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国際特許分類[F17C1/04]の内容

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【課題】高圧水素ガス充填下で疲労特性に優れ、燃料電池車用の水素燃料タンクとして好適に使用できる高圧水素用FRP容器の開発。
【解決手段】軽量化、コンパクト化、低コスト化高圧水素貯蔵用FRP容器を実現するとともに、水素ガス雰囲気下での疲労き裂の発生特性および伝播特性に優れる高圧水素貯蔵用FRP容器として、Cr−Mo鋼製のライナーの外周をFRPで被覆した高圧水素貯蔵用FRP容器であって、Cr−Mo鋼が、0.8〜1.2質量%のCrと0.3〜0.6質量%のMoを含有し、好ましくは引張強さが830〜1000MPaの鋼である、高圧水素貯蔵用FRP容器を提供する。 (もっと読む)


【課題】前記内殻と外殻を有した二層構造の圧力容器において、内殻を構成するライナの変形することを抑制する圧力容器及びその製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂製のライナ構成部材11A,11B同士を接合して樹脂ライナ11を形成し、樹脂ライナ11の外面13A,13Bに補強材を被覆して圧力容器1を製造する方法であって、補強材20が被覆される各ライナ構成部材11A,11Bの表面13A,13Bに、ライナ構成部材11A,11Bの厚さ方向に対して傾斜した多数の溝部15A,15Bを形成する工程と、一方のライナ構成部材11Aの溝部15Aと、他方のライナ構成部材11Bの溝部15Bとが、異なる方向に傾斜するように、複数のライナ構成部材同士を接合面14A,14Bにおいて接合して樹脂ライナ11を形成する工程と、補強材20を、前記溝部15A,15Bに充填すると共に樹脂ライナ11の外面に被覆する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】ガスの充填放出の際にライナが異常変形し難い構造とし、ライナの繰り返し変形による破損を回避してガスリークを抑止できるようにする。
【解決手段】口金部11と、ライナ20と、該ライナ20の外周に設けられた補強層21と、該補強層21または当該補強層21が口金部11と隣接する領域に設けられて当該タンク内部とタンク外部とを連通させる連通孔70と、を備える。連通孔70は、連通孔形成手段により口金部11と補強層21との間に形成された孔である。連通孔形成手段は、例えばマイクロチューブ71である。 (もっと読む)


【課題】滞留ガスの放出音の発生を防ぐガス容器及びガス容器のガス抜き孔形成方法を提供する。
【解決手段】ガス容器1の樹脂ライナ2を透過したガスを、樹脂ライナ2の外面を覆う繊維強化樹脂3に形成されたガス抜き孔から外部に放出する。これにより、樹脂ライナ2を透過したガスが繊維強化樹脂3と樹脂ライナ2との間に滞留するのを防ぎ、滞留ガスによって繊維強化樹脂3に亀裂が生じるのを防止し、かかる亀裂から滞留ガスが一気に放出されて放出音を発生させるのを防ぐ。 (もっと読む)


【課題】口金部にかかる応力を低減して、タンクの耐久性及び強度を向上する。
【解決手段】口金部11と、当該口金部11に接触したタンク本体10の壁層を有するタンク2において、口金部11とタンク本体10の壁層との接触部の摩擦を低減する摩擦低減手段を有する。当該摩擦低減手段は、例えば口金部11の接触部の表面に施された固体潤滑コーティングAである。 (もっと読む)


【課題】低温条件下で気体が漏出するのを簡易かつ安価に抑制することができる高圧タンクを提供すること。
【解決手段】高圧タンク10は、開口部13を有し高圧の気体が充填されるタンク本体11と、当該タンク本体11の外面を覆い、当該タンク本体11を補強する補強材12と、を備える。タンク本体11は、補強材12で覆われていない外側突出部15を開口部13と異なる位置に備えている。この外側突出部15をタンク本体11の外側から電熱ヒータ30によって加熱することでタンク本体11を加熱し、シール部材22のシール性が低下するのを抑制する。 (もっと読む)


【課題】比較的長期間に亘って、CFRP層への応力集中を抑制できる圧力容器。
【解決手段】圧力容器1は、口金3とCFRP層12との接触部分の少なくとも一部に、リング状のGFRP層90を介在させたものである。GFRP層90は、擬似等方積層されてなるとよく、また、口金3の鍔部34とCFRP層12とに挟まれるように設けられるとよい。GFRP層90は、ブレイディング法又はハンレドレイアップ法により成形され、鍔部34の先端側に位置する部位がその基端側に位置する部位よりも厚肉であるとよい。 (もっと読む)


【課題】落下姿勢にかかわらず、圧力容器を確実に保護可能な構造を提供する。
【解決手段】ガスバリア性のあるライナ101と、そのライナ101の外側を覆う繊維強化複合材製の外殻102と、を含み、胴部11の両端にドーム部12を有する形状に形成された圧力容器10の保護構造であって、圧力容器のドーム部12及び胴部の端縁領域11aに設けられる衝撃吸収部21,22と、衝撃吸収部21,22に支持され、圧力容器10に対して所定の間隙を有し、ドーム部12から胴部の端縁領域11aにかけて設けられる保護カバー30と、を備える。 (もっと読む)


【課題】工数を増加させることなく、タンクを構成する繊維強化樹脂層のボイドを低減することができるとともに、繊維含有率を高められて強度を向上させることができるタンク及びタンクの製造方法を提供する。
【解決手段】タンク1は、略円筒状の貯蔵部2と、貯蔵部2の両端にそれぞれ設けられた口金部3とを有する形状に形成されている。そして、貯蔵部2は、最も内側に位置するとともにガスバリア性を有するライナ4と、ライナ4の外面を被覆する繊維強化樹脂層5と、繊維強化樹脂層5の外面5aを被覆する熱収縮チューブ6とからなる。繊維強化樹脂層5は、複数層の繊維束層の樹脂を硬化して構成されている。熱収縮チューブ6は、繊維強化樹脂層5の外表面に沿った形状に形成されるとともに、その熱収縮温度が繊維束層に含浸されている樹脂の硬化温度より低く、かつ、樹脂のプリキュア温度の範囲内である。 (もっと読む)


【課題】耐用年数経過後に内部の高圧流体を放出することができる圧力容器。
【解決手段】外圧よりも高い圧力の流体を内部に貯留する圧力容器1は、一定期間が経過したことに基づき流体を外部に放出する水素放出スイッチ5を備える。水素放出スイッチ5は、耐圧のタンク本体10に取り付けられた口金3に、設けられる。口金3は、これを貫通する連通路3eを有し、水素放出スイッチ5は、連通路3eを閉塞する閉塞部材61を有する。閉塞部材61は、一定期間の経過により流体に起因して変形し、それによりタンク本体10内の流体を連通路3eから外部に放出する。 (もっと読む)


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