説明

国際特許分類[F17C1/04]の内容

国際特許分類[F17C1/04]の下位に属する分類

国際特許分類[F17C1/04]に分類される特許

51 - 60 / 62


【課題】繊維強化プラスチック層の内側に金属製ライナを備えた圧力容器において、当該金属製ライナが座屈することを抑制ないし防止し得る構造を有する圧力容器を提供すること。
【解決手段】繊維強化プラスチック層の内側に金属製ライナを備え、金属製ライナは、シリンダ部と、シリンダ部の肉厚よりも厚い肉厚を有するドーム部と、シリンダ部とドーム部との間に設けた肉厚変化部を有し、シリンダ部と肉厚変化部との境界線が波形状を成している圧力容器。 (もっと読む)


【課題】 ライナ本体と樹脂被覆層との接着性を向上させることができる圧力容器用ライナの製造方法を提供する。
【解決手段】 圧力容器用ライナの製造方法は、筒状の胴および胴の両端開口を閉鎖する鏡板よりなり、かつ一方の鏡板に口金取付部を有するアルミニウム製ライナ本体と、ライナ本体における少なくとも胴の外周面を覆う樹脂被覆層とを備えた圧力容器用ライナを製造する方法である。この製造方法は、ライナ本体に対し、リン酸濃度3〜20質量%、浴温25℃以上でかつ40℃未満の電解液中で陽極酸化処理を施して、少なくとも胴の外周面に陽極酸化皮膜を形成する陽極酸化工程と、陽極酸化皮膜に対し、150〜300℃の温度で0.5時間以上加熱する加熱乾燥工程と、陽極酸化皮膜の表面に樹脂被覆層を形成する樹脂積層工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】 補強層の厚みが薄くなる鏡部、特に肩部の機械的強度を高めるために、肩部により多く補強部材を巻き付けることのできる高圧ガス貯蔵容器の製造方法を提供する。
【解決手段】 タンク形状にライナー4を成形した後、該ライナーの周面に帯状の補強部材13を巻き付けて製造される高圧ガス貯蔵容器15の製造方法において、ライナーの胴部4Aと鏡部4Bの境目近傍部に、少なくともライナーの肩部4Cを覆い、当該肩部4Cに巻付けられる補強部材13の巻き数を増やす巻付け補助部材6を取り付け、補強部材13をライナーの周面に巻き付ける際に、巻付け補助部材6にも補強部材13を巻き付ける。巻付け補助部材6は、ライナーの装着部に密着するライナー接触面7と、フープ巻き時に補強部材が巻付けられる傾斜面8と、ヘリカル巻き時に補強部材が巻付けられる肩部4Cを覆う曲率面9とを備える。 (もっと読む)


【課題】 容器内に充填され温度上昇した燃料ガスの熱が上昇したままにならないように放熱させることができ、それにより燃料ガスの充填効率の低下を防止できる高圧ガス貯蔵容器を提供する。
【解決手段】 ライナー2と、このライナー2の周面に帯状の補強部材3を巻き付けて形成した補強層4と、からなる高圧ガス貯蔵容器1において、強化繊維であるカーボン繊維6と、熱伝達性の高い熱伝達性繊維7との複合繊維とした補強部材3を使用する。熱伝達性繊維7を使用することで、容器内で上昇した燃料ガスの熱を、この熱伝達性繊維7を通して容器外へと放熱させることができる。 (もっと読む)


【課題】 一対の樹脂部材の端部同士の位置ずれを簡易に抑制した状態で、その端部同士をレーザ溶着により適切に接合することができる二部材の接合構造および接合方法、並びにガス容器およびその製造方法を課題とする。
【解決手段】 樹脂部材1の略円筒状の端部12におねじ21を設け、樹脂部材の2の略円筒状の端部32にめねじ41を設ける。おねじ21をめねじ41に螺合した状態でレーザを照射して、端部12と端部32とをレーザ溶着により接合した二部材の接合構造である。また、この接合構造をガス容器101の樹脂ライナ111に適用して、ライナ構成部材121,122同士を螺合した状態でレーザ溶着により接合した。
(もっと読む)


