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国際特許分類[F28D3/04]の内容

国際特許分類[F28D3/04]に分類される特許

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【課題】船舶、洋上構造物、水中構造物等に搭載されて、船舶等の傾斜や揺動があった場合であっても、流下液膜式熱交換器において、冷媒や吸収液等の液体を略均等に分配して伝熱管の頂上に滴下して、上の列に位置する伝熱管から滴下した液体を確実に下の列に位置する伝熱管の表面に落下させることができて、熱交換性能の低下を回避できる、流下液膜式熱交換器、吸収式冷凍システム、及び船舶、洋上構造物、水中構造物を提供する。
【解決手段】流下液膜式熱交換器20において、広いエリアに分布する伝熱管21の外表面に液体Dを分配する液体分配装置10を、分配タンク11と、この分配タンク11から液体Dを排出する複数の排出装置12と、この排出装置12からの液体Dを受ける第1分配流路13を備えて構成し、液体Dを第1分配流路13が受け持つ領域に導き、液体Dを伝熱管21に滴下する。 (もっと読む)


【課題】船舶、洋上構造物、水中構造物等に搭載されて、船舶等の傾斜や揺動があった場合であっても、流下液膜式熱交換器において、冷媒や吸収液等の液体を略均等に分配して伝熱管の頂上に滴下して、上の列に位置する伝熱管から滴下した液体を確実に下の列に位置する伝熱管の表面に落下させることができて、熱交換性能の低下を回避できる、流下液膜式熱交換器、吸収式冷凍システム、及び船舶、洋上構造物、水中構造物を提供する。
【解決手段】水平方向に並んだ伝熱管21の列と、その下の水平方向に並んだ伝熱管21の列との間に、下側のそれぞれの伝熱管21の頂上部分の近傍に凹部22aの最下位部分が配置されるように、凹部22aを有するガイドプレート22Aを配置し、伝熱管21が左右方向に傾斜しても、上側のそれぞれの伝熱管21の外表面を流下した液体が、この伝熱管21に1対1対応に対応する下側の伝熱管21に伝わるように構成する。 (もっと読む)


【課題】冷媒蒸発速度および冷却能力が高い液膜流下式冷媒蒸発器と、その液膜流下式冷媒蒸発器を用いた吸着式冷凍機を提供すること。
【解決手段】熱媒が流れる流路12dの外表面12eに付着した冷媒液を蒸発させて熱媒を冷却する蒸発部12と、液溜め51aからの冷媒液を外表面12eに分散付着させる分配部11と、蒸発部12で蒸発した冷媒蒸気を加熱する加熱部13と、蒸発部12と分配部11と加熱部13とが内部に配設され、加熱部13で加熱された冷媒蒸気が吸着器41、42により吸引される蒸気出口14aを設けた真空容器14とを備え、加熱部13は、蒸発部12の上方および側方のうち少なくともいずれか一方において蒸発部12から離間して配置され、且つ加熱部13の最も低い部分が蒸気出口14aより低い位置にある。 (もっと読む)


【課題】製作誤差等により管板や伝熱管に設置歪みが生じた場合であっても、伝熱管の周壁内面に均一な液膜を形成することができる液膜形成用キャップ及び流下液膜式熱交換器を提供する。
【解決手段】垂直に配置された伝熱管15の上端開口に設けられ、伝熱管15の上方に貯留された液体を該伝熱管15に流入させ伝熱管内面に薄膜を形成する液膜形成用キャップ1において、液膜形成用キャップ1は、上面3が封止され底面4が開口した中空円柱状のキャップ本体2と、キャップ本体2の周壁に形成され、液体が旋回流を生じる方向に上面から垂直下方に向かって延在する切欠部5とを備える。 (もっと読む)


【課題】液体の均一な分配を維持するとともに、高さを抑制した液体分配装置を提供する。
【解決手段】液体導入配管と、液体分配部材と、液体滴下部材とを含み、前記液体導入配管が前記液体分配部材に液体を供給し、前記液体分配部材が前記液体滴下部材に前記液体を分配し、前記液体滴下部材が前記液体滴下部材の下方に設置された伝熱管の外表面に前記液体を分配して供給する構成を有する液体分配装置であって、前記液体分配部材は、前記液体滴下部材に前記液体を供給するための液体分配孔を有し、前記液体滴下部材は、前記伝熱管に前記液体を供給するための液体滴下孔を有し、前記液体導入配管が前記液体分配部材の上面より下方に配置されている。 (もっと読む)


