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国際特許分類[F17C1/04]の内容

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【課題】部材の変形、劣化をより効果的に低減でき得る高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】高圧ガスタンク10は、その内部にガスが貯留される中空形状体であるライナ12と、前記ライナ12の外側面を覆う補強層16と、前記ライナの端部に配置されるとともにバルブアッセンブリ100が装着される口金14と、を有する。口金14は、前記ライナ12の内外を連通する略筒状の筒部30と、当該筒部30の外側面から外側に張り出して前記ライナ12と補強層16との間に位置する鍔部32と、を含む。高圧ガスタンク10は、さらに、前記口金12に連結されるとともに、その一部が前記ライナ12の内側面に接触する応力緩和プレート17も有している。口金14等の突出力が、鍔部32だけでなく、この応力緩和プレート17にも分散されて伝達されることで、応力の集中が緩和され、部材(補強層16など)の変形、劣化をより効果的に防止または低減できる。 (もっと読む)


【課題】タンク内圧に起因する部材変形を防止でき得る簡易な構成の高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】常圧よりも高い圧力でガスを貯留する高圧ガスタンク10は、その内部がガス貯留空間18として機能する中空形状のライナ12と、ライナ12の端部に配置される口金14と、口金14が装着されたライナ12の外側面を覆う補強層16と、を備える。口金14は、さらに、略筒状の筒部30や、当該筒部30の外側面から外側に張り出してライナ12の端面に沿う鍔部32、補強層16の変位を規制する変位規制部材を有する。変位規制部材は、具体的には、筒部30の外側面から張り出して補強層16内に突出する突起部40や、補強層16の最外層に当接する当接部42を含む。 (もっと読む)


【課題】ガスタンクを重量化することなく、ガスタンクの強度を確保する。
【解決手段】高圧ガスタンク2は、円筒状の胴部2aと、胴部2aの両側に接続され先端側が縮径するドーム部2bを有し、外周面に複数層からなるFRP層21が形成されている。胴部2aとドーム部2bとの境界部Rには、FRP層21を貫通するピン30が設けられている。ピン30は、境界部RのFRP層21の表面を覆う弾性体の台座31に固定されている。 (もっと読む)


【課題】単純であるが効果的な方法によって、流体の容器への充填、放出時の欠点を取り除くことのできる容器を提供する。
【解決手段】閉塞挿入部材(5)によって閉塞された開口部を有し、耐圧性及び可撓性材料で形成され、ガス及び/又は流体に対して漏れのない外側ケーシング(2)と、外側ケーシングの内側に外側ケーシング(2)から離間して配置されると共に閉塞挿入部材(5)に接続され、可撓性材料で形成され、ガス及び/又は流体に対して漏れのない折り畳み可能な内側ケーシング(3)と、閉塞挿入部材に設けられ、内側ケーシングを充填しかつ空にするための第一の充填用接続部(4)と、を具備してなる、ガスを含んだ流体用容器(1)において、内側ケーシング(3)と外側ケーシング(2)との間の空間を空にしかつ充填する為の第二の充填用接続部が閉塞挿入部材に設けられ、内側ケーシングは外側ケーシング内に取り外し可能に配置されている。 (もっと読む)


