軸受(3)の内レース(5)上に扁平な密封片(10)が取付けられ、この密封片(10)の半径方向外側端部が、密封ハウジング(4)へ向けられかつそれに当接する密封リップ(11)を持っている。
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【課題】水ポンプ装置の密封性を維持することができると共に、軸受トルクを低減することができる水ポンプ装置を提供する。
【解決手段】ケーシング15に固定される外輪11と、一端部にプーリ16を有し、他端部にベーン17を有する回転軸12と、外輪11と回転軸12との間に円周方向に転動可能に配設される複数の転動体13と、外輪11の軸方向端部と回転軸12との間に配設されるシール装置20と、回転軸12に嵌合されるスリンガ30と、を備える水ポンプ装置であって10、シール装置20は、主リップ24と副リップ25とを備え、主リップ24を回転軸12側と接触させて接触シール部41を形成すると共に、副リップ25とスリンガ30との間にラビリンスシール部42を形成する。 (もっと読む)


【課題】 アキシャル方向に締め代が付与される低トルクタイプのシールを用いながら、軸受に与圧を付与する等によって内輪と外輪が軸方向に相対移動した状態でも、締め代がなくなったり過大になったりすることのない転がり軸受の密封装置を提供する。
【解決手段】 シールの内周部に軸方向互いに逆向きに突出する第1および第2のリップ51bおよび51cを形成するとともに、内輪1側には、転がり軸受の軸方向に略直交し、かつ、軸方向に互いに間隔を開けて対向する第1および第2の面1cおよび6cを設けて、第1と第2のリップ51b,51cをこれらの面1c,6c間に挿入した状態とすることにより、内輪1と外輪2が軸方向に移動しても、第1と第2のリップ51b,51cのいずれか一方が面1c,6cのいずれかに対して締め代が付与され、軸受の組み込み時に方向性を考慮することなく、低トルクで意図するシール性能を発揮させる密封装置を得る。 (もっと読む)


【課題】グリースの漏れ防止性能を向上させることができるシール付き転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪12の外周面12bには、副リップ18と半径方向に対向する位置に突起部21が設けられ、シール部材15の主リップ18は、内輪12の外周面12bと摺接し、副リップ19は、突起部21と対向してラビリンスシールを形成する。 (もっと読む)


【課題】輸送時等の振動によるフレッティング摩耗の発生を防止し、軸受軌道部の擬似圧痕の発生を防止するハブユニットを提供する。
【解決手段】ハブユニット1は、外輪22の内周面22nとハブホイール3の外周面3gとにより形成された転動体27を配置する転動体配置空間20kに、不活性ガスである窒素ガスが充填されており、シール部材29とカバー44とによって半密閉封入され、外部空間に窒素ガスが流出しないように構成されている。車両アウタ側端部に備えられたシール部材29は、弾性シール体として形成されており、一端が外輪22に固定されるとともに、他端がハブホイール3に弾性変形しつつ密着して、外部空間から転動体配置空間20kへの水の侵入を防ぐ働きを有する。このシール部材29が、転動体配置空間20kに充填された不活性ガスが外部へ流出するのを防止する。 (もっと読む)


【課題】環状シール体に付着した液体が軸受内部に浸入することを防止することのできる転がり軸受用密封装置を提供する。
【解決手段】環状シール体12の外側表面部12aに付着した液体の流れを環状シール体12の円周方向以外の方向に変更する複数の堰15を、環状シール体12の外側表面部12aに放射線状に設ける。 (もっと読む)


【課題】 抜け出し圧力を従来よりも高めて、「オイルシール抜け」が発生し難く、減速機の油漏れの発生や、潤滑不良や、破損が生じ難いオイルシールを提供する。
【解決手段】 金属環と金属環を被覆するゴム製のリップとからなり、金属環の外周部を被覆するリップの外周にハウジングに嵌合される嵌め合い部30aが形成されており機器内の潤滑油の流出を防止するようにしたオイルシール30において、金属環の先端側の内径部30bを圧入可能とした。 (もっと読む)


本発明は、互いに可動である部品を保護するためのゴム弾性材料又は延性弾性材料で作られるワイピング要素(1)に関し、少なくとも1つのワイピングリップ(2)がワイピング要素(1)上に設けられる。ワイピング要素(1)は、ワイピング要素(1)に分離可能に固定されるか、又は固定されてもよい保護リップ(4)を有する。ワイパー構成(10)では、ワイピング要素(1)が、第1の部品上の不変の位置に構成され、さらに、ワイピングリップ(2)及び保護リップ(4)が第2の部品に隣接するように配置される。互いに可動である部品を塗装するためのこのようなワイパー構成(10)を使用した場合、少なくとも1つの部品が、保護リップ(4)が固定された状態で塗装され、その後、保護リップ(4)がワイピング要素(1)から分離される。 (もっと読む)


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