【課題】冷媒が伝熱管表面に密着して流れ落ちるようにして、冷媒供給ポンプの電力を削減することを可能とする。
【解決手段】 鉛直に設置した多数の伝熱管1の内部を下端から導入された液化ガスが上昇させられる一方、伝熱管1の外部では伝熱管1の外面に沿って伝熱管1の上端に配置された樋状の冷媒供給装置7から溢れ出る冷媒6が流れ落ちる構造の気化器において、伝熱管1の上端に伝熱管1の周りを覆い冷媒供給装置7から溢流する冷媒6を受けるメッシュ8を配置し、メッシュ8を通して冷媒6が伝熱管1に沿って流れるようにしている。 (もっと読む)


【課題】吸収液の散布孔を合理的に配置して、冷媒蒸気の流れを阻害せずに液滴との接触面積を大きくして吸収性能を向上する。
【解決手段】吸収器を、蒸発器と一体構成の吸収器本体の上部に吸収液散布手段21を備えて構成する。その吸収液散布手段21を、トレイ22の底面に吸収液散布孔23を分散配備して構成する。トレイ22において、吸収液散布孔23を、エリミネータから導入される冷媒蒸気の流れ方向に密で流れ方向に直交する水平方向に疎な状態で分布するように分散して配備し、冷媒蒸気の流れを阻害せずに液滴との接触面積を大きくして吸収性能を向上できるように構成する。 (もっと読む)


【課題】冷媒循環ポンプを使用しない吸収式冷凍装置において、プレート式蒸発器の冷媒散布装置部分における冷媒フラッシュによる冷媒散布量の減少を防ぐ。
【解決手段】吸収希溶液を加熱し冷媒蒸気と吸収濃溶液を得る発生器1、発生器1から供給される冷媒蒸気を凝縮液化する凝縮器3、凝縮器3よりの冷媒液を伝熱プレート面上に散布して蒸発させる蒸発器4、発生器1からの吸収濃溶液に対し蒸発器4で蒸発させた冷媒蒸気を吸収させる吸収器5、吸収器5で冷媒蒸気を吸収した希溶液を発生器1に供給する溶液ポンプ7とを備え、蒸発器4の伝熱プレート面上に凝縮器3からの冷媒液を散布し、冷媒を循環させず冷媒を蒸発させる吸収式冷凍装置であって、凝縮器3からの冷媒供給管を、蒸発器4上部の伝熱プレート面上に冷媒を散布する散布装置内冷媒溜まりの冷媒中に浸漬し、冷媒溜まりの冷媒で流入冷媒を冷却し、流入冷媒と蒸発器4の飽和蒸気温度差を小さくした。 (もっと読む)


互いに離間し、ほぼ平行した関係で配設された、1対のほぼ平坦な熱伝導プレートと、これらプレートを互いに分離させ、第1の方向の流れと第2の方向の流れとのための第1のフロー・チャネルと第2のフロー・チャネルとを、プレート間に規定した複数の離間部材とを具備し、少なくとも第1のフロー・チャネル中で、これらプレートは、複数のフィンに分けられ、これらフィンは、前記第1の方向で互いに分離され、また、この第1の方向に直交する方向で、プレートから複数のオフセット位置へとオフセットされている熱交換器。
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【課題】
2段吸収冷凍機において、高温側の蒸発器で低温側の吸収器を冷却する熱交換部を小型化するとともに、駆動熱源温度を低減して排熱利用範囲を拡大する。
【解決手段】
高温側の蒸発器で低温側の吸収器を冷却する部分を、垂直伝熱管の管内で高温側の冷媒が蒸発し、管外で低温側の冷媒蒸気が吸収されるように構成し、管内への冷媒液は、伝熱管の上部に設けた冷媒分配室から伝熱管の上端をオーバーフローさせて供給し、管内に流下液膜が形成されるようにする。これにより、伝熱管下部から冷媒を供給する場合よりも管内側の圧力損失が減少して蒸発温度が低く、かつ均一化して、管外の溶液を冷却する伝熱面が有効に作用する。 (もっと読む)


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