圧力容器(10)用のボス(16A、16B)は、フランジ(30A、30B)を有する。フランジ(30A、30B)は、内側側壁(50)と、内側側壁(50)に配置された複数の穴(48)とを有する内部キー溝(44)を含む。圧力容器(10)は、本体部(12)と端部(14)を含む。端部(14)はボス(16A、16B)を含み、ボス(16A、16B)はフランジ(30A、30B)を含む。フランジ(30A、30B)は、内側側壁(50)と、内側側壁(50)に配置された複数の穴(48)とを有する内部キー溝(44)を含む。別の態様において、圧力容器(10)は、外側シェル(18)、内側ライナー(20)及びボス(16A)を含む。ボス(16A)はフランジ(30A)を含み、フランジ(30A)は外側(62)及び内側(60)を有する。内側ライナー(20)は、複数のアンカー(49)によりフランジ(30A)と機械的に一体化する。各アンカー(49)は、フランジ(30A)の内側(60)にのみ接触する。圧力容器(10)の形成方法は、フランジ(30A、30B)を有するボス(16A、16b)を提供することを含む。フランジ(30A、30B)は、内側側壁(50)と、内側側壁(50)に配置された複数の穴(48)とを有する内部キー溝(44)を有する。本方法は、液体ポリマー材料を内部キー溝(44)及び複数の穴(48)に流入させることを含む。
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【課題】ライナの生産性を向上させることが可能な技術を提供することを目的とする。
【解決手段】 ライナ300の製造方法であって、(a)端部近傍に突起360を有する第1の分割ライナ300bを準備する工程と、(b)前記突起360と嵌合するための嵌合穴355を有する係合部材350を備えた第2の分割ライナであって、前記第1の分割ライナ300bと接する端部において、前記係合部材350が折り曲げ可能に形成された第2の分割ライナ300aを準備する工程と、(c)前記第1と第2の分割ライナ300b、300aの端部を合わせ、前記係合部材350を折り曲げて前記嵌合穴355に前記突起360を嵌め込む工程と、(d)前記第1と第2の分割ライナ300b、300aの接合部にレーザ光を照射して前記第1と第2の分割ライナ300b、300aとを接合する工程と、(e)前記係合部材350と前記突起360とを除去する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】突起部を備えた圧力容器において、該突起部の周辺部分の高い強度性能を且つ安定的に得る。
【解決手段】外表面に突起部3,4,5が設けられた金属製の内殻部材1の外面を繊維強化層でなる外殻部材2で覆って構成される圧力容器において、上記内殻部材1の上記突起部3,4,5の周辺部位における肉厚を他の部位の肉厚よりも大きく設定する。係る構成によれば、厚肉化による強度性能の向上によって、例え該突起部3,4,5の周辺部位における繊維強化層の強度性能が施工の困難性等の理由によって低下したとしても、この繊維強化層の強度性能の低下が厚肉化による強度性能の向上によって補償され、結果として、重量の増加を最小限に抑えつつ、上記突起部3,4,5の周辺部位における高い強度性能を安定的に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】ガス抜き用の流路を形成しつつもタンク強度が低下するのを抑制する。
【解決手段】射出成形用金型80の主型82とコア81との間に形成されるキャビティに対して射出用のゲート83から樹脂を注入し、当該樹脂製のライナ20の成形中に、ゲート83を経由して不活性ガス等の加圧ガスを注入し、コア81の一部を後退させてキャビティを拡大し、所定期間ガス圧力を保持しつつ冷却して固化させた後、加圧ガスを金型80の外部に排出して回収する。これによりライナ20の板厚内に形成される中空部は、ライナ20を透過したガスが当該ライナ20とFRP層との間に滞留するのを抑制する。 (もっと読む)


【課題】ライナの内面に金属層を形成する以外の構造によって当該ライナにおける水素透過量を抑える。
【解決手段】口金部11と、ライナ20と、該ライナ20に設けられた補強層21とを備える高圧タンク1であって、ライナ20の外面には例えばEVOH層からなるガスバリア層が形成されている。このような高圧タンク1は、雄型と第1の雌型からなる成形用金型に樹脂を注入してライナ20の第1層を成形し、第1の雌型を取り外して第2の雌型に取り替え、EVOHなどのガスバリア性樹脂を注入して第1層の外面にガスバリア層を成形して2層構造とし、該2層構造のライナ20を取り出した後に該ライナ20どうしを溶着し、FW成形した後に加熱硬化させることによって製造することができる。 (もっと読む)


【課題】圧力容器の安全性を向上させる技術を提供する。
【解決手段】圧力容器であって、所定の流体の漏洩を遮断する樹脂製のライナー層と、ライナー層よりも外側に形成され、耐圧性を有する、繊維強化プラスチック製の第1の層と、ライナー層と、第1の層との間に配置され、第1の層よりも伸びが大きいプラスチックから成る第2の層を備えることを特徴とする圧力容器。 (もっと読む)


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