【課題】 金属箔の損傷やはく離を適切に抑制することができるガス容器およびその製造方法を課題とする。
【解決手段】 樹脂ライナ11およびこれに接合された金属箔12からなる内殻13と、内殻13の外周に配置された補強層からなる外殻14と、を有するガス容器1において、金属箔12に伸縮部41を設けた。伸縮部41は、金属箔12自体が樹脂ライナ11に沿って伸縮することを許容する。伸縮部41は、平面視、複数の円形の凸部42などからなり、この複数の凸部42は、金属箔12をプレス成形することなどにより形成される。
(もっと読む)


【課題】 ライナ構成部材同士を適切に接合することができ、生産性を向上することができるガス容器およびその製造方法を課題とする。
【解決手段】 少なくとも一部が中空円筒状のライナ構成部材21,22同士を接合して構成された樹脂ライナ11と、樹脂ライナ11の外周に配置された補強層12と、を有するガス容器1であって、ライナ構成部材21の接合部34とライナ構成部材22の接合部44とを周方向に亘ってレーザ溶着により接合した。接合部34はレーザ透過性の樹脂で、接合部44はレーザ吸収性の樹脂で形成される。レーザ溶着の際に、接触状態のライナ構成部材21,22同士の内外に圧力差を付与することで、接合部34,44同士の密着性を高めた。
(もっと読む)


【課題】 耐圧性の確保及び設置スペースの有効利用を達成すべくより合理的に構成された圧力容器を得ること。
【解決手段】 その内側に被収容物を収容する管状体10を備え、管状体の横断面外周形状が非円形を呈する圧力容器において、管状体に生じる応力が均等化するように、管状体の壁厚をその部位に応じて異なる厚さに設定した構成の圧力容器、及びその製造方法である。管状体に生じる応力を均等化するにあたり、管状体の横断面形状に対応する所定の壁厚計算区間を設定し、内圧によって壁厚計算区間に生じる外面応力と内面応力を求め、壁厚計算区間における管状体の壁厚は、外面応力と前記内面応力のうちの大きい方の値に対応する厚さとする。また、管状体の横断面外周形状が多角形を呈する圧力容器において、管状体は、多角形の角を形成する2辺の中間部位同士を直結する内部壁12を備えた構成の圧力容器である。 (もっと読む)


【課題】 溶着部における不具合の発生が抑えられた圧力容器を提供すること。
【解決手段】 本発明の圧力容器は、溶着される端部21,21をもつ一対のライナー分体2,2と、各ライナー分体2,2の各端部21,21の内部に配置された一対の環状部材3,3と、を熱板溶着で溶着してなるライナー1をもつ。そして、このライナー1は、各ライナー分体2,2同士、各環状部材3,3同士、および各ライナー分体2,2と各環状部材3,3の少なくとも一部が溶着していることを特徴とする。本発明の圧力容器は、環状部材3によりライナー分体2の変形が抑えられたことで、ライナー1の溶着部における不具合の発生が抑えられている。この結果、本発明の圧力容器は、高圧の加圧物質の貯留に効果を発揮する。 (もっと読む)


【課題】 無駄なスペースを生じさせることなく設置することができ、しかも大容量化を図ることができる圧力容器を提供する。
【解決手段】 両端が開口した円筒状ライナ3およびライナ3の周壁外周面を覆う繊維強化樹脂層4よりなる複数の容器構成体2を並べて一体化することにより構成された圧力容器1である。容器構成体2のライナ3の両端部に跨って外方に膨出したドーム状連通部材6を固定することにより、これらのライナ3の内部どうしを連通させるとともにこれらのライナ3の両端開口を閉鎖する。すべてのライナ3により1つの閉空間を形成する。少なくともいずれか一方の連通部材6に閉空間を外部に通じさせる口部7を形成する。 (もっと読む)


51 - 60 